ブレイディみかこのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
内田樹篇の平成を振り返るエッセイ集。最初に内田氏が言っているように、自由に書いてもらったので統一感はないが、それぞれの書き手の専門分野に応じて、いろいろな平成の断面が見える。中には内田氏ファンである読み手の存在を忘れているのではないかと思われるものもあったが、総じて興味深く読めた。面白かったのはブレイディ氏の英国的「ガールパワー」と日本的「女子力」が全く真逆の意味になるという指摘だった。前者は、女が、女たちの支持を得て女たちをインスパイアすることだったが、後者は、女が、男たちの支持を得て男たちに愛されてほかの女たちより上に立つことだという、なるほど、双方の国民性の一端を垣間見せてくれている。
-
Posted by ブクログ
アイスランドの女性ストライキがインパクト大!
恥ずかしながら、このストライキのことを今まで知らなくて…
内容を詳しく見てみると、いわゆる女性差別としてよく挙げられるものに留まらず、もっと小さなことまで女性の労働として挙げられていてびっくりした。
例えば、「やることリストを覚えておくこと」「家族や親せきへの気遣い」「家族の食事」など。
最近、家族みんなの予定管理にイライラしていたところだったので、私もストライキしたくなってしまった。
この本では、女性側の問題として書かれていることが多かったけど、男性でも同じ様に不公平を感じている人もいるかもしれない。
男女問わず、「こうあるべき!」という考えか -
Posted by ブクログ
今、読んでよかったと思う。
抵抗は生活から。
無駄だと切り捨てて、賢く生きることで死んでしまう部分がある。
パレスチナへの連帯、中国やアジアへの加害の歴史、アイヌモシリや琉球への入植、侵略の事実。
日本人男性として生まれて、社会的な構造によって優遇されてきた人間として考えなければいけないこと、行動しなければいけないことはたくさんある。
そしてヴィーガンとして生きる中で、社会の中で声を上げ続けることの大切さと苦しさが在る、
抵抗は生活から。
自治区のような村のような場所は本当に必要だしつくりたい。
ヴィーガニズム、アナキズム、フェミニスト、アナーキスト、アクティビスト。
どれも誰もが特別な -
Posted by ブクログ
ネタバレブレイディみかこさんは、僕はイエローでホワイトでちょっとブルーからのファン。日本ではなくイギリスに住んでいる筆者だからこそ感じる、見えてくる視点でのエッセイでした。
特に印象に残ったのは、
「自信は気の持ちようではない。
本物の自信は環境と経験で培われるもの。
環境も経験も他者が必要。」
という内容でした。自信は精神論ではない。これは女性に限らず、男女共通で現在の教育の中で大切な考え方だろうと。自信をつけるには、失敗できる環境下で努力など試行錯誤をしていく中で、だんだんとできることが増えた、上手にできたなどの成功体験から自然と身につくものなのだろうと。
他にも日本にいると気づけないかもしれ