ブレイディみかこのレビュー一覧

  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    シンパシーとエンパシー、人の靴を履く、とは。価値観の違う相手を本当に理解することなんてできない、共感することは難しい。であるから共鳴するエンパシー、相手の立場を想像して考える力を養っていきたい考えた一冊

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    2026年03月27日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    私たちの世界は、ここから始まる

    貧困、身分、親ガチャなど。
    社会問題についてあらためて考えるきっかけになる1冊。

    これらの状況を脱却するには、周囲の支えも必要だ。

    今、このようなことで困っている人を見ても、自分は無力だ。
    何もできることは思いつかない。

    最初は、行政に助けを求めるのが最善の策と思っていた。 
    しかし、本作を読んでいるとミアと弟が離れることは必ずしもいいことではないと知る。
    そのため、対応が難しい事案だなと思った。

    カネコフミコの自叙伝。
    自身の境遇を重ねながら、ミアは読み進める。
    ここに記された言葉が、ミアを支えたように、信じられる何かがある社会であってほしいと切に願

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    2026年03月26日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    昔から本屋で見かける度に、どんな話なのか知らないまま読んでみたいと考えていた本作。
    イギリスに行った際、ワーホリ中の友人宅に本書があり、イギリスに住むなら読んでおいたほうがいいらしいと聞いて早速読んだ。

    イギリスに住む日本人作家とイギリス人(?)配偶者とその息子の話で、母親である日本人作家の目線で語られるイギリスのリアルな生活は、旅行しただけではわからない英国社会の貧富の差や差別についてかかれていた。

    私もこの母親のように、息子にフラットな目線で差別や貧富の差について話ができるようになりたいな。
    息子くんも貧困家庭の友人への気遣いがとてもクールで良かった。

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    2026年03月23日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    文章も読みやすく面白かった。
    英国の教育事情や人種差別の偏見などの考えが、ノンフィクションを通じて、より読み解きやすかった。

    言語がわからないもの同士で仲良くするには、お互いに相手の言語に迎合しすぎないという理屈は興味深かった。

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    2026年03月22日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    "読んでいるほうも無傷ではいられないような、そんな言葉たち。"

    ブレイディさんの生み出す言葉は小説なのにまるでエッセイを読んでいるよう。

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    2026年03月17日
  • その世とこの世

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    こんな風に文章のやり取りができたら素敵だなぁ,と素直に思った.
    大好きな二人の手紙のやり取り.
    ・・・「鋼鉄爺さんvsパンク姐さん」笑

    僕の中では谷川俊太郎さんは「鋼鉄爺さん」だし,ブレイディみかこさんは「パンク姐さん」なのだ.

    谷川俊太郎という人は,本当に不思議だ.
    とても優しく,含みを多分に持ち,いくらでも解釈できる余白を残した詩を書く.
    なのにその奥には,社会を見通す鋭さと,人間への冷静な観察がある.
    人間という生き物を,どこか冷徹に捉えている.

    そして最後には必ず,「それでも生きろ」と言う.
    ただ漂って生きていればいいわけじゃない.

    しなやかに,鋼の魂で生きろ.

    そんな檄を飛

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    2026年03月14日
  • 転がる珠玉のように

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    強い人だなと思う。この人の本を読むたびだんだんこの人を好きになっていく。
    連れ合いの病気、母親の死、自身もコロナに罹り大変な状況があったにも関わらずそれを主にはせず、あくまで日々の一部として書かれている。
    物の見方や言葉のチョイスが素敵だと思った。硬すぎず、下品ではなく、ユーモラスだろうけれど過剰な演出に感じず朗らかさがあるのかな。

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    2026年03月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    私が12歳の頃なんて、人種差別やジェンダー、抗議デモのことなんて考えたこともなかった。

    色々なお話を読んで感じたのは、ブレイディ先生の息子さんは、多民族国家という荒波にもまれて辿り着いた境地から、終始俯瞰した考えを持っており、切ないほどにしっかりしているということ。

    彼自身もそれに気付いているから、イエローでホワイトで、ちょっとブルーな気持ちになっているのだ。

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    2026年03月11日
  • SISTER “FOOT” EMPATHY

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    ブレイディさんの本が好きで読むのが楽しみだった1冊。

    自分メモ

    ・アイスランドのウィメンズストライキのことは知らなかったし、絵本の「I dare! Ican! I will!」が読みたくなった。
    →追記。柚木麻子さんの「本がひらく」の連載2025年12月25日に載っていたのを読んでいたのにつながらなかった。たぶんクッキー13種類つくる話で横転して辛くなってしまったのだろう。

    ・印象に残ったのは、「自分の足もとを忘れるのではなく、誰かの足を引っ張るのでもなく、ともに地べたに足をつけてそこからつながり、前へ進む」という文末のことば。
    バイアスなく、人と付き合えるようにならないとな。

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    2026年03月07日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    貧困格差、ジェンダー課題、政治的社会課題など日頃の子供の気付き、会話から著者の学びや多様性観点の発見が描かれて視野が広がる。ちょいちょい笑える言い回しがあったりしていい。
    何げなく生きていたら素通りしてしまいそうなエピソードも拾える感性がすごいなと。子供にも読ませたい。

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    2026年03月01日
  • 両手にトカレフ

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    貧困について
    自分がどんな家庭に生まれるかなんて選べない、本当に運だよなあ
    私の今の環境をありがたく思う、というのもなんか違うような気がするし何を言っても偽善みたいになりそうだけどこういう現実で生きている人たちがいるってことちゃんと忘れないようにしたい

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    2026年02月25日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    今作も弱者の視線で鋭く歯切れ良く、不条理な社会に切り込むブレイディさん。したたかに、しぶとく「負債返済道徳」に抗わなくては。「家族の関係こそが貸し借りの関係そのものなのだ」ろうけど、そう考えて生きてはいけない、息が詰まってしまう。

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    2026年02月24日
  • 私労働小説 負債の重力にあらがって

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    仕事で向き合う辛さも、理不尽さも、不甲斐なさも、そしてそれらの苦しみから簡単には逃れられないことも、苦しい中にも救いがあることも、リアルに描かれていて読んで励まされた。

    「面倒を避けるということは、つまり正面から物事に対応しないということは、本来やるべきことをせずに場を切り抜けるということだ。そんなことばかり続けていると、いつの間にか物事がすっかりあべこべの状態になってしまって、いいことは悪いことになり、悪いことがいいことになる。

    (中略)

    だけど、あまりにも物事をあべこべにして、それがどんなに露骨でもオッケーなんだということにしてしまうと、そのうち本当にたいへんなことが起きてしまうので

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    2026年02月23日
  • リスペクト ――R・E・S・P・E・C・T

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    自分のキラキラしたイメージだったイギリスが変わった。
    ホームレスの人たちが何もかもを無くしかけた時に考えた一つの活動が大きく発展していく様子にワクワクした。
    人はやろうと思えばなんでも出来るって言ってもらえてる気分になった。

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    2026年02月14日
  • 私労働小説 ザ・シット・ジョブ

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    ネタバレ

    海外特にイギリスって憧れを抱きがちだけど、階級の格差が激しく夢があるだけで日本人が生きていくには厳しい国。しかも一旦夢を叶えに海外に行ったら今はいくらバイト暮らしでも成功してからじゃないと帰国しにくい‥見えてなかった大人の渡英の現状が見えた。

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    2026年02月12日
  • 両手にトカレフ

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    最近重い話ばかり読んでいる気がする
    中盤までミアの現状もカネコフミコの自伝も全然救いがなくて結構鬱だったな
    正直自分は本当に有難いことにそこまで貧困に対しての想像力が豊かではないから恐らく登場人物達の苦悩を1/10も理解できていないと思うけど、子供が子供を育てるとはどういうことなのか、生活保護とは誰のためにあるのか、母親とはどういう存在であるべきなのか、大人は子供にとってどんな存在であるべきなのかを考えさせられた。
    内容としてはジャクリーンウィルソンのタトゥーママに近い気がする

    フミコの時代から100年も経ったのに相変わらず救われない子供たちがいる世の中であるという事実には悲しいものがあるが

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    2026年02月11日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    著者の息子はどれだけ達観しているんだと驚くと同時に、英国の教育・社会構造がそうさせるのかとも思う。日本人しかいない環境で育ってきた自分にとっては、知らない世界だが、今からでも知るべき世界なのだろうと考えさせられた。

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    2026年02月09日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    ミアは絶望的な状況にもかかわらず、弟とけなげに生きている。そんな彼女の救いは、時代も国も違うフミコの自伝だった。二人の少女の話が平行して進み最後には希望を見いだす。きっと彼女たちのように苦しんでいる子はたくさんいるのだろう。「まだ知らないたくさんのことを知るまで、まだ出会っていない人々に出会うまで生きなければならない。」違う世界があることを伝える力強いメッセージが届きますように、、、また大人たちが何ができるのかも考えさせられた。

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    2026年02月08日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    もしかしてこれから明るい未来があるかもしれないという希望がもてそうなところがよかった。
    チャーリーがとても心配

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    2026年02月01日
  • その世とこの世

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    谷川さんの関わるものは、詩集以外にもいくつか、触れたことがある。
    エッセイや対談等々、それぞれに発見があり面白い。
    ブレイディみかこさんの作品も、読んだことがある。この取り合わせはちょっと不思議で、どんな化学変化が起こるのかと興味があった。

    往復書簡の体裁を取るやりとりで、谷川さんからの返信にはいつも、詩が入っている。詩という形が、彼にはきっと一番、自分を表現できるツールなんだろう、というよりも、彼自体が詩の一部のような感じなのかも、と想像してしまうようなやりとりだった。
    何かを論じるというのでもなく、と言ってブレイディさんが無理に合わせるというのでもなく、それぞれの発したものにそれぞれが、

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    2026年01月29日