ブレイディみかこのレビュー一覧

  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 無料お試し版

    購入済み

    続きが気になる

    テンポ良く話が進んでいきます。
    最後まで読んでみたい。
    どのように成長するのかしないのか…

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    2019年09月28日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    テンポの良い文章で、スラスラ読めるエッセイ。
    イギリスの労働階級の人達の生活が垣間見れますが、その中でも女性の強さを感じました。

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    2019年07月09日
  • 街場の平成論

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    いろいろな観点から「平成」を振り返る論集。30年間の変化の大きさに愕然とする。もっとも改元が時代の変化を表さないことは言うまでもないが。

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    2019年04月14日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    反緊縮政策の有効性や左派の思想史などについて学べる本。

    ・左派の立場から、勢力を盛り返すために現在の安部政権を上回る経済政策を提案しなければだめだ。そのためには、いままでのような緊縮ではなく、反緊縮政策を提案し、福祉などしかるべきところに再配分をしっかりと行うべきだ。
    ・WWⅡ前後の左派の歴史を整理、レフトの思想が歩んできた歴史とその総括について。労働者の味方だった左派が、下層の人々を忘れ多様性に焦点を絞るようになってしまったこと。
    ・メリトクラシー(能力主義)が勃興した結果、下層の人々に対する差別が生まれたこと。「能力が無いのは自己責任」。グローバリズムについていけない人たちが新たな差別階級になった。英国ではチャブ。日本ではマイルドヤンキーやB層。また、そうした状況の中で下層の人々が社会の中で取り残されていること。

    現在の世界での潮流。トランプ大統領やジェレミー・コービン氏、安部首相がなぜ支持されているのか。という説明を非常にわかりやすくしている本だと思う。「緊縮政策で国内経済がボロボロになり、上下構造や明日の飯を食えるかというのが大きな関心になっていたところに、大々的に財政出動を主張する政党や政治家が現れ支持された」という説明は非常にわかりやすいものだったし、最近見たヨーロッパ情勢の本を読んで得られた実感とも重なる。ギリシャ危機に対する、ドイツやeuの掲げる経済政策への不信とかね。

    ただ、本書のコンセプト自体が左派の復権を目指したものというか。右派の否定でもある気がしたので、モヤモヤするところもあった。左派・右派という二項対立に陥ってしまっている気がする。「効果のある経済政策を行い、右派から支持層をもぎ取ろうみたいな」。

    右派の極致はナチスかもしれないが、左派の極致はソ連や中国共産党やグローバリズムの中で多様性を認めることを強制される社会だと思う。良い部分と悪い部分がお互いにある。
    階級による差別はいかんという意見には完全に同意するし、そこに目がいくのはやはり左派の人たちだろうなと思うからこそ。

    イデオロギーは違う価値観を持つ世界みたいな。自分がそこに属していたら、その世界と相手の世界を分けてしまうみたいな。政治思想を理解するにはイデオロギーを理解しなければいけないけれど、そうなるとイデオロギーによって自分と意見の違う相手を分かつことになる。「こちら側とあっち側」が出来上がる。レッテル貼りも生まれる。それぞれのいいところを理解するための邪魔になっている気がする。

    囚われてしまうと、政策は結局のところ「相手を倒す道具」になってしまう。そこを乗り越えて、みんなを幸せにするためにはどうしたらいいのかを必死に考えることが一人一人に求められていく視点だと感じた。理想論だけれども。

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    2019年05月03日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    野党の経済政策のなさや、成長が欠落していることに違和感がある人にはおすすめ。モヤモヤが無くなった。対話式だが読みやすい。章によって段組がバラバラなのが玉に瑕。

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    2018年09月30日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    ネタバレ

    英国在住、”労働者”階級の夫を持つ著者による書。誇りある英国の”労働者”に対する愛情を感じさせる。研究者による分析を紹介する箇所も、カルチャーの視点を織り交ぜながら描写し生き生きとしたものに感じさせる好著。

    印象に残ったのは、”白人”労働者階級の出現は、歴代政権が階級の問題を人種の問題にすり替えた結果発生した、とする点(263ページ以下)。元々移民に接していた労働者階級は移民との共存に慣れていたが、キャメロン政権の国民投票実施決定がパンドラの箱を明けてしまった。入国在留管理庁の設立等、外国人労働者増を目指す日本の将来を考えるにあたっても読んでおくべき。

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    2018年09月08日
  • そろそろ左派は〈経済〉を語ろう――レフト3.0の政治経済学

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    ネタバレ

    専門の異なる3氏の鼎談で、主に欧州の政治、社会から日本のそれを分析しつつ、「左派」に対する提言が行われています。以下、要約です。

    <ネタバレあり>
    若者をして「『ビッグになろう』と考えたらあかんのかな」と言わしめる左派主導の脱成長的な風潮。左派はアイデンティティポリティクスや文化の問題に耽溺し、「下部構造」を忘れてしまったのではないか。

    一方、欧州ではドイツあるいはECB主導の緊縮政策に対し反緊縮(緩和的な金融政策と積極的な財政支出)を唱える左派(一部右派)が勃興。例えば英国では、2015年に労働党党首として強硬左派、”オールド・レイバー”のコービン党首が選出され、2年後の総選挙で善戦。かかる左派は、第2次大戦直後に勃興し70年代に行き詰まった”レフト1.0”、その反省の上に立ち90年代に隆盛を迎えるも貧困に対処できなかった”レフト2.0”の思想を乗り越える、”レフト3.0”と言えるもの。

    ”レフト3.0”は、”レフト2.0”がもたらしたマイノリティによる多数派の抑圧から脱し、”労働者”全体を復権させることを目指し、金融緩和と”大きな政府”(財政出動)を通じた経済成長、雇用拡大がその政策の目玉となる。一周して”レフト1.0”に戻った感もあるが、現代的にジェンダーやマイノリティの問題も取り込んでいるもの。

    このような欧州の状況を踏まえると、日本はどう評価されるか。まずアベノミクスについて。3氏は、アベノミクス≠ネオリベ政策と評価する。金融緩和と財政支出の組み合わせであるから。これに対し左派は緊縮主義的に批判する。欧州の状況と比べると”ねじれ”が存在。アベノミクスにも第2の矢=財政支出が不十分という問題があるが、(旧)民主党政権下と比べ明らかに安定している安倍政権下の経済を前にしては、「きちんとした経済政策を出していかないと、いつまでたっても有権者の支持を得ることはできない」(176ページ)。「『ご飯をたべたい』という、民衆として普通、当たり前の願いを拒否したり、侮蔑したりしていては、左派は信頼を得られない」(216ページ)。そのため「コンクリートから人へ」の実装、消費増税反対・反緊縮を訴えるべき。
    (上記では端折っていますが、ブレイディみかこ氏のあげる欧州、特にイギリスの人の生き方、考え方の例がいちいち魅力的でした。是非入手してお読み下さい。)

    以上が要約。経済政策だけ見れば3氏が左派に期待する理由は薄い訳ですが、そこはやはり”リベラル”(ただしこれも多義的)な社会を守るため、野党に期待せざるを得ない訳であります。

    選挙を通じた民主主義政体を採っている以上、いつでも政権交代可能な緊張感のある状況が望ましいと思いますが、失業こそしなかったものの私も(旧)民主党政権下では経済的に苦労させられました。当時の主要メンバーが各所で生き残っている野党の状況をみると野党に票を投じることについては躊躇させられます。

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    2018年08月24日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    貧困に対する向き合い方は人それぞれ様々だが、それに巻き込まれている人も、積極的に関わっている人も、あるいは傍観している人も、何らかの既成のものの見方にとらわれがちである。本書を読んで、自分もまた、しっかり既成のものの見方に囚われていると実感させられた。それだけ著者のものの見方は、巷に喧伝されるものにも、熱心に社会運動に取り組んでいる人々に共有されているものにもとらわれないもので、なおかつ、確かにそうだなと納得させられるものである。「一億総中流という岩盤のイズム」「ミクロをマクロに持ち込め」「クラウドとグラスルーツの概念」「もっと楽になるための人権」等々、日本社会を分析するための道具をいっぱい提供してくれている。特に日本と英国における「人権」概念の違いについての指摘は重要だと思う。

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    2018年07月08日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    イギリスのワーキングクラスの人がどんな人たちなのか何となくわかった気がする。
    言いたいときは言うし、やりたい時は本気でやる。
    EU離脱の国民投票がとんでもないパンドラの箱が空いてしまって今後どうなるんでしょうかね?

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    2018年06月01日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    良書。「はじめに」に書かれている一文にまずハートを射抜かれた。
    「そんなわけで、よく理解できない事柄に出会ったときに人類がせねばならないことを、いまこそわたしもしなければならない、と思った。勉強である。」(p.7)
    それまで移民を積極的とまでは言えなくても、近隣住人として受け入れていた(ように見える)労働者階級がなぜブレグジットに賛成票を投じたのか。自分の夫も含めて。そんな著者の切実な問いと答えが本書。

    知的にスリリングな謎解きだし、イギリスとアメリカの違いも「欧米」と安易に一括りにするのは控えようとおもうくらいに明確だし、知らなかったイギリスの社会と文化を鮮やかに紹介してくれているし、ネオリベ的なブレア政権の「ニュー・レイバー」についてすごく立体的な描写をしている(=逆回転というのかぐるっと一周回ってというのか、「自由自発」や「労働者のスキルやる気」の問題ではなかった)。これはショックだった。私自身、今の日本の政策が目指すべき政策と考えていたことのほとんどがこのニューレイバーだったから。
    もの足りなかったのは、この部分。ニューレイバー政策が良くなかったのはわかったけど、それはなぜか。イギリスはそうだったとして、アメリカや日本も同じ路線を目指したと思うのだけどそっちの評価は。もちろん、それは著者がこの本を書いた狙いからは外れるのであとは自分で調べることにする。いい刺激をありがとうございます。

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    2018年05月01日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    日本の保育園と保育環境、イギリスとの比較はとても面白い。
    日本の良さ、イギリスの良さがいずれもあり、どちらがいいとも言えないのだけど、日本の方が平等かな。
    保育士の待遇は、社会の中でも、一番下に近い、など、共通点もある。
    本人とバイタリティも素晴らしい。

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    2018年04月05日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    イギリスで保育士をしている日本人女性が見た日本。日英の育児比較的な軽いタッチの本かと思いきや、なかなかディープな本だった。ただ、ヨーロッパに住んでいないと、書いてあることに実感がわかないかも知れない。
    イギリスと日本の貧困層の違いがとても興味深かった。著者本人曰く、学問が無いそうだが、観察したものや経験からの洞察は鋭い。特になるほどと思ったのは、若者と政治。若年層は選挙に行かないので政治に最も見放されていると著者は考える。また、日本では権利と義務がセットになっていて、義務を果たさないものに権利は無い。英国では権利は国民のもの、義務は国家のもの。日本ではその両方を持つのは国民で、国家と国民の役割分担がなされていない。
    貧困層の幼児教育へのイギリスの取り組みに感心した。
    いい本だった。現代社会の仕組みがよくわかる。ヨーロッパに住む日本人にお勧めしたい。

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    2018年01月31日
  • 保育園を呼ぶ声が聞こえる

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    現状の保育園事情からも日本は世界の先進国より随分遅れているし、保育園のみならず、幼児教育のこと、子供の権利のことを真剣に考えられていなかったことにただただ驚く。保育園にただ子供を預けられればいいという話ではない。 実際に自分がいくつも保活で保育園を見学して、狭い、汚い、交通量が多い立地など、小さい子供を預けるのに躊躇する保育園がいくつかあったことを思い出す。しかしどこにも受からなければ、その躊躇したところにも預けざる負えなかったかもしれない。実際にそういうことも起きているのが日本の現状でもある。
    本当におかしい。子供は未来なのに。
    子供の権利、保育士という命を預かる専門職の待遇改善など早急に対策をと願うばかり。イギリスはじめ欧米では子供の権利の視点が必ず考慮されているのは本当に羨ましい。 対談形式で読みやすく、日本の保育園事情を知るという意味でも行政関係者はじめ、直接保育園とは縁のない人達にも広く読んでもらいたい一冊。

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    2017年11月11日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    日本は、富裕と貧困、資本主義的なものと社会主義的なもの、が渾然一体となっているという視点は、言われて気付く。
    富裕層の子どもが野宿者のおっちゃんと仲良く遊ぶ、その子どもの富裕層の保護者もそれを良しとしている、というオルタナティブな面。
    日本で社会運動が横に連帯することの難しさ。貧困な若者が折れてしまっているというどうしようもなさ。
    今の日本はとても複雑であるな。

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    2017年10月29日
  • 保育園を呼ぶ声が聞こえる

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    昨年は「保育園落ちた‥」のブログや、新規保育園の計画中止のニュースで「待機児童問題」という言葉を何度も聞いた。
    だけど「待機児童」の何が問題なのか?本当には分かっていなかった‥問題は、保育そのもの。安心して「保育」を受けられなければ、親は働くことができない。もちろんそれは二人であろうがシングルだろうが、すべての「親」のこと‥。どんな職場であれ必ず「親」がいる。考えてみれば保育の問題は、働く人=この国に暮らすすべての人にとっての問題なのだ。いやいや‥日本、大丈夫だろうか?
    この本はこどもが身近にいる、いないに関わらず、行政や政治家には課題図書にしてもらいたいし、なるべく多くの人(特に若者)が読んで考えてもらいたい。イギリスとの比較、対談形式なのも読みやすくてとても良かった。

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    2017年09月26日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    2017.6.27
    リズムがある文章でホント読んでて気持ちがいい。ブライトンの市井の人が大変魅力的です。

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    2018年05月28日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    世代も違うし育った環境も住んでる場所も違うけどシンパシーしか感じない。若い時にパンクにやられたという経験は、それだけで人格アンド思想形成の土台になるんやな。
    全ての、元パンクス、必読。

    〜ジャージはジャージじゃ。あほんだら。

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    2017年06月21日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    イギリス在住の保育士でライターの「フレディみかこ」氏が、2015年・日本滞在時の取材をもとに書いた最新著。友だちに教えてもらって読みました。

    的確な日本の現状に対する分析、これからの日本を考える上でもとても示唆的な内容をもった本だと思います。

    特に印象に残ったのは、「ミクロ(地べた)」を「マクロ(政治)」に持ち込むという視点。当事者の実態(誰かがきちんと代弁すること含めて)があり、具体的に改善するための政策(政治)が大事であることを改めて考えました。どう伝えられるか、その観点を大事にしたいと思いました。

    保育に対するイギリスと日本考え方の違いなどもよくわかりました。一億総中流に関する分析なども大いに納得です。エピローグのカトウさんの話もよかったです。

    みなさんにお勧めします。

    目次…

    まえがき

    1、列島の労働者たちよ、目覚めよ

    キャバクラとネオリベ、そしてソウギ
    何があっても、どんな目にあわされても「働け! 」
    労働する者のプライド
    フェミニズムと労働]
    今とは違う道はある

    2、経済にデモクラシーを

    経済はダサくて汚いのか
    貧乏人に守りたい平和なんてない
    一億総中流という岩盤のイズム
    草の根のアクティヴィストが育たない国
    ミクロ(地べた)をマクロ(政治)に持ち込め
    反緊縮派とはいったい何なのか
    いま世界でもっともデモクラシーが必要なのは

    3、保育園から反緊縮運動をはじめよう

    保育士配置基準がヤバすぎる衝撃
    紛れもない緊縮の光景
    日本のアナキーは保育園に
    ブレアの幼児教育改革は経済政策だった
    保育園と労働運動は手に手を取って進む
    ネオリベ保育とソーシャル保育
    待機児童問題はたぶん英国でも始まる

    4、大空に浮かぶクラウド、地にしなるグラスルーツ

    日本のデモを見に行く
    交差点に降り立った伊藤野枝
    でも・デモ・DEMO
    クラウドとグラスルーツの概念
    あうんストリートと山谷のカストロ
    反貧困ネットワークへのくすぶり
    新たなジェネレーションと国際連帯

    5、貧困の時代とバケツの蓋

    川崎の午後の風景
    鵺の鳴く夜のアウトリーチ
    人権はもっと野太い
    あまりにも力なく折れていく
    どん底の手前の人々
    もっと楽になるための人権

    エピローグ カトウさんの話

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    2017年03月28日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    素晴らしいルポタージュ。英国文化に興味があるといったバックグラウンドが似ていて通ってきたところが近いのか、自分にとって文章がすっと入ってくるし、とても信頼できる文章だった。今の日本とこれからについて考える良いきっかけになる。

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    2017年01月05日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    「2016年2月の東京を記録する」ために本書は書かれた。
    自分のことを「地べたの保育士」で「無学な人間」とおっしゃる、在英のブレイディみかこさん。もとより何らかの「日本の問題点」を探り出し突破口を見つけるなんて、大それたことは想定していない、と。
    けれど、この本にはその「大それたこと」に関するヒントがたくさん詰まっている気がしてならない。自分の身の回りのこと、ミクロ(地べた)とマクロ(政治)は直結している。繋がり、声をあげよう。動こう。「実際に自分の目で見たものだけを信用する」ジャック・ロンドンを紹介し、自分もそうありたいとの著者の決意を尊敬し、共感する。今の日本(と世界)を理解するための必読の書。

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    2016年11月25日