ブレイディみかこのレビュー一覧

  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    日本の保育園と保育環境、イギリスとの比較はとても面白い。
    日本の良さ、イギリスの良さがいずれもあり、どちらがいいとも言えないのだけど、日本の方が平等かな。
    保育士の待遇は、社会の中でも、一番下に近い、など、共通点もある。
    本人とバイタリティも素晴らしい。

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    2018年04月05日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    イギリスで保育士をしている日本人女性が見た日本。日英の育児比較的な軽いタッチの本かと思いきや、なかなかディープな本だった。ただ、ヨーロッパに住んでいないと、書いてあることに実感がわかないかも知れない。
    イギリスと日本の貧困層の違いがとても興味深かった。著者本人曰く、学問が無いそうだが、観察したものや経験からの洞察は鋭い。特になるほどと思ったのは、若者と政治。若年層は選挙に行かないので政治に最も見放されていると著者は考える。また、日本では権利と義務がセットになっていて、義務を果たさないものに権利は無い。英国では権利は国民のもの、義務は国家のもの。日本ではその両方を持つのは国民で、国家と国民の役割

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    2018年01月31日
  • 保育園を呼ぶ声が聞こえる

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    現状の保育園事情からも日本は世界の先進国より随分遅れているし、保育園のみならず、幼児教育のこと、子供の権利のことを真剣に考えられていなかったことにただただ驚く。保育園にただ子供を預けられればいいという話ではない。 実際に自分がいくつも保活で保育園を見学して、狭い、汚い、交通量が多い立地など、小さい子供を預けるのに躊躇する保育園がいくつかあったことを思い出す。しかしどこにも受からなければ、その躊躇したところにも預けざる負えなかったかもしれない。実際にそういうことも起きているのが日本の現状でもある。
    本当におかしい。子供は未来なのに。
    子供の権利、保育士という命を預かる専門職の待遇改善など早急に

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    2017年11月11日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    日本は、富裕と貧困、資本主義的なものと社会主義的なもの、が渾然一体となっているという視点は、言われて気付く。
    富裕層の子どもが野宿者のおっちゃんと仲良く遊ぶ、その子どもの富裕層の保護者もそれを良しとしている、というオルタナティブな面。
    日本で社会運動が横に連帯することの難しさ。貧困な若者が折れてしまっているというどうしようもなさ。
    今の日本はとても複雑であるな。

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    2017年10月29日
  • 保育園を呼ぶ声が聞こえる

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    昨年は「保育園落ちた‥」のブログや、新規保育園の計画中止のニュースで「待機児童問題」という言葉を何度も聞いた。
    だけど「待機児童」の何が問題なのか?本当には分かっていなかった‥問題は、保育そのもの。安心して「保育」を受けられなければ、親は働くことができない。もちろんそれは二人であろうがシングルだろうが、すべての「親」のこと‥。どんな職場であれ必ず「親」がいる。考えてみれば保育の問題は、働く人=この国に暮らすすべての人にとっての問題なのだ。いやいや‥日本、大丈夫だろうか?
    この本はこどもが身近にいる、いないに関わらず、行政や政治家には課題図書にしてもらいたいし、なるべく多くの人(特に若者)が読ん

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    2017年09月26日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    2017.6.27
    リズムがある文章でホント読んでて気持ちがいい。ブライトンの市井の人が大変魅力的です。

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    2018年05月28日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    世代も違うし育った環境も住んでる場所も違うけどシンパシーしか感じない。若い時にパンクにやられたという経験は、それだけで人格アンド思想形成の土台になるんやな。
    全ての、元パンクス、必読。

    〜ジャージはジャージじゃ。あほんだら。

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    2017年06月21日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    イギリス在住の保育士でライターの「フレディみかこ」氏が、2015年・日本滞在時の取材をもとに書いた最新著。友だちに教えてもらって読みました。

    的確な日本の現状に対する分析、これからの日本を考える上でもとても示唆的な内容をもった本だと思います。

    特に印象に残ったのは、「ミクロ(地べた)」を「マクロ(政治)」に持ち込むという視点。当事者の実態(誰かがきちんと代弁すること含めて)があり、具体的に改善するための政策(政治)が大事であることを改めて考えました。どう伝えられるか、その観点を大事にしたいと思いました。

    保育に対するイギリスと日本考え方の違いなどもよくわかりました。一億総中流に関す

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    2017年03月28日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    素晴らしいルポタージュ。英国文化に興味があるといったバックグラウンドが似ていて通ってきたところが近いのか、自分にとって文章がすっと入ってくるし、とても信頼できる文章だった。今の日本とこれからについて考える良いきっかけになる。

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    2017年01月05日
  • THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

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    「2016年2月の東京を記録する」ために本書は書かれた。
    自分のことを「地べたの保育士」で「無学な人間」とおっしゃる、在英のブレイディみかこさん。もとより何らかの「日本の問題点」を探り出し突破口を見つけるなんて、大それたことは想定していない、と。
    けれど、この本にはその「大それたこと」に関するヒントがたくさん詰まっている気がしてならない。自分の身の回りのこと、ミクロ(地べた)とマクロ(政治)は直結している。繋がり、声をあげよう。動こう。「実際に自分の目で見たものだけを信用する」ジャック・ロンドンを紹介し、自分もそうありたいとの著者の決意を尊敬し、共感する。今の日本(と世界)を理解するための必読

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    2016年11月25日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    シンパシーとエンパシー、人の靴を履く、とは。価値観の違う相手を本当に理解することなんてできない、共感することは難しい。であるから共鳴するエンパシー、相手の立場を想像して考える力を養っていきたい考えた一冊

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    2026年03月27日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    私たちの世界は、ここから始まる

    貧困、身分、親ガチャなど。
    社会問題についてあらためて考えるきっかけになる1冊。

    これらの状況を脱却するには、周囲の支えも必要だ。

    今、このようなことで困っている人を見ても、自分は無力だ。
    何もできることは思いつかない。

    最初は、行政に助けを求めるのが最善の策と思っていた。 
    しかし、本作を読んでいるとミアと弟が離れることは必ずしもいいことではないと知る。
    そのため、対応が難しい事案だなと思った。

    カネコフミコの自叙伝。
    自身の境遇を重ねながら、ミアは読み進める。
    ここに記された言葉が、ミアを支えたように、信じられる何かがある社会であってほしいと切に願

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    2026年03月26日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    昔から本屋で見かける度に、どんな話なのか知らないまま読んでみたいと考えていた本作。
    イギリスに行った際、ワーホリ中の友人宅に本書があり、イギリスに住むなら読んでおいたほうがいいらしいと聞いて早速読んだ。

    イギリスに住む日本人作家とイギリス人(?)配偶者とその息子の話で、母親である日本人作家の目線で語られるイギリスのリアルな生活は、旅行しただけではわからない英国社会の貧富の差や差別についてかかれていた。

    私もこの母親のように、息子にフラットな目線で差別や貧富の差について話ができるようになりたいな。
    息子くんも貧困家庭の友人への気遣いがとてもクールで良かった。

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    2026年03月23日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    文章も読みやすく面白かった。
    英国の教育事情や人種差別の偏見などの考えが、ノンフィクションを通じて、より読み解きやすかった。

    言語がわからないもの同士で仲良くするには、お互いに相手の言語に迎合しすぎないという理屈は興味深かった。

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    2026年03月22日
  • 両手にトカレフ

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    ネタバレ

    "読んでいるほうも無傷ではいられないような、そんな言葉たち。"

    ブレイディさんの生み出す言葉は小説なのにまるでエッセイを読んでいるよう。

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    2026年03月17日
  • その世とこの世

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    こんな風に文章のやり取りができたら素敵だなぁ,と素直に思った.
    大好きな二人の手紙のやり取り.
    ・・・「鋼鉄爺さんvsパンク姐さん」笑

    僕の中では谷川俊太郎さんは「鋼鉄爺さん」だし,ブレイディみかこさんは「パンク姐さん」なのだ.

    谷川俊太郎という人は,本当に不思議だ.
    とても優しく,含みを多分に持ち,いくらでも解釈できる余白を残した詩を書く.
    なのにその奥には,社会を見通す鋭さと,人間への冷静な観察がある.
    人間という生き物を,どこか冷徹に捉えている.

    そして最後には必ず,「それでも生きろ」と言う.
    ただ漂って生きていればいいわけじゃない.

    しなやかに,鋼の魂で生きろ.

    そんな檄を飛

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    2026年03月14日
  • 転がる珠玉のように

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    強い人だなと思う。この人の本を読むたびだんだんこの人を好きになっていく。
    連れ合いの病気、母親の死、自身もコロナに罹り大変な状況があったにも関わらずそれを主にはせず、あくまで日々の一部として書かれている。
    物の見方や言葉のチョイスが素敵だと思った。硬すぎず、下品ではなく、ユーモラスだろうけれど過剰な演出に感じず朗らかさがあるのかな。

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    2026年03月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    私が12歳の頃なんて、人種差別やジェンダー、抗議デモのことなんて考えたこともなかった。

    色々なお話を読んで感じたのは、ブレイディ先生の息子さんは、多民族国家という荒波にもまれて辿り着いた境地から、終始俯瞰した考えを持っており、切ないほどにしっかりしているということ。

    彼自身もそれに気付いているから、イエローでホワイトで、ちょっとブルーな気持ちになっているのだ。

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    2026年03月11日
  • SISTER “FOOT” EMPATHY

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    ブレイディさんの本が好きで読むのが楽しみだった1冊。

    自分メモ

    ・アイスランドのウィメンズストライキのことは知らなかったし、絵本の「I dare! Ican! I will!」が読みたくなった。
    →追記。柚木麻子さんの「本がひらく」の連載2025年12月25日に載っていたのを読んでいたのにつながらなかった。たぶんクッキー13種類つくる話で横転して辛くなってしまったのだろう。

    ・印象に残ったのは、「自分の足もとを忘れるのではなく、誰かの足を引っ張るのでもなく、ともに地べたに足をつけてそこからつながり、前へ進む」という文末のことば。
    バイアスなく、人と付き合えるようにならないとな。

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    2026年03月07日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    貧困格差、ジェンダー課題、政治的社会課題など日頃の子供の気付き、会話から著者の学びや多様性観点の発見が描かれて視野が広がる。ちょいちょい笑える言い回しがあったりしていい。
    何げなく生きていたら素通りしてしまいそうなエピソードも拾える感性がすごいなと。子供にも読ませたい。

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    2026年03月01日