ブレイディみかこのレビュー一覧

  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    実際働くとしんどいことだらけなんだろうけど、なぜか眩しい印象の底辺託児所。そしてその時代を懐かしむ切ない緊縮託児所。

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    2024年04月19日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

    k

    購入済み

    みかこさん

    ブレイディみかこさんの本は何冊か読んでいますが、この本は面白いです。早くページをめくりたくなりました。読んでるとき元気になります。お母さんになる前もパワフルですね。

    #アツい #笑える

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    2024年03月15日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    日本は移民を受け入れないべき、という意見をよくネットで見るのですが
    お二人の対談の中の、どうしたって増えていくんだからその上で対応していくしかない…といった内容にその通りだなあと思いました。
    実際に海外の現状を見ているブレイディさんの意見や鴻上さんの教育論、すべて面白く腑に落ちました。
    教育すること、子どもを育てることは社会をつくること。蔑ろにしてはいけないですね。

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    2024年02月06日
  • その世とこの世

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    ネタバレ

    内容もとても面白いのだけど、谷川俊太郎さんの詩が読めたのが何よりも良かった。
    「この世とあの世のあわいにあるその世」というものがどこか知っている、と誰もが思うのではないかと感じた。
    「ここではない世界で、行ったこともないのになぜか知っている場所」とか、なんとなく懐かしいものが詰まっている。
    消費の現代の我々には幽霊になる体力はない、という部分に笑いながら深く頷き、イギリスの若者の「人類は少しずつ体を失っていく途上にあるのだから」というトランスヒューマニズムのポジティブさににやりとしたり。世の中どうなるのでしょうね。
    人は、どうなるのでしょうね。
    トランスヒューマニズム、その世の生き物なのかな、

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    2024年01月30日
  • 花の命はノー・フューチャー ──DELUXE EDITION

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    ブルーカラーの底辺層の目線から見せるクソみたいな生活を最高に彩るパンクのエッセイ集
    作者のパンク趣味とめんたいビートが文体からも生き生きとしていてその筋の愛好家なら好感を抱くに違いない
    またこのエッセイに登場する人物はほとんどが最底辺で無様ではあるがどんな最低な環境下かつ状況でもしぶとくサバイバルしているので、我々日本という国(我が国もだんだん英国に近い貧富の差が開いてるが)に生きている庶民にも妙な感動と共感を覚え明日に向かって生きていく希望を見出せるのである
    ただし挫折経験なく悠々自適にエリート街道を歩んだ人間には全く勧められない一作でもある

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    2024年01月29日
  • その世とこの世

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    【目次】
    邪気の「あるとない」(ブレイディみかこ)
    萎れた花束(谷川俊太郎)
    Flowers in the Dustbin(ブレイディみかこ)
    その世(谷川俊太郎)
    青空(ブレイディみかこ)
    座標(谷川俊太郎)
    詩とビスケット(ブレイディみかこ)
    現場(谷川俊太郎)
    淫らな未来(ブレイディみかこ)
    気楽な現場(谷川俊太郎)
    秋には幽霊がよく似合う(ブレイディみかこ)
    幽霊とお化け(谷川俊太郎)
    ダンスも孤独もない世界(ブレイディみかこ)
    父母の書棚から(谷川俊太郎)
    謎の散りばめ方(ブレイディみかこ)
    笑いと臍の緒(谷川俊太郎)
    ウィーンと奈良(ブレイディみかこ)
    Brief Encounte

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    2024年01月17日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    この著者はほんとうに偏見のない人なんだな。かと言って、他の人の偏見に鈍感なわけでもない。声高に他人の偏見を糾弾することもなく、ただ差別される人、偏見を受ける人のそばで、同じ痛みを共有している。だからあんなふうに、背景も環境も性格も全く異なる人たちの苦悩やあり様がストンと納得できる、心の琴線に触れる文章が書けるのだろう。

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    2023年11月23日
  • ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち

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    ネタバレ

    『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』と同時期に書かれたエッセイ。周囲の「おっさん」達が登場。
    最近、イギリスにハマってて、そこに生きるおっさんたちの等身大の姿が描かれていて面白かった。
    EU離脱とか、緊縮政策とか、中にいる人達の考え方に触れられて良かった。
    ちょっと日本とにてるとこもあるよね~という感じ。
    コロナ後のあとがきもとても興味深く読めた。
    出来れば、コロナ中~後のおっさん達の色々も読んでみたい。

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    2023年10月18日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    著者自身は以前から一貫して左派の立場を明確にしているが、左派にも右派にも、フェミニストにもアンチにも、リベラルにもナショナリストにも反移民にも、新自由主義にも反緊縮にも、それぞれいろいろあって、いろいろくっついてるのよ、という書きぶりで、そこがクール。2010年代後半の欧米の政治状況が著者の肌感覚で分かりやすく語られている。読んでいて、そうなんだ、と思うことが多々あった。

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    2023年07月23日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    この本の主題は「階級」である。
    本文中に書かれているが、貧富の差はいつの時代にも、どの国にもある。
    しかし、貧困から抜け出す術がないとしたら、それは「階級」である。

    日本でも格差は問題になっているし、それが「階級化」しつつあるようにも思う。
    貧しい家庭、養育者がなんらかの問題を抱えている家庭に生まれた子は、十分な学習環境を与えられているとは言いがたい。
    逆に言えば、「いい学歴」は本人の「才能と努力」だけで勝ち取ったものではなく、生まれた家の影響が大きいのだ。

    イギリスの状況はこんなものではない。
    シングルマザー、障害のある親、酒やドラッグへの依存症を抱えた親。
    労働党政権のころは、貧困層へ

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    2023年08月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    勉強になる
    自由な生き方 イギリスの子育て
    日本はやはり狭いなあ
    個性ないなあ
    自分の考えをもつ、この少年はすごい
    それを言葉に出来るのもすごい
    そのように育てたい

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    2026年07月07日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    ネタバレ

    ブレイディみかこさんと鴻上尚史さんの対談ふたつ。
    「世間と社会」「エンパシーとシンパシー」など、学びがありました。面白い対談だった…もっとお話聞いていたい。。
    日本人は、自分の周りの「世間」は関わりがあるとして考えられるけど、それより外の「社会」はそうではないから自分に関係ないものとして捉えてしまう、みたいな説はすごく腑に落ちました。政治の話が出来ないのもこれなんだな。
    政治の話してると「意識高い系」と揶揄されるのほんと意味分からないけど、うちらにはどうも出来ないこと言ってるwwwみたいなのもあるかも。歴史的に、民主主義を自力で勝ち取ってないというのもこの傾向を大きくしてると思います。大正デモ

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    2023年05月22日
  • 労働者階級の反乱~地べたから見た英国EU離脱~

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    白人労働者階級の日常生活を描いた「ぼくはホワイトでイエローでちょっとブルー」が読みやすいのに奥が深い傑作だったので同じ著者の新書を読んでみました。
    周りの白人労働者階級の人々を温かい目で見守りながら彼らがBrexitに賛成票を投じた理由に迫ります。
    政治史のまとめを読んでようやく流れが理解出来ました。最高です!

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    2023年05月18日
  • ジンセイハ、オンガクデアル

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    底辺保育所でのエピソードが中心。
    歴史があり、紳士的で、勝手にちょっと憧れも抱いていた英国であるが、実は凄まじい階級社会であることを思い知った。
    もう同じようなキラキラした目でイギリスを旅行することなんて、できないだろうな…。

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    2023年03月21日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2 無料お試し版

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    隣人とは 多様性とは 共同体と

    隣人とは 多様性とは 共同体とは について前作以上に考えさせられる作品である。昨今 少子化対策としていみんの大量受け入れの話が何度も出ている。著者のような考えを持った人ばかりであれば、それほど顕著な問題も起きないとは思うが、多くの人々 原住民にとって どうなんだろうか?

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    2023年03月06日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 無料お試し版

    購入済み

    語り口がいい

    イギリスにおける中学生の子育ての状況を、平易な語り口で描きあげている。楽しい話、面白い話、興味深い話、そして深刻な話もあるのだが、妙に力を入れたりせず日常会話的な語り方でかきあげているところが実いよい。

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    2023年03月06日
  • 女たちのポリティクス 台頭する世界の女性政治家たち

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    イスラム教徒の女性移民を批判する、ナショナリズムとフェミニズムの話になるほどとなった。女性同士が連帯するのは難しい。政治家には家父長制の奴隷である力ある女性や、取り込まれた女性も多いから。(これはリーンインフェミニズム的でもある)

    私は女性の政治家であればとにかく応援したいと考えているのだけど(まず今の日本には女性の政治家、起業家、経営者、管理職の数を増やしていくべき。今は選べる段階にないと思う)、小池百合子や高市早苗なんかを見ると、むしろ毒とも思う。

    そんな「どうなの?」という視点を解説してくれていてわかりやすい本だった。

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    2023年01月02日
  • 両手にトカレフ

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    イギリスの貧困層の家庭を描いた作品。作者が見てきたリアルをフィクションという形で書いた内容。
    ドラッグに溺れるシングルマザー、弟の面倒を見るヤングケアラーの姉、学校でいじめられている弟。
    読んでいて辛くなる現実が描かれている。
    作中に出てきた物語のもう一つの軸となった金子文子も今作で知ることができたので、読んでみようと思った。

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    2025年05月28日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    equalityとsameness。平等とは、結果に対して求めるものではなく、選択する権利に平等であること!
    日本は、結果を求めすぎている。
    当たり前だけど、一人一人の個性をどこまで尊重できるか。その大前提が言論の自由なのかなと思った。
    他国との比較ができてとても面白かった。

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    2022年12月14日
  • 子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から

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    ネタバレ

    「レイシズムはやめましょう」「人類みな兄弟」とプラカードを掲げていくら叫んでもできることはたかが知れている。社会が本当に変わるということは地べたが変わるということだ。地べたを生きるリアルな人々が日常の中で外国人と出会い、怖れ、触れ合い、衝突し、ハグし合って共生することに慣れていくという、その経験こそが社会を前進させる。

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    2022年10月30日