ブレイディみかこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とっても軽快で面白かった。
谷川俊太郎はもう言わずと知れたレジェンドで
ブレイディみかこは両手にトカレフをいつか読みたいと思ったまま..この作品が初めましてな作品になった。
谷川俊太郎へ手紙を書く...
って凄いなって単純にとっても俗な感情で。
もちろんそれがファンレターでどこの誰とも分からない面識もない読者がただ個人的に宛てるものなら簡単かもしれないけど
作家として仕事として書くっていうのはスゲー!
のっけからの谷川さんの「あるとない」の詩から
ユーモアは正しく無邪気なものでないといけないという世界的な風潮や
みかこさんの住む英国のブリティッシュユーモアについての説明でもうぐいぐいみかこワ -
Posted by ブクログ
実話をもとにした小説。
ブレイディさんの小説は、社会的弱者と呼ばれる人たちの隣に並んで一緒に声をあげたり、笑ったり、泣いたりしているような...そんな臨場感と力強さに満ちている。
社会保障費がどんどん削られていくのは、イギリスも日本も一緒。
でもイギリスの人たちは黙っちゃいない!
暴力的な抵抗ではなく、当たり前に居住して生活する。それが最大の抵抗となる。
抵抗運動をするシングルマザーたちを応援するブルーカラーの人たちの連帯と心意気にもじんわりくる。
日本にはこういう連帯ってほとんどないような気がする。
デジタルの署名でなく、実際に現場に行って署名し、支援する。
市民が勝ち取ってきた権利の -
Posted by ブクログ
かっけー。
ブレイディみかこさんは好きな作者で、いくつもの作品を読んでいるが、
今回のリスペクト、一番面白かった。カッコよかった。今の世の中を示していた。
2013年、14年のロンドンで起こった、シングルマザーの運動。
運動ったって、ただのデモとは違う。
ホームレスの彼女たちが身を寄せていたホステル。
ロンドンオリンピックのためにそこを退去せよ!という理不尽な役人の命令に
立ち上がった、乳飲み子を抱えた20歳代の女性たちの話だ。
そのくせ市営住宅は欠陥があるとかで数十戸が空き家状態。
彼女らはここを占拠し、暮らし始める。
それを支援する人たち、さげすむ人たち。
暮らせ -
Posted by ブクログ
労働者階級の反乱 ブレディみかこ 光文社
労働者階級の英国人と結婚した
ブレディみかこが紐解くブレグジット
忌憚のないインタビューから見えてくる
移民問題や主権の実態
EUとは何か?
誰にとって有益なのか?
白人の肉体労働者階級は特に移民政策を批判するまで良いのだが
日本の状況と同じように
同病相憐れむことができずに
人種や宗教で仲間割れして排外主義に陥ると同時に
蜘蛛の糸のカンダタやイソップの橋の上で肉を加えた狐が川面の映る自分に吠えて肉を落とすが如くに全体を見失って
再分配や福祉に対して不満を露わにし
富裕層や貴族社会を喜ばしてしまう皮肉で悲しい現象がある -
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(2018/7/11)
ブレイディみかこ
松尾匡
北田暁大
左派による反緊縮政策を!がテーマの本。
保守、リベラル、右派、左派という言葉の定義が、
今の政治家の振る舞いの中で意味不明になりつつある。
保守本流を名乗る安倍政権の金融緩和政策が実はリベラル的だったりしているのがその証左。
と言って安倍さんにリベラルな気持ちなど全くなく、
ただ、国民受けする政策をして支持率を上げて、悲願の憲法改正がしたいだけ。
自民党のその他の有力者は皆財政均衡、消費税増税派。
田中角栄時代の自民党はもうないのだ。
だからこそこの本は問う。
今こそ左派は反緊縮政策を掲げ、現政権を倒せと。
政治は経済だ。
私 -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容もとても面白いのだけど、谷川俊太郎さんの詩が読めたのが何よりも良かった。
「この世とあの世のあわいにあるその世」というものがどこか知っている、と誰もが思うのではないかと感じた。
「ここではない世界で、行ったこともないのになぜか知っている場所」とか、なんとなく懐かしいものが詰まっている。
消費の現代の我々には幽霊になる体力はない、という部分に笑いながら深く頷き、イギリスの若者の「人類は少しずつ体を失っていく途上にあるのだから」というトランスヒューマニズムのポジティブさににやりとしたり。世の中どうなるのでしょうね。
人は、どうなるのでしょうね。
トランスヒューマニズム、その世の生き物なのかな、 -
Posted by ブクログ
ブルーカラーの底辺層の目線から見せるクソみたいな生活を最高に彩るパンクのエッセイ集
作者のパンク趣味とめんたいビートが文体からも生き生きとしていてその筋の愛好家なら好感を抱くに違いない
またこのエッセイに登場する人物はほとんどが最底辺で無様ではあるがどんな最低な環境下かつ状況でもしぶとくサバイバルしているので、我々日本という国(我が国もだんだん英国に近い貧富の差が開いてるが)に生きている庶民にも妙な感動と共感を覚え明日に向かって生きていく希望を見出せるのである
ただし挫折経験なく悠々自適にエリート街道を歩んだ人間には全く勧められない一作でもある -
Posted by ブクログ
【目次】
邪気の「あるとない」(ブレイディみかこ)
萎れた花束(谷川俊太郎)
Flowers in the Dustbin(ブレイディみかこ)
その世(谷川俊太郎)
青空(ブレイディみかこ)
座標(谷川俊太郎)
詩とビスケット(ブレイディみかこ)
現場(谷川俊太郎)
淫らな未来(ブレイディみかこ)
気楽な現場(谷川俊太郎)
秋には幽霊がよく似合う(ブレイディみかこ)
幽霊とお化け(谷川俊太郎)
ダンスも孤独もない世界(ブレイディみかこ)
父母の書棚から(谷川俊太郎)
謎の散りばめ方(ブレイディみかこ)
笑いと臍の緒(谷川俊太郎)
ウィーンと奈良(ブレイディみかこ)
Brief Encounte