ブレイディみかこのレビュー一覧

  • 両手にトカレフ

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    現実から離れようとして、未来の答えを見つけようとして、自分と同じ仲間の声を聞こうとして、隙あらばフミコの本を読むミアの姿がありありと浮かんだ。100年経とうが、国が違っていようが、進歩のない現実を見せつけられたと思う。

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    2026年09月11日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    やはり良い。
    「俺みたいになるな」も、ホームレスのシェルターも、九州のおじいちゃんも、ソウルクイーンも。
    私にとっては身近でない誰かのリアルを、この本を通して知れる贅沢さ。

    彼らがいるから、未来は明るいかもな、と思わせてくれる

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    2026年09月10日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    多様性、貧富、階級とか色んなことを考えるきっかけになった。日本とは違う英国のスクールライフは格差とかの問題はあるけど、日本の学校よりはるかに自由だし、活動的に感じた。

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    2026年09月09日
  • それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗

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    貧困と分断の先にある未来とはどんな世界なのだろうか?
    資本主義の次は、封建主義??だったらその後は間違いなく「革命」が待っているのか?

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    2026年09月06日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    英国在住の日本人とアイルランド人の夫の間に生まれた息子の中学生時代を描いたノンフィクションエッセイのような本。印象深かったのは、多様性には人種や国籍、性自認などの他にも、裕福さという経済的な縦の多様性もあるという点。異質なものはたくさんあるが、皆がハッピーになるために、何を心がけるべきか考え続け、実行しようとすることが大事と思った。たまに読み返したい一冊。

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    2026年09月02日
  • それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗

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     最後まで読み通してうるっとくるくらい圧倒された。これでもかこれでもかと絶望的な世界の状況を読み続けてきた。日本の嘆かわしい状況に日々心をすり減らせているわけだが、日本より成熟した民主主義の国と考えられてきた英国でも進行する背筋が凍るような状況を読んで、もはや正義も人権も平和もない封建時代を迎えるばかりか、と暗澹たる気分になった。
     それ(トランプのアメリカのようなこと)はどこでも起こりうるー為政者が末端の国民のことを舐めきってやりたい放題、国民は「言いなりになる奴隷のように自由を制限され、支配され」『誇り』すらも失う未来である。
     それに対抗する砦となるのは、『誇り』を守るという意志、何があ

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    2026年08月31日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    遅ればせながら読みました。日本よりもずっと様々な人種が暮らす英国において、多様性に関わる問題は本当に身近なものなのだと知りました。筆者は大上段に構えることなく、息子さんと語り合いながら、どう生きるべきなのかを提案してくれているように感じます。続編も注文して読みます。

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    2026年08月27日
  • それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗

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    民主主義は、ある日突然壊れるわけではないのかもしれません。
    「自己責任」「中道」「外国人問題」といった、一見ありふれた言葉の意味が少しずつ変わるところから、社会の地盤は崩れていきます。
    ブレイディみかこは、いま英国や欧州で使われ始めた言葉を手がかりに、その変化を追います。
    それは遠い国の話ではなく、日本でもすでに見覚えのある風景に思えます。

    【目次】
    第1章 「責任」の階級闘争 リスポンシビリティとアカウンタビリティの耐えられない格差
    第2章 極中(エクストリーム・センター)の時代 極端な脱イデオロギーの政治が生み出すものとは
    第3章 クラス・シーリング―階級の天井― 「

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    2026年08月22日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    読み終わったのがとっても寂しい。
    温かく柔らかな気持ちにさせるノンフィクション。

    人の人生なんて全部知り得ることなんてないけど、その一部を読むことができてよかったと思える一冊でした。

    著者の方もその家族も周りもみんなが幸せに暮らしていってほしいと祈りたくなりました。

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    2026年08月22日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    2026年夏の新潮文庫の100冊に入っていたので、書店で文庫本を購入しました。もっと早く読むべきだった!以前、ブレイディみかこさんの「子どもたちの階級闘争」を読んで非常に感銘を受けたので、本書を読みました。
    アイルランド人の父と東洋人(日本人)の母との間に生まれ、イギリスで育っている中学生の息子とのやりとり。母である著者は知的で、調べたところ「社会民主主義寄りの左派」という立場になるようなのだが、彼女の考えには個人的にも大いに共感する。
    このような考えをする人が増えれば、世界が平和になるハズと思う。そして学校でレイシズムに直面し、ママ、こんなことがあったんだ…と話し、それに対する母の意見を自分

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    2026年08月15日
  • その世とこの世

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    やさしい。
    私が若かりし頃に映画館で観てとてもいいなと思った映画をブレイディみかこさんと谷川俊太郎さんが好意的にとらえてくださっていたのがなんだかとっても嬉しかった。

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    2026年08月14日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    1つ1つの文章に意味があって、完成されているとと強く感じた。
    重すぎない書き振りなのに、読者に本当に必要なことを考えさせる文章で素敵だった。





    「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う」

    他人の靴を履いてみる努力を人間にさせるもの。そのひとふんばりをさせる原動力。それこそが善意、いや善意に近い何かではないのかな、

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    2026年08月10日
  • 何とかならない時代の幸福論

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    読んでいて爽快だった。自分の考えを言うことを躊躇してしまうのは、性格や度胸がないのではなく、教育や日本的正しさの影響の賜物だったのだなと。
    一種の捏造めいた社会構造の中で、果たして今後日本人は思考し模索する人種となれるのか。
    それから、Twitterの存在意義ってなんだろう、と。影響力はあるが、作られた情報も少なくない。匿名で信ぴょう性もないにも関わらず、見ず知らずの者に向けられた悪意で精神を病む。とりあえず私の人生には必要ないので見ないのだけど。

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    2026年08月09日
  • 両手にトカレフ

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    「ここじゃない世界に行きたいと思っていたのに、世界はまだここで続いている。でも、それは前とは違っている。たぶん世界はここから、私たちがいるこの場所から変わって、こことは違う世界になるのかもしれないね」「だとしたら、ここにある世界は変えられる」って所が希望に満ちていて好きです。

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    2026年08月09日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    最後まで面白く読めた。島国の日本に生まれ育った私には、馴染みのない世界だったので知らない世界に触れ合えて良かった。

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    2026年08月09日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    ブレイディみかこさんの知識とお子さんの素朴な視点で日常のさまざまな出来事を見つめるなかで“多様性”について問いや気づきを与えてくれる一冊でした。

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    2026年08月07日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    イギリスの階層を描写するエッセイの続編
    これで完結という事だけど、本当に終わりなのだろうか?
    まだまだ続きを読みたいものだけど
    息子くんはもうお年頃なので、母親と素直に話すより他のコミュニティーで成長していく段階になったということなのだろうか

    アイルランド人の父と日本人の母の間に生まれた息子くん
    小学校は市内1位のカトリック校に通っていたが、中学からは「ホワイト・トラッシュ(白い屑)」と呼ばれるような白人労働者階級が通う元・底辺中学校に通うことを選択する

    人種差別、貧困多様性、格差社会などの社会問題に対して、母視点での気づきと息子との会話での新たな解釈などについて前作では描かれていた

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    2026年08月06日
  • 地べたから考える ――世界はそこだけじゃないから

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    ネタバレ

    とっても自由で読みやすくて面白く、凝り固まった頭をほぐしてくれるエッセイ集だった。それに心が解き放たれてなんだか前向きにもなれる。
    英国の政治や階級社会や教育方針などを通じて、日本のそれについて考える機会にもなる。国内のことだけではなく他国のことを知るのは大切だ。視野が広がることでより課題が浮き彫りになったりもする。
    他者の靴を履くためには、まず自分の靴を履くところから始めなければならないといった内容にはすごく納得した。日本の場合、そのスタートラインに立つのにも苦労するような気がする。
    著者は託児所や教室で教える・指導する立場を多く経験しておられるけれど、その出会いのなかでご自身も考えることを

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    2026年08月04日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    読んで良かった。
    20年前にホームステイしたイギリス。当時私の憧れの国でした。

    読み始めは「底辺中学校」という露骨な表現にうーんと思いましたが、綺麗事では済まされない世界がもう現実にあるんだと思い知らされました。
    政治の失策…どこも一緒なのかな…足掻く術もなく割を食うのは子供たち。
    今日一日の食事に困るほど過酷な貧困があり、貧富の差が広がる中で人種、宗教、性的マイノリティ、移民、さらにはEU離脱派と残留派…様々な社会の分断があり。多様性も多様性、日本だってこれから直面する問題なんだろうけど、とんでもなく複雑。

    中学生が万引きやドラッグ、行方不明、恐ろしい世界と隣り合わせな現実にショックを受

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    2026年08月02日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ホントつくづく日本の子育てと英国の子育ての違いを見せられた…というか、時代がそうなのか。
    かなり早い段階から「自立」を促しているよなあ。
    大人の私でも息子くんが与えられてる課題こなせそうにない。苦笑。「グッド・ラックの季節」では正しくお母さんと同じ気持ちになった。
    ターバン母さんがフレンドリーになってたのは嬉しかったなあ。
    前回もだが福岡の祖父ちゃんとの話は泣けてしまう。
    言葉も通じないのに、前世でも繋がっていたんだろうか?w
    ちょっと驚いたのが「日本で車を運転しているのは、お年寄りと女性ばかり。男性はどこにいるの?」という息子くんの言葉。…この頃くらいからか、このあとくらいからか、日本では高

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    2026年07月31日