金原ひとみのレビュー一覧

  • マザーアウトロウ

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    ネタバレ

    訳ありの義母と会うことになった波那。結婚相手の蹴人(しゅうと)は義母のことを「害悪じゃないけど合わない人」と言い、波那が無理って思ったらいつでも縁を切ると言う。一体どんな義母がそこに現れるのか……。





    こんなに声を出して笑った小説は久しぶりでした。
    義母、張子(ちょうこ)のキャラクターがぶっ飛んでいてすごすぎて、波那の前に現れた瞬間から掴みはOK、笑いのオンパレードでした。
    面白すぎて、笑いながら怒涛の勢いで読み続けましたが、途中で、こんなに初っ端から笑わされるということは、ラストはどっと泣かされるんだろうなと思いながら読みました。
    結果、号泣というほどではなかったですが、やはり泣かさ

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    2026年07月03日
  • ナチュラルボーンチキン

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    愛情が向けられるほど、自分には価値がないと感じて、幸せになることが怖かった。
    失くしたら耐えられないから、最初から求めない。
    そんなふうに自分を守ってる気がする。

    だけど、まさかさんみたいな人に出逢える未来が、わたしにもあるなら素敵だなと思った。

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    2026年07月01日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    子供から見た親ってこんな感じだよなあって思い出させてもらった感じ。
    子供に勧めたいような、勧めたくないような。

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    2026年06月28日
  • アタラクシア

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    鈴木涼美さんの「不倫論」に出てきたから、読んでみた。おもしろいけど怖い。金原ひとみさん読んだのが何冊目か覚えていないけど、これから好きな作家として桐野夏生さんの次に挙げるかもしれない。

    一番心配なのはパティシエの英美。私も夫婦関係に散々悩んで離婚したけど、実の母に物を投げるのは異常だよね。カウンセリング受けるといいんじゃないかなぁ。

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    2026年06月28日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    金原ひとみやっぱりいい。いつも金原さんの言葉に救われてる。

    パリの砂漠、東京の蜃気楼は比較的短期間のパリと東京の生活を綴ったエッセイでそれはそれで好きだった。一方、本作は20代前半から書きためた作品を掲載していて、私自身それは10年ぐらい前に同世代として経験したことだったり、経験しようがないことを共有してくれていて、単に他人の話ということじゃなく×世代の違いのようなフィルターを通して新鮮な気持ちになりっぱなしだった。
    記憶を遡る気持ちがして人が歳をとって変わってく過程の立体感のようなものを感じた。

    正直でいいな。そうゆう孤独な目線での誰かの日々の心の動きがら知りたかった。

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    2026年06月25日
  • ナチュラルボーンチキン

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    日常生活での心の動きが丁寧に描かれていた。

    昔みたいに次の日を気にせずに飲みに行くのもだんだんと億劫になり、
    生活の平穏さを求める気持ちすごくわかります。

    良く転ぶかどうかは置いといて、
    凝り固まった日常を壊してくれるのは新たな
    人との出会いなのだと改めて感じた。

    心地良いと思えば続けたらいいし、
    やっぱり違うなと思えば距離を置けばいいし。

    主人公は、結果的に人生を変えるような出会いにつながったことはいいことですね。

    人を見た目だけで決めないことも大事。

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    2026年06月25日
  • マザーアウトロウ

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    ストーリや会話のテンポがよく、とても読みやすくて面白かった!

    金原さんの作品にハマり中で4作品目?だと思うけどどれも好きです。

    張子さんはじめ登場人物がみんないいキャラ!
    読んでいて楽しくなりました。

    主人公が子どもを産む産まないの迷いを抱えながらストーリーが進んでいき、生き方を考えさせられる作品でした。

    出会えて良かった作品です。

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    2026年06月24日
  • 蛇にピアス

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    身体改造の表現は痛々しいけど、若さと儚さに凶暴さが滲む良い作品だった。本の短さもあって疾走感持って読めた。

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    2026年06月22日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    若いときのエッセイはもちろん、離婚してからのエッセイも最高。ぶっとんでるけど、思慮深い…という印象。かっこよすぎるネキ。

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    2026年06月20日
  • マザーアウトロウ

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    重い話題をさらっとなのかガツンとなのか、うまく言葉にできないけど、うんざりせずふふふと笑いながら読めた。実際にいたら大変だし友達にはなりたくないけれど、心の隅っこに「こうなりたい自分」をちょっと発見してびっくりした。自由に生きるって大変だけど、たぶん楽しい。

    子供の話はそうだよなぁと思いながら読んだ。どんな子が生まれてどんな親になるかなんて、結局どっちもガチャ。私も息子のことがわからなくなる時がたくさんあるけど、フラットに、針の穴を通すみたいな絶妙な距離を作っていきたいな。

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    2026年06月19日
  • ナチュラルボーンチキン

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    とても面白い。短めなのでテンポもよく、どんどん話が進むのもいい。
    ずっとコメディ感ある話なのかなと思ってたら、主人公の過去が重くて 自分の体験と重なり、ずーんと来てしまった。
    でも 現在はハッピーな毎日が送れているので救われるなと こちらもハッピーになります。
    難しい文体を使うだけが文学じゃないよなあと思う。(会話劇で話がすすむシーンも多いので)

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    2026年06月17日
  • ハジケテマザレ

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    普通に生きるのか、常に自分を成長させながら生きるのか。現状維持であることに不安を抱えたことがある人に読んでほしい。
    別に普通でもいいよね、と思える。

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    2026年06月19日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    面白かったなーだけですますのは惜しい!
    理解できないかもしれないけど、大事なひとと分かりあうために、とてつもない丁寧に言葉を尽くしてくれている。
    なんかありがとう!

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    2026年06月11日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ルーティンから抜け出さずに毎日を淡々と生きる文乃が自分であるかのようで、物語に入り込みながら読む進めることができた。自分にはこんなパリピ編集者と仲良くなることは決してないのだろうけれど、夢を少し見せてもらったような気がして、もしかしたら、生き続けていたら何か特別なことが起こるんじゃないか、そんな風に希望を感じた。自分は考えることが苦手。だからイレギュラーなことに挑戦することができず、ルーティーンを愛しているのかもしれない。イレギュラーなことが起こると、先が読めず「もしかしたら〇〇になるかもしれない」そんな風に先読みをして行動をすることが必要になる。その先読みは思考力を伴うもので、普段から考える

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    2026年06月07日
  • 蛇にピアス

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    ネタバレ

    なぜかすごく引き込まれて、一気に読み終えてしまった。
    19歳って、大人になり始めているけど、まだ幼さがあって、大人と子供の狭間に立たされる苦しい時期だと思う。
    その中で大人びているようなアマに出会い、身体改造に興味を持ち始め、さらに大人なシゲさんとも出会う。でもアマは実際歳下で、大人びている訳ではなかった。ルイはアマの本名、年齢、勤務先など、基本的な情報を知らなかった。表面的なところを知ることをすっ飛ばしたからこそ、アマの本質的な部分を知り、徐々に知らないうちに愛していったのではないか。
    一方で、19歳らへんの時にしか分からない闇みたいな部分の描写がすごかったが、最終的に何を伝えたい一冊なのか

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    2026年06月06日
  • マザーアウトロウ

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    朝まで飲み明かしたり、思い立った翌日に海外旅行に行ったり、美容整形をしてみたり、読み終わったらとにかくとんでもないことがしたくなります。注意です。

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    2026年05月26日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    はー、スカッとした!

    セコセコした世間の喧騒を超かっこいいスポーツカーでぶっちぎりで駆け抜けて、どこかの海と夕陽と風が気持ちいい高台のテラスでシャンパンで祝杯!みたいな読後感。

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    2026年05月25日
  • アッシュベイビー

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    アヤが生活の中で吐き捨てる暴言が好きだった。人それぞれ趣味嗜好があり、突き詰めていくとここまで暴力的になるのかと思ったらなんとも言えない気持ちになった。アヤが村野さんに「好きです」と連呼しているシーンでは、本当に今彼女は幸せなんだろうなと苦しい気持ちになった。金原ひとみの、狂っているようでかなり現実的な描写がとても好きだと、改めて感じられる作品だった。

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    2026年05月22日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    短編より長編派だけど、これはおもしろい!!
    人間の心の中の有象無象をここまで言語化できるのは、金原ひとみだけだ
    登場人物たちはみな何かしらの中毒に溺れているが、この小説自体も中毒性ありすぎた

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    2026年05月20日
  • マザーアウトロウ

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    ネタバレ

    マザーアウトロウよすぎた、今年ナンバーワン読書so far.
    なにがよかったか言葉では全てを網羅できなさそうで早くも悔しい。

    まず、張子のパワフルさ。嘘みたいだけど本当にパワフルでそのパワーで周りを振り回しながらも周りを楽しませている張子。楽しい楽しいだけではなくて夫の不倫とか出産によるキャリアの中断とか、苦しい経験もしてきた強いひと。この人のこと、読んでいてずっと楽しかった。"女性らしい"言葉遣いを徹底してる理由まではわかりきれなかった。なんなんだろう。

    はじめは張子に圧倒されてたのしいたのしい読んでたけど、最後の50ページ?30ページ?いや、離婚した過去があったと

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    2026年05月25日