金原ひとみのレビュー一覧

  • 腹を空かせた勇者ども

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    わたしたちはどれだけの時間を共にしたとしても、いくつもの言葉を交わしたとしても、永遠に分かり合えないことを前提にして。それでも手を伸ばすことが世界を/人生を面白くするんだろ?と。

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    2026年09月20日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ゆかりの周りの人たちみんな脆くて優しい
    ゆかりも素直に馴染めるのすごい
    一般的には不幸と呼ばれる状況だけど、その状態を自ら選択してる人たち
    そこにいる自分が心地のいいありのままの自分という感じなのか

    近くにある違う世界線の人の話
    焼肉食べたくなったから今夜は焼肉にいく!

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    2026年09月20日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    他人に程よく興味がなくて、あけっぴろげで
    楽しい人間関係だなと思えた
    傷ついた過去を知らなくても、目の前の人を見て信じることができる
    素敵な人との距離感で、接し方だと思う
    理解できない人にレッテルを貼って、外れると怒るというの、あるよなあと思った
    わからないけど、受け止められるような人になりたいと思う

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    2026年09月20日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    ちょっと笑ってしまう場面もあった。
    笑っちゃうくらい懸命で。切実で。

    それにしても、プライベートでどんな問題を抱えようが、シゴデキの人が多かったな。
    仕事と安定ってやっぱり違うエンジンを積んでるんだろうか。
    ソーシャルとは…なんて考える。

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    2026年09月19日
  • 最後の晩餐

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    江國さんの静謐な世界から、金原さんの「うるせw」ってなるギャルいパーティーの落差に風邪をひきそうになる。そこに角田さんの最後の晩餐がきて、くすり、ほろり。おかしな送別会に、故人の詮索、推し活仲間、嘘のような本当の話。粒揃いのおいしい読書体験。

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    2026年09月17日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    セクハラスキャンダルとか加害者の意図全く理解できず糾弾されるべき!と思ってたけど、そのサイドだとそんな見方になってるんやとか正義すぎてしんどい人がいるのもわかるし事なかれ主義になっちゃうのもわかるし、でも考えると憂鬱になってくる社会の問題について向き合い続けるのもしんどいし大勢が諦めちゃうから社会は動かないのかなと思ったりもするし自分の中にはこの物語にでてくるひとの気持ちがちょっとずつ入ってるなて思った

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    2026年09月15日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    どの女の子も、男という存在に直接的か比喩的かはさておき、性的暴力を受けたことがあると思う。
    過去の馬鹿にされるように、恋人に演技をしていた自分を思い出すと、いかに自分を蔑ろにしていたか。
    友梨奈の怒りがリアルなぐらいにわかって、ひとりの女として、自身も友梨奈に盲目的に連帯していた。

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    2026年09月14日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    最後の晩餐がテーマの7編からなるアンソロージ。
    好きな作家さんばかりが、異なる切り口で書いた物語、一つ一つがとても面白かった。

    人生の最後に何を食べるのか?なかなか悩ましい、重いような軽いような命題。
    最後の食事は、何を食べるか、どういうシチュエーションで食べるか、誰と食べるか、一人なのか、一人の人生が表されているようで、様々な想像が生まれる。
    意識をしていても本当に食べれるかどうかも分からないけれど、考えるだけで、酒盛りのネタに十分になりそうで、でも実は色々考えさせられる。

    個性あふれる作家さんの物語は、色々な観点で描かれていて、其々の文体があり、あっという間に読んでしまった。

    個人的

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    2026年09月11日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    登場人物への嫌悪・哀れみ・同情・共感と色んな感情になった。どんどん面白くなって途中から一気読み

    綺麗で高度な文章と、他者の洞察力と、天才だなと思った

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    2026年09月11日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    小説家になるまでの様々な出来事を短いエッセイで綴っている.短文で言いたいことを述べるのは意外に難しいと思っている.小生、理系の論文は数十本書いているが、冒頭の部分で全体の概要を記載することは意外に難しいと感じてきた.しかし、彼女はほんの数行でそれからの展開を含めて、うまく表現している.流石だ.一連の文章、非常に楽しめた.

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    2026年09月10日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    まさにヤブの中って感じで、一つの事件をきっかけにそれに関わる人たち、それぞれの主観を順に描いている。読み進めるうちに、同じ出来事を共感しているはずなのに、まったく違う見解を持っていることがあり、現実もこうなのかと愕然とした。
    特に男女差で考えていることと感じていることの温度差がすごい。
    これを読んでると本音と建前も出てきて、橋山の告発したわけも結局は自己保身、自己弁明じゃないかと感じた。
    長岡がだんだん狂気を帯びて、自己破壊的になっていったのもなんとなく理解できるし、五松の頭ではわかっているつもりなのに、結局堕ちるとこまで堕ちないと止まらない、むしろ終わらないという悲惨さもすごかった。
    それぞ

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    2026年09月10日
  • ナチュラルボーンチキン

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    すごかった、言葉の洪水みたいだと思った
    1文がすごく長いんです。主人公の台詞や心情の描写が。思考を巡らせながら色々感じてかんがえて生きていることの表れだなあと。
    重要なシーンじゃなくて普段の会話の中でぐっとくるような台詞が多々あったりして、すごい量の付箋を貼った
    本の至る所に金原さんの人生観や大切にしてることが散りばめられていた
    よしもとばななさんぽいなと思った
    他の金原さんの本はどんなかんじなんだろう

    金原ひとみの本、これが初めてだったのですが物語の合間合間で見える教養というか雑学的な部分も面白かった
    若手でフレッシュな社員が数年でおじさん化する場合・しない場合の話は特に面白かった

    序盤

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    2026年09月08日
  • ナチュラルボーンチキン

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    心を閉ざしてしまうようなときにも、どこかに味方はいる。たわいもない人との繋がりが主人公の閉ざされた心を少しずつ溶かしていく流れが心温まる。

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    2026年09月07日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    おそらく“me,too”に触発されて書かれた小説なのだろう。芥川龍之介の「藪の中」のように登場人物が複数人登場して、主に女性に対する性加害について、いろんな立場から語られていく。赤裸々な性描写もあり、予想しない展開となって、どきどきしながら最後まで読ませる小説だ。借りるのに半年以上待った甲斐があった。

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    2026年09月06日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」と言えばダ・ヴィンチの有名な絵を思い出します。7人の女性作家による短編集は、どれも読みやすく楽しめました。

    江國香織【コインランドリーの夜】
    自分を取り戻した主人公に共感。自分らしい最後の晩餐に気づけたことに爽快感を味わえました。

    金原ひとみ【ラストサパーフォーエバー】
    初読みの金原さん。勢いのある文章。この最後の晩餐は、最後にクスッと笑えました。

    角田光代【最後の鰻】
    この作品は個人的な思い出と重なって、すごくよかったです。いつまでも忘れることはない時間の物語。読者の私にとっても。

    寺地はるな【小曾根幸子の送別会】
    この作品も、色々な気持ちが詰め込まれた物語。読者の私の

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    2026年09月04日
  • 軽薄(新潮文庫)

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    ストーカー化した元彼に刺された過去を持つカナ。
    アメリカで暴力事件を起こしたことのある弘斗。
    30歳の叔母と20歳の甥の道ならぬ関係を描いた作品。
    カナはドライで奔放で、夫に依存症を心配されるほど酒を飲み、タバコも吸う。夫は世間的にも評価されており、小学生の息子をシッターに預ける余裕もあり、仕事もまずまず順調。
    そんな"安定"のなかにある"倦怠"、そして狂気。
    刺されなきゃいけなかったし、殺さなきゃいけなかったふたり。
    ふたりの関係はどうなるのだろう。

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    2026年09月03日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    最新の単行本エッセイにして、過去の世に出たものを集めて出した、というものでもある。
    だからまあテーマも内容も、描写もだいぶ振れ幅があるけど最初と最後の章では著者らしさがよく出ている、というか人間は変わっていくけど変わらないという、首尾一貫の本質を垣間見る。


    金原ひとみ。すごくストレートに生きてる。人間らしい。
    好きとか嫌いとか、気持ちいいとか憎たらしいとか。男とか女とか恋とか愛とかセックスとか。揺れとかどれも自分だとか。自分じゃないだとか。

    こんなに包み隠さず書けるの?いいの?と思う一方でさすがに抽象化している部分はもっと教えて!と興味もそそる。

    世の中色々な人がいて、色々な生き方があ

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    2026年09月06日
  • マザーアウトロウ

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    ネタバレ

    マザーアウトロウだわ。
    世界の始まりから個々として存在したかったと思う。張子みたいに1回なってみたいし、1割でいいからコミュ力分けてほしい。
    ナチュラルボーンチキンも大好きなんだけど、これも同じような会話のテンポでサクサク読める。将来スイスの話するとか、私も同じ事考えてた!って心で叫んだ。
    そんで、あんまり蹴人が好きではなかった。
    若干の恐さを持ってる。
    マブほしい〜!!

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    2026年09月02日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    ちょっと気持ち悪くなるくらいの女の正体をこれでもかっとだだ漏れに書かれていてすごかった。そして母という側面のすごさと大変さは経験した者にしか分からないな…と共感出来ないが目の当たりにして自分の母への感謝が止まらなくなった。

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    2026年09月01日
  • ナチュラルボーンチキン

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    句読点が少なく、流れるような文体が印象的で、平気な顔してさらっとドぎつい言葉が出てくるあたり、ふっと吹き出してしまうくらい好きでした。ルーティーン命の40台の女性がキャラが濃い人たちと交わることで人生が変わっていく様が本当におもしろかったし爽快な気持ちになりました。

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    2026年09月01日