金原ひとみのレビュー一覧

  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    世代性別も異なる複数の人物の視点から見る性加害に関する小説。話題になっていたので読んでみた。
    世代的に近い木戸に感情移入する部分があった。
    何か誰も結果としていい結果ではなかった。
    善悪という視点からだけではとらえられない気がする。
    これは私が男性だからかもしれない。

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    2026年01月31日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    一巡目、ずっと動揺しちゃって、それは多かれ少なかれ登場人物それぞれの愚かさが自分とリンクしたり、単純に出来事のエグさだったりで、ちゃんと読めてない感じがしてすぐ二巡目へ。次は登場人物ごと、若い順に読んだ。ちょっとは冷静に深く読めたかなぁ。リコに救われたし、リコでやっとほっとして号泣。リコになりたいけどね〜

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    2026年01月28日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    一気に読んでしまった。
    読みやすい、1人称のスピード感。

    金原ひとみは可愛い。
    彼女の実体験かなという描写も感じられた

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    2026年01月27日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    2011年 ブランチブックアワード大賞
    2012年 第22回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞

    すでに刊行から10年以上が経った作品。
    おそらく当時まだ30歳前後だった金原ひとみが描いた、母性への反逆、あるいは抵抗、そしてその意識そのものへの肯定の物語かと思う。

    三人の母親たちの視点から語られるのは、夫婦や育児をめぐる友情の裏にある本音であり、社会的には語られにくい感情の数々。
    解説で高樹さんも触れているように 本作は「社会の常識に反した本音の箱の蓋を開けた」作品ー
    高樹さんの解説を省略しすぎているけど おおよそこんな感じで良いと思う。

    ただ、読んだ方ならわかる通り、彼女たちの本音はあま

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    2026年01月27日
  • ナチュラルボーンチキン

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    そこでそう繋がってくるのかーと驚かされた。
    展開を予想しながら読んでいたけど、全然当たらなかった。

    人生における転機なんてどこで起こるかわからないし、今つらくても無理して必死に生きなくたっていいと励ましてくれように思えた。

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    2026年01月26日
  • ナチュラルボーンチキン

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    辛いことがあり、人生を諦めた。諦めても実直に仕事、生活を送っていた。
    もしかしたら、そんな人は幸せになれるタイミングがいずれ起こるのかもしれない。そう思わせてくれる物語であった。

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    2026年01月25日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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     作品とは無関係ですがカンブリア宮殿のキャスターに抜てきされたとのニュースを見て驚!と思いました。でも、前任の村上龍さんの作品との違いを思い返すと、近いような気がするとも感じました。
     それはさておき、本書の感想です。かなりズシリと響く内容でした。いつも読後には自分が受けた印象なのに言語化出来ないもどかしさを巻末の解説がクリアしてくれる。今回も例外なく朝井リョウさんがとても適切にオチもつけて表現してくれました。
     皆が同意と解釈する行為はルールの中でリスクを排した干渉なのだ。気にしたことがなかった。ルールは破るもの、などと言って少し外れた行動をとる人は何処にでもいるし誰にでも記憶に残存すると思

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    2026年01月25日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    2026.1.24

    浜野さん、辛い過去があったけど
    いい人に出会えて良かったね。

    平木直理
    かしましまさか
    ぐりとぐら
    ナチュラルボーンシット

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    2026年01月24日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    恋愛経験のないアラサー婦女子と、希死念慮のあるキャバ嬢ライをはじめとした歌舞伎町でのお話。
    最近、希死念慮を持つ人と話してすごく驚いた。かなり忘れっぽく、前しか見れないような自分が、そのことをそれから時々考えている。そんな中でこの作品に出会った。

    それぞれが自分の世界を、自分の価値観で生きている。似ていることもあるし、全然違うこともある。そんな他人の世界を理解し切ることはできない。相手が望まないまま押し付けようとするのは自分のためでしかない。

    でも、それぞれが自分のために生きるべき人生でもある。価値観が違うから、主張する、押し付けるのはやめよう、だけだったら、コミュニケーションなんてできな

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    2026年01月24日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    当然フィクションではありますが、物語に入り込みすぎてリアルとの境界線が曖昧になり登場人物に怒りや気持ち悪さを感じるほどでした。こんなことは滅多にないです。

    各人物は複数の視点から描かれることでページをめくるたびに印象が変わり、一体何が彼ら/彼女らの本当の姿なのかが分からなくなってきます。
    それは最後までヤブノナカだったような気がします。

    高校生から中年の男性/女性に至るまでそれぞれの人物の心情の移り変わりも、それぞれに固有の文体を通して表現されていて非常にリアルに感じられました。

    性描写がそれなりに激しかったり、感情がかなり揺さぶられるので読むだけで体力と精神力を使いますがさすが金原ひと

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    2026年01月23日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    初の金原ひとみさん作品。宇垣美里さんによると、金原さんの作品は、アゲアゲな方とサゲサゲの方の二種類に大きく分けられるとYouTubeで言ってましたが、本書は完全に後者です。
    性加害がテーマで、色々な人の視点で描かれる群像劇の形式で進んでいきますが、誰が言ってることが真実かという事ではなく、悪を完全に叩きのめす強硬派と、悪を受け入れて人生に折り合いをつけて生きていく穏健派の二項対立で苦しむ人々が描かれてますが、本当にこれ全員想像上の人?っていうくらい、生々しい発想と思考回路が緻密に描かれていて、金原さんに脱帽です。
    金原さんマジックというか、誰の言うこともその通りだよねー、みたいに共感できる主人

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    2026年01月23日
  • 蛇にピアス

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    本自体は、120ページくらいで、短い。
    読んでいて、中々、理解には難しい主人公の心情には、読んでいて疲れを感じた。
    主人公は、情緒が不安定で周りを取り巻く環境も世間から見ても良いものではないと思われる。
    ただ、疲れは悪い意味では無く、新鮮さを含んでおり、ルイの心情も読み解いてみたいと思えるものだった。
    ルイ自身の心情は、ルイも著者自身も誰も分からないとする解説も読んだが、私としてはルイにはルイの信念があるのではないかと思う。行動には想いが乗っているように見え、読み解けるものでは無いかと思う。

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    2026年01月22日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ルーティンを愛する40代女性。分かるわぁと読み始めた。徐々に外界へ接触しはじめる主人公に置いていかれないよう読み進めながら頑張ってついていった。
    「乖離」ってそもそもなんだっけ?とか他にもよく分からないけど雰囲気で捉えるライブ業界?専門用語的なものもあったり。
    終盤、記憶から蘇った主人公の過去の、どう考えても常軌を逸した行動の描写が、違和感なく入ってきて不思議と共感できて、この部分が結構好きかも。

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    2026年01月21日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    芥川龍之介の『藪の中』を現代に蘇らせた本作は、ある編集者への告発をきっかけに、8人の視点が入り乱れる極上の群像劇に仕上がっている。
    ​「ハラスメント」という現代的なテーマを扱っていながら、単なる社会派小説に留まらないのは、著者のストーリーテリングの手腕ゆえだろう。
    ある章では「加害者」に見えた人物が、別の章では「被害者」の側面を見せる。視点が切り替わるたびに、善悪の境界線が揺らぎ、見えていた景色がガラリと変わるスリル。この複雑に絡み合った糸を解きほぐしていく過程に、ページをめくる手が止まらなかった。
    ​古い価値観にしがみつく男、正義を暴走させる女、それを冷ややかに見る子供たち。
    全員が自分なり

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    2026年01月20日
  • ナチュラルボーンチキン

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    Audibleで鑑賞。
    はじめのうちは、何やらずいぶんと拗らせた中年女性が、はつらつとした若手同僚との出会いをきっかけに自分を見つめ直す楽しいお話かな、と思っていたが、物語が進むにつれて何故彼女がそのようになったのかが詳しく語られる。
    同時進行で運命の再会とも言える、これまた複雑な環境に育った男性と出会い、お互いにこれまでの過ぎた人生で何かをあきらめた境遇を共有しながら、これからの人生を一緒に過ごしていこうとするお話。
    おおまかにはそんなお話なのだが、登場人物、特にお相手の男性キャラが魅力的で、小さなディテールを積み重ねていくことで、なぜ彼女が再生するに至ったのかを感じ取りやすい(理屈ではない

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    2026年01月19日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    母親の発言や考え方が面白い!
    主人公の考え方も少しずつ母親似になってる感じがしたけど、初めから似てたのかもしれない。友達一人ひとりを大切に思いやって、考えられてる主人公は母親の教えとか影響が強いのかなと思った。
    主人公みたいに友達の発言や行動の意味について考えて、行動して、理解しようとする姿は見習いたい。友達だけでなく、家族とか恋人とかも、そうやって理解して、自分なりのやり方で大切にしていきたいなと思った。

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    2026年01月18日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    各キャラクターの考えについて、どれも理解できるし、共感もできる。人によって物事の捉え方は変わるのは当然だ。加えて、時代の価値観によっても変わってしまう。この2軸の価値観の掛け合わせが、より世界を複雑にしてるのかなと思った。
    カロリー使います。

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    2026年01月17日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    いやー。すごいね。金原ひとみ
    こんなん書いて本人はメンタル大丈夫なんかな?
    と心配になるくらい力作

    長岡友梨奈の「自分が世界一正しい」
    みたいな感じが後半かなりイライラ
    伽耶がかわいそすぎる

    でも「最強メンタル」の時って
    そうなんかもなぁ

    私も正論で戦う派なので
    わからなくはない

    でもさ、自分の事、棚に上げすぎやないか?
    旦那が別れてくれんにしても
    一応、自分も不倫やん?
    木戸さんも自分と比較してたけど。

    19や20から28歳まで友梨奈と
    暮らしていた一哉
    友梨奈に死なれ、突発性難聴になって
    今後もずっと友梨奈を引きずって
    生きてくわけやん?
    伽耶も、きっとそうやん?
    かわいそすぎる

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    2026年01月17日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    女としての部分は共感できない部分も多かったけど!母として書かれた話は深く刺さるものがあった。不器用だけど真面目さが滲む、人間臭さが妙にツボだった。信頼をおける作家だと感じた作品。

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    2026年01月16日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    ずっと読みたかったけど、いやー思ったより難しかった。
    よくもこんなに考えの違う人たちの心情や行動を細かく描けるなーってすごくすごく感心してしまった。笑

    この作品って圧倒的、女性味方目線というか。
    これは男性が読んだらどう感じるのか興味がある。

    男女差別とか、男女格差とかって
    いつになったらなくなるのかな?
    もうこれは世の中に違う性別がいる以上なくならない?
    塩田武士さんの「踊りつかれて」にもあったけど
    "礼節を重んじるあまりに、自分を押し殺す。"
    違和感があっても
    夢を壊されるかもしれない
    周囲から孤立するかもしれない
    環境から追い出されるかもしれない
    そういった危機感

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    2026年01月17日