金原ひとみのレビュー一覧

  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    金原ひとみさんの文章を初めて、言葉一つ一つが身体に染み渡って食べたいと思うくらい読んでいて欲した

    共感できない部分もあると思うのに、こんなに好きだと思えるのはなんだろうか

    子育てと執筆、移住大変苦労されたようだ

    そしてお酒と牡蠣がお好きで

    昔の恋人との話、小説を書き始めたきっかけの賞がとても良かったし、金原さんは昔からかけて、書くために生まれてきたような天才なんじゃないかと思う

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    2026年02月21日
  • 蛇にピアス

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    この界隈を赤裸々に描ける語彙と表現。他にいない新星だったろうな、と。高校時代のパンクなのに文学少女な同級生を思い出す。彼女は小説を書いているだろうか。40分。

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    2026年02月19日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    「ある編集者に性的搾取をされた。」と告発された中年男性を軸に、息子や強キャラ小説家、性的クズ編集者、陽キャ引きこもり少女の思いと生活を描く。性描写が至る所にあって、「多様だな性は」なんて、作品の陰鬱な部分とは乖離した感想をもつ。二人の中年男女の鬱な部分に触れると、いつか自分もこんな灰色な生き方になる気がする。いろんな強い感情が描かれる作品だけど、読んだ後は「灰色の本」て印象。

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    2026年02月17日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    主人公とまさかさんのやり取りが微笑ましかった、、
    ただ、まさかさんが当時から「天使だ」と思うほど主人公に惹かれていた理由を知りたかったなと思った。
    当時の主人公は不妊治療が上手く進まず普通とは異なる精神状態だったと思うが、それでもそう思えるということは、その部分もきっと素敵なエピソードだったのだと思う。

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    2026年02月15日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    言葉一つ一つが強くて、文章の圧に圧倒されながら一気読みできずに少しずつ読み進めた。大きな展開が起こるでもなく、視点を変えながら物語が進むが、誰にも共感できない中で一際、長岡友梨奈をどう扱ったら良いのか最後までわからなかった。関わりたくないといえばそれきりだが、私には全くない貫かれた強さと正しさがあり、必要な人なのだと思う。性加害をテーマに読み進める中で考えさせられることがたくさんあったのに上手くまとめられずもどかしい。

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    2026年02月15日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    新進気鋭のパティシェが作った濃厚生チョコとキャラメルのテリーヌみたいなずっしりした読み応え。
    胸焼けするのに、もう一口もう一口とフォークを刺してしまう感じ。気づいたら1人で一本食べ切っちゃったなぁって感じ。

    自分の人生とリンクしすぎて、途中で読むのを放棄しようかと思った話もあったけど、最後まで読んだ今はなんと満たされた読書体験だったんだろうと思っています。

    著者の「ミーツ・ザ・ワールド」を先に読んでいたけど、この本の中の「アンソーシャルディスタンス」を長編にした印象がある。
    とにかく、どの話も長編にできちゃう面白さ。

    3話目のコンスキエンティアの終わり方、なかなかこんなかっこいい終わり方

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    2026年02月13日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    気持ちがゆれる。ゆらぐ。読み切ってもなお不規則に揺らぎ続けているような気分。この作品に潤いや救い、そして美しい結末を求めても報われない。そういうものではない。

    一向に同じテンポでは読み進めさせてくれない。それほどにそれぞれの登場人物ごとに没入感を感じられるように描かれていて、巧妙だった。
    これでもかとリアルで、令和の現在地が濃縮されていて、末恐ろしさと「これは人ごとだ」と逃げたくなる気持ちを抱えながら向き合わなければならなかった。そうしてバリアしながら読まなければ、自分の過去の経験や何を悪と感じているかという多くのものと真っ向から向き合わねばならなくなりそうだからだ。

    この世代・性別・立場

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    2026年02月12日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    人それぞれの価値観があって、自分の普通と相手の普通もそれぞれ違って、理解できないことも分かり合えないこともあるよね いろんな価値観を知ることで自分の視野が広がってくから映画からこの作品を知ったけど読んでよかった 善意でも価値観の押しつけって良くないなって客観視できてよかった

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    2026年02月12日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    レビューを読んでいると、自分と違う意見を持っている人がいて面白い。正解がないのが前提だけれども、自分はこっち派だな、というのは合って、でもレビューでは私と逆の立場の人もいて面白かった。

    伽耶と友梨奈の言い合いのシーンが一番しんどかった。
    あの場面は①人の苦しみに対する正義感 と、 ②人は分かり合えるかどうか の二つから見れると思っていて、

    ①については友梨奈と恵斗、一哉と伽耶が同じ意見を持っていると思う。
    p293 友梨奈「怒りと悲しみを(省略)後世に継承してはならない(省略)。その継承に加担しないように、私たちはそれについて考える義務がある」
    p292 恵斗「どこかで責任を感じるんだよ」

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    2026年02月12日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    主人公の銀行員ゆかりは腐女子を隠しながらも、平凡な社会人生活を送っていたが、ある日失敗した合コンの帰りに舞伎町で、死にたい願望のあるキャバ嬢のライと出会う。これまでの人生において接点がなさすぎる人々との非日常が始まり、今までと世界の見え方が変わっていく・・。

    解説が私の感じたことをすべて言語化してくれていて、最後に頭を整理できました。あまりにも新しい世界との出会いの時、「わからなさ」を必死に理解しようとするのって、ものすごく気力がいる。ゆえに「違う世界」だと割り切って、それでおしまいにするのがごく普通なのに、ゆかりはライに対してもがき続けるのだ。生きることに執着のない彼らと関わりながらも、そ

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    2026年02月11日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    初・金原ひとみ小説。でも解説によると、「ミーツ・ザ・ワールド」は金原ひとみ著作の中で“転換点”らしい。どやさ。
    脳内会話まですごい長文で、でも最初は読みやすいと思ってたけど、それは私自身が腐女子に馴れているからかもしれない…とだんだん思えてきた。笑 だけどそれは腐女子の捉え方がリアルだからとも言えます!
    タイトル回収が素敵だった。
    映画化きっかけで読んでみて、映画は見に行けなかったけど、読んでよかったなと思える1冊でした。
    他にも金原ひとみさんの小説読みたいけど、何読めばいいですか?笑

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    2026年02月09日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    ネタバレ

    僕は金原さんとは全く違う性格だし、そんなに苦労をした経験や周りと違う事を感じない子供でした。

    でもこの本に書かれてある言葉を読むと
    周りと違う子の事を少し理解できました。
    子供が合わない子供も居るんだよとセリフにありましたが、まさにその通りだと思います。
    子供の中に子供ではない人が混ざるのは難しいですから。

    この本で1番強く感じたのは、
    どんな経験も糧になる
    という事です。

    僕はこの言葉を他人に言うのが無責任な気がして
    言えませんが、この本を読むと

    周りと馴染めなかった子供の時
    家を出て彼氏の家を転々としていた時
    フランスで苦労した時
    創作に締め付けられた時

    しんどい事が多かったと感

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    2026年02月07日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    やりがい搾取とか性的搾取とか

    人をコントロールするのが上手い人がいる
    都合よく使われているとも知らずに頑張っている人がいる

    自分がしていることが正しいと思っている人がいる
    押し付けられる考え方・生き方に溺れそうになる人がいる

    きつい内容でした。

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    2026年02月06日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    私には金原さんは合わないだろうなぁと、、、読まず嫌いで、一冊も読んだことがありませんでした。

    ともちんやおびのりさんのレビューを読んでいて、何か一冊くらいはと思い、おびのりさんのレビューが超絶カッコよかったこの作品を購入しました。

    序盤は、芥川賞作家らしい??言葉選びが私には馴染めず、超苦戦(-。-;
    良い意味で想像通りでございました( ̄▽ ̄;)


    子供を保育園に預ける3人の母親を順番に描いているのですが、この女性たちがとにかく私は苦手(~_~;)全員苦手。
    麻薬に、虐待に、不倫。。。
    普通の人はおらんのか!?


    母としての役割や、社会から押し付けられる「母らしさ」みたいなものに苦しむ

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    2026年02月05日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    「死」というものや、他人との価値観の「断絶」とどう向き合えばいいか、そのヒントをくれる一冊だと感じた。

    テーマは重めかもしれないが、ストーリーや文体は重すぎず、読みやすいが新たな知見を授けてくれる。

    一文が区切りなく長いのが、個人的には少し読みにくかった。

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    2026年02月02日
  • ナチュラルボーンチキン

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    主人公は45才の女性
    プロット、モチーフは、まあありがちかなとも思うけど、キャラ描写と設定の良さで、まあまあ刺さる

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    2026年02月01日
  • fishy

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    めっちゃよかった!これでいい、自分でいい、って思えるくらい、女は様々、生き方も、何もかも でもみんなそれでいい

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    2026年02月01日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    一気に読んでしまった。
    読みやすい、1人称のスピード感。

    金原ひとみは可愛い。
    彼女の実体験かなという描写も感じられた

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    2026年01月27日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    2011年 ブランチブックアワード大賞
    2012年 第22回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞

    すでに刊行から10年以上が経った作品。
    おそらく当時まだ30歳前後だった金原ひとみが描いた、母性への反逆、あるいは抵抗、そしてその意識そのものへの肯定の物語かと思う。

    三人の母親たちの視点から語られるのは、夫婦や育児をめぐる友情の裏にある本音であり、社会的には語られにくい感情の数々。
    解説で高樹さんも触れているように 本作は「社会の常識に反した本音の箱の蓋を開けた」作品ー
    高樹さんの解説を省略しすぎているけど おおよそこんな感じで良いと思う。

    ただ、読んだ方ならわかる通り、彼女たちの本音はあま

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    2026年01月27日
  • ナチュラルボーンチキン

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    そこでそう繋がってくるのかーと驚かされた。
    展開を予想しながら読んでいたけど、全然当たらなかった。

    人生における転機なんてどこで起こるかわからないし、今つらくても無理して必死に生きなくたっていいと励ましてくれように思えた。

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    2026年01月26日