金原ひとみのレビュー一覧
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果たしてこれは作者の自伝的作品なのかなんなのか笑
最初は主人公の22歳の作家の口調がギャルで嫌だったんですけど、何も考えていないようで色々な事を考えているんだなぁと分かりました。
ていうかすっごく嫉妬深くてネガティブ笑
病的に寂しがり屋だということと病的に嘘が嫌いなのは何故か最後まで読んだ時に分かって(まぁ寂しがり屋なのは最初からだった気もしますけど)、最後の方は責任取れないとか言いだす男に殺意を感じ(爆)お腹の子と主人公可哀想だなぁとか。
人間を色々なものに例えるところが面白かったwwwあとコイツは〜してそうとか勝手に考えるところも。
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女性蔑視のミソジニーや、男だけで固まろうとするホモソーシャルな関係性の異様さを、主に女性や若い世代の視点で語っているように感じました。自分にそういったミソジニー的な傾向はないと思っていたのですが、もしかすると無自覚なだけかもしれないと感じました。この点、女性の視点を学ぶことができて良かったです。
また、飲み会などで、女性蔑視に近い発言などがあっても、場が白けるのを恐れて受け流すこともあったのですが、それはやめて何らかのアクションはしていこう、と強く思いました。
一方で自分が思う正しさへの拘りを、他人へも押し付けていく長岡さんの行動については、ちょっと覚めた目で見ておりました。この点は、自 -
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2021年第57回谷崎潤一郎賞受賞の短編集。
収録された五編はいずれも文芸誌『新潮』に2019年から2021年にかけて発表された作品です。
コロナ禍を振り返って描いた小説ではなく、その時代の まさに”ライブ”のような短編集でした。
「ストロングゼロ」
アルコールに詳しくない私でも、その商品名だけは知っていました。
精神的に不安定な同居人に寄り添い続けるうち、自らも共感疲労にも似た状態へと追い込まれ、ストロングゼロに依存していく女性。読んでいて、この息苦しさや閉塞感をどこまで計算されて描かれているのかと考えずにはいられませんでした。
「デバッガー」
年下の恋人との年齢差という”バグ”を -
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ネタバレ主人公の志絵は、その時々の自身の状況によって娘の理子への接し方が変わるように感じられ、なんだか心苦しく感じられました。
あと、「自分の欲望を満たすことだけを目的に生きてるの?」という発言なのですが、志絵自身は二度の結婚と離婚を経験し、そのうち2度とも自身の浮気が原因で、その後も恋愛を続けているという背景を見てると、自分のことは棚に上げているように感じてしまいました。
また、親にも恋愛をする自由はあると思いますが、その一方で志絵自身は浮気で家庭を壊しており、父親が何度も変わる環境の中で、さらに「これからこの人と暮らす」と言われる理子の気持ちは十分に考えられているのかと疑問に思いました。
恋愛と子 -
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文字!という感じの文達。
それぞれの主観が変わってその人が何を考えているのか事細かに書いてあり、わかる部分と分からない部分など、気持ちがどんどん搾り取られていくような感じがして、さすがに何日にも分けて読んだ。
特に長岡さんの言っていることは、間違っていなくても合ってはなくて、そんな四方八方に敵意を撒き散らしていたら疲れるだろうなと思ったが、一時期自分もこういう時期があったなと思った。
言語化して話したいのに、空気を読むとかいう言葉が本当に理解出来なかった。
「それでいきましょう」を聞くために会議をするなら、最初から決定を教えてくれたらいいのにと思う。
男性側と女性側の認識が違っている様も垣 -
Posted by ブクログ
恋愛小説かと思ったらそんなことなかった。
「これでこそ感情だ。人間だ。」というのを嫌というほど感じさせる物語だった。
何のためにこんなことをしているのか、続けているのかもはやよく分からない、けど衝動や無意識が自分を突き動かす。これでこそ人間だ。
主人公の中にはわたしが軽蔑しているようなタイプもいた。そのような行動をする彼女らの一人称で語られることで、喜び、怒り、悲しみ、戸惑い、諦念、虚脱感、葛藤など一つでは言い表すことの出来ない感情について、理解は出来なくとも知ることができた。
私がこれを理解しないというのは、理解するのが怖いということでもあり、本当は理解できるし知っている感情達なのだと思う