金原ひとみのレビュー一覧

  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    こんなにも、こんなにも、「絶望」を言葉にすることができるのか。
    絶望する一方で、「伝わると信じている」という金原さんの姿勢にグッときてしまった。

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    2026年01月14日
  • デクリネゾン

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    お門違いなことを書いてるかもだけど、途中からずっと同じ展開で蛇にピアスのような疾走感が恋しくなった。

    昨今、家族には様々な形があるけれど志絵と蒼葉、理子と元父親この4人の関係性は新しすぎる。
    私が人を愛すときは
    その人と一生添い遂げ、
    共に墓に入ることを誓うほど
    その人しか見えなくなってしまうので、志絵が
    1人だけを愛せず、不倫を繰り返してしまう心理が
    ずっと謎だったし、結局わからなかった。
    親が何度も離婚と再婚を繰り返していても、
    子供である理子があれほど真っ直ぐに育つのは両親からの愛情があるからか、なんなのか。

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    2026年01月17日
  • ナチュラルボーンチキン

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    君たちはどう生きるか…まさに、だなぁ。考えなきゃいけないような、考えたくないような。
    とりとめなくさらっと読めるけど、登場人物みんな好きだなぁ。浜野さんのルーティンを愛するところも、平木さんの突拍子もないような行動力も、まさかさんのイレギュラーっぷりも。気持ちがダダ漏れてるような文章も読んでて胸がキュッとなった。なんだか彼らが羨ましい。ラストもそれぞれがらしくて良かった。

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    2026年01月13日
  • ナチュラルボーンチキン

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    金原さんの作品を読むのは「マザーアウトロウ」に続いて二冊目。こちらは、中年版『君たちはどう生きるか』との紹介文に惹かれて手に取りました。

    ルーティンを愛する45歳事務員とホスクラ通いの20代パリピ編集者が繰り広げる爽快なストーリー。
    面白くて一気に読み!
    何もかもがルーティンの浜野さんの平穏な暮らしを激変させたパリピ編集者の平本さん。二人が初めて顔を合わせてからの展開が、痛快で面白かった。

    異質に思える平本さんに戸惑いながらも、そのペースにのみ込まれ、いつの間にか楽しめるようになっていく浜野さん。

    「人生」あとは穏やかに終わりに向かっていくだけの日々が、こんなにも予想がつかなくてワクワク

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    2026年01月13日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    美しい!物事をこういう表現の仕方があるんだなっていう表し方で書いてて、すばらしい。切り取る場面が絶妙。

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    2026年01月12日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    おススメされて読んでみた
    自分はこの時何してたかなぁと照らし合わせてみたり私も日々生き抜くしかなかった今もだけど
    今自分が理想の状態にあるかなんてそんな質問
    理想てこれから何が起こるかわからないとつくづく思った
    何も思わず乗り越えて行くしかないし

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    2026年01月11日
  • ナチュラルボーンチキン

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    蛇ピーをかなり昔に読んだ記憶がありますが
    それ以来、久々の金原ひとみさんです。
    本の装丁はあまり好みではないポップさです。

    前評判はよいものの、内容はよくわからずでの読書スタート!200ページなら2日でいけるかな?

    45歳で変化のない毎日を淡々と過ごす
    主人公浜野文乃。
    変化を拒絶するかのよう。
    なぜそうなってしまったのか?そのきっかけが
    徐々に明かされていくオハナシ。

    彼女のココロを解してくれる、
    同じ職場の今どきの女のコ「平木なおり」ちゃん。
    もとは「仲なおり」ちゃんだったらしい。
    そしてバンドマン「かさましまさか」さん。
    回文でございます!
    ステージでは悪魔的なパフォーマンスをする

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    2026年01月11日
  • ナチュラルボーンチキン

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    良かった!
    平木さんが出てきた時はあんなに今時過ぎる
    仕事はできるか知らんけどさ、ってタイプに
    イラっとしたのに笑 浜野さんが喜びの世界に引き上げられたのは直理のおかげ!
    毎日起きて食べて働いて寝て、喜怒哀楽の起こらないように生きていく事がルーティン浜野が
    また、恋愛や友人やに巻き込まれて
    人生を謳歌していく扉を開けようと
    していくことに、まどろっこしかったりしつつ応援していた笑 まさかさんの誠実さ純粋さにもイライラしたけど笑 この2人は 今 出会ったからお互いの大切さに気づけて惹かれていけたのかな

    深く深く傷ついてしまっても
    決して人生諦めないで
    人との繋がりを閉じてしまわないで

    無理に

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    2026年01月07日
  • 蛇にピアス

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    未知の刺激が人を大きく変える。そんな印象を受けた物語。ルイはアマのことを恋人というよりは、自分の道標でありながらも支配下に置くことができる稀有な存在として側に置いておきたかったのだと思った。そんな二律背反に近い感情を抱かせる人間に出会えることはそうないだろうから。だから彼を失う恐怖に襲われて以来、正気じゃない生き方はどんどん加速していった気がする。

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    2026年01月07日
  • 蛇にピアス

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    読みやすかった。自分の暮らす世界とかけ離れているものの、ずっと死にたいような気持ちでいるのは共通してて、ドン引きと共感を交互に楽しめた。

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    2026年01月07日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    強く『人間』という生き物を感じた1冊
    その時々の自身の感情を大切にし、もがき苦しみながらも生き抜いてきた人間でなければこのような本は書けないであろう

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    2026年01月03日
  • ナチュラルボーンチキン

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    好き。
    あらすじだけにしてしまえば、割とありきたりな恋愛小説になってしまうのかもしれない。けれど、そこここにマーカーを引きたくなる文章が散りばめられていて、真理!って思いました。
    平木直理ちゃんのキャラクターが最高。
    主人公の過去の出し方が上手い。ぐいぐい読んじゃう。まさかさんの包容力すごい。
    ハジケテマザレでも思ったが、美味しい物を美味しそうに食べてる描写が上手い。料理漫画が流行っているけれど、料理小説な部分もあるんじゃないか?
    直理ちゃんと美味しい物を食べて、真理突いてくるシーンもっと欲しい!!

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    2026年01月02日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    もちろん作品に好き嫌いはあったが、作者が人間の非合理的さや矛盾をむき出しに描く言葉たちを浴びることは、読書体験としてとても好きだった。

    人間の不条理や抱える矛盾が、誰しも持ち得る陳腐な特徴なのだと思わされる、そんな気持ちにしてくれる小説が好きなのだと、再認識させられた。
    アンダーグラウンド感・人間の脆さに私は安心させられるのだろう

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    2026年01月01日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    自分の見てる世界が全てでは無いことを教えてくれる1冊。普段関わることのない世界の人との交流が、これほど人生を変えてくれるものか思わされた。
    読みやすく、肉の部位にも詳しくなれそうかな?

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    2025年12月31日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    すごくグロテスクで、人間の皮をかぶった動物みたいで、自分とはちがうなって思うのに端々ですんなり共感しちゃってる自分もいて、すごく引っ張られた。

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    2025年12月31日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    設定と、キャラの価値観が立ってて面白かった

    価値観として何が「正しい」のかという観点では、
    平野啓一郎の「正欲」、朝井リョウの「生殖記」などを思い出しました。

    特に焼肉擬人化漫画の中身(キャラ設定等)がわりと詳細で面白かった。

    強いて言えば主人公のゆかりの発言がところどころ流石に自分の主観に基づきすぎ(メインストリームを押し付けすぎ)で冷める部分があるので星4つにしました

    腐女子で世間から無意識の偏見を受けてきたなら、序盤からもう少し配慮がある設定でも違和感ないと思いました

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    2025年12月31日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • ナチュラルボーンチキン

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    金原ひとみワールドを初めて感じた
    文章が軽快だが深くて絶妙な感覚で染み入ってくる
    登場人物に心理描写の表現が独特だけど、意味はしっかりと通じてくる不思議

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    2025年12月27日
  • ハジケテマザレ

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    解体全書経由で興味を持ち読んだ金原さんの明るいサイドの小説。
    職場環境の仲の良さが眩しくて、クドカン世代の私としてはTBSでドラマ化してほしいなと思った。

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    2025年12月20日