金原ひとみのレビュー一覧

  • 蛇にピアス

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    ネタバレ

    ミステリではなく純文学を読んでみよう。そうだ芥川賞だ。というノリで読みました。

    映画も見たことがなかったため完全初見です。とても好きな作品でした。
    このような人たちも世の中にはいるよなって感じました。

    最後の「大丈夫」というのは何が大丈夫なのか。どこが大丈夫なのか。といろいろ考えさせてくれる作品です。読後のモヤモヤした、どれにも分類できない気持ちが特徴的です。

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    2026年08月24日
  • 最後の晩餐

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    金原ひとみさんは、さすがという感じの文章で面白かった。
    寺地はるなさんの話が個人的には一番好きだった。
    これをきっかけに今まで読んだことない作家の本をさらに読む楽しみができた。

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    2026年08月23日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    出版社の性加害問題。女子大生の頃、作家志望美津は編集長木戸に、立場を利用して性的な関係を強要されていたと言う。
    勇気を出して過去の苦しい経験を告発するが…

    年齢、立場、考え方が違う様々な人々の視点で性加害問題を掘り下げていく。聞いていくとそれぞれに理由、事情があり納得させられてしまう。
    告発者の意見を聞いていると確かに木戸は加害者だが、木戸の独白を聞くとこちらにはこちらの事情があり、単に搾取だけで行ったのでは無く、止むない事情のゆえボタンの掛け違いもあったのでは?と思う。

    真実は何なのか?文字通り「薮の中」だ。

    セクハラを目の当たりにした時、どうするのが正解なんだろうか。会社組織や人間関

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    2026年08月23日
  • 最後の晩餐

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    人生の最後に何を味わう?
    豪華な作家陣の「食」小説アンソロジー。

    個人的には角田光代さんと井上荒野さんの話が良かったです。ものすごく幸せな家族の物語でした。

    江國さんの独特な世界観はやっぱり好きだな〜と思ったし、小曾根さんはカッコよかった!

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    2026年08月22日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    狂喜乱舞!恐怖に震撼?やばいでしょ!全ての主人公に共感出来ないのに引き摺り込まれる展開はトラウマ級の短編集

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    2026年08月22日
  • ナチュラルボーンチキン

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    どん底にいるとき、上から引っ張られるのではなく底から掬い上げてくれるような作品。胃のキリキリとする苦しみが織り交ぜられながらも人の愛を感じられる。金原さんの作品は逞しく、でも人間らしく生きる登場人物が多くて本当に気力がもらえる。

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    2026年08月21日
  • アタラクシア

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    結婚に不満がある人々のお話
    短編に見えて繋がっており、共感する点もできない点も面白かった

    みんな誰かを傷つけつつ、誰かに傷つけられているんだなぁと

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    2026年08月20日
  • マザーアウトロウ

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    アウトローな義母ができる話。
    近くに張子さんみたいな人がいたら面白いし良い影響受けれそうでいいなぁ。張子さんのような刺激も蹴人のような安心感も、どちらも人生には大切だと思う。
    何はともあれやりたいと思ったことをすぐ行動にうつせる人間になりたい。

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    2026年08月20日
  • ナチュラルボーンチキン

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    「どん底にいさせてください」
    Instagramで見かける丁寧な暮らしに憧れなくても良いし、TikTokで有名なカフェに行けなくてもいいし、土日に予定が詰まってなくても、明日に特別な希望がなくてもひっそり生きててもいい。
    いつの時代も「明るく前向きに楽しい人生」が推奨されがちだが、底の方で沈んでても良いよ、と寄り添ってくれる一冊。さすが金原文学!

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    2026年08月20日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    金原さんのエッセイが好きだ。
    そもそも小説も好きなのだけど。
    飾り気がなくて本能剥き出しで、
    形式がなくてたくさんの感情、視点を
    引き出してくれるから。
    そして自分の曝け出せなかった感情の
    答え合わせができるから。
    エッセイはそれがより色濃く感じられる。
    「母というペルソナ」に惹かれて
    手にした本書は、妊娠から育児が終わりかけの
    現在までを軸にした今までのエッセイ集で、
    現在育児真っ盛りの自分としては
    共感できることも、この先絶望しそうなことも
    希望になりそうなことも含まれていた。
    自分も20年後こんな風に自由になれるのだろうか…

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    2026年08月20日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    引き込まれて一気読み。

    女性の視点で書かれた短編小説。

    アルコール依存、整形依存。。
    読んでいると重苦しい気持ちになる作品ばかりです。

    ハーピーエンドとは ほど遠い。

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    2026年08月19日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    ネタバレ

    起爆剤みたいな小説だった。欲望、愚かさ、醜さに目を瞑りたいけれど、そんなことは出来ない。小説に登場する女性たちに、真正面からそれらの有り様を突きつけられる。私も社会に溶け込みながら生活してるつもりだけど、どこか狂っているところがあるのかもしれないなんて思ったり。

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    2026年08月19日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    酒に溺れたい、醜い顔をどうにかしたい、恋人(や異性)から離れられない、、等、経験したことはなくてもなんとなく共感できた自分ってどうなんだろうと少し危機感をもってしまうくらい、読んでて焦りと不安が出てきました。
    のほほんとした話が好きな人にとっては、トラウマになりそうな気はします。
    ただ、たまに刺激のある本に触れたいなーと思った人にはピッタリなのかもしれません。(それが私でした。)
    しばらくは、この本から離れようと思いますが、またのほほんに慣れてきたら戻って読み込む未来が見えます、はい。

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    2026年08月14日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    【収録作品】
    江國香織「コインランドリーの夜」
    金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
    角田光代「最後の鰻」
    寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
    原田ひ香「最後に、何を食べたの?」
    藤野千夜「もうひとりのねえちゃん」
    井上荒野「本当の話」

    人生の最後に何を食べるか? をテーマにした、アンソロジー。
    「コインランドリーの夜」の弥生子、「小曾根幸子の送別会」の小曾根幸子の生き様は小気味よい。
    「最後の鰻」は仲の良い家族の空気が伝わってきてほのぼのとする。
    「ラストサパー…」と「もうひとりの…」は年代こそ違うが、シスターフッドのよさをしみじみと感じる。
    「最後に、…」は嫌な話にならなくてよかった。

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    2026年08月14日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ところどころでいいな、って思う言葉が多かった。
    普通を幸せと思うのが生きやすいのかもしれないけれど、いろんな幸せはある。確実に。

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    2026年08月13日
  • ナチュラルボーンチキン

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    40歳を過ぎたOLが
    新しい世界に触れていく という
    ありそうな物語設定なのだが
    描写力というのか
    さすがの作家だなと思った。
    例えば
    「その旦那は社会性も意思も主張も倍念もない
    藻屑みたいな、
    無意味を体現したような男だった」
    藻屑って…


    行間が無く単行本にしては
    読みづらく感じるのは
    オーディブルの書き下ろしでも
    あったのです。

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    2026年08月12日
  • マザーアウトロウ

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    アッパーな義母おもしろーい!っていう軽い小説かと思いきや、意外と考えさせられることが多かった。

    金原ひとみさんの小説をはじめて読んだけど、好きかもしれない。駆け抜ける疾走感があった。

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    2026年08月12日
  • ハジケテマザレ

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    なんか最初はうーん?て思ってたけど読み進めていくとどんどんと面白くなってきてびっくり。夢中になってしまう。なんか随所の言い回しおしゃれやし。金原ひとみさんてすごい。ちょっとププっと笑えて、ほっこりしちゃう心に優しい面白本でした。

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    2026年08月10日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    章によって語り手が変わる群像劇。「藪の中」というタイトルのとおり、現実でも我々が経験するように、語り手によってとある物事の捉え方が悉く異なることがよくわかる。この作品は、「ハラスメントの告発」にその物事をおいているから、さらに捉え方のギャップがよく目立つ。性描写はここまで描く必要があるのかという気はして読んでいて気が滅入ったのは確か。ただ、それぞれの語り手が捉えている現実はよく考えられており「いやいや考えすぎでしょもっと気楽に生きたらいいじゃん」と思うものの、そのような姿勢の読者にさえ牙が向かれるという。広く言えばこの世界との向き合い方を考えさせられる作品で、もう少し狭く言えば、物事の捉え方が

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    2026年08月10日
  • マザーアウトロウ

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    ネタバレ

    ずっと読みたいと思っていた本をやっと読めた。
    ぶっ飛んだ義母張子さんがぶっ飛びすぎてて、リアル感はあまりない。でも、自分の人生を生きる、自分の責任は取るけど子供や旦那の責任を家族だから取るとかそういうのはない、っていう考え方は共感!そして、遊び、やりたいことはぜんぶやる!けど、仕事もめちゃしてて、自分のやりたいことするため、やりたくないことをしないために、お金が必要なら仕事もしっかりやるっていうのも素敵だなと思った。

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    2026年08月09日