金原ひとみのレビュー一覧

  • ナチュラルボーンチキン

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    辛いことがあり、人生を諦めた。諦めても実直に仕事、生活を送っていた。
    もしかしたら、そんな人は幸せになれるタイミングがいずれ起こるのかもしれない。そう思わせてくれる物語であった。

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    2026年01月25日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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     作品とは無関係ですがカンブリア宮殿のキャスターに抜てきされたとのニュースを見て驚!と思いました。でも、前任の村上龍さんの作品との違いを思い返すと、近いような気がするとも感じました。
     それはさておき、本書の感想です。かなりズシリと響く内容でした。いつも読後には自分が受けた印象なのに言語化出来ないもどかしさを巻末の解説がクリアしてくれる。今回も例外なく朝井リョウさんがとても適切にオチもつけて表現してくれました。
     皆が同意と解釈する行為はルールの中でリスクを排した干渉なのだ。気にしたことがなかった。ルールは破るもの、などと言って少し外れた行動をとる人は何処にでもいるし誰にでも記憶に残存すると思

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    2026年01月25日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    2026.1.24

    浜野さん、辛い過去があったけど
    いい人に出会えて良かったね。

    平木直理
    かしましまさか
    ぐりとぐら
    ナチュラルボーンシット

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    2026年01月24日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    恋愛経験のないアラサー婦女子と、希死念慮のあるキャバ嬢ライをはじめとした歌舞伎町でのお話。
    最近、希死念慮を持つ人と話してすごく驚いた。かなり忘れっぽく、前しか見れないような自分が、そのことをそれから時々考えている。そんな中でこの作品に出会った。

    それぞれが自分の世界を、自分の価値観で生きている。似ていることもあるし、全然違うこともある。そんな他人の世界を理解し切ることはできない。相手が望まないまま押し付けようとするのは自分のためでしかない。

    でも、それぞれが自分のために生きるべき人生でもある。価値観が違うから、主張する、押し付けるのはやめよう、だけだったら、コミュニケーションなんてできな

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    2026年01月24日
  • 蛇にピアス

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    本自体は、120ページくらいで、短い。
    読んでいて、中々、理解には難しい主人公の心情には、読んでいて疲れを感じた。
    主人公は、情緒が不安定で周りを取り巻く環境も世間から見ても良いものではないと思われる。
    ただ、疲れは悪い意味では無く、新鮮さを含んでおり、ルイの心情も読み解いてみたいと思えるものだった。
    ルイ自身の心情は、ルイも著者自身も誰も分からないとする解説も読んだが、私としてはルイにはルイの信念があるのではないかと思う。行動には想いが乗っているように見え、読み解けるものでは無いかと思う。

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    2026年01月22日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ルーティンを愛する40代女性。分かるわぁと読み始めた。徐々に外界へ接触しはじめる主人公に置いていかれないよう読み進めながら頑張ってついていった。
    「乖離」ってそもそもなんだっけ?とか他にもよく分からないけど雰囲気で捉えるライブ業界?専門用語的なものもあったり。
    終盤、記憶から蘇った主人公の過去の、どう考えても常軌を逸した行動の描写が、違和感なく入ってきて不思議と共感できて、この部分が結構好きかも。

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    2026年01月21日
  • ナチュラルボーンチキン

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    Audibleで鑑賞。
    はじめのうちは、何やらずいぶんと拗らせた中年女性が、はつらつとした若手同僚との出会いをきっかけに自分を見つめ直す楽しいお話かな、と思っていたが、物語が進むにつれて何故彼女がそのようになったのかが詳しく語られる。
    同時進行で運命の再会とも言える、これまた複雑な環境に育った男性と出会い、お互いにこれまでの過ぎた人生で何かをあきらめた境遇を共有しながら、これからの人生を一緒に過ごしていこうとするお話。
    おおまかにはそんなお話なのだが、登場人物、特にお相手の男性キャラが魅力的で、小さなディテールを積み重ねていくことで、なぜ彼女が再生するに至ったのかを感じ取りやすい(理屈ではない

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    2026年01月19日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    母親の発言や考え方が面白い!
    主人公の考え方も少しずつ母親似になってる感じがしたけど、初めから似てたのかもしれない。友達一人ひとりを大切に思いやって、考えられてる主人公は母親の教えとか影響が強いのかなと思った。
    主人公みたいに友達の発言や行動の意味について考えて、行動して、理解しようとする姿は見習いたい。友達だけでなく、家族とか恋人とかも、そうやって理解して、自分なりのやり方で大切にしていきたいなと思った。

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    2026年01月18日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    女としての部分は共感できない部分も多かったけど!母として書かれた話は深く刺さるものがあった。不器用だけど真面目さが滲む、人間臭さが妙にツボだった。信頼をおける作家だと感じた作品。

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    2026年01月16日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    こんなにも、こんなにも、「絶望」を言葉にすることができるのか。
    絶望する一方で、「伝わると信じている」という金原さんの姿勢にグッときてしまった。

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    2026年01月14日
  • デクリネゾン

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    お門違いなことを書いてるかもだけど、途中からずっと同じ展開で蛇にピアスのような疾走感が恋しくなった。

    昨今、家族には様々な形があるけれど志絵と蒼葉、理子と元父親この4人の関係性は新しすぎる。
    私が人を愛すときは
    その人と一生添い遂げ、
    共に墓に入ることを誓うほど
    その人しか見えなくなってしまうので、志絵が
    1人だけを愛せず、不倫を繰り返してしまう心理が
    ずっと謎だったし、結局わからなかった。
    親が何度も離婚と再婚を繰り返していても、
    子供である理子があれほど真っ直ぐに育つのは両親からの愛情があるからか、なんなのか。

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    2026年01月17日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    美しい!物事をこういう表現の仕方があるんだなっていう表し方で書いてて、すばらしい。切り取る場面が絶妙。

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    2026年01月12日
  • 私の身体を生きる

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    テーマが性だからか、かなり赤裸々な内容が多く書き手たちの矜持を感じた。私は親しい友人であっても性に関する話をし合うことがないので、こういった本が存在してくれることそれ自体に感謝したい。
    男性からの目線、恋愛性に対する違和感や自分の体験について書いたものが多い印象で、それはその通りという内容なのだけれど、同時に女性の恋愛・結婚・妊娠出産・育児に対する幸せを語ることってもう許されないのだろうかという疑問も湧く。

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    2026年01月11日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    おススメされて読んでみた
    自分はこの時何してたかなぁと照らし合わせてみたり私も日々生き抜くしかなかった今もだけど
    今自分が理想の状態にあるかなんてそんな質問
    理想てこれから何が起こるかわからないとつくづく思った
    何も思わず乗り越えて行くしかないし

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    2026年01月11日
  • 蛇にピアス

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    未知の刺激が人を大きく変える。そんな印象を受けた物語。ルイはアマのことを恋人というよりは、自分の道標でありながらも支配下に置くことができる稀有な存在として側に置いておきたかったのだと思った。そんな二律背反に近い感情を抱かせる人間に出会えることはそうないだろうから。だから彼を失う恐怖に襲われて以来、正気じゃない生き方はどんどん加速していった気がする。

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    2026年01月07日
  • 蛇にピアス

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    読みやすかった。自分の暮らす世界とかけ離れているものの、ずっと死にたいような気持ちでいるのは共通してて、ドン引きと共感を交互に楽しめた。

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    2026年01月07日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    強く『人間』という生き物を感じた1冊
    その時々の自身の感情を大切にし、もがき苦しみながらも生き抜いてきた人間でなければこのような本は書けないであろう

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    2026年01月03日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    もちろん作品に好き嫌いはあったが、作者が人間の非合理的さや矛盾をむき出しに描く言葉たちを浴びることは、読書体験としてとても好きだった。

    人間の不条理や抱える矛盾が、誰しも持ち得る陳腐な特徴なのだと思わされる、そんな気持ちにしてくれる小説が好きなのだと、再認識させられた。
    アンダーグラウンド感・人間の脆さに私は安心させられるのだろう

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    2026年01月01日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    自分の見てる世界が全てでは無いことを教えてくれる1冊。普段関わることのない世界の人との交流が、これほど人生を変えてくれるものか思わされた。
    読みやすく、肉の部位にも詳しくなれそうかな?

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    2025年12月31日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    すごくグロテスクで、人間の皮をかぶった動物みたいで、自分とはちがうなって思うのに端々ですんなり共感しちゃってる自分もいて、すごく引っ張られた。

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    2025年12月31日