金原ひとみのレビュー一覧

  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    月並みの感想だけど、浜野さん、まさかさんと出会えて良かった。中年女性、もう一回、恋してみようってちょっと小っ恥ずかしい感じだけど、それで世界がAI感じゃなくなって、息が吸えるようになることもあるんだな。
    まさかさんの、絶対温かく寄り添ってくれる感じ。私少し変ですよって言ったら、一緒に変のその先を体験してみましょうって微笑みながら言ってくれる感じ。何でかは分からないんだけど、絶対私を不安にさせたりしない感じ。
    これはもう、どうしようもなく安心して大好きになってしまうじゃないか。まだまだそこに全ベットするには勇気がいるんだけど、負けてしまいそうな感じ。圧倒的だ。この世の全てを認めるように頷くまさか

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    2026年08月31日
  • 最後の晩餐

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    同じテーマで7人の作家が競演した短編集。自分に馴染みのある作家や初めましての作家まで、自分の好みを確認しつつ味わう感じもまた楽しい。江國香織、角田光代はやっぱり安心出来るうまさ。井上荒野も面白い。寺地はるなは初めてだったが、魅力的なキャラを作るなぁと。飛行機などで読むのにちょうどいい一冊

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    2026年08月31日
  • 最後の晩餐

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    どれも特別面白い、という訳ではなかったが、味のある話だった。
    個人的には「最後の鰻」と「本当の話」、「最後に、何食べたの?」が好き。
    あと、「本当の話」をラストに持ってきたのがいい。情緒がある。

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    2026年08月29日
  • 最後の晩餐

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    まず装丁がとても素敵。
    最後の晩餐、という少し重くなりがちなテーマだけれど、きっとそれぞれの作者が色とりどりに描いているんだろうなあと想像できる。

    まず、大好きな江國さんの作品は、まさに江國ワールドのそれで、読んでいてとても世界に浸ることができた。
    どうしてこんなにもささやかなことを美しく描けるのだろう。

    他の作者さんで好きだったのは、鰻の話。
    この作品が一番テーマに近い話かと思った。
    読み終わって、自分だったら最後の晩餐には何を選ぶのだろうと思いを馳せてみた。

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    2026年08月29日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    なんとなくシスターフッド的な小説なのかなと思っていたら、思った以上に恋愛小説になり、主人公の重い過去から妊活の苦しみについて考えさせられ、思いもよらないところに連れていかれたなという読後感。
    離婚していたって、四十代だって、子供がいなくたって、ルーティンからはみだす勇気さえあれば新しい世界を見られる、まだまだ驚ける、恋愛だってできるというのは希望でしかない。
    モッシュピットを作るというのはそんなに面白いのか?そういう系のライブは危険で怖いと思っていたけど、やってみたいかもとむくむく興味が湧いた。中華ビュッフェも行きたいし、蟹の甲羅酒も飲んでみたいし、メキシカンも食べたい。とにかくいろいろ楽しい

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    2026年08月28日
  • アッシュベイビー

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    鬱っぽい時の脳内ってマジでこれ
    アクセル全開で突っ走ってる自分がいて、それを客観的にみている自分がいて、別に止められるわけでもなく、壊れていく自分を見つめているみたいな
    罪なき動物が犠牲になるのは悲しい
    金井美恵子の「兎」読んだ時しばらく兎に睨まれる夢見たけど再来したらどうしようと怯えている

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    2026年08月29日
  • fishy

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    読み始めは都会のイケイケバリキャリ女達の日常的なやつか〜ふーんて感じだったけど、そんな事はなく三者三様めっちゃおもろかった!やっぱり金原ひとみさんてすごいわあ。と思いつつハッピーエンド?で読後感はほっこりさっぱりしてて良い。

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    2026年08月27日
  • ナチュラルボーンチキン

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    過去の出来事により心に傷を負った主人公の浜野さんは日々の生活をルーチン化し、心を無にすることでさらに傷つくことを避けている。または過去に行ったことや行動をなきものにしたいのだろうか。
    そんな主人公と今を全力で生きる同僚たちとの出会いが主人公を変えていく。
    みんなで食べるカニの茹で方の浜野さんの念入りなリサーチ、まさかさんのフラットな感じ、人生楽しすぎて不安がっている余裕がない平木さん、この本に出てくる人たちは、なんだか純粋でやり取りが心地いい。浜野さんとまさかさんが出会えて本当に良かったと心が温かくなった。

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    2026年08月27日
  • アッシュベイビー

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    村野どんだけイケメンなんだ、、手の綺麗さに惹かれるってこれ以上ない理由かもな、いいな。そんなに強烈に好きな男と結婚できてすごい。
    昨日『夏帆』読んだから、それに比べてこの女は、心と身体がぎちぎちに一体であることの過激派で最高。身体を刺したら出てきた血は言葉、みたいな^_^

    解説がすごく良くて、初めて解説に意義を感じたくらい。

    「私にとって一番重要なのは、村野さんが私を見て何と思うかよりも私をどう受け流してくれるかなんだから」
    「失うな。言葉は失うな」
    金原ひとみの疾走文体からしか得られない、ある種の正気さ?みたいなものがあるね!

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    2026年08月30日
  • 蛇にピアス

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    ネタバレ

    ミステリではなく純文学を読んでみよう。そうだ芥川賞だ。というノリで読みました。

    映画も見たことがなかったため完全初見です。とても好きな作品でした。
    このような人たちも世の中にはいるよなって感じました。

    最後の「大丈夫」というのは何が大丈夫なのか。どこが大丈夫なのか。といろいろ考えさせてくれる作品です。読後のモヤモヤした、どれにも分類できない気持ちが特徴的です。

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    2026年08月24日
  • 最後の晩餐

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    金原ひとみさんは、さすがという感じの文章で面白かった。
    寺地はるなさんの話が個人的には一番好きだった。
    これをきっかけに今まで読んだことない作家の本をさらに読む楽しみができた。

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    2026年08月23日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    出版社の性加害問題。女子大生の頃、作家志望美津は編集長木戸に、立場を利用して性的な関係を強要されていたと言う。
    勇気を出して過去の苦しい経験を告発するが…

    年齢、立場、考え方が違う様々な人々の視点で性加害問題を掘り下げていく。聞いていくとそれぞれに理由、事情があり納得させられてしまう。
    告発者の意見を聞いていると確かに木戸は加害者だが、木戸の独白を聞くとこちらにはこちらの事情があり、単に搾取だけで行ったのでは無く、止むない事情のゆえボタンの掛け違いもあったのでは?と思う。

    真実は何なのか?文字通り「薮の中」だ。

    セクハラを目の当たりにした時、どうするのが正解なんだろうか。会社組織や人間関

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    2026年08月23日
  • 最後の晩餐

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    人生の最後に何を味わう?
    豪華な作家陣の「食」小説アンソロジー。

    個人的には角田光代さんと井上荒野さんの話が良かったです。ものすごく幸せな家族の物語でした。

    江國さんの独特な世界観はやっぱり好きだな〜と思ったし、小曾根さんはカッコよかった!

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    2026年08月22日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    狂喜乱舞!恐怖に震撼?やばいでしょ!全ての主人公に共感出来ないのに引き摺り込まれる展開はトラウマ級の短編集

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    2026年08月22日
  • ナチュラルボーンチキン

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    どん底にいるとき、上から引っ張られるのではなく底から掬い上げてくれるような作品。胃のキリキリとする苦しみが織り交ぜられながらも人の愛を感じられる。金原さんの作品は逞しく、でも人間らしく生きる登場人物が多くて本当に気力がもらえる。

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    2026年08月21日
  • アタラクシア

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    結婚に不満がある人々のお話
    短編に見えて繋がっており、共感する点もできない点も面白かった

    みんな誰かを傷つけつつ、誰かに傷つけられているんだなぁと

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    2026年08月20日
  • マザーアウトロウ

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    アウトローな義母ができる話。
    近くに張子さんみたいな人がいたら面白いし良い影響受けれそうでいいなぁ。張子さんのような刺激も蹴人のような安心感も、どちらも人生には大切だと思う。
    何はともあれやりたいと思ったことをすぐ行動にうつせる人間になりたい。

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    2026年08月20日
  • ナチュラルボーンチキン

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    「どん底にいさせてください」
    Instagramで見かける丁寧な暮らしに憧れなくても良いし、TikTokで有名なカフェに行けなくてもいいし、土日に予定が詰まってなくても、明日に特別な希望がなくてもひっそり生きててもいい。
    いつの時代も「明るく前向きに楽しい人生」が推奨されがちだが、底の方で沈んでても良いよ、と寄り添ってくれる一冊。さすが金原文学!

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    2026年08月20日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    金原さんのエッセイが好きだ。
    そもそも小説も好きなのだけど。
    飾り気がなくて本能剥き出しで、
    形式がなくてたくさんの感情、視点を
    引き出してくれるから。
    そして自分の曝け出せなかった感情の
    答え合わせができるから。
    エッセイはそれがより色濃く感じられる。
    「母というペルソナ」に惹かれて
    手にした本書は、妊娠から育児が終わりかけの
    現在までを軸にした今までのエッセイ集で、
    現在育児真っ盛りの自分としては
    共感できることも、この先絶望しそうなことも
    希望になりそうなことも含まれていた。
    自分も20年後こんな風に自由になれるのだろうか…

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    2026年08月20日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    引き込まれて一気読み。

    女性の視点で書かれた短編小説。

    アルコール依存、整形依存。。
    読んでいると重苦しい気持ちになる作品ばかりです。

    ハーピーエンドとは ほど遠い。

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    2026年08月19日