金原ひとみのレビュー一覧

  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    文章から彼女特有のひりしりした感触が伝わる。フランスにいても日本にいても、生きることに苦しさを覚えながらもがいて生きている彼女の人生が垣間見える作品。また彼女の周りには浮気をしているあるいはされた登場人物がたくさんいるようだ。

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    2025年09月15日
  • ハジケテマザレ

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    直前に別冊ダヴィンチの解体全書を
    読んでいたので、より楽しく読むことが
    できました。
    普通に悩んだ学生時代だったけど、
    普通って大事、大人になってより思います。
    登場人物がトリッキーだし、
    金原さんの重くなーい小説は
    ポテチのように読めてしかも楽しい。
    楽しい!!をたくさん味わえた本でした。

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    2025年09月12日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    お母さんおもしろすぎる、正反対っていうよりはこの親にしてこの子ありだと思う。
    そして主人公陽キャすぎる。

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    2025年09月12日
  • 私の身体を生きる

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    赤裸々に語られる身体についてのエッセイ。
    それぞれに身体の事情を抱えて生きているのだなあ。女性の場合は嫌な目に遭う機会も多くて。

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    2025年09月05日
  • 憂鬱たち

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    ダークなのに爽快。イライラ、モヤモヤ、暗さがある時にハマる本だと思う。
    序盤からずっと不思議な爽快感、次から次へとやってくる摩訶不思議なストーリー展開にどっぷりはまってしまった。
    読んだあとしばらく余韻を残すくらいは濃厚でブラックな世界観。
    だけどなぜか嫌な感じはない、むしろどんどん読みたくなってしまう文章。
    現実世界から切り離されたところにいるような主人公、そしてストーリーにはどこか救われる感じがする。
    タイトルの憂鬱たち、に惹かれたら読むのがいい。

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    2025年09月02日
  • アッシュベイビー

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    狂気に満ちた異常な愛と欲望の物語。
    全編主人公アヤ視点で進行し、そのほとんどがアヤの心理描写となっている。また章分けなどもなく冒頭からラストまでで一つの構成である。
    登場人物全員が欲望に狂っているが現実も似たようなものかもしれない。
    アヤの異常なまでの愛情への執着は、多くの矛盾をはらみながら、また極端に歪だが美しいほどの表現力で描写されている。
    一方でホクトについては異常性欲とアヤからのプレゼントを含め胸糞が悪くなる。
    まさに現代文学といった作品だが、文学にしてはかなり読みやすく、大長編でもないので読んでみてもいいかもしれない。とはいえかなり人を選ぶのでおすすめはしない。

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    2025年09月01日
  • 私の身体を生きる

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    女性たちによる性のエッセイ集と聞き、女性あるあるやフェミニズム的な問題提起を想像したが予想外だった。
    冒頭の西加奈子はフェミニズムへのお誘いに近いニュアンスを感じたが、続く村田沙耶香で一気に個人の話となる。
    その後も個人的なテーマを書く人が多く女性同士だけど違うのは当然、そもそも理解不能だったりする。
    でも不思議だなと思いながら読む理解不能の中に、少しだけ自分の面影があると仲間を発見したような安心がある。
    私だけの大切な話を自分も整理して書いてみたくなったり、男性バージョンも読んでみたくなった。

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    2025年08月27日
  • 私の身体を生きる

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    出産入院中に読むか〜と購入。
    スカート履くのが嫌で泣いてた自分が出産か〜、、、という気持ちにマッチするエッセイがいくつか。

    自意識についてがテーマなので当然っちゃ当然なんだが、「こういう私、どう?」が何気ない振りして3日目の経血くらい滲んでる文章も結構あったなかで、(そのヤンキーという修飾語いるか?みたいな)藤原麻里奈、すごすぎる。
    女を捨ててるのに"女なのに"のリングの中で評価されることに気持ちよさを感じる、ってところ、こんな素直に自分の欲求捉えられるのすごすぎる。(2回目)
    自分も自分しか見ないような日記ですらすぐ滲ませちゃうので、ああいう文章を書けるようになりたい。

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    2025年08月20日
  • 私の身体を生きる

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    このくらい、身体とは何かを強く感じ、自分自身の身体を感じる本が私にはひつようだった

    リレー形式ならでは、最後の方、「私の身体を生きる」ってなんやねんって議論が進展していくのが最高だった

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    2025年08月19日
  • GOAT meets01

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    はじめて文芸誌を隅から隅まで読んだ。

    良い意味でハードルが低く、ここから文芸誌を手に取る人もたくさんいると思う。
    小学館さん凄いことやってます!!!

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    2025年08月13日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    子どもを同じ保育園に通わせる3人の母親目線で
    それぞれ話が進んでいく。
    3人の母親は環境も違ければ、職業も違う。

    600頁越えと中々にボリューミーな本書だが、
    物語に引き込まれていった。

    虐待描写や性描写などが鮮明に書かれているため
    読みながら息が苦しくなった。
    でも、子どもを育てたことのある母親なら
    共感できる部分が多いのかもしれない。
    1人の子どもを育てる母親は本当に強くて
    愛情を強く持っていることに改めて感じた。
    反対に憎しみも。

    子どもを育てる時には母ひとりでは限界がある。
    周りの協力が必要不可欠だなと痛感した。

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    2025年08月09日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    どんな方なんだろうと以前から気になっていた金原さん。パリでの生活、フランスの嫌な部分がこれでもかというくらい分かりやすく出ていて面食らった。彼女の周りの不倫率の高さと、小学生の時には友達と万引きしていた話が露骨すぎて、いくらなんでも・・と思った。変な人遭遇率も高すぎないか?幸せだけどずっと生き辛いのは痛いくらい伝わりました。

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    2025年08月07日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

    面白かった…!
    身体について言語化することは難しいと思いながら、言語化欲求もあって、そこをストレートに表現してくれている言葉は、ポジティブなのかネガティブなのかは分からないが震動を伝えてくるようで、ちびちび読み進めました。
    わかる、わかるよ…となるところもあれば、こんな身体感覚を持つ人もいるんだ〜と知るところもあって、何かしらそれが身体にフィードバックされて、終始不思議。

    島本理生「Better late than never」
    …直後よりも、むしろ二、三日目から、不安定さを伴った執着心はピークを迎えて、その最中には激しい恋をしているようにも感じていたが、その後、十日間かけて緩やかに下降した

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    2025年08月04日
  • 私の身体を生きる

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    女性の書き手が綴る、「身体」についてのエッセイたち。

    私がこれまでの人生誰にも言わずに、日記にすら書かずに閉じ込めてきた経験や思想や感情に近しいことが書かれていたりして、私だけじゃなかったのか……!という発見がいくつもあった。

    私みたいに、自分の中に閉じ込めている人も沢山いるであろう内容をこうして書いてくださったことに感謝したい。
    生理や身体の変化のこと、妊娠のこと、性自認のこと、性欲や自慰について、ルッキズム、性癖、尊厳などなど……
    女性の体と30年付き合ってきたからこそ、どれも興味深い内容だった。

    金原ひとみさんの「パリの砂漠〜(略)」を読んだ時にも思ったのだけど、
    金原さんの文章だ

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    2025年07月26日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    あまりにもな言語化の嵐で、共感とか理解はなくても、沈むように引きづり込まれた。身に覚えがない体験に相乗りした気分。

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    2025年06月26日
  • ハジケテマザレ

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     まとめて全部ひっくるめていいじゃんそれでと肯定しつつも、決して甘やかしてくれない作品でした。
     みんなちょっとずつ、ん?って思うところあるけれど、それもひっくるめて関わっていたいなって思えているここの人たち、最高ですよね。マナルイさんたちには、だめな素を見せてもきっと見放されないってみんな思えている気がしました。その安心感ってすごいと思う。

    真野さんの、何かになりたいけど、行動に移すのは怖いし、何だかんだいつも今の場所が居心地が良くて動けない。というところに共感しました。
    何者にもならなくていいと思うところから始めなきゃですね。

    カレー食べたい。

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    2025年06月22日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    主人公レナレナの、子供らしい思春期突入中学一年から少し大人の入口見えてきた高校一年までが、鮮やかに描かれている。あれ?この感覚なんだか懐かしいかも、と思ったら、そう、太宰治の「女生徒」を思い出した(何十年前だろ)。
    思春期の女の子の頭の中を、言葉でブワーッと表現するのは、その現代語会話の言葉の面白さもあり、怒涛の異世界的感覚が押し寄せてきておもしろい。もちろん現代の「勇者ども」のほうが、疾走感があるし、ママや友達との会話も豊富に織り交ぜられ、より多層的だ。
    同じ年代に子を持つ親の目線としては、現代の複雑な世界を生きて受験が終わっても相変わらず勉強して部活もして、いろいろ悩んだり迷ったり笑ったり

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    2025年06月16日
  • 私の身体を生きる

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    様々な作家の性に対する(主に女性)事が書かれている。性といっても色々な主観や体験があって、知らない作家さんの事は調べて知りたくなり、好きな作家さんの事は今まで知らなかった部分を知り深く知れた様な気になった。

    生々しい描写や、親しい人であっても普段はあまり聞かない言わない性の事柄にビックリしたし、何だか安心?した。
    日本では性の話しはあまりオープンじゃないからこそ、この本で色んな人の性の事が知れて嬉しかった。次回作も出たらいいな。

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    2025年06月15日
  • 憂鬱たち

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           『憂鬱たち』


    七つの短編からなります

    「デリラ」「ミンク」「デンマ」「マンボ」
    「ピアス」「ゼイリ」「ジビカ」

    登場するのは三人
    「神田憂」
    「年上の男性 カイズさん」
    「若者 ウツイくん」     

    神田憂は、今日こそ精神科に行かなければと思いながら、さまざまな事態に阻まれてどうしてもたどり着けない。彼女の周りに出没する年上の男性カイズさんと若者ウツイくんはいったい何者なのか?エロティックな思考が暴走し、現実が歪みはじめる。グルーヴ感のある文体が冴えわたる官能的ブラックコメディ……ですって。


    うーーーーん
    読んでいても ? が多いし
    エッチな方向に行きがちなのだけ

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    2025年06月12日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    おもしろかった!!

    ストロングゼロ、整形、不倫、、
    このままでいいわけないのに、どんどん深みにハマっていく。
    一人称の女性たちの疾走感がたまらない。

    暗く、辛い話と思いきや、
    テンポよく、どんどん読める。

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    2025年06月07日