金原ひとみのレビュー一覧

  • 蛇にピアス

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    未知の刺激が人を大きく変える。そんな印象を受けた物語。ルイはアマのことを恋人というよりは、自分の道標でありながらも支配下に置くことができる稀有な存在として側に置いておきたかったのだと思った。そんな二律背反に近い感情を抱かせる人間に出会えることはそうないだろうから。だから彼を失う恐怖に襲われて以来、正気じゃない生き方はどんどん加速していった気がする。

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    2026年01月07日
  • 蛇にピアス

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    読みやすかった。自分の暮らす世界とかけ離れているものの、ずっと死にたいような気持ちでいるのは共通してて、ドン引きと共感を交互に楽しめた。

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    2026年01月07日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    強く『人間』という生き物を感じた1冊
    その時々の自身の感情を大切にし、もがき苦しみながらも生き抜いてきた人間でなければこのような本は書けないであろう

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    2026年01月03日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    もちろん作品に好き嫌いはあったが、作者が人間の非合理的さや矛盾をむき出しに描く言葉たちを浴びることは、読書体験としてとても好きだった。

    人間の不条理や抱える矛盾が、誰しも持ち得る陳腐な特徴なのだと思わされる、そんな気持ちにしてくれる小説が好きなのだと、再認識させられた。
    アンダーグラウンド感・人間の脆さに私は安心させられるのだろう

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    2026年01月01日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    すごくグロテスクで、人間の皮をかぶった動物みたいで、自分とはちがうなって思うのに端々ですんなり共感しちゃってる自分もいて、すごく引っ張られた。

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    2025年12月31日
  • 私の身体を生きる

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    面白かった。
    言葉にできなかった違和感が処理されていくようなエッセイたち
    女性として生きるって、嫌なこと理不尽なことあるけど、悪くないよなあと思えました

    痴漢や性被害みたいなことだけでなく
    日常的なコミュニケーションの中で感じる不快さとか違和感とか、そういうのある〜わかる〜みたいなのたくさんあったな
    これは男の人が読んだらどう思うんやろう?

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    2025年12月29日
  • ハジケテマザレ

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    解体全書経由で興味を持ち読んだ金原さんの明るいサイドの小説。
    職場環境の仲の良さが眩しくて、クドカン世代の私としてはTBSでドラマ化してほしいなと思った。

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    2025年12月20日
  • アッシュベイビー

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    クレイジー、狂気的。アヤの心情の流れ?というのかな、溢れ出る心の声の数々とそのスピードの早さ、それが文章になってることがすごいと感じた。そういう小説には初めて出会ったかも(経験が足りないのかも)。胸糞悪く感じるシーンの度に休憩挟んで、読み終えた。

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    2025年12月19日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    ■はじめに
    今年は小説をよく読んだ。押しも押されもせぬおっさんになってからは、社会評論やノンフィクションに手が伸び、小説を買ってもエンタメ系—そんな読書傾向が続いていた。

    ところが、なぜか今年は小説、それも所謂「純文学」作品を読む機会が増えた、正しくは復活した。

    純文学と書いた途端、そもそも純文学とは何なの?エンタメ作品との違いは? その境目はどこにあるのか?—そんな疑問が頭をもたげてくる。

    僕の中での純文学の定義は「物語の“結果(結末)”よりも、人間の“ありよう”そのものを引き受けようとするのが純文学」である。

    描かれるのは、人間の業(ごう)そのもの。弱さ、矛盾、欲望、逃避、欠落、そ

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    2025年12月17日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    私が知る限りでは、金原ひとみさんは自伝作品を発表していない。未読だが「オートフィクション」なる自伝的要素の強い創作(フィクション)もある様ではある。

    今回、朝日新聞出版から発刊された当書籍は、芥川賞受賞当時(2004年)から現在(2025年)に至るまで、様々な媒体で発表された金原さん自身のエッセイ、日記、掌編を集めたものである。

    本書籍の中でそれらがあたかも、「額装された絵画の様に」キュレーションされ、読むものの感情、それは様々な題名に沿った種々の感情、に訴えかけるという、いっぷう変わった構成の自叙伝であると言えるのでは無いかと思う。

    掌編集である、とは言っても、大きく三つの章に分かれて

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    2025年12月14日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    まだまだ数冊しか読めていないけれど、自分がこの作家さんの作品に惹かれる理由はなんなのか、作品から漂う甘い香りに自分が吸い寄せられてしまうのは、こういう生き方や考え方や苦しみ方から創造されているのだな。そういった言語化出来ないその感覚みたいなものを裏打ちされたような、金原ひとみさんの作家として母として人としてのコアな部分が窺え過ぎている。
    母というペルソナに始まり、たくさんのエッセイと掌編小説。どれもとても良かった。
    小説を読んでいて、もしかしたらこれって…と思っていたことがあって、あぁやっぱりそうだったのかという答え合わせが出来たり、男子はみんなメイキングザロードばかり聴いていたみたいな一文に

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    2025年12月10日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    前回のエッセイ、パリの砂漠~が共感しすぎて、こちらも手に取った。

    前回よりも、恋とか性とか多い印象。
    残念ながらその部分には何も共感できない自分だった。

    三章の、「~の君」、の話が好みだった。
    自分の感情をここまで言語化できるのが、本当にうらやましい。


    印象的だったとこと(長い)
    ・「自分が予想していた未来と、今の自分を比べてどうですか」
    数年前何かの取材で、割と唐突にそう聞かれた。私は質問の意図が分からず黙り込んで、その意図がなんとなくわかった瞬間にショックを受けて眩暈がして、「私には自分の未来を予想したり、人生を構築してきたという意識がありません」と正直に答えた。
    これは、人生を自

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    2025年12月07日
  • アッシュベイビー

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    不快感とは裏腹に一気読みした。何でだろう、精神疾患を思わせる登場人物の背景に想像が膨らみ読む手が止まらなかった。

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    2025年12月07日
  • New Manual

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    めちゃくちゃオシャレな一冊。目が眩むような。読んでてテンション上がる。アンソロジーとあるけど雑誌みたい。写真も文章も装丁も、完成度高すぎた。

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    2025年11月26日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    嘘とかいい加減な言葉がないように感じられるから、金原ひとみの書くものが好きだ。デビューの頃の文章はだいぶ今とは雰囲気が違うけど、最初から筆一本で生きてきたんだなとその迫力が伝わってくる。客観的にもお父さんの存在は大きいけど、学歴も経歴も何もないのにひたすら本を読むこと、全身でいろんなことを受け止め(あるいは流して)感じることで、こんなに骨太な文章を書けてしまうんだもんな…、だから作家なんだな…。

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    2025年11月26日
  • オートフィクション

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    4.2/5.0

    こういった赤裸々で、孤独で破滅的な物語が、人を救うことが、確かにあるのだと感じた。

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    2025年11月25日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    感受性豊かな、己に正直で飾り気のない人柄と文章に惚れ込む。著者の経験が活かされる物語は、心に響く。幼き頃、小説に救われた著者がいた。そして今、彼女の物語に救われている読者がいる。素敵なバトンパス。

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    2025年11月16日
  • ハジケテマザレ

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    自分に自信を持てない面々をシッカリ見守り育てるマナルイの神物語!こんな世界あったら体験したい。まずはテハリとビリヤニ作ってみるか。

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    2025年11月11日
  • クラウドガール

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    痛みや悲しみを共感し合い、お互いの存在を恐れ憎しみ合う。対照的な姉妹が"秘密"にした母の死とは

    読む程に何を誰を信じればいいのか分からなくなり読む手に力が入る。真実は誰にも分からない、きっと2人にも。じわりと痛みを感じる金原さんの文章だ〜好き。

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    2025年11月10日
  • アッシュベイビー

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    不快なのに読む手が止まらない。頭がおかしい。狂っている。異常。特にホクトは早く刑務所に入ってほしい。

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    2025年11月06日