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同じ保育園に子どもを預ける作家のユカ、モデルの五月、専業主婦の涼子。先の見えない育児に疲れ切り、冷めてゆく一方の夫との関係に焦燥感を抱いた母親たちは、それぞれに追い詰められてゆくが……。子どもへの愛情と憎しみに引き裂かれる自我。身も心も蝕む疲労、そして将来への深い不安――。不倫、虐待、流産などのタブーにあえて切り込み、女性性の混沌を鮮烈に描く話題作。
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Posted by ブクログ
たっぷりの読み応え。愛する我が子を憎らしく思ってしまう気持ちなど、母たちの葛藤が痛々しく伝わってくる。すごく良かった。
とても好きです。 休日を使って一気に一日で読み終わりました! この本をきっかけに新しい視点が増えました。親ならばこうあるべきと思っていた価値観が、親も人なのだと改めて実感させられました。 とても良い学びにもなる小説でした。
『マザーズ』 ドゥマゴ文学賞 受賞 今作の 金原ひとみさん ♡ 余韻がすごいです 今作は考えさせられたなぁ 不思議なの 共感はまったくしてなかったの ……でもね この作品 好きだなぁ って思う 同じ保育園に 子どもを預けている 三人の母親の物語 作...続きを読む家のユカ、モデルの五月 専業主婦の涼子 それぞれ三人の視点で 物語はすすみます ドラッグ、不倫、虐待、流産…って、 読んでいて どれも共感しがたいのに 本当に不思議 共感してないんだけど…受け入れちゃってる あるかもなぁ……って想像しているの 赤ちゃんが産まれて育つということは、 「母性」だけじゃないよなぁ…って 環境だってあるんだよなぁ…って いい環境なら幸せだけど 自分の思う環境と違ったら 泣きたくなっちゃうでしょう? だからって、ドラッグも不倫も虐待も ダメなのはわかっているの そう ダメなの でもね、ちょっとだけ 「あぁ…辛かったんだなぁ」ってね 思っちゃう だって 子育てって 大変だもん もちろん、自分の子は無条件で可愛い そんなこと わかってるんだけど イライラしてるとき 子供にあたったり そういうこと あるでしょう? 殴ったりだけじゃなくてね 冷たい言い方しちゃった とか そのレベルでもね だから……なんか考えちゃった。 元気に育ってくれてるってだけで… 奇跡に近いことなんだよなぁ……ってね ちょっと 深く しんみりと 考えさせられる そんなお話でした
今、思うと、こどもってあっという間に大きくなる 今もまだ子育て中だけど、少しずつ楽にはなってるけど、成長とともに悩みも変化していく 狭い世界で生きてると、そこが全てに思いがちだけど、全然そうじゃないのになって思ってしまった
子どもを産んでみて、そのかわいさ、愛しさに胸が潰れそうになり、もしこの子を失ったらもう生きていけないと思わされ、 その一方で、自分の時間のなさ、思い通りにスケジュールを組めないことにもどかしさを感じていた。 そんなときに手に取り、3人の主人公の境遇とわたしの境遇は一致しないけれど、それでも、よくぞこ...続きを読むの気持ちを言語化してくれた!と思う描写の連続だった。 特にこの三つ。 ・戦士はローションプレイをしない。 ・とにかく密室育児をやってみて思うのは、育児には必ず誰かの助けが必要だという事だ。 ・私は半ば、自分を諦めるように祈った。何でも差し出すだろう。私は何でも差し出すだろう。愛しい物ものに、全てを捧げるだろう。 子供を産んで、無垢という言葉の意味を、実感を伴って理解したし、 自分よりも何よりも大切な存在で、もしいなくなったら生きていけないだろうと思わされる存在を知ったし、 笑ってくれるだけで、見つめてくれるだけで溶けてしまいそうになるほどうれしくて、私の生活をガラッと変えてしまう存在を知った。 その一変ぶりは凄まじくて、正直暴力的に変えられた、という表現がしっくり来る。 夫婦の関係だって、生まれる寸前まではお互いが一番大切だったけれど、夫婦2人よりも重んじられるべき存在が登場してしまった、と産んでから気がついた。 お互いが一番大切だったのに、もう当然ながら自分は相手の一番ではない(同率一位ではあるかもしれない)と相手が思っているであろうこと、自分もそう思っていることに気がついた。 そして夫のことが好きだから子どもを作ろうとし、実際に妊娠して出産したのに、その子どもの存在によってお互いの価値観の違いを見つけたり、相手を許せないと思うような出来事が起きるようになってしまった。 (たとえば育児において、何をよしとするか、どのくらいの危険性であればよしとするか。わたしは0.01%でも危ないことが起きる可能性があるなら排除したいと思うけど、夫はそんなこと言い出したらキリがないと思っていて、わたしは夫のその開き直りが許せなかった。) それでもこの子に会えて本当によかったと感じる。どんな疲れやイライラも、この子の笑顔だけで癒されてしまう。 夫婦2人でこの子の成長を見守ることで、2人の関係がたしかに深まっていくのを感じる。 陳腐な表現だし、いままでは「まあ子どもがいる人はみんなそう言うよね」と思っていたけど、いざ子どもが産まれたらもうそうとしか表現できない。
私自身、生物的に妊娠は不可能。妊娠と子育てを、さまざまな視点から、追体験できるこの作品。母親とはとても孤独な期間を近くに子供がいるのに感じてしまう。 私が将来、結婚して子供ができた時には、この本を思い出して、少しでも妻の心の変化に気づいて、母親として、孤独にならないように尽くしたい。
すごい。圧巻。すべてを書き切っているのでは。 3人の若き母たちを題材に、母親であることの幸福と孤独、身を切るような痛み。金原ひとみ節として不倫、クスリ、暴力の描写はあるけれど、それもその時々で彼女たちには必要なもの。 読むタイミングは選んだほうがいい。若すぎるとわからないし、登場人物に近すぎると...続きを読む嫌悪感が勝りそう。まだそこに足を踏み入れないギリギリという、最適なタイミングで読めたことを幸せだと思う。
私には金原さんは合わないだろうなぁと、、、読まず嫌いで、一冊も読んだことがありませんでした。 ともちんやおびのりさんのレビューを読んでいて、何か一冊くらいはと思い、おびのりさんのレビューが超絶カッコよかったこの作品を購入しました。 序盤は、芥川賞作家らしい??言葉選びが私には馴染めず、超苦戦(-...続きを読む。-; 良い意味で想像通りでございました( ̄▽ ̄;) 子供を保育園に預ける3人の母親を順番に描いているのですが、この女性たちがとにかく私は苦手(~_~;)全員苦手。 麻薬に、虐待に、不倫。。。 普通の人はおらんのか!? 母としての役割や、社会から押し付けられる「母らしさ」みたいなものに苦しむ姿が描かれていますが、私の想像通り、鬱々とした黒い液体みたいなものが、私の中にドロドロと入ってきて侵食していくような、何とも重怠い気持ちになりました。 何でこんな不愉快なこと書くんだろ? 何でこんなに気持ち悪い表現するんだろ? 、、、なんて思いながら読んでいたのですが、途中からムキになって読んでいる私がいました。 登場人物嫌いなのに、誰1人として感情移入できないのに、、、 それなのに分かるんです。ある日突然母にされてしまった気持ちが。 子供が産まれて、いきなり母親やれって、全ての家事育児を母親に押し付けられたって、出来るわけがないんです。 子育てしていた当時の孤独感、責任感、心配、喜び、感動、何もかもが蘇ってきました。 私の子育ては、この3人とは何もかも違うのに。それなのにあの頃がぶわっと頭の中に思い浮かんでくるんです。 そのくらいリアルだったということなのだろうな。。。読んでいてどんどん息が苦しくなってくるような読書体験でした。 本を読んでいてこういう気持ちになるのも珍しいです。マラソン走ってきたかのような疲労を感じました。 ぜーぜーぜーぜーε=( ̄。 ̄;)フゥ 私には超絶合わない本ですが、とても低評価はつけられない。そんな本でした*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
2011年 ブランチブックアワード大賞 2012年 第22回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞 すでに刊行から10年以上が経った作品。 おそらく当時まだ30歳前後だった金原ひとみが描いた、母性への反逆、あるいは抵抗、そしてその意識そのものへの肯定の物語かと思う。 三人の母親たちの視点から語られる...続きを読むのは、夫婦や育児をめぐる友情の裏にある本音であり、社会的には語られにくい感情の数々。 解説で高樹さんも触れているように 本作は「社会の常識に反した本音の箱の蓋を開けた」作品ー 高樹さんの解説を省略しすぎているけど おおよそこんな感じで良いと思う。 ただ、読んだ方ならわかる通り、彼女たちの本音はあまりに闇が深く、欲深い。 ここまで願望に左右される生き方は、当事者にとっても相当に辛いはずであり、現実の母親たちは本当にここまで欲深いのだろうか、という疑問も浮かぶ。 それでも、孤高のまま子どもと向き合い続ける時間の中で、精神のバランスを崩しそうになる瞬間があることは確か。 誰にも頼れない時間に絶望することさえある。 そうした極限状態でふと聞こえてくる「悪魔のささやき」的な意識。 本作に描かれる過激な本音は、決して恒常的な意識ではなく、その刹那に現れる悪意の表現として読み取りたい。 実際に、この小説の母親の一人のように その一瞬が現実となり、子どもに取り返しのつかないことが起きてしまった人たちの苦しみを知っているからこそ、なおさらそう感じる。 子育てという時間を経た今だからこそ、共感だけでも否定だけでもなく、距離を保ちながら考えさせられる一冊だった。
子どもを同じ保育園に通わせる3人の母親目線で それぞれ話が進んでいく。 3人の母親は環境も違ければ、職業も違う。 600頁越えと中々にボリューミーな本書だが、 物語に引き込まれていった。 虐待描写や性描写などが鮮明に書かれているため 読みながら息が苦しくなった。 でも、子どもを育てたことのある母...続きを読む親なら 共感できる部分が多いのかもしれない。 1人の子どもを育てる母親は本当に強くて 愛情を強く持っていることに改めて感じた。 反対に憎しみも。 子どもを育てる時には母ひとりでは限界がある。 周りの協力が必要不可欠だなと痛感した。
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