金原ひとみのレビュー一覧

  • 星へ落ちる

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    男と男と女の三角関係。ひとりの”男”をめぐった心理状態が、違う目線から、短編集の形式で書かれていて、読みやすかったです。
    金原ひとみが書く、みんな一生懸命なのに、誰も幸せにならない感じがリアリティがあっていいですね。
    今回は全然ぶっ飛んでなかったので、物足りない感じもあったけど、暗いのに刺激的な文面がとても好きです。

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    2011年10月03日
  • 星へ落ちる

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    「彼」を中心に「私」と「僕」と「俺」の視点から描かれる連作短編集。
    関心を引くための自傷行為など、人を好きになる意味を考えさせられました。

    自分を愛してくれる「俺」を捨てて「彼」を選んだ「私」
    同棲している「僕」から「彼」を奪ったけれど、その影に怯える「私」

    「彼」を奪われて自暴自棄になる「僕」
    「私」が出ていき、自暴自棄になる「俺」

    登場人物の名前は決して出てこないし。
    ほとんど、情報は与えられず、好きな人に対する感情のみ。

    また、「彼」自身の感情は言葉では語られない。
    あくまでも、「私」または「僕」からの強い想いのみが描かれる。

    他人に依存するということがこれほどに脆いもので。

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    2012年03月01日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    本編ももちろんですが、
    瀬戸内寂聴さんの解説も素晴らしい。芸というのは一に才能、二に才能、三四に才能、五に才能だと。
    ごもっとも。

    よかった!

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    2013年02月09日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    松木さんと新崎さん対比のシーン、あの対比は新崎さんの悪意ある愛を剥き出しにするのにとても有効だったと思う。

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    2013年10月08日
  • AMEBIC

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    これぞ欲望というような
    一般の欲とは真逆の
    これもまた欲と呼ぶのでは。

    もはや男性とはなんぞや

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    2011年07月19日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    良い本を読んだ。としか言えない。今まで、純文学、ジャンル小説から離れた作品は精神論や観念に尽きるものだと思っていたが、この作品によって覆された。
    やはり女性の内面を百ページ超書き続けるのだが、この作品はその内面と彼女を取り巻く外からのさまざまな影響がうまく絡み合って、お互いをぼこぼこと変形させていく様子が読んでいて爽快だった。主人公のグロテスクな隠しごと、彼女が自分に分かりやすいよう周囲の人間をラべリングしていくがとらえきれていなかったところなど、人間が面白いとおもえる小説は久々だった。
    なんといってもラストの見開きページは圧巻。
    一人称視点だが、必ずしも主人公が正義だと感じられなくなるという

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    2011年07月01日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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     約4分の1日で読み終わってしまった。短さだけがその理由ではない。会話のテンポの良さだけがその理由ではない。いろんな要素が絡み合って、ページをめくる僕の手を急かすんだと思う。
     「痛い恋愛小説」これが僕の一言感想。主人公の女性モデルは写真家と同棲していて、物を噛んでは吐き戻すという行為を止められない。異常に低い体重を維持するためだ。ある時、彼女は自由奔放なバンドマンと出会い、彼に惹かれていく…。決して突飛なストーリーじゃない。でも、どんどん読んでしまう。主人公の衝動的で反理性的な行動に、何故かちょっと共感してしまう。共感する僕はちょっとアウトローな人!?

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    2011年04月24日
  • AMEBIC

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    今日読み終わった!
    この人は蛇にピアスが出た時から綿矢りさ、島本理生と共にあたしが気に入った物書きでした。
    アッシュベイビーの時にちょっとがっかりしたけど、今回は新しい!ウデをあげたっていうのをもろに感じました。
    退廃的で「仕組まれた不快感」に喰われるのは分かっていたけど(それは同期の男性作家だって何人もやってるはず)、今回はちょっと哲学でした。
    登場人物や場面、場所は少なく単調で、決して描写や展開が見やすいわけじゃない。
    でも、カフカとは少し違う、シュールレアリズムでもないなんか新鮮な角度を見た、っていう。しかも、それはあたしたちとはそう遠くない、ギリギリ錯乱って感じ

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    2011年01月16日
  • AMEBIC

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    圧巻されました。初読時はあまり良い印象を抱けなくて友達にあげてしまいましたが、時間が経ってまた読みたくなってきてしまいました。また買うつもりです。

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    2019年01月16日
  • AMEBIC

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    金原ひとみは蛇にピアスとこれしか読んでないけど、どっちも彼女の自伝のような気がしてしまう。一般に正常とされる人間が一般に錯乱と呼ばれる人間を物語ることは可能なのだろうか。そういう人の文章を読んだことないから、わからないけど。

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    2010年05月23日
  • AMEBIC

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    読みながら精神的に詰まっていたものが溢れる、もしくは逆流するといった感覚を覚えた。もちろん合う・合わないではっきりと分かれる作品と思う。
    合う人はきっと、ありふれた「わたしだけじゃない」という安堵よりも言い知れない恐怖と焦燥が先にあるのではないだろうか?

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    2010年05月16日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    表紙が美しかったです。重い仕事がやっと終って、なんとか本の感想を書く余裕ができた。ずっとモニタに向き合ってるから。なんだかもういやでねえ。つうか、全然本の感想になってないし。いちばん気になったことは、アトガキをかいていらっしゃる瀬戸内先生が「松本」とロッカーの名前を間違えていること。「松木」だよ。どうして、編集者はつっこんでうやらんのか?というか、原稿変えちゃだめなのか。というか、それすらも瀬戸内先生の味なのか。金原さんの本はいつも主人公が美人なんだなあと思う。やはり、食べものに対する書き方がグッと迫ってきます。食べ吐きとかしたことはないけれど。自分の居場所がどんどんなくなる感じ。不快と快がわ

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    2011年09月03日
  • オートフィクション

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    メディア禁止用語炸裂の世界。
    今を生きてる自分にメディア禁止も何もないでしょう。

    金原ひとみワールド炸裂。
    アミービックと似た世界観。

    地獄と言われる螺旋階段を落ち続ける。
    自分と向かい続ける。問い続ける。狂い続ける。

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    2015年11月12日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    読み疲れました
    スピード感があって12長岡友梨奈から加速した感じ
    長岡友梨奈の正義感と強さに辟易し、憎しみさえ感じたが、突然亡くなりビックリ‼️
    初めて見た言葉は通底ほか11個
    主にカタカナでした

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    2026年04月04日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    『ストロングゼロ』、『デバッガー』ではキマらず合わないのかなと思った矢先、『コンスキエンティア』でキマった。

    『コンスキエンティア』の陽の空虚と、『テクノブレイク』の陰の空虚、両方書けるのがすごい。

    正しさでは満たされないよね。

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    2026年04月03日
  • 蛇にピアス

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    映画を観てからの原作だったので、映画の方が詳しいこともあるんだなと思いました。100ページちょっとの本なので簡潔であまり詳しく書かれていないので想像で楽しむような本でした。
    少しタトゥーを入れてみたくなりました。

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    2026年04月03日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    母の愛、母性
    という言葉から一般的にイメージされる美しさ?清らかさ?とは一線を画す身勝手で無茶苦茶な母親たち。
    子どもいるのに、最低。って断罪するのは簡単だけど、母親ってのはそれでも子どもを産みボロボロになっても育てている壮絶なサバイバルなんだよ!オラ!!とぶん殴ってくるような質量を感じた。

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    2026年04月03日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    エッセイであってもどこか物語のよう。そんな金原さんの毎日、人生。
    理想の自分なんてないし、未来のことなんてわからないよね。

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    2026年04月03日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ネタバレ

    完全直感ジャケ選択本。私の直感本当いい仕事した!そしてこんなにボロボロ泣くとは思わなかった。カタルシスがつよすぎる。重い話を気軽に聞ける話せる笑いあえる人って色々乗り越えてきた過去があるからこそであって本当貴重人類だよなと思いました。

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    2026年03月30日
  • ハジケテマザレ

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    ハイテンションな文章にちょっと置いてけぼりだったので、このテンションについていける時に読みました。
    カレー食べたくなる!

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    2026年03月29日