金原ひとみのレビュー一覧

  • ハイドラ(新潮文庫)

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    表紙が美しかったです。重い仕事がやっと終って、なんとか本の感想を書く余裕ができた。ずっとモニタに向き合ってるから。なんだかもういやでねえ。つうか、全然本の感想になってないし。いちばん気になったことは、アトガキをかいていらっしゃる瀬戸内先生が「松本」とロッカーの名前を間違えていること。「松木」だよ。どうして、編集者はつっこんでうやらんのか?というか、原稿変えちゃだめなのか。というか、それすらも瀬戸内先生の味なのか。金原さんの本はいつも主人公が美人なんだなあと思う。やはり、食べものに対する書き方がグッと迫ってきます。食べ吐きとかしたことはないけれど。自分の居場所がどんどんなくなる感じ。不快と快がわ

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    2011年09月03日
  • オートフィクション

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    メディア禁止用語炸裂の世界。
    今を生きてる自分にメディア禁止も何もないでしょう。

    金原ひとみワールド炸裂。
    アミービックと似た世界観。

    地獄と言われる螺旋階段を落ち続ける。
    自分と向かい続ける。問い続ける。狂い続ける。

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    2015年11月12日
  • ナチュラルボーンチキン

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    初めて金原ひとみさんの作品を読む。登場人物、会話の内容が個性的。過去の傷、自分の弱さ、知られたくない事など、些細な迷いはふっとばす豪快さがあった。

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    2026年08月10日
  • ナチュラルボーンチキン

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    なかなかに、ありそでなさそな話だったな。
    40代同士の恋愛の始まり、みたいなお話なんだけどそれは要素の一部で、自分の殻を少し破るお話、なのかなぁ。

    ぶっ飛びの方向が私の得意な方向ではないんだけど、年齢的なものかそれなりに寄り添えるような箇所もあり、不思議な感覚。

    2026.8.9
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    2026年08月09日
  • デクリネゾン

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    共感できる内容ではないけど

    「人間を簡単に説明しないための小説」
    だったと思う。

    志絵は、母親だからこうする。
    恋人だからこうする。
    作家だからこうする。
    大人だからこうする。
    そういう「こうあるべき」に何度もぶつかる。

    でも、実際の人間はそんなに綺麗に分類できない。

    娘を愛しながら、娘から離れたいと思う。
    恋人を愛しながら、苛立つ。
    結婚したいと思いながら、結婚の意味を考え続ける。
    社会に怒りながら、自分の怒りそのものも疑う。
    その全部が志絵。

    そして、そこを「矛盾してるからダメ」と処理しないところが、金原さんの作品だと思う

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    2026年08月09日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    私は女だが、友梨奈の正論がしんどく感じた。自分が正しいと感じる事以外は全て排除されれば良いという感じにあまり共感できなかったから。時代が変わり物の考え方が変わった時に、もしかしたら友梨奈自身が加害者となりうる未来が来るかもしれないが(友梨奈が生きていればだが)、もしそうなった時にこの人は今まで自分がしてきたように自分を同じ熱量で裁けるんだろうか。自分は常に裁く側という無自覚な前提、立場であると勘違いしていないだろうか。「悪を断つ私」は常に免責されている、という立ち位置に見える。考え方が極端すぎて相手を追い詰めても自分の正義を振り翳す様は、決して近づきたくない。自分があまり経験した事がないからか

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    2026年08月09日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    長岡友梨奈が化け物すぎて無理だった。
    いくら彼女に救われた人がいても、あんなに人に寄り添わない人やだ。相手の立場に立って考えることができない人やだ。一言うと百返ってくるし言葉が難解すぎる。
    恵斗も、始めはいいキャラだと思ってたけど後半暴走してって何故?ってなった。

    男性がとことん愚かなふうに書かれているけど、いや女性たちも大概だよな?と思う。正直木戸や五ナントカ(忘れた)がそこまで酷いことしてたか?と思った。長岡友梨奈然り恵斗然り、目がバキバキなんだよな。なんか怖い。
    かくいう私も半年前までTwitterに貼り付いていて、だんだんおすすめが偏ってきて目につくものは男性vs女性のような呟きばか

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    2026年08月08日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    久しぶりに小説を読みたいと思って。

    正反対の人、世界の人たちと出会って執着して、で、
    自分を出すことを見つけて、世界が広がっていくことや、
    母親との関係に逆に自分も思い知らされるというのがよかった。

    ライがまた出てくるかとも思ったけど、出てこなくてよかった。
    人がいなくなっても、その人の目を通して想うとか、心の折り合いの付け方みたいなのにも触れられる。

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    2026年08月06日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、女性作家たちのアンソロジー。
    どの作品も面白く、すぐに読み終わった。
    自分の「最後の晩餐」は何がいいかな?
    何を食べるかより、誰と食べるか、なのか?
    いや、やっぱり一人がいいな。
    …と、いろいろ考えさせられるのも面白い。

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    2026年08月04日
  • 持たざる者

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    一番最後の朱里の章がインパクト強すぎて朱里のことしか覚えていない。全く経験したことない状況であるにも関わらず朱里への同情と義兄夫婦への怒りがとんでもなく溢れ出ました。朱里よ。幸せになってくれ。

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    2026年08月03日
  • ナチュラルボーンチキン

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    ルーティン化をこよなく愛し、イレギュラーを恐れる主人公。彼女の過去がその今を作っているが、平木さんやましかさんと出会うことで変化と過去の振り返りにに繋がった。振り返りって自分が安全な立場になってからでなくてはできないんだろうな。

    自分にコントロールできないものが怖い。
    どんな個体が当たるかも分からないのに少なくとも18年くらい一緒に過ごすことが確定している子供を持つなんて恐ろしいことこの上ない。平均して3千万くらいの課金をどんな性格で情緒や体や性癖の持ち主かも分からない存在にベットできる人々は狂気に突き動かされているようにしか思えない。

    おじさん化とは、この間まで普通に話の通じる人だったは

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    2026年08月02日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    移民はんたーい
    お前もそう思うやろ!
    高市やめろー
    お前もそう思うやろ!
    石破戻ってこい!
    お前もそう思うやろ!
    消費税0倍だー
    お前もそう思うやろ!
    LBなんとかーやめろー
    お前もそう思うやろ!
    ママ!戦争止めてくるよ!
    お前もそう思うやろ!
    野田騙されたーはっはっは!
    お前もそう思うやろ!
    自衛隊は最高!
    お前もそう思うやろ!
    強くて怖い日本w
    お前もそう思うやろ!

    やめろーやめるん!だー!!!
    俺には俺の考えがー!!!!!


    的な?あってる?

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    2026年07月29日
  • マザーアウトロウ

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    疾走感のある文章で一気読みでした。ぶっ飛んでて面白い。義母の帳子も登場シーンから癖強くて凄いけど、タメ語でいいよと言われてすぐタメ語で話せる波那もなかなか凄いなと思いました。そして蹴人も十分変わってるように感じたのは私だけ?後半の苦労話はありがちなエピソードで説明寄りなので好みが分かれそう。もう少し心に残るフレーズがあればよかったな、と。言葉の余韻や静かに残る読後感を大切にしたい人には、少し物足りなく感じる気がします。

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    2026年07月29日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐という死に関するテーマでありながら、どれも読みやすく優しい気持ちになれる話が多かった印象。
    特に井上荒野さんの話は家族に会いたくなる、希望に満ちた内容だった!井上荒野さんの本読んだ事なかったけど他も読んでみようかな、、?
    金原ひとみさんのポップでミーハーな感じも好き!

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    2026年07月26日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    全て主人公目線で描かれる短編集。そのため読んでる側もありありと一緒に擬似体験しているかのような感覚に陥る。短編だったとは思えないインパクトの強い物語ばかりだった。
    アルコールへの依存、プチ整形・不倫の泥沼、希死念慮、強すぎる性欲といったことにずぶずぶとハマり酷いことになって行く様子が生々しく描かれている。
    すごい作品だとは思うが性描写が多すぎて、何を見せられてるの?と何度も思った笑
    朝井リョウさんの解説を読んでなるほど!と思ったが私にはそこまでの理解が難しかった。

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    2026年07月25日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    読んでいてすごく疲れてしまった…。なんか、登場人物全員が、自分の身近に居たらすごく疲れそう。
    昨今の時代?世の中をうまく描写してる作品だなあと思った。

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    2026年07月24日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    読むだけですごくエネルギーを使う物語だった。
    友梨奈の正義感に理解する部分もあれどその正しさがしんどくなる部分もあって、友梨奈の章は心臓を抉られているような気分で読んでいた。
    半分くらいからは何かに押されてるかのようにスイスイ読めてよかった〜。

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    2026年07月20日
  • 最後の晩餐

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    文字通りの晩餐について書くだけじゃないのはさすが一流作家たち。むしろ食べられなかった一品を描写するパターンが印象に残った。1番好きだったのは病室での鰻弁当。

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    2026年07月19日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」という
    イメージがばちこん固まっているテーマでも
    捉え方、筆致、筆者によってここまで変わるかあ、という。

    寺司さんが好み。
    原田さんはもう少し長めの物語として
    この話を読みたかった。
    そして安定の金原節。

    アンソロジーはテーマの広がりに感服するし
    自分の好みも浮き彫りになるなー。

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    2026年07月19日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    あなたは人生の最後に何を味わいますか?
    当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー

    弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」

    失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」

    最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」

    経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」

    ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後

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    2026年07月19日