金原ひとみのレビュー一覧

  • ナチュラルボーンチキン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読後感が清々しい。
    主人公と同じく40代に読んで欲しい。

    ルーティーンが落ち着く
    予測できないものは怖い
    主人公と似た感覚を持っているので深く共感して読めた。

    特に『一緒に生きていく』のは重い、でも『一緒に朽ちていく』のであれば気が楽。
    この部分が刺さった。

    タイトルの意味がわかったときにはスッキリ。

    0
    2026年04月16日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    朝井リョウさんの言葉と美しい表紙に惹かれて読みました。

    それぞれ悩みや葛藤を抱えた女性たちの短編集です。

    「ストロングゼロ」「デバッガー」「コンスキエンティア」「アンソーシャルディスタンス」「テクノブレイク」の5編が収録されています。

    文章の疾走感が凄まじく、食い入るように読みました。文体はとても好きですが、性的描写が多いのと、女性の感情の振れ幅が大きすぎて読むのに体力を使いました。あまり共感できる登場人物はいませんでしたが、鮮烈な読書体験ができました。

    0
    2026年04月08日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『ストロングゼロ』、『デバッガー』ではキマらず合わないのかなと思った矢先、『コンスキエンティア』でキマった。

    『コンスキエンティア』の陽の空虚と、『テクノブレイク』の陰の空虚、両方書けるのがすごい。

    正しさでは満たされないよね。

    0
    2026年04月03日
  • 蛇にピアス

    Posted by ブクログ

    映画を観てからの原作だったので、映画の方が詳しいこともあるんだなと思いました。100ページちょっとの本なので簡潔であまり詳しく書かれていないので想像で楽しむような本でした。
    少しタトゥーを入れてみたくなりました。

    0
    2026年04月03日
  • マザーズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    母の愛、母性
    という言葉から一般的にイメージされる美しさ?清らかさ?とは一線を画す身勝手で無茶苦茶な母親たち。
    子どもいるのに、最低。って断罪するのは簡単だけど、母親ってのはそれでも子どもを産みボロボロになっても育てている壮絶なサバイバルなんだよ!オラ!!とぶん殴ってくるような質量を感じた。

    0
    2026年04月03日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

    Posted by ブクログ

    エッセイであってもどこか物語のよう。そんな金原さんの毎日、人生。
    理想の自分なんてないし、未来のことなんてわからないよね。

    0
    2026年04月03日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    ハイテンションな文章にちょっと置いてけぼりだったので、このテンションについていける時に読みました。
    カレー食べたくなる!

    0
    2026年03月29日
  • 蛇にピアス

    Posted by ブクログ

    文体はとても読みやすかったけど、内容は暴力や痛みで溢れていて、主人公の心の空虚さもありとても重かった。しかし引き込まれるストーリーで一気に読んでしまった。金原さんの他の作品もぜひ読んでみたい。

    0
    2026年03月27日
  • デクリネゾン

    Posted by ブクログ

    私にはちょっと読みにくかったです。
    少し抽象的な部分も多く、会話言葉が「」で話されていないところもあって、中々話が入ってこずに読み切ることに少し時間がかかりました。

    0
    2026年03月22日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

    Posted by ブクログ

    結構長くかかったが、面白くなかった訳ではなくレビューをどう書こうか考えながら読んでしまったため。

    内容は作者自身の自己満足と思うか、すべてをさらけ出してる潔さと思うか。
    作品としての面白さは何も無い。

    今までの生き方、歩んできた道のりは全く共感できない。
    普通だったら絶対に他の作品も読もうとは思わない。
    以前の僕がそうだった。

    でも今はほぼすべて作品を読み、いつの間にかどっぷり嵌っている。

    それはひとえに、文章の美しさにある。
    個人的には筆力だけで惹かれるのは金原ひとみと藤沢周平だけだ。(あと強いて言うなら三島由紀夫)

    そろそろ消化不良気味になってくるのだろうか。
    それともますます金

    0
    2026年03月21日
  • 蛇にピアス

    Posted by ブクログ

    一気読みできました。
    解説にも書いてあったけどこの作品は現代を生きる若者の暗部、つまり身体加工を含む暴力、アブノーマルなセックス、それに殺人や死への願望が描かれていて興味を惹かれるような内容だった。
    ルイがアマとクラブで出会うことで運命が変わる。アマにスプリットタンの魅力を教えられルイは舌にピアスをする。その過程で麒麟と竜のタトゥーも入れるがこの身体加工がルイの過去との訣別を意味しているのか?
    読んでて思ったのはルイは意外と育ちが良くて教養あるんじゃないかなって。会話の節々にそういうのを感じるけどそういった一般的な社会から外れて生活するに至った経緯はなんだろうか?
    彫り師のシバさんとのアブノー

    0
    2026年03月18日
  • ミーツ・ザ・ワールド

    Posted by ブクログ

    人の頭の中を覗いているような文章に面白味を感じた。あんまり共感できる部分は少なかったけど、映像化したら綺麗なのかなぁとと思った。

    0
    2026年03月17日
  • デクリネゾン

    Posted by ブクログ

    主人公に全く共感できないからこそすごいなあと思った。他の本だとこんな違う境遇で生きてて違う考え方なのになんとなく共感できるぞ、があるのにこの本は全くもって共感できないし違う生き方をしている人、しかもなんだか小難しいような好きになれない人物。だからこそ入り込みすぎないで客観しながらこの物語を読めた。

    自分の中のものが確立されていっても時代は変わるし時代が変われば関わる人たちも変わる。変わってくことを受け入れるというか適応していくためには若い人が主人公には必要なんだろうなと思った。

    0
    2026年03月16日
  • デクリネゾン

    Posted by ブクログ

    恋愛と家族、結婚と離婚、成長と老い。
    覚えていることと忘れること。
    食卓を囲むこと。

    ・あらゆることを後回しにし続けているから、もはや何を後回しにしているのかさえ忘れてしまう。そんな人間でも何不自由なく生きていけるからこそ、人生は生きづらいとも言える。

    ・そもそも小説に求めるべき価値は、社会的正当性のない言葉を如何に伝えられるか、だけです。

    ・どんな刺激も経験も出会いも私を変えなかったのに、老いだけが私を変えたのを痛感する。

    ・感情は生物で、人を好きな気持ちも執着も悲しみも寂しさも嫉妬も悔しさも、全て酸化していく。味はするけれど、湿気ている。食べながら私も、もう食べたくないと心からうん

    0
    2026年03月22日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    大人の青春を感じられる小説
    やっぱり人は他者によって影響を受けて成長できる。
    大人になると価値観が確立してくるがそれでも外部からの影響は受ける。相手の価値観に触れるが壊さない、登場人物達の関わり方は絶妙で心地よい。
    久々、大学時代のグダグダ飲みをやりたくなった

    0
    2026年03月07日
  • 蛇にピアス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすいし物語も面白かったけど特段好きではなかった。
    でもこの長さでこういう落ちぶれ方を垣間見ることができたのは良かった。
    シバさんに対しては、生きる意思に傾倒しようと思ったからこそ、無意識的に恨まなくなったのかな。

    0
    2026年03月03日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

    Posted by ブクログ

    エッセー、短編と盛りだくさん。
    どちらか区別がつかないもの?もあり、金原ワールドにどっぷり浸かる。

    前にも書いたけど、著者の生声を聴くとなんだかイメージが重ならないのだが、こんな内側の感情渦巻く世界が文章にあふれ出ているのだろうか。
    まさに作家が天職といえる人なんだろうと思う。

    0
    2026年03月02日
  • デクリネゾン

    Posted by ブクログ

    人の心は変わる、変わるんだけど全くの別物になるのではなく
    その時の環境、時代、人間関係に必死に適応して生きている結果なんだとこの本を読んで思いました。

    あんなに大変だったコロナ禍を僕はもう遠い過去にしてしまっている。この本を読む時間が違うだけでも、違った読み方になってしまっているのだろう。

    0
    2026年03月01日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    はじめましての金原ひとみさん。
    いつか読んでみたいなと思っていたところに、本屋で目にとまって購入。

    ひとの内面の解像度が高い。シチュエーションは自分の日常と近いものは無くても、登場人物の心の動きにドキッとさせられる。

    自分で選んで進んできたはずの道が急に不安定なものに思えてきて、生きたいわけでもないのに生きなければいけない現実にもがいている自分と、それをどこか客観視している自分の両面が描かれている。

    どのお話も、誰がが救ってくれるわけじゃないことに気付かされているところがリアルで、容赦ないけど清々しさすら感じた。

    このヒリヒリする感じ、他のお話も読んでみたいです。

    0
    2026年02月28日
  • ミーツ・ザ・ワールド

    Posted by ブクログ

    自分がどれだけ憧れ、理解したいと思っても、相手がそうされることを望まないなら、いったい何ができるだろう。死ぬことが自然と考えている人を死から救いたいというのはエゴなのか。人と人は関わり合って、少なからず迷惑をかけ合って生きていくものだと思っている。人生や幸福はどこまで個人のものなのか。

    ゆかりにとってのライのように自分を大きく変えてくれる存在と出会うことに少し憧れる。自分の人生にそんな人が1人でもいたら、たとえ会えなくなったとしても、いつまでも自分の世界の中で で生き続けるのだろう。

    2人の人間がどれだけ親密になり、愛し合っていたとしても完全に一つにはなれない。円は交わることはあってもピッ

    0
    2026年02月25日