金原ひとみのレビュー一覧
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ネタバレ【あらすじ】
あなたは人生の最後に何を味わいますか?
当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー
弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」
失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」
経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後 -
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固有名詞を持たない人物たちの一人称視点の複数の話。登場人物は、彼、男、女のような一般名詞?指示語で呼ばれる。
女は元彼からの電話を、パソコンに向かってタイプする。元彼の言葉が女が打つ言葉に変わる。言葉は原理的に自分に属していない。自分の気持ちが最初からあるというよりは言葉を学ぶことによって、自分の気持ちが輪郭を持つと言える。女は元彼の言葉を書きつけることで、その言葉を自分の言葉としていく。自分の不明瞭な内面が、元彼の言葉で輪郭を持ち始めるような、同じ言葉を挟んで、私とあなたとが曖昧になる。
登場人物が固有名詞を持たず、しかも一人称時点で書かれることで、女-元彼の間で生じた出来事が、読者-小 -
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金原ひとみさんの小説はマザーズを読み始めて数ページでギブアップして以来、2度目の挑戦。そのときは文字から溢れ出る怒りにも似た強さに圧倒されてしまって、わたしには受け止めきれないと思って挫折したのだけど、出版業界に興味があるので、題材としても面白そうと思い購入してみた。
ボリュームがある本だけど、様々な登場人物の視点から交互に描かれていくので、ダレることもなくするする読める。文芸誌の編集長、作家、編集者、作家のパートナーや娘、編集長の息子など、同じ出来事でも視点が違えば見えている世界も違う。
これだけ登場人物がいても誰一人として共感できる人がいない。特に行きすぎた正義感に取り憑かれたような作 -
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実ははじめましての金原ひとみさんの小説。
今まで手に取る機会がなくて
この本を取り上げられたのを見て読んでみました。
どなたかが、金原さんの作品は
言葉がテンポ良く書いてあって
ある意味「言葉の暴力」並みの言葉が出てくる
なんて話をしていたのですが
それをヒシヒシと感じさせてもらいました。
よくこんな例え出てくるな〜
同じ人間なのに言語力がすごすぎると
読んでて唖然としてました・笑
ストーリーはある文芸業界におこる
性被害の事件を中心に
事件に関連してた、
それを取り込む周囲の人物、
それぞれの視点で書かれた小説でした。
起こった事件はひとつでも
それを取り囲む人物の視点はそれぞれで