金原ひとみのレビュー一覧

  • デクリネゾン

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    2度の離婚、どちらも自分の浮気が原因。
    娘を実父に預けて息子ほどの若い恋人との同棲。
    類友との女子会はバブル風。
    一番許せないタイプ、と不快感バリバリで読み進めた。
    最後に志絵を認めてる自分に驚く

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    2024年01月24日
  • fishy

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    世代としては似たりよったり、アラサー?だっけな?うろ覚えだけど、そんな女性3人の話。
    同世代といいつつ、アラサーって人生の歩み方や考え方、自分とはどうあるべきかっていう根幹がガッチリ決まってくる、そんな世代だと思わせてくれた。まさに十人十色だなって思わせてくれるような小説です。

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    2024年01月21日
  • デクリネゾン

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    写真: Roland Persson
    2022年8月出版
    349ページ
    表紙が印象的で、内容はわからないけど読んでみようと思った作品。
    全部で19話あり、とある小説家の、パンデミックが起きた頃の日常をみている感じ。
    特にすごい展開があるとかではなく、ゆーっくり読んでいく感じ。
    登場人物たち((主人公でさえも...))あまり共感はできなくて、読み切るのもどうしようかと思ったけど、著者の喩え方であったり表現力が好きでそのまま最後まで読めた。
    パンデミックになってからの日本の様子が書かれていて、"そういやこういうこともあったな〜"ってなる。

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    2024年01月14日
  • クラウドガール

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    人間の内面の全ての部分をさらけ出す金原作品が好きだ。

    全てが自分の人生とは全く相まみえないし生きてる世界が全く別物なのに何故か嫌な感情を持たず読んでしまう。

    作者の持つ世界観、人生観を全否定出来ない自分に気付かされる。

    最後はよく理解出来ないが、読み応えはあった。

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    2024年01月05日
  • デクリネゾン

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    単純に主人公がやりたい放題で周りの男が振り回されてる感があるが、何とも言えない魅力があるんだろう。

    志絵自身にも自分では制御出来ない感情があるのも、それが決して常識的で良いことでは無いことも承知の上で生きてる。
    それがヤケクソでなく、いけない事も己と悟ってる感じがする。

    感情の起伏が激しいがそんなのは誰しも有る事で、読んでて身につまされる。

    終盤は作者の想いが前に出過ぎて小説の流れが少しずれてる感じがして少し残念。

    金原作品は不倫しないと気が済まないのか(村上作品の男女がすぐ寝るのと同じ感じ)、そのことで描きたいものは何なのか、そうでないと描けないものがあ何なのか、そこを理解出来れば金

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    2023年12月27日
  • アタラクシア

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     望んで結婚したはずなのに、ままならない結婚生活に救いを求めもがく男女を描いた小説。登場人物たちは30代中心で、私はもう通過したせいか(^^)、世代が違うせいか、境遇が違うせいか、あまり響かなかった。
     それでも共感出来たのは、英美と由依。
     英美の場合は、英美自身に共感出来たというよりも英美と母親との関係と英美と息子との関係。仕事でやむを得ず帰りが遅くなる娘にテレビのほうを向いたまま「子供がいるんだから、もっと早く帰れるようになんとかならないの?」という母親。同居して大切にしてもらえるのかと思っていたら晩御飯を作らされたりして、「家政婦のように扱われている」と文句を垂れる母親。夫が浮気症でい

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    2023年12月23日
  • デクリネゾン

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    腹減った
    ⁡⁡
    ⁡ってな事で、金原ひとみの『デクリネゾン』⁡
    ⁡⁡
    ⁡いつもの金原さんのイメージかと思いきや料理と絡めたお話
    ⁡⁡
    ⁡普段は和食、居酒屋飯メインのわしじゃが、色んな国の料理が出てきて、これ食べてみたいなってのもあったり
    ⁡⁡
    ⁡デクリネゾンってタイトルはそれぞれみんなのデクリネゾンって言うのか、読み終えてタイトルの意味を調べると、なるほどなっ‼️って腑に落ちた
    ⁡⁡
    志絵、理子、吾郎、蒼葉それぞれみんな好きなキャラじゃったなぁ。みんなそれぞれええ調理(良い人生経験、新しい家族定義と言うのか)されて活かされとる感じですかね
    ⁡⁡
    ⁡じゃが、『蒼葉』の名前にルビが打って無かったんで

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    2024年02月03日
  • デクリネゾン

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    自分が面白いと思う小説には2種類あって、ストーリーが気になって一気読みしてしまう小説と、登場人物の会話や独白に惹き込まれる小説。金原ひとみはまさに後者だと思う。

    主人公はバツ2で作家の志絵。作者自身を投影してるような部分もあって興味深かった。元夫や娘の理子、恋人で大学生の蒼葉。コロナ禍、蒼葉と同居することになり、入れ代わりに理子は元夫宅へ出ていく。

    多様な価値観とか家族観とか、これだけいわれていながら、相変わらず母親には母親らしさが求められ、そこはなかなか寛容にならない。志絵は母親よりも女性の幸せを選択し(たように見える)、それを全面的に肯定したラストは、個人的には良かったと思うのだけど、

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    2023年12月02日
  • クラウドガール

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    この小説にはギミックがしっかりとあって、そこは充分に楽しめるものの、個人的には暴走気味に思えるくらいの金原ひとみの方が好きだ。

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    2023年10月28日
  • デクリネゾン

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    「腹を空かせた勇者ども」の裏表になっている作品だと、何かのインタビューで見た記憶があって、こちらの本を読んでみた。
    女性小説家で2度の離婚を経たシンママが大学生の男の子と恋愛して……という筋書きで、合間合間に繁華街のスペインバルちっくなお店の料理の描写が差し込まれる。

    なぜだか分からないけれど興味を持続することができずに半分読んだところで挫折してしまった。多分、小説家という職業に就いてるし、2回は結婚してるし、娘は理解あるし、小説家の友達はいるし、元夫は育児に協力的だし、年若い男の子から崇拝のような眼差しを向けられてるし、「まあ、じゃあ、いいんじゃない?」と思ってしまったからなのかも…

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    2023年10月21日
  • オートフィクション

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    ネタバレ


    身勝手で自己愛に溢れた主人公を中々受け入れられず、堪えるように読み進めていたつもりが、いつの間にか自分もこの物語のスピード感に巻き込まれて読み切っていた。

    リンのセックス中心の世界は15歳まで立ち返ってもその理由となるようなものはなかったように思う。正しく愛情を享受出来なかったから、なんて安い理解はしたくない。

    ただそういうものなのだろう、と思った。
    直感であり宿命的なもの、それがリンの場合、極端に発出しているだけで、人は誰だって理由もなく好きなものがあり、嫌いなものがある。

    22winterの最後はこれまでの生き方や呪縛から束の間解消されたように思えて印象的だった。
    (束の間、とあえ

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    2023年09月19日
  • マリアージュ・マリアージュ(新潮文庫)

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    金原ひとみの作品は好きでよく読むけれど、短編集はあまり読んで来なかった。
    サクサク読めて一日足らずで読んでしまった。

    試着室、が1番好きだった。

    どれもどこか不穏で自分の醜さも人の醜さも直視しなければならないような作品たちだと思った。

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    2023年09月12日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    50頁読んだところで、この感じで600頁越えか…きついかもな…と思ったけど、そんなことなかった。鋭利な狂気さと正直さ。嘘があったとしても、その嘘すら正直なものに感じる。

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    2023年06月25日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    人は一日に35,000回の選択をしているというのを何かの本で読んだけれど、この本を読んでそれを思い出した。
    それくらい主人公の描写が細かい。
    恋愛ともなれば尚更そうなのかも。

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    2023年06月25日
  • マリアージュ・マリアージュ(新潮文庫)

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    素直な作品だった。
    どんな立場でもずっと一人なのに、一人で生きていられる人間でありたいと思う混沌について考えた。

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    2023年06月12日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    コロナ禍をテーマにした、識者たちの短いインタビュー記事が集められたものだが、人間の生死について、人間どうしの関係性について、また経済について(これに関しては私自身の基礎知識がなく、よくわからなかったが…)など、コロナ禍に限らず、人間社会が抱える普遍的で本質的な事柄が多岐にわたって言及されていた。
    色々なるほどと思う言葉に出会ったが、特に、世界的な傾向にある「分断」が抱える問題について、アメリカ人経済学者の言葉が腑に落ちた。彼は、それは誰か一人の責任ではなく「差異を超えて互いに話し合うことを妨げている深い分断そのもの」が問題であると語った。特定の人物に責任を転嫁させるような報道に違和感があったが

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    2023年05月26日
  • 蛇にピアス

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    ネタバレ

    鮮烈なインパクトのある本でした。舌にピアスを入れるスプリットタンの話であったり、身体に刺青を入れる話であったりと、自分とは正反対の話であるにも関わらず、何故か気になってしまう不思議な力を感じました。アマを殺したのが恐らくシバさんだと気づいたルイが、その後シバさんとどういった関係を取っていくのかが気になります。

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    2025年12月21日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    はじめて読んだ金原ひとみさんの作品。

    ドラッグ、虐待、不倫、流産……なんとも重たい内容を描く作品でしたが、この本には育児で葛藤しながら1日1日を生きていく母親の姿、母親の愛、母親の苦しみが詰まっていて読んでいくうちに心苦しくなることが多い。特にユカという母親はドラッグ中毒なので幻覚する場面はいつも恐ろしさを感じるけど、本人自身それだけ苦しんでいるんだろうと思う。金原ひとみさんの喩えかたはインパクトがあって凄いと思いました。
    ユカが央太の部屋に上がってDVD齧るとこやばかった。
    涼子が一弥にシャワー浴びせるとこもやばかった。
    読んでいて痛々しい描写もあって、読み進めるにも時間がかかりました。重

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    2023年05月06日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

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    文字通り、コロナ禍においてどう生きるかを説いた本。

    オムニバス形式なので統一感はないが、コロナについての各有識者の意見が知れたのは良かった。

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    2023年03月12日
  • fishy

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    混ぜるな危険オンナたちが蝕まれること分かってんのに混ざりにいく。ドロドロ展開だったけど相変わらずの金原ひとみさんらしいどこかスッキリする終わり方。

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    2023年03月07日