金原ひとみのレビュー一覧

  • 腹を空かせた勇者ども

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    女子中学生の解像度高すぎ!
    中学から高校に上がるにつれてレナレナの成長も垣間見れて、親戚の子を見守る叔母のような気持ちになった。
    レナレナの母親、わたしはキレキレで好きだな。

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    2024年10月18日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    主人公のレナレナとその仲間たちがとても好き!
    けど、公認で不倫している母親がどうしても
    自分の中で理解というか、消化できなくて
    話がうまく入ってこなかったかなぁ…。
    ただ、中学生のThe青春な物語で
    会話文が面白いし元気もらえた!

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    2024年10月01日
  • 持たざる者

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    大変だった時期のことや感覚って、時間を経て薄らいでもうあまり思い出せなくなる。
    4人の人が描かれるこの本で、4番目の朱里の章が一番印象深かった。
    自分の未来が抗えようのない形で規定されることに不安を覚えたり、自分だけの人生が複雑に思えたり。でもある日突然、雲が晴れたように好転したり、そんなものなのかもなーと思う。
    何かを持っているように見えるのは、他者からの視点であって、自分はそこにあるものに、ただ必死に向き合ってるだけなのかも。

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    2024年09月24日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    エッセイ…うん。 タイトルから、パリや東京での作家ライフを楽しく書いたものかな、なんて予想しましたが…真逆なものでした。
    「生きててすみません」と土下座する感じはまるで太宰治です。
    希死念慮が強く、しかしきちんと子供2人を育てて家庭を回しているところがすごい。
    この憂鬱さと自己破壊衝動的なもの、共感する方は少ないだろうけど、似たような傾向の方には救いになるのかも。

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    2025年12月18日
  • 蛇にピアス

    匿名

    購入済み

    昔、映画で話題になっていかな?
    内容は全然知らなかったので、気になり読んでみました。すごく激しい内容で驚いた。ルナは最初から最後まで不思議な女の子で、何がしたいのかよくわからなかったです。

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    2024年09月01日
  • ハジケテマザレ

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    良くも悪くも、振り回される感じ。
    目が回る。
    アタシはハジケテマザレないかもしれない。

    ☆ハジケテマザレ
    ☆モンキードーン
    ☆フェスティバルDEATHし
    ☆ウルトラノーマル

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    2024年06月16日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    「天才は孤独」という言葉が浮かぶ。

    彼女の鋭敏な受容体は常に自身を
    誰もたどり着けない地獄のふちに追いやるけど、
    その類まれな感覚と言語化能力によって
    あらゆる人の心のひだをなぞり、
    無理やり作ったかさぶたをはがして
    血が流れる感覚を思い出させてくれる。


    彼女の小説はいつも主人公が自傷しているけど
    このような思考回路から生み出されているのか・・と
    淡々と読み進めた。


    常軌を逸した原罪意識に
    凡人の私はところどころついてゆけず
    気を抜くと目が文字の上を滑る。

    なんかこの感覚の鋭さ、生きづらさ、
    宇多田ヒカルを彷彿とさせる。

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    2024年06月14日
  • 持たざる者

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    4人の視点から語られる本作も、また大変面白く読むことができた。日本にしか住んだことのない自分としては日本の住みやすさ、日本特有の住みづらさなど読んでいて
    色々と考えさせられる。自由と引き換えの不自由さ、不自由さの中で求める自由。好きな作家の登場人物の人生に自分を投影しその世界に入り込む読書。幸せな時間です。

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    2024年05月19日
  • クラウドガール

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    全くタイプの違う姉妹の両視点より話が進む。タイトルのクラウドとは感情の比喩としてのものと記憶貯蔵のクラウドを意味し
    姉の理有と妹の杏の異なる属性というかキャラクターが興味深い。記憶の連続性の中に生きない杏は彼氏に浮気されても気づけば許してしまう。ちょっと痛い感じのメンヘラ気質を感じなくもないが、実は杏は悪い娘ではない。我々の一生でも実は同じことが繰り返されてはいないだろうか?昨日の自分と今日の自分は全く違う人間なのではないだろうか?記憶の改竄も興味深い。
    この作品も面白かった。

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    2024年05月16日
  • オートフィクション

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    内容は何時ものように限りなく過激でこれがファッションで書かれてるなら最も毛嫌いする作品だが、何故だか読み進めてしまうし読みにくくもない。

    何故かなと思うとふと最も好きな作家である京極作品に通じる所があるのかと感じた。

    自問自答を繰り返し物事の本質に迫ろうと自分自身の心に正直に思う事感じた事をずらずらと書いていく。

    そう言う所は相通じるものがあるのではないか。

    金原作品はそれをバイオレンス1本で描いている。

    最後は正直お腹一杯になった。

    金原作品は感情描写や文体が好きで、決して内容が好きなのではない。
    なので作家としての才能に共感してる。

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    2024年05月08日
  • ハジケテマザレ

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    先週、先々週とはじけてました。

    ってな事で、金原ひとみの『ハジケテマザレ』

    ハジケテマザレ

    モンキードーン

    フェスティヴィタDEATHシ

    ウルトラノーマル

    の続編短篇


    イタリアンレストランのフェスティヴィタに集う個性豊かな人々の人間模様。

    マナツとルイコのマナルイコンビ、メイちゃん、岡本くん、ヤクモ、ブリュノ、真野っち、それぞれみんな違ってみんな良い

    ちょっと読んでて金原さんらしくないってか、西加奈子さん的な感じがしたなぁ

    みんな愛おしいキャラばかりで、愛が溢れた本じゃったわ

    あ~、ブリュノのカレー食べたい ԅ(¯﹃¯ԅ)

    2024年10冊目

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    2024年04月21日
  • ハジケテマザレ

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    コロナで派遣切りになった主人公は、イタリアンレストランでバイトを始める。そのレストランのスタッフ控室で繰り広げられる閉店後の飲み会。毎回、えらい騒ぎになるのだが…

    なんともハイテンションなストーリーで、一気読み。読後は、なんだかスカッとした。

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    2024年04月15日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    レイナは年相応であるとも思ったが、文化的な教養とかそういうのとも無縁で、なんと言えば適切なのか分からないけど、平面な子なのだと思う。
    しかし、不倫を公然のものとし、家族のなかの母親としての役割も担い続けている、ふてぶてしい母も母で、スノッブじみた話し方をしていて、鼻につく。

    この親子に存在する分かり合えなさは、実感として私のなかにもあり、この小説ほどでないにしろ、
    違う言語を話しているという感覚、越えられない壁、
    これらからくる分かり合えなさというものは痛いほど身に覚えのあるもの。私がここ3年くらい思い悩み続けている問題であった。
    ただ、「腹を空かせた勇者ども」では、母への反発心が強かったレ

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    2024年12月31日
  • クラウドガール

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    私達は巨大なデータベースで生きていて何を引き出して何を採用しているかで人生が決まっていく、みたいなフレーズがある。自分もあの時違う選択をしていたら、全く違う人生だったのかなーと考えさせられる。子供は母親の影響を大きく受ける。気をつけねば!!
    濃いなーと思う内容だけど、読んでいくと止まらない感じ。

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    2024年02月19日
  • fishy

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    世代としては似たりよったり、アラサー?だっけな?うろ覚えだけど、そんな女性3人の話。
    同世代といいつつ、アラサーって人生の歩み方や考え方、自分とはどうあるべきかっていう根幹がガッチリ決まってくる、そんな世代だと思わせてくれた。まさに十人十色だなって思わせてくれるような小説です。

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    2024年01月21日
  • クラウドガール

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    人間の内面の全ての部分をさらけ出す金原作品が好きだ。

    全てが自分の人生とは全く相まみえないし生きてる世界が全く別物なのに何故か嫌な感情を持たず読んでしまう。

    作者の持つ世界観、人生観を全否定出来ない自分に気付かされる。

    最後はよく理解出来ないが、読み応えはあった。

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    2024年01月05日
  • アタラクシア

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     望んで結婚したはずなのに、ままならない結婚生活に救いを求めもがく男女を描いた小説。登場人物たちは30代中心で、私はもう通過したせいか(^^)、世代が違うせいか、境遇が違うせいか、あまり響かなかった。
     それでも共感出来たのは、英美と由依。
     英美の場合は、英美自身に共感出来たというよりも英美と母親との関係と英美と息子との関係。仕事でやむを得ず帰りが遅くなる娘にテレビのほうを向いたまま「子供がいるんだから、もっと早く帰れるようになんとかならないの?」という母親。同居して大切にしてもらえるのかと思っていたら晩御飯を作らされたりして、「家政婦のように扱われている」と文句を垂れる母親。夫が浮気症でい

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    2023年12月23日
  • オートフィクション

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    ネタバレ


    身勝手で自己愛に溢れた主人公を中々受け入れられず、堪えるように読み進めていたつもりが、いつの間にか自分もこの物語のスピード感に巻き込まれて読み切っていた。

    リンのセックス中心の世界は15歳まで立ち返ってもその理由となるようなものはなかったように思う。正しく愛情を享受出来なかったから、なんて安い理解はしたくない。

    ただそういうものなのだろう、と思った。
    直感であり宿命的なもの、それがリンの場合、極端に発出しているだけで、人は誰だって理由もなく好きなものがあり、嫌いなものがある。

    22winterの最後はこれまでの生き方や呪縛から束の間解消されたように思えて印象的だった。
    (束の間、とあえ

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    2023年09月19日
  • マリアージュ・マリアージュ(新潮文庫)

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    金原ひとみの作品は好きでよく読むけれど、短編集はあまり読んで来なかった。
    サクサク読めて一日足らずで読んでしまった。

    試着室、が1番好きだった。

    どれもどこか不穏で自分の醜さも人の醜さも直視しなければならないような作品たちだと思った。

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    2023年09月12日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    50頁読んだところで、この感じで600頁越えか…きついかもな…と思ったけど、そんなことなかった。鋭利な狂気さと正直さ。嘘があったとしても、その嘘すら正直なものに感じる。

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    2023年06月25日