金原ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
気持ちを表す言葉の熱量が強すぎる。
それがこの作家の特徴だったな、と久々に読んで思う
それが好みと一致するかどうかはまた別物
内容はいつも映画になりそうな話だが、やはり本で活字で読んだ時の良さは映画には敵わないと思った
それが金原ひとみなのかも
大学生の蒼葉と再再婚する天野志絵は小説家、2人が一緒に暮らし始めるタイミングで理子が元夫宅へ引っ越す事で受けるショックや母の気持ちを改めて感じるところなど、不倫と母の愛はまた別物らしい
ひかりと和香の友だち3人での飲み会やリモート飲み、酒の場が必ず出てきて、途中からコロナ禍になり時短営業、酒類販売規制など忘れかけていたあの時期を赤裸々な言葉で表現 -
Posted by ブクログ
聡明で規律的な姉と 奔放で刹那的な妹。
両親は離婚後 それぞれ亡くなっている状況。お互い異質でありながら 深層で同質であり、そのためより一層の反発がある姉妹。
姉妹という関係に馴染みのない自分には、完全には実感しきれない部分もあります。それでもこの作品は、血縁という逃れがたい結びつきの中で生じる、微細で複雑な感情を丁寧に描いているなと思います。
小説としては 現在の金原さんの中期の作品かなと。デビュー当時からすると 小説が心情を多彩に描いてくる感じ。
タイトルの「クラウドガール」について。
綿矢りささんが解説で記した「雲に預ける言葉」という表現が象徴的かなと思う。
作中に登場するSna