金原ひとみのレビュー一覧

  • 蛇にピアス

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    文体はとても読みやすかったけど、内容は暴力や痛みで溢れていて、主人公の心の空虚さもありとても重かった。しかし引き込まれるストーリーで一気に読んでしまった。金原さんの他の作品もぜひ読んでみたい。

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    2026年03月27日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    途中まではきつかった。
    知らない単語やとにかく 自己出張の激しいキャラばかりで。とりわけ友梨奈の容赦ない責めっぷりが読んでいて、疲れた。
    でも、読み終わって1番きらいなのは恵斗だと気付いた。表層しか見ずに、父親を責めるあたり ほんとうに傲慢。
    それにしても、初めて金原ひとみ読んだけど、もう 読むことは無いと思うくらい疲れた。

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    2026年03月26日
  • デクリネゾン

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    私にはちょっと読みにくかったです。
    少し抽象的な部分も多く、会話言葉が「」で話されていないところもあって、中々話が入ってこずに読み切ることに少し時間がかかりました。

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    2026年03月22日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    結構長くかかったが、面白くなかった訳ではなくレビューをどう書こうか考えながら読んでしまったため。

    内容は作者自身の自己満足と思うか、すべてをさらけ出してる潔さと思うか。
    作品としての面白さは何も無い。

    今までの生き方、歩んできた道のりは全く共感できない。
    普通だったら絶対に他の作品も読もうとは思わない。
    以前の僕がそうだった。

    でも今はほぼすべて作品を読み、いつの間にかどっぷり嵌っている。

    それはひとえに、文章の美しさにある。
    個人的には筆力だけで惹かれるのは金原ひとみと藤沢周平だけだ。(あと強いて言うなら三島由紀夫)

    そろそろ消化不良気味になってくるのだろうか。
    それともますます金

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    2026年03月21日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    人は自分から見える面しか理解できず、俯瞰しようと色んな話を統合しても結局自分というフィルターを通してしまい、結局は圧倒的に孤独。その境界を曖昧にのらりくらり渡るのか、白黒つけるのか。処世術か全能感か。いま自分は複数の顔を使い分けてると痛感。

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    2026年03月20日
  • 蛇にピアス

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    一気読みできました。
    解説にも書いてあったけどこの作品は現代を生きる若者の暗部、つまり身体加工を含む暴力、アブノーマルなセックス、それに殺人や死への願望が描かれていて興味を惹かれるような内容だった。
    ルイがアマとクラブで出会うことで運命が変わる。アマにスプリットタンの魅力を教えられルイは舌にピアスをする。その過程で麒麟と竜のタトゥーも入れるがこの身体加工がルイの過去との訣別を意味しているのか?
    読んでて思ったのはルイは意外と育ちが良くて教養あるんじゃないかなって。会話の節々にそういうのを感じるけどそういった一般的な社会から外れて生活するに至った経緯はなんだろうか?
    彫り師のシバさんとのアブノー

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    2026年03月18日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    人の頭の中を覗いているような文章に面白味を感じた。あんまり共感できる部分は少なかったけど、映像化したら綺麗なのかなぁとと思った。

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    2026年03月17日
  • デクリネゾン

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    主人公に全く共感できないからこそすごいなあと思った。他の本だとこんな違う境遇で生きてて違う考え方なのになんとなく共感できるぞ、があるのにこの本は全くもって共感できないし違う生き方をしている人、しかもなんだか小難しいような好きになれない人物。だからこそ入り込みすぎないで客観しながらこの物語を読めた。

    自分の中のものが確立されていっても時代は変わるし時代が変われば関わる人たちも変わる。変わってくことを受け入れるというか適応していくためには若い人が主人公には必要なんだろうなと思った。

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    2026年03月16日
  • デクリネゾン

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    恋愛と家族、結婚と離婚、成長と老い。
    覚えていることと忘れること。
    食卓を囲むこと。

    ・あらゆることを後回しにし続けているから、もはや何を後回しにしているのかさえ忘れてしまう。そんな人間でも何不自由なく生きていけるからこそ、人生は生きづらいとも言える。

    ・そもそも小説に求めるべき価値は、社会的正当性のない言葉を如何に伝えられるか、だけです。

    ・どんな刺激も経験も出会いも私を変えなかったのに、老いだけが私を変えたのを痛感する。

    ・感情は生物で、人を好きな気持ちも執着も悲しみも寂しさも嫉妬も悔しさも、全て酸化していく。味はするけれど、湿気ている。食べながら私も、もう食べたくないと心からうん

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    2026年03月22日
  • ハジケテマザレ

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    大人の青春を感じられる小説
    やっぱり人は他者によって影響を受けて成長できる。
    大人になると価値観が確立してくるがそれでも外部からの影響は受ける。相手の価値観に触れるが壊さない、登場人物達の関わり方は絶妙で心地よい。
    久々、大学時代のグダグダ飲みをやりたくなった

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    2026年03月07日
  • ナチュラルボーンチキン

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    若い頃に妊活でボロボロになり、ただただ平穏な生活を求めていたミドフォー女性が新たな出会いに翻弄されていくお話。
    
長回しみたいな文章は新感覚ですごく面白いし共感する部分も多かった。

    ストーリー展開はかなり無理がある感じなのでファンタジーとして読めば良いのですが、周りの人の「ホスト狂い」とか「宗教にハマった家庭」とか過激な設定がいまいち物語に活かされていなくて持て余した感じがした。


    「皆多かれ少なかれ、三十代後半くらいになってくると楽しいことがちょっと重くなってくるんだと思いますよ。霜降り牛みたいに、少々過剰すぎますねって感じで、
    心が動かない平穏な状態を求めている人は少なくないはずです。

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    2026年03月07日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    メンタルが安定していないと読みきれないと思うほど主張の強い内容
    正しさを押し付けてくるような圧迫感がある。
    色んな意味でボリュームがあるので率直に疲れた。
    正しいことであっても、生きていくのに見ないフリしてやり過ごしていることが自分にも社会にも多いと再確認させられる。でもそれが全て悪だと言われると腑に落ちないし誰もが戦えるわけではないと思った。
    多感な時期に思想の強い人と出会ってしまうと人格形成にも関わると思わされてゾッとした。高校生は自認は立派に大人のつもりだろうが親や身近に居る大人の影響をもろに受けてしまうものだと思う
    その時期に善か悪での判断に固執して、他のものを許容できない人間になるの

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    2026年03月04日
  • 蛇にピアス

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    ネタバレ

    読みやすいし物語も面白かったけど特段好きではなかった。
    でもこの長さでこういう落ちぶれ方を垣間見ることができたのは良かった。
    シバさんに対しては、生きる意思に傾倒しようと思ったからこそ、無意識的に恨まなくなったのかな。

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    2026年03月03日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    読み始めて波に乗るまで時間がかかった…
    心理描写、慣れない言葉の多くにつまずきながら読み進めた。
    それぞれ登場人物ごとの視点で物語が進む。
    同じ事柄でも個人によって全く捉え方が違う。当たり前なんだけど、こんなにも違うものかと思うこともあれば、所々では感情移入出来るところもあったり。
    読んでて苦しくなる。なんとか読み切った時の達成感はあった。

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    2026年03月02日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    エッセー、短編と盛りだくさん。
    どちらか区別がつかないもの?もあり、金原ワールドにどっぷり浸かる。

    前にも書いたけど、著者の生声を聴くとなんだかイメージが重ならないのだが、こんな内側の感情渦巻く世界が文章にあふれ出ているのだろうか。
    まさに作家が天職といえる人なんだろうと思う。

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    2026年03月02日
  • デクリネゾン

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    人の心は変わる、変わるんだけど全くの別物になるのではなく
    その時の環境、時代、人間関係に必死に適応して生きている結果なんだとこの本を読んで思いました。

    あんなに大変だったコロナ禍を僕はもう遠い過去にしてしまっている。この本を読む時間が違うだけでも、違った読み方になってしまっているのだろう。

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    2026年03月01日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    世間体というものに囚われない世界の人たちと触れ合うことで少しずつ自分の在り方や他者との向き合い方についての主人公の考え方が広がっていくところや素直さが結構好きだった。恋愛の始まりに自由と身軽さを喪失する恐ろしさを感じるというところがすこし共感。

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    2026年02月28日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    はじめましての金原ひとみさん。
    いつか読んでみたいなと思っていたところに、本屋で目にとまって購入。

    ひとの内面の解像度が高い。シチュエーションは自分の日常と近いものは無くても、登場人物の心の動きにドキッとさせられる。

    自分で選んで進んできたはずの道が急に不安定なものに思えてきて、生きたいわけでもないのに生きなければいけない現実にもがいている自分と、それをどこか客観視している自分の両面が描かれている。

    どのお話も、誰がが救ってくれるわけじゃないことに気付かされているところがリアルで、容赦ないけど清々しさすら感じた。

    このヒリヒリする感じ、他のお話も読んでみたいです。

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    2026年02月28日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    芥川龍之介の藪の中のように、様々な人物の視点による語りで同じ人物や事象が全く違う捉えられ方をされ、真実が有耶無耶となっている。
    久しぶりの金原ひとみだったが、相変わらず切れ味の鋭い文章。
    性的描写も本作では少ないながら、これこれ〜、と言いたくなる独特の生々しさと痛々しさがある。

    登場人物は全員思想に偏りがあり、ほとんど誰にも共感できない。(唯一伽耶ちゃんくらい)
    結局みんな自分に都合いいように物事を解釈して生きてるんだなと。

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    2026年02月28日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    自分がどれだけ憧れ、理解したいと思っても、相手がそうされることを望まないなら、いったい何ができるだろう。死ぬことが自然と考えている人を死から救いたいというのはエゴなのか。人と人は関わり合って、少なからず迷惑をかけ合って生きていくものだと思っている。人生や幸福はどこまで個人のものなのか。

    ゆかりにとってのライのように自分を大きく変えてくれる存在と出会うことに少し憧れる。自分の人生にそんな人が1人でもいたら、たとえ会えなくなったとしても、いつまでも自分の世界の中で で生き続けるのだろう。

    2人の人間がどれだけ親密になり、愛し合っていたとしても完全に一つにはなれない。円は交わることはあってもピッ

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    2026年02月25日