金原ひとみのレビュー一覧

  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    全体的にしんどい本だったけど、なんとか読んだ。お互いに分かり合えないのが藪の中みたいってことで、このタイトルなのかな。最後が結構リアルで、割と好きだった。誰がいつ死ぬかなんて分からない、そして、人は死ぬまでは生きていかないといけないんだなと思った。
    長岡友梨奈がとにかく怖くて気持ち悪い。嫌いなタイプ。特に友梨奈と恵斗が仲良くなっていったのは個人的に一番嫌な展開だった。
    五松や木戸は、そこまで徹底的にやられなくてもいいじゃんと思って、モヤモヤした。一方で、最後に出てきたリコは、ほんとに新しい存在って感じがした。
    いろいろ成り行きで変わるところもあったり、やりすぎたり、やられすぎたり、それがすごく

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    2026年02月25日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    どの登場人物も多弁な上に口語的な文章が多いので色々な思想の人のTwitterを読まされている気分になる。みんなうっすら嫌な奴なのだけど全員少しずつ理解ができるから、この世の人って実際みんなうっすら嫌な奴しかいないのかもしれないと思った。
    SNSには長岡さんのような何かを憎悪して戦い続けることに側から見れば異常に見えるほど熱を注いでいる人、恵斗のようにまだ人生道半ば以下で全て悟った顔してスカしてる子供、とにかく被害者に回ったら勝ちと言わんばかりに晒しをする人や強い思想や問題から逃げ続ける現代人がいっぱいいる。
    なんとなくSNSという窓を通して見る人間観という感じがした。Twitterぽい。

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    2026年02月25日
  • ナチュラルボーンチキン

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    私が最低で病んでるだけだけど、最初の浜野さんがつまらなすぎて浜野さんよりは私マシかもって思って安心したんだけど、結局壮絶な不妊治療の末の離婚でめちゃ大変だったんだな全然すごいわって思って結局落ち込んじゃった笑
    結局恋愛かよって思っちゃって、やっぱ恋しないとダメなのかよとも思っちゃった。まさかさんみたいな柔らかい人ってだんだん自分の意見はないの?って浜野さんはイライラしちゃうんじゃないの?とか思って、これまた最低な感想を抱いた。そして浜野さんのめちゃくちゃ脳内で喋る所は私と似ているなとも思った。自分の中で色々逡巡して結構客観的に考えられてるかなって思ってたけど、まさかさんと話して人間に戻ったって

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    2026年02月25日
  • fishy

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    三者三様の生きづらさ。
    話せば楽になることもあるし辛くなることもある。
    人生のどん底だと思ってもそのあとに思いもよらぬ幸運が巡ってくることもある。

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    2026年02月23日
  • ナチュラルボーンチキン

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    40代の生き方に色んな可能性を感じる。

    前半は浜野さん(主人公)の代わり映えのないルーティン生活に、平木さん(職場の女性)のお見舞いに行き仲良くなります。
    今までとは違う生活を送ることになり、チキンシンクのライブに行くことに…!!
    ルーティンを外れることを、ここ10年してなかった浜野さんですが恋愛に踏み出すことが出来るようになります。
    色んな考えに共感できる部分と共感できない部分があり、同世代の人に読んで欲しいと感じました。
    少しだけ心の荷が下りた感じがする物語でした。

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    2026年02月22日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    金原さんの作品は初めて。
    面白いけど、一文が長くて、情報量が多いので、一気読みは難しかった。内容も重くて1章読むごとに休憩。me tooの話なので一方的に男性が断罪される話かと思っていたらそうでもなく。作家の女の人が受け付けない、、な。

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    2026年02月22日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    ネタバレ

    ある女性による男性編集者の性加害の告発を発端に、色々な立場から語られるストーリー。
    加害者と言われる人にもその人なりの見え方があり、それが別の視点からだとまた違って見えてくる。
    個人と社会、過去と現在、時代によっても正しさが違ってくるということがはっきり突きつけられる。
    また、SNSによる拡散も今の社会ではよくあることだが、それも物事の一部だったり捻じ曲げられていたり…というのも実感した。

    色んな視点があり、それぞれの考え方があるというのは理解した上で、中心人物である作家の長岡のパートを読むのがめちゃくちゃしんどかった…。
    あんなに叩きつけるような攻撃的な話し方するの、本当無理…。
    本人はそ

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    2026年02月22日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    社会的に適切な行為とされる「ソーシャルディスタンス」という言葉に「アン」をつけて、社会からはちょっと眉をひそめられうる生活を送る主人公たちを描く『アンソーシャルディスタンス』。タイトルが巧みです。

    アル中、整形中、コロナ警察… 
    社会問題としては知っていても共感しにくいテーマですが、当事者の思考を剥き出しで描くことで、同情や共感といった感情を覚える隙もなくただ圧倒されました。
    金原さんの作品を読むのは『蛇にピアス』から2作目ですが、著者にしか出せない強さがあり、前作同様読み終わった後はしばらく茫然とさせられました。

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    2026年02月21日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    学生の勢い、レナレナの純粋さ真っ直ぐさに胸をうたれた。中高生ってちょっとしたことで仲違いおこっちゃうよね。頑張って想像力を駆使して人間関係を築こうとしていく不器用さが輝かしい。

    レナレナの両親の聡明さ、筋の通っているところは大人としては見習いたいけれど、子供の立場からしたら理論的すぎて飲み込めないよね。大人になるにつれて分かっていく諦めるものが増えていくのは少し悲しい。

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    2026年02月19日
  • ナチュラルボーンチキン

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    金原ひとみさん。おそらく大昔に読んだ『蛇にピアス』『アッシュベイビー』ぶりかもしれない。なのであたたかい作品でちょっとホッとした。

    結婚も離婚も経験したそのあとも人生は続いていく。臆病者でも、誰かとの出会いがきっかけで自分が変わったら、何かが変わるかも。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

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    アンソロジー、あまり読んだことがなかったので読めるか少し心配でしたが、

    いろいろと、それぞれに、自分の身体に関する記憶や経験が書かれていて、

    無事読めました。

    ワンテーマを通して、こんなに豊かなアンソロジーができるんだなーと、やっぱ一流の作家さんたちだからかと思いますが、読者としても自分自身の経験について振り返る機会になったり、他者について少し想像する機会になる、とても良い本だったと思います。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    リレーエッセイ方式で17人の書き手が
    『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。

    想像していた感じと、かなり違っていた。
    同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。

    女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・

    トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
    恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。

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    2026年02月13日
  • ナチュラルボーンチキン

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    4 よりの3
    序盤から凄く面白くて、
    坂元裕二さんとか、江國香織さんが
    好きな私は、凄い好きになりそうー!と
    思いながら読み進めてた。
    途中からチラホラ出てくる性描写が苦手(ᐡɞ̴̶̷ ̫ ɞ̴̶̷ᐡ)
    思いつかないけど、聞いて納得!みたいな例えとか
    食べ物の描写とかはとても良かった。

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    2026年02月12日
  • ナチュラルボーンチキン

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    主人公の悶々とした考えが自分と重なるところもあり、鬱々としそうにもなった。
    けど、なんやかんやと人とつながり、そのつながりを大切にしてるその様から、人ってやっぱり社会とつながって生きていくしかないんだなと思った。
    けど、説教臭い訳でもなく、肩肘張らなくても生きていいんだよというメッセージを受け取りました。

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    2026年02月08日
  • ナチュラルボーンチキン

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    初めてこの作者さんの本を読みました。
    ところどころ一文が長いのと、若干の展開の無理矢理さが気になっちゃいました。

    とはいえ、題材は面白かったです。
    日々を平凡に過ごしたいルーティン人間の主人公と自分の好きを確立させている超マイペース人間の組み合わせ、何か起こる予感しかしない!
    読む前からこの本を読んでなにか自分にもいいインスピレーションを受けれるかも?と期待している自分もいました。

    実際に読んで面白かったですし、わたしも平木さんみたいに大胆に自分の好き!自分はこう!を出していっていいかも、なんて勇気をもらうことができました。

    一方で二人が仲を深めていく中で主人公は過去を乗り越えて変わって

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    2026年02月08日
  • ナチュラルボーンチキン

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    コミカルな感じであるものの、登場人物の言葉が深くて、面白かった。
    変化を好まずルーティン生活を送る主人公浜野文乃と、変化に楽しさを見出す平木直理の対照的なキャラクターがメイン。
    どちらもかなり極端だけれど、言い分には納得できるものがあって興味深かった。
    なんのために生きるのかについて考えさせられた。
    私はどちらかというと平木さん派な気がするけれど、社会人になったら現実主義になっていくものなのかなあ。
    また時間が経ってから読むと違った感想になりそう。

    (オーディブルにて)

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    2026年02月07日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    期待していたものではなかったかなあ。オタクの女の子の恩着せがましく、一人でバタバタしてる感じが苦手だった。

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    2026年01月31日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    作者の中ではあまり刺さらなかった一冊。
    ただ、愛とか人生とか死とか、そういうものにあまり深く悩むことがない、そんな最近だからなのかな。
    読むタイミングによっては刺さって抜けないだろうと思う。

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    2026年01月28日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    金原さんの文章を読むと心にずっしりとしこりが残る。決してハッピーエンドでも読後感がすっきりとした結末でもない。尻切れトンボ的な、不安の靄を感じながらショートストーリーは終わる。登場人物が資本主義の渦の中でゆっくりと崩壊していきながら、それでも自我を保ち続ける姿には妙にリアル感があって恐ろしい。程度の違いはあれど、私たち全員が体験している空っぽのかなしみを、どうかここまで言語化しないでくれ!と思った。

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    2026年01月21日