金原ひとみのレビュー一覧

  • オートフィクション

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    綿矢りさ、村田沙耶香、に並んで自分がよく読む現代の女性作家さん金原ひとみ。
    オートフィクションって言葉を知らなかったのでなんとなく気になって読み始めました。
    主人公のキャラクターとしては金原さんらしいと言った感じ。
    ただ思考回路や規範意識などがいつもよりも更にぶっ飛んでるので共感できる人は強者かもです。
    主人公は苦しんでるんだろうけど、読者として客観的に見れば「こうすれば良いじゃん」って思っちゃいます。
    ただ自分の人生も他者から見ると「こうすりゃもっと豊かに暮らせるんじゃね?」って思われそうだなと思ったり。
    自分が真剣に悩んでることが他者からすると些事に思えたりって、きっとありますよね。
    本の

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    2025年02月13日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    同じ保育園に子供を通わせる3人の女性の子育てや夫との関係の物語。子供を愛しながらもその存在を鬱陶しいとおもったり、泣きやまない子供を虐待してしまう母親たちがいる。
    小さな子供を育てるということが地獄のように感じてしまう一瞬は誰にでもあり得る。
    親に蹴られている赤ちゃんが生きて、愛情ある丁寧な朝ごはんを食べている子が死んでしまう。大切家族との関係や精神状態、状況等のほんの少しの巡り合わせの悪さで何もかも失ってしまう怖さを感じた。

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    2025年02月16日
  • オートフィクション

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     2006(平成18)年、単行本として刊。
     通読してみて、どうも了解しにくい、不可思議な感じの小説だった。
     主人公の小説家リンは作者の自己像を幾らかでも投影しているのかどうか知らないが、とりあえず言葉はビビッドで、若者の言語感覚がうまく捉えられており、ナチュラルである。
     そんな主人公は現在付き合っている男性について「好き好き大好き」と手放しにストレートな感情吐露を繰り返すのだが、どこで曲折するのか、最後には唐突に自分から別れを切り出したり、破局に結び付くのが当然であるような行動を爆発させる。
     この心の屈折が私には理解できなかった。それは単に私が女性心理に疎い野暮ジジイだからかもしれない

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    2025年01月27日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    主婦を題材にしたオススメ小説で手に取った一冊。
    金原ひとみさんの蛇にピアスが当時とても印象に残った本だったのを思い出しつつ、金原ひとみさんワールドでまた一気読み。
    3人の主人公達がどうなっていくのか気になった。読んだ後もまだ彼女達の物語が続いていくようでもって見ていたくなった。

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    2025年01月25日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    金原ひとみさん、とても危うい感じのする方。
    パリでも東京でも鬱傾向が強いのか、とても不安定。この状態で幼い娘さんと母子生活をされてたなんてすごい。
    あまり共感できる部分はなかったのだけど、この繊細さが紡ぎ出す文章には心惹かれるものがあった。
    恋愛で救われるタイプだと仰っているので、どうか幸せになって欲しいなと思う。
    読み終えて、著者の幸せを願うって不思議な感覚。

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    2025年01月11日
  • 星へ落ちる

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    情熱的な恋心。
    自分と恋人以外要らない。それ以外は嫉妬の対象。それ以外は常識もなにもない。好きで好きでたまらなく好きで、削れていく精神。自分さえ敵に思えるくらい、消耗する熱烈な恋愛感情。刹那を生きている。青い未熟な不純な純愛。

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    2025年01月07日
  • 持たざる者

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    自分は何者でもなく、何も持っていないはずなのに、
    他者との関係では羨望の眼差しでみられていたり。
    複雑な関係がそれぞれの視点で描かれていておもしろかった。けど、最後の章が重だるいな。

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    2025年01月02日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    マインド不足

    ってな事で、金原ひとみの『腹を空かせた勇者ども』

    もうね、アゲーって感じで、金原さんらしくないって感じじゃったかな。

    おじさんじゃし、こんなギャルマインドな感じの内容の本は中々読み進まない

    4週間かけて少し読んでは止め、間を開けて読んでは止めの繰り返しで、延長してた返却期間の今日でギリギリ読み切った。

    後半はギャル達の気持ちと言うのか、青は春いなって感じで、読みながらちょっと照れちゃった

    正に、ギャル達に読んで貰いたいような、そんな感じじゃったよアゲッーー‼️

    2024年30冊目

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    2024年12月01日
  • アッシュベイビー

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    "小児性愛"というワードに釣られて読んでみたが、行為の相手は赤ん坊でかつ動物とも可能で、大人の女性相手でも行えるというなんだかよく分からない異常者だった。
    上記の男性ホクトの異常ぶりが分かる描写や、語り手の女性の動物虐待の場面が非常に惨たらしく素晴らしかった。
    語り手の女性の心理描写や登場人物達の行動原理が全く理解できなかったものの、たまにはこういった作品も良いかなと思えた。

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    2026年01月16日
  • fishy

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    決して嫌いではない。

    人間の本音部分を余すことなく表現し、文学的魅力もある。

    只、何時も何時もこういった内容の作品ばかりだと流石にお腹が一杯になる。

    読む時の気分によって評価が変わってしまう作品。

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    2024年11月22日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    衝撃の事実:スタバのフラペチーノはコッテリラーメンと同じくらいのカロリーとのこと。
    今時の女子ってこんなこと考えてるのかー!と男目線で驚いてばかりでした。おっさんからすると、考え方にジェネレーションギャップを感じることが多くても、自分が中高生だった頃も、大人から見れば案外レナレナと同じような感じだったのかもしれない、人の青春の混乱と感情の嵐は、万人で差は少ないのかもしれないと思いました。
    レナレナママは、読者がレナレナに共感しやすくするためにデザインされたキャラなんだろうなと。なので、レナレナママにアンチ感情抱いたら、作者的には、してやったり!なのかもですね。
    ただ、レナレナママはレナレナが友

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    2024年11月18日
  • 軽薄(新潮文庫)

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    ネタバレ

    この人はとにかく許されない恋愛もの
    最後は無難に元サヤに戻るのかと思いきや、甥の方へ
    彼女刺したりそれを示談にしたりパーティーで変なもの飲まされたり…

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    2024年10月22日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    女子中学生の解像度高すぎ!
    中学から高校に上がるにつれてレナレナの成長も垣間見れて、親戚の子を見守る叔母のような気持ちになった。
    レナレナの母親、わたしはキレキレで好きだな。

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    2024年10月18日
  • 腹を空かせた勇者ども

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    主人公のレナレナとその仲間たちがとても好き!
    けど、公認で不倫している母親がどうしても
    自分の中で理解というか、消化できなくて
    話がうまく入ってこなかったかなぁ…。
    ただ、中学生のThe青春な物語で
    会話文が面白いし元気もらえた!

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    2024年10月01日
  • 持たざる者

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    大変だった時期のことや感覚って、時間を経て薄らいでもうあまり思い出せなくなる。
    4人の人が描かれるこの本で、4番目の朱里の章が一番印象深かった。
    自分の未来が抗えようのない形で規定されることに不安を覚えたり、自分だけの人生が複雑に思えたり。でもある日突然、雲が晴れたように好転したり、そんなものなのかもなーと思う。
    何かを持っているように見えるのは、他者からの視点であって、自分はそこにあるものに、ただ必死に向き合ってるだけなのかも。

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    2024年09月24日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    エッセイ…うん。 タイトルから、パリや東京での作家ライフを楽しく書いたものかな、なんて予想しましたが…真逆なものでした。
    「生きててすみません」と土下座する感じはまるで太宰治です。
    希死念慮が強く、しかしきちんと子供2人を育てて家庭を回しているところがすごい。
    この憂鬱さと自己破壊衝動的なもの、共感する方は少ないだろうけど、似たような傾向の方には救いになるのかも。

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    2025年12月18日
  • 蛇にピアス

    匿名

    購入済み

    昔、映画で話題になっていかな?
    内容は全然知らなかったので、気になり読んでみました。すごく激しい内容で驚いた。ルナは最初から最後まで不思議な女の子で、何がしたいのかよくわからなかったです。

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    2024年09月01日
  • ハジケテマザレ

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    良くも悪くも、振り回される感じ。
    目が回る。
    アタシはハジケテマザレないかもしれない。

    ☆ハジケテマザレ
    ☆モンキードーン
    ☆フェスティバルDEATHし
    ☆ウルトラノーマル

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    2024年06月16日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

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    「天才は孤独」という言葉が浮かぶ。

    彼女の鋭敏な受容体は常に自身を
    誰もたどり着けない地獄のふちに追いやるけど、
    その類まれな感覚と言語化能力によって
    あらゆる人の心のひだをなぞり、
    無理やり作ったかさぶたをはがして
    血が流れる感覚を思い出させてくれる。


    彼女の小説はいつも主人公が自傷しているけど
    このような思考回路から生み出されているのか・・と
    淡々と読み進めた。


    常軌を逸した原罪意識に
    凡人の私はところどころついてゆけず
    気を抜くと目が文字の上を滑る。

    なんかこの感覚の鋭さ、生きづらさ、
    宇多田ヒカルを彷彿とさせる。

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    2024年06月14日
  • 持たざる者

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    4人の視点から語られる本作も、また大変面白く読むことができた。日本にしか住んだことのない自分としては日本の住みやすさ、日本特有の住みづらさなど読んでいて
    色々と考えさせられる。自由と引き換えの不自由さ、不自由さの中で求める自由。好きな作家の登場人物の人生に自分を投影しその世界に入り込む読書。幸せな時間です。

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    2024年05月19日