金原ひとみのレビュー一覧

  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」という
    イメージがばちこん固まっているテーマでも
    捉え方、筆致、筆者によってここまで変わるかあ、という。

    寺司さんが好み。
    原田さんはもう少し長めの物語として
    この話を読みたかった。
    そして安定の金原節。

    アンソロジーはテーマの広がりに感服するし
    自分の好みも浮き彫りになるなー。

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    2026年07月19日
  • 最後の晩餐

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    あなたは人生の最後に何を味わいますか?
    当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー

    弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」

    失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」

    最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」

    経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」

    ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後

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    2026年07月19日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    登場人物たちがギリギリで生きています。ですが、特殊な状況下にある訳ではありません。誰もがこうなる可能性があるところが怖いところだなと思いました。

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    2026年07月14日
  • 蛇にピアス

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    今でいうトーヨコキッズの内面に触れているようだった。「自己肯定感を他者の評価でしか埋められない」若者の気持ち。

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    2026年07月13日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにしたアンソロジー
    とにかく豪華な顔触れ
    しかも好きな作家さんばっかり
    角田さん寺地さん井上さん 良かったです

    なんだか重いテーマだけど 内容はそんな事は無くちょっと ぼのぼのした感じになれました

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    2026年07月12日
  • 最後の晩餐

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    本の題名をテーマに書かれたアンソロジー。
    井上荒野さんのが特に良かったですが、江國香織さん、角田光代さん、原田ひ香さんが安定の面白さでした。寺地はるなさんは初めて読みましたが、気に入ったので、他の本を読もうと思います。
    知らない作家さんに出会えるのが、こういうアンソロジーの良いところかもしれないですね。

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    2026年07月12日
  • デクリネゾン

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    ワガママ、自分本位!基準は変えられない
    そんな人達がコロナを境、本質を見つめ直す
    家族のカタチ、母親として、女として、作家として
    不安との葛藤を描く、イライラしつつもほっとした読後

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    2026年07月10日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐をテーマにした7名の作家によるアンソロジー。

    最後の晩餐というと「死」を想像させるが、どれも重くならずスッキリする心地よい読後感だった。

    角田光代さんの「最後の鰻」はまさに父親がなくなる時という設定なのだが、最後のごはんがお粥になってしまう!と慌てて鰻を買いに行って皆で食べる姿に笑えた。

    好きだったのは寺地はるなさんの「小曾根幸子の送別会」
    「どう思われたってべつにいい」のスタンスで忖度しない小曾根さんがカッコいい。
    不要なものを持たず身軽に軽やかに進んでいく、あんなふうになりたい。

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    2026年07月10日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    オーディブルにて。ナレーションがとてもよかった。
    最後、生きるにおいての哲学が怒涛の如く襲う。20代のころはこんなこと1ミクロンも考えなかった。若者が読んだら価値観が変わるかもしれない。

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    2026年07月10日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    強い言葉が続いて、しんどくなったので途中でリタイア。疲れているときに読むべきではなかった。
    間に温かい話や別ジャンルの本をはさんだりしたが、ドロップアウトしてしまった。
    正義感が強いのはいいけど、周りはともかく、自分も心身共に消耗して、しんどくないのかなと心配になった。
    全員に多少なりとも共感できるところがあった。裏を返せば、全員から責められ少しずつ刺されているようで辛かった。

    文章自体は個人的には読みやすかったです。

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    2026年07月09日
  • マザーアウトロウ

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    53歳とは思えないほどパワフルで自由奔放な義母・張子の魅力に圧倒される。ド派手な見た目も、生き方も、自分とは正反対なのに、不思議と惹かれてしまう。嫁姑という枠を超えて深まる二人の関係が心地よく、張子の勢いに引っ張られて一気読みだった。コミカルなやり取りの裏で、社会問題や、主人公・波那の辛い過去にも触れ、笑いだけでは終わらない。読み終える頃には、もっと力を抜いて人生を楽しんでもいいのかもしれないと思えた。

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    2026年07月09日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    ・初めて金原ひとみさんの本を読んだ。
    ・どの話も暗かったけれど、刺激的な文章が癖になり、すぐに読み終わってしまった。
    ・表題作『アンソーシャルディスタンス』が一番好みだった。

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    2026年07月05日
  • 星へ落ちる

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    固有名詞を持たない人物たちの一人称視点の複数の話。登場人物は、彼、男、女のような一般名詞?指示語で呼ばれる。

    女は元彼からの電話を、パソコンに向かってタイプする。元彼の言葉が女が打つ言葉に変わる。言葉は原理的に自分に属していない。自分の気持ちが最初からあるというよりは言葉を学ぶことによって、自分の気持ちが輪郭を持つと言える。女は元彼の言葉を書きつけることで、その言葉を自分の言葉としていく。自分の不明瞭な内面が、元彼の言葉で輪郭を持ち始めるような、同じ言葉を挟んで、私とあなたとが曖昧になる。

    登場人物が固有名詞を持たず、しかも一人称時点で書かれることで、女-元彼の間で生じた出来事が、読者-小

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    2026年07月05日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    腐女子がひょんなことからキャバ嬢とルームシェアすることになり、そこからホストや女性言葉の男性とかこの世の全ての不幸を体現したような作家と関わり合う
    …と書くと、とても二次元的で自分とは全く違う世界の話に感じるのだけど、登場人物たちの語る悩みやままならなさはとても親近感の湧くものだった。

    主人公の脳内をひたすら書き下していくような文体は最初少し読むのに苦労したが、次第に気にならなくなった。

    『自分が愛を捧げる相手が、自分と同じように愛を返してくれるとは限らない』という断絶を当たり前のように描きながらも、ラストは明るく希望が持てた。

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    2026年06月27日
  • 蛇にピアス

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    主人公が痛々しい…
    どうやってもしんどい方向に進んでいくし、全員が善人じゃなく完全な悪と言うわけでもないというか。どこか外れている人たちだから嫌な方向へ現実が狂ってしまう。その場その場で生じた感情、考えが本当である以上、こうなってしまうのも避けられないのだろうなっていうのが苦しい

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    2026年06月24日
  • 最後の晩餐

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    誰もが一度は妄想したことのある
    「人生の最後に何を食べたいか」という問い…

    一線で活躍する7人の作家たちが紡ぎ出す答えは
    決して豪華絢爛なご馳走ばかりではなく
    日常の片隅にあるささやかな味や
    記憶の底に眠る思い出の味が
    それぞれの登場人物の人生の愛おしさと共に
    鮮やかに描き出されます



    江國さんの淡い情緒
    金原さんのひりつくような熱量
    寺地さんの静かな優しさ…

    一話一話の味わいが全く異なり
    まるで極上のフルコースを少しずつ
    味わっているかのような贅沢な読書時間でした♡



    漆黒の背景に浮かび上がる
    このミステリアスで耽美な表紙に一目惚れ!!
    「食べる」という営みは、私たちが生きる

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    2026年06月21日
  • ナチュラルボーンチキン

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    著者によると中年版君たちはどう生きるからしい。毎日をルーティン化して過ごしてしまう主人公の気持ちはめちゃめちゃわかる。そうした方が心が落ち着くからね。

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    2026年06月21日
  • 最後の晩餐

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    金原さんの、ギリギリの女たちのパワフルすぎる作品が好きです。痛風鍋を前にして食材たちの死に様?に思いを馳せるくだりとか面白すぎ。変形シスターフッドもの。
    井上荒野さんの仲良し家族の話もほのぼのしました。

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    2026年06月21日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    「あの本読みました?」の金原ひとみ特集で、朝井リョウ、村田沙耶香両人が絶賛してしたのを見て読みたくなりました。
    2人が揃って「カッケー!」と言っていた話を始め、総括してあたしは「カッケー!」とは思わなかったです。
    性行為自体を否定はしないし嫌悪も抱かないけど、めっちゃ出てくるなと思いました。
    改めて、人の数だけ感想があるよな。とそれを深く感じる作品でした。

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    2026年06月16日
  • クラウドガール

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    理性的な姉と奔放な妹。
    「いい母親」ではなかった母の死は、2人にとっていつまでも乗り越えられない壁だった。


    母娘、そして姉妹の関係はその数だけあり、同じものなど何一つない。
    そして、どの関係も一言では表せないくらい強いもの。

    あとどんでん返しは少し驚き。あまりそういうイメージのない作家だったので…

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    2026年06月10日