金原ひとみのレビュー一覧

  • マリアージュ・マリアージュ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    結婚のしんどい部分を取り上げてる短編集って感じ。
    全くの他人同士が家族になることの難しさを思わせる。
    これを見ちゃうと尚更結婚なんていいと思えないなぁ。

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    2018年04月29日
  • 星へ落ちる

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    連作短編っていうんでしょうかね。初出の雑誌やメディアがそれぞれ違う5編なんだけど、主人公らしき女性とその人が今好きな男性、元カレ、今好きな男性の恋人の男性という4人が登場する。
    自分としては、元カレくんに感情移入。いいやつなんだよね。去ってしまった主人公に泣き落としの電話をかけたり未練タラタラだったんだけど、地道に工場勤めしながら借金返して生きている。未練を断ち切ったような最後の登場にすくわれた。
    対して、幸せそうだった主人公は、疑ったり心配したりしてだんだん満たされなくなっていく。こじつけっぽいけど「星に落ちる」って、キラキラしたところへ昇っていくんじゃなくて落ちていくってこと?
    好きになっ

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    2017年09月09日
  • アッシュベイビー

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    セックスセックスってセックス以外にないのかって思うけどセックス以外何もないんだろうなあと思う。自分に足りないものを他人に補ってもらうのが愛ならセックスも愛だし。でもそこまでしても二人同じものを見れない、自分の体と心のラグと、他人の心と体との温度差みたいなのはよくわかる。ただもう少し伝えようとしてほしい、ブログとか日記ならこれで良くても小説ならもう少し核心を見せびらかしてほしいといつも思います。ハイドラとかのほうが筋がしっかりしていて好き。

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    2016年07月28日
  • オートフィクション

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    『蛇とピアス』も雰囲気で避けていた金原ひとみ。病的な主人公。衝撃的な文章。電車で読むつもりだったけど落ち着かずすぐ閉じてしまい家で読む。
    どう評価すべきかは未だにわからないのだけど頭を揺さぶる一冊であったのは確か。私、ぬるいわぁって少し思った。

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    2015年08月11日
  • AMEBIC

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    食事というものが汚い醜いなんておもったことなかったけど、これを読んでからなんだか色々考えちゃって食欲減退しました

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    2014年09月07日
  • AMEBIC

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    【本の内容】
    摂食障害気味の女性作家「私」のパソコンに日々残されている意味不明の文章=錯文。

    錯乱した状態の「私」が書き残しているらしいのだが…。

    関係を持った編集者の「彼」とその婚約者の「彼女」をめぐって、「私」の現実は分裂し歪んでいく。

    錯文の意味するものとは。

    錯乱した「私」は正気の「私」に何を伝えたいのか。

    孤独と分裂の果てには何が待つのか。

    著者の大きな飛躍点となった第三長編。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    人間の脳は「指を曲げる」といった随意運動が意識的に開始される約一秒くらい前に、既にその準備となる無意識の活動を始めているのだそうです。

    じゃあ、その無意識の活

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    2014年08月23日
  • 憂鬱たち

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    適切な表現ではないだろうけれど、何故かM的嗜好を持った人の自慰行為(しかも寸止めの)を読んでいるようだった。

    好きではなかったが、こういった文章を書けることには感嘆するしかない。

    とりあえず、同著者で読みたい、と感じた二作品読み終えたので、当分いいかな。

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    2014年04月27日
  • AMEBIC

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    読む前に一度ここのレビューをちらっと眺めたら蛇にピアスよりヤバイなんて書いてあるからいやあれも相当ヤバかったよ?もしかしてみんなあれぐらいじゃ楽勝?むしろ刺激足りなかった?それはヤバイってとか思いながら1ページ目を開いたら確かにヤバくてもうどうしよ今日の夕飯どうしよって思ったくらいツラくてああなんか胃がキリキリするかも。キリキリ。胃がキリキリグサグサ。

    と言う感じの小説です。

    この本は下手なダイエット本より効果があるかもしれない。描写自体に気分を悪くしたり、吐き気を催したりすることはなかったのだけれど。
    わたしの中で食事=臭い、汚いと言うものになってしまった。この気持ちが続く限りはあまりも

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    2014年04月15日
  • アッシュベイビー

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    最初はこんな世界もあるんだなと思って読んでましたが、だんだん狂ってくるというか、いつの間にこんなおかしな展開になってたんだろうという感じです。
    振り切れてる感じが独特で面白かったです。が、もう一度読もうとは思いません。

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    2014年04月14日
  • ハイドラ(新潮文庫)

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    悲しいことに自分のアイデンティティというものを自分で決めるということはあまりにも難しい。自分が人間でなくなっていくその感触はたしかに苦痛だから生きていると、実は思えたりする。
    個性が素晴らしいものなんて、だれが言いはじめたのか。

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    2014年03月31日
  • アッシュベイビー

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    はじめに女がいて。その次に男がいて。あと付属品がある。これが金原ひとみの世界だ。どうしてこんなことになってしまうのだろうか。蛇とピアス以来、行ったり来たりずっとぐるぐるしているように見えるのだけれども、それは違うのだろうか。私は金原ひとみのどうしようもないくらいに女性に執着して逃れられずじたばたしているその感じがとても好きなんだけれども、手を変え品を変えっていう風に少し思えてしまうのが残念だ。蛇とピアスの爆発的な勢い、みたいなものがあまり感じられない。しかし読み物としては私はこれはまた面白いと思ってしまう。この前蛇とピアスの自室原稿を見たのだけれども、ホテルのメモ用紙みたいのに横書きでがりがり

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    2014年03月03日
  • アッシュベイビー

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    前作の『蛇にピアス』も読んでいるのだけど、その2作を通して感じるのは、「身体」に対する異常な「執着」。

    あたし自身は、自分の体にあまり興味がないから実感としてはあまりピンと来ないのですが、「身体」の何がそんなに重要なのか(あるいは重要でないのか)、気になるところ。

    小説としておもしろいなぁと思ったのは、一番最後の一行。
    「。(句点)」がないってだけで、なんていうか、だいぶ終わりの感じが変わるんだなぁと。
    フェードアウト…っていうか、むしろ崩壊の始まり、あるいは終わり的な…。
    不思議な感じ。

    んで、解説がなけりゃもっとよかったのに。。。
    というか、帯の村上龍の宣伝文句も、解説の斉藤環も、な

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    2013年10月14日
  • 憂鬱たち

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    初めて読んだ金原ひとみ作品。今日こそは病院の精神科に行こうと奮起する鬱の女の子の話なのだけれど、あまりにぶっ飛んでいて、ちょっと引きつつも面白かった。ちょっと常人には思いつかないような妄想の内容がスゴい。改行の少ない文章ながら、不思議と読み易い。

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    2013年09月09日
  • 星へ落ちる

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    好きになった男には彼氏がいた話。

    浮気されるのと
    浮気相手になるのと
    どっちがツラいか。

    「彼」はどういう心情だったのかな。

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    2013年03月17日
  • オートフィクション

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    現実がなんなのかわかんなくなる。

    読んで気分のいいもんじゃないけど
    つい買ってしまうんだな。

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    2013年03月16日
  • 憂鬱たち

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     金原ひとみは相変わらず金原ひとみだ。鬱々としていて、無気力な若者の心情がよく描かれている。でもそんな鬱々とした感情なんて面白いものでもなんでもなくて、ただ鬱々としている若者が在るだけで、ただひたすら無気力に過ぎていく。
     相変わらずの性描写だけど、それは女流作家に許された描かれ方だし。特に金原ひとみだからこその描かかれ方だなと思う。各章の三文字のカタカナの意味を知って、ちゃんと考えて付けられているんだなーと関心した。

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    2013年02月16日
  • 星へ落ちる

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    様々な形、様々な段階の依存が描かれている作品。

    他者に依存できる人、その状態を相手に伝えられる人ってすごく強いし人間らしいんだな、と。
    いつか心を切り刻まれてしまう可能性に怯え、常に相手との間に薄い薄い膜を作ったり、常に複数の退路を用意しているような関係性ばかり築いていたような人には到底できないことですね、ほんとはしたいとしても。

    解説はいしいしんじさん、「彼」の唯一の主体性を持った言葉をしっかり捉えて考察されています、素晴らしい。
    私はそのシーンに違和感を覚えたくらいで、いしいさんほどに裏を読めませんでした、残念。

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    2012年11月20日
  • 星へ落ちる

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    続・ひとみ嬢。
    相変わらずもってかれるズブズブはまっていくような文章。
    恋愛もの・連作もの。男ふたり(ひとりはゲイ)と主人公。
    初期作品を思い起こす。このままアミービックに繋がっていきそう。
    どうしてかここに戻ってきてしまうという人間の本能を、星へ落ちる引力とかけてあるのだ。
    惑星、夜空、ふたりの思い出。引力といってしまえばなんだか美しい思い出の夜なのに、
    もちろん地上ではそうはいかないし、病んでいく様から墜落したところで終わるからなんともいえない。
    元彼、いいひとっぽかった。ほんとうに人って、恋愛って、フカシギデスネ。

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    2012年11月14日
  • 星へ落ちる

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    金原さんの書かれる女性ってなんでこんなに妙な色気と病的なところを兼ね備えてるんだろう

    彼、彼女、私、俺、僕・・・それぞれの立場からそれぞれの目線で話した連続短編集
    人を愛するって、難しい
    登場人物達は恋に愛にゆらゆらと支配されていて面白かった
    主人公への元彼の思いも、恐ろしいモノを感じるけど、逆にここまで恋愛に一直線にのめり込めるなんてある意味才能だと思う

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    2012年08月14日
  • AMEBIC

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    「作家の私」「編集者の彼」「彼の婚約者」を中心に物語が展開していく。
    「私」は食事をあまりとらずサプリメントなどで栄養をとり、たまに家に一人でいる時に錯乱して、意味が読み取りにくい文章をパソコンに残す。
    今までの作品にあった刺々しい攻撃性はない。

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    2012年08月13日