金原ひとみのレビュー一覧

  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    この方の書く小説のような(ただしドラッグには溺れていない)エッセイ。おしゃれ生活語りかと思いきや、パリの魅力を読者に感じさせない視点が面白い。

    0
    2025年09月15日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    明るい作品 内容はポップでキャッチーなんだけど文体に金原節が炸裂していて軽すぎない

    ライトな内容と言葉が言葉を呼んでくる文字数多めの重めな文体のバランスが良好でした

    0
    2025年09月16日
  • パリの砂漠、東京の蜃気楼

    Posted by ブクログ

    これまた西加奈子さんのポッドキャストを聴いて読んだ一冊。
    普通、とされる意見や行き方やしがらみや、自分に対する評価や肯定感なんていらないのかもな、と救われる一冊。衝動やどうしようもないところなんて、どうにもしなくていいと思える。
    まるごと自分を愛しましょう、がしたい人はすればいいし、しなくても世界はまわっていく。そんな風に思えた。日々の生活が綴られていて、それぞれの人の人生があって、だからといってこうしたらいい、とかこれが正解、という焦燥や焦りもなく、ただ生きていく。
    人生の歩んでいる道は違うけど、こういう文章になぜだかホッとする。
    しかし小説家がおすすめの小説を教えてくれるなんて、いい時代だ

    0
    2025年09月09日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    真野ちゃんの自分の内面に関する思考にドップリ浸かる描写が一々読んでるこっちの内面を抉る。
    p.169〜171までのブリュノのセリフにあるカレーを他の単語に置き換えたら、読者それぞれにフィットした答えが見えてきそう。僕は本でした。

    読み終わった後はおもろーー!!!!めちゃくちゃおもろかった!
    自分のことを、何者でもない普通だの無個性だの思っている人だったり、読書に興味あるけど活字苦手・・・って人に読んで欲しい!
    普通ってたまに抉られるけど、悪くないと思える!
    会話多いから読みやすい!

    0
    2025年08月25日
  • 私の身体を生きる

    Posted by ブクログ

    女性作家、芸術家たちの生と性、身体をテーマにしたエッセイ集
    自分も漠然と感じてた「女性であること」への違和感、敵対心、恐怖、いろんな言い尽くせない気持ちをそれぞれの人が言語化してくれるよう
    現代日本で高らかに女性讃歌を謳うのは難しいことを痛感する
    それでも次代はと願いたい

    0
    2025年08月10日
  • 持たざる者

    Posted by ブクログ

      

          『持たざる者』



    金原ひとみさんの作品♡



    今回のお話の設定は 
    震災から およそ 三年後 という設定
    四人の男女の連作短編なのだけれど…


    妻子と離別した
    グラフィックデザイナーの 修人

    修人のかつての愛人で現在は
    シンガポールで家庭を営む 千鶴

    千鶴の妹で自由奔放に暮らす
    シングルマザーの エリナ

    エリナとイギリスで出会い、駐在員の夫の
    帰国が決まった 朱里



    この四人のお話
    震災、死別、家庭環境の変化だったり
    それぞれの立場や環境が全然 違って
    なかなか興味深く読めました


    どの お話も ほんっとに よくわかる


    金原さんの表現や言葉が

    0
    2025年08月07日
  • マザーズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    とても好きです。
    休日を使って一気に一日で読み終わりました!
    この本をきっかけに新しい視点が増えました。親ならばこうあるべきと思っていた価値観が、親も人なのだと改めて実感させられました。
    とても良い学びにもなる小説でした。

    0
    2025年08月03日
  • アッシュベイビー

    Posted by ブクログ

    この小説から金原ひとみさんにのめり込みました。
    この日常的に感じる感覚の表現や思考回路等全て好きです。
    人間らしさがよく出てるんじゃないでしょうか?
    好きな作家さんの1人です。

    0
    2025年08月03日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

     2023年刊。
     レストランで働く若いバイト仲間たちを描いた連作小説。
     今時の若者たちの生き生きとした語法がてんこ盛りで、ウィットが効いていてとても面白かった。これこそ<いまの>言葉の芸術、という感じがする。自分の知る限り金原ひとみさんの小説はいつもそうだというわけではないので、本作がその点において抜群にヴィヴィッドなのだ。
     微妙なニュアンス、人それぞれの感受性をキラキラと描き出しながら、言語遊戯のたまらない愉しさを存分に味わわせてくれる傑作。

    0
    2025年07月27日
  • マザーズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     

           『マザーズ』
     

        ドゥマゴ文学賞 受賞



    今作の 金原ひとみさん ♡
    余韻がすごいです


    今作は考えさせられたなぁ
    不思議なの
    共感はまったくしてなかったの
    ……でもね
    この作品 好きだなぁ って思う



    同じ保育園に 子どもを預けている
    三人の母親の物語
    作家のユカ、モデルの五月
    専業主婦の涼子 



    それぞれ三人の視点で 物語はすすみます
    ドラッグ、不倫、虐待、流産…って、
    読んでいて どれも共感しがたいのに
    本当に不思議
    共感してないんだけど…受け入れちゃってる
    あるかもなぁ……って想像しているの



    赤ちゃんが産まれて育つということは、
    「

    0
    2025年07月10日
  • アッシュベイビー

    Posted by ブクログ

    私はどうしようもないバカですが、久しぶりに本が読みたくなって手に取ったのがこの本でした。
    読もうと思ったキッカケは、お笑い芸人のバービーさんのラジオ、お心理研究所のゲストで金原ひとみさんが出演されていて「アッシュベイビー」がやばいみたいな事を言っていたから興味を持ちました。あのバービーさんがやばいんならきっと面白いはずと迷いなく購入しました。
    一般的な下ネタも大丈夫だし、大概のゲスい事も笑える方だけど、小説の内容は結構グロかった。
    痛いのは勘弁だけど、女性の繊細な描写とクレイジーな表現が惹き込まれる。
    自分にはファンタジーな世界として捉えて、とても面白かった。

    0
    2025年06月11日
  • AMEBIC

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ本の中で1番好き。文学のテストで論じた部分をそのままここの感想に書きたいけど答案が帰ってきてないので無理ぽ。。。。4人のゾアの話がすごい興味深くて色々調べました。

    0
    2025年05月29日
  • オートフィクション

    Posted by ブクログ


          『オートフィクション』


    金原ひとみさん の作品

    うーーーん 堪らん✨
    おもしろかったぁ♡



    それに…
    解説は「山田詠美」さん ♡
    一粒で二度美味しい✨ でしょ

    「あらすじ」はというと…
    山田詠美さんの解説から抜粋(パクって)して
    書いてみますね (=^▽^)σ


    若き女性作家である
    主人公の 高原リン は、一人の男性編集者に、長編の原稿を依頼されます。
    そのスタイルは、オートフィクション。
    それは何ですか、と尋ねる彼女に、編集者は、こう答えます。
    〈一言で言えば、自伝的創作ですね。
    つまり、これは著者の自伝なんじゃないか、
    と読者に思わせるような小説です。〉……
    …

    0
    2025年05月29日
  • ナチュラルボーンチキン

    QM

    購入済み

    読んだことないタイプ。文に区切りがなくて、目の前で2人の会話を聞いているような感じ。

    主人公が怒涛の勢いで新しい世界に引き込まれるのが新鮮で面白かった。


    あんなに正反対の人とそんなうまくカッチリハマることが気持ちよかった。

    平木ちゃんのように、どんな価値観も考え方もたとえそれが自分のとは違うものであっても「ふむふむそうなんだねぇ、へぇ」と上手に流せるスキルは身につけたい。

    ちょっと生きづらさを感じやすい現代人にぜひ読んでほしい1冊!!!

    0
    2025年05月04日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんの本はいつも破壊力がすごいんだけど、会話の内容や言葉のチョイスが好みすぎて毎回にやにやしてしまう。
    今回もなかなかぶっとんだ内容で、イタリア料理店のバイトたちのわちゃわちゃした感じが微笑ましかった。自分も混ざりたい。

    0
    2025年04月17日
  • アッシュベイビー

    Posted by ブクログ

    とても好きだったかもしれない。

    金原ひとみさんの作品は初めて読んだが、
    アヤやホクトのバックグラウンドがずっと見えてこなかった。なぜアヤがこんなにも空虚で薄情で明るく陰湿なのか、掴めそうで掴めなかった。
    まぁでも人は他人の思考の至る範囲だけで生きているわけではないだろうし、すべての言動に根拠があるわけでもないだろうし、そういう諦めに近い感覚と妙なリアルさを感じた。
    読者に寄り添っている感じはないが、文章のリズムがよく読みやすい。
    この方の作品を他にも読んでみたいと思った。

    0
    2025年02月02日
  • オートフィクション

    Posted by ブクログ

    秀逸!
    前半は確かに「何これ…」と思う方もいるかもしれませんが、むしろそれも意図されているのかもしれない。なので嫌になって読むのをやめちゃうのは勿体無いです。
    多義的で悲しく辛い感情がすごく巧妙に表現されている15th winterは本当に秀逸です。
    また、時間を遡っていくことで、最初に抱いた印象と、その過去が最後に一気に繋がる感覚は何とも言えず強烈です。
    色んな女性の過去と強さ、自分で道を切り拓く力を軽視しないでほしい、というメッセージもこもっているように思いました。たとえその形が正しくなくても、愚かでも、それは彷徨いながらしっかり立っている証なのだと知ってほしい。私自身の視点も変わったし、

    0
    2025年01月05日
  • アタラクシア

    Posted by ブクログ

    金原ひとみさんの本は確かこれで3冊目だと記憶している。蛇にピアス、アッシュベイビー、そして本書。これらの本だけで判断すると、彼女が書いた本は一気に読んでしまった。
    決して楽しい、明るい、喜ばしいと言う単語は使えない感想を持つ。けれど、人間の本性を練り上げた文章でじっくりと描写に共感できるものが確かにある。

    0
    2024年11月04日
  • アタラクシア

    Posted by ブクログ

    様々に移り変わり、見る人の断面により異なる色んな関係性を人と人の組み合わせや状況で描いてる。その状況や出来事はアタラクシア(平穏)からかけ離れた不穏さを炙り出していく。じわじわと読み手に共感を呼び、関係性の中に潜む不安をかき混ぜられ煮詰められる。没入厳禁

    0
    2024年09月16日
  • アタラクシア

    Posted by ブクログ

    金原ひとみ3冊目。この本を読んで、私は金原さんと友達になりたい、仲良くなれそうと思った。(おこがましい)

    結婚とは?愛するとは?をすごく考えさせられる小説。運命の人と結婚して幸せになりました!みたいな点と点を1本で繋げたクリアな話とは真逆。いろんな感情と思考が複雑に絡み合いそれをそのまま模写するような、写実的な捉え方でこの命題を考えている気がする。

    周りの人間をよく観察し、よく分析している。その解像度がめちゃくちゃ高い。私が他人や自分に対して抱いてる感想をドンピシャで的確に表現してくれる感じが読んでいて爽快だ。超気持ちいい。

    自分自身や親しい友人のことであっても、どこか感情が乖離している

    0
    2024年09月16日