金原ひとみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
めーーーーっっっちゃ面白かった!!!!!!
そしてこの作品が自分の心に刺さる人間であることに誇りを感じる!
この作品を面白いと思える感受性の持ち主で良かった!
最近読んだ中で1番心に残る作品だった!
著者の作品はわりとどれも好きです
何を読んでも面白いなぁと感じることが多いので相性が良いのだと思います
その中でも1番好きなのは「ナチュラルボーンチキン」です
本作はそれに次ぐ面白さでした!
人生を自分らしく生きるとはどういうことなのかについて、説教臭くならずに教えてくれるような物語でした
とにかく登場人物の魅力がすごい!
私もこの作品の中の登場人物になりたい笑
名言も多いので心にしっかり留め -
Posted by ブクログ
ネタバレ物語が登場人物それぞれの視点で進んでいくので、誰かにとっての真実が誰かにとっては真実じゃない、みたいのが面白かった。
Metooとかの性加害の話が多いから男女論争でもあるなと思った。
もちろん男性が加害者側とは限らないんですが…。
ただ、年齢を重ねた男性にこそ読んでほしいかも。
多分耳が痛いお話だけど。
女性作家の長岡友梨奈はセクハラをした他部署次長への追及、娘の大学での事件への関与、正しいことを表立ってしようとすることは素晴らしいけど、みんながみんなそれで救われるとは限らないかも、と思った。正しいっていうのもある意味では暴力的。
これについては後々結論が出たようでよかった。
やっぱり色々 -
Posted by ブクログ
狂った精神状態の人の思考を描くのがうますぎる。今まさに自分が全く同じ狂い方をしているから、怖さと惨めさと滑稽さが痛い。
自分は正しいはずだという視野狭窄、他責思考、被害者意識の暴走。苦しみから、立ち直るためには、どうしたらいいのだろうか。
ルーティンから決してはみ出さない女と、ルーティンなんて辞書にないような女、そしてそこから繋がるクセ強バンドボーカル
なんでこの人たちが一緒にいられる?と不思議ではあるものの、それでもメンタルボロボロ激重思考の私が読んでも最後は何故か笑って軽やかな気持ちになれるからとても救われた。
付き合っていない体で付き合うわけだから、別れることもないし終わることもない。 -
Posted by ブクログ
最高!
浜野さんの、ルーティンをこなすだけの毎日から極彩色の世界に色付いていくのがワクワクした。食と非日常の楽しみって紐づいてるよね!
そしてまさかさんの素敵さが過不足なく描かれていて、どんどん好きになってしまった。久々のときめき摂取。かさましまさか。いい名前だ。
カニをベランダで食べながら甲羅酒をまわし飲みするのが、美味しそうすぎて楽しそうすぎてよかった。浜野さんも、ルーティンを受け入れていそうながらも蟹への周到な用意してしっかり楽しみにしているところに、つまらない日常が剥がれて行ってる感じが出ていてとても良かった。
不妊治療のところはつらかった。
一度命が来てくれたところから、また失う -
Posted by ブクログ
騎乗位の描写に出てきた「マンコ一帯」という言葉が面白すぎる。聞いたことないけど確かにそうだな、と。
主人子・ルイが、私はきっとアマを愛していたんだな、と気づいたのは彼がいなくなってから。無気力でいつ死んでもいいやくらいに思いながらも、なんとなく生きてきたのはなぜなのか。アマが死んだ今、身体もどんどん痩せて細り、あんなに固執してたスプリットタンにも意味を見出せなくなってしまったのはなぜなのか。
彼を殺したかもしれない男と今は一緒にいる。
ルイの背中には二人が身体に彫っていた龍と麒麟がいて、瞳を入れて命を宿らせる。そうすることで生きていく。