金原ひとみのレビュー一覧

  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    取引先の30代の女性が言っていた。「あそこの社長は本当にイケメンなんです。」その話を同僚の女性にしたら「いや本当にカッコいいのよ。ヤバいの」と。

    2026年現在、多くの男性はもう取引先の女性のことを美醜で形容しない。
    「取引先のあの子めっちゃ可愛い。」これ男性言ったらセクハラだし、気持ち悪い奴扱いなんです。


    ゲイの綺麗な男の子だけが集まった恋リアを女性が見ている。

    逆の恋リアがあったら?レズの超可愛い女の子が恋をしたりキスしたりするんだ。これをNetflixで俺が夜な夜なチェックして、毎週火曜の配信を楽しみにしてたら?

    ちなみに誤解なきよう申し上げるとBOY FRIENDはチラ見した

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    2026年02月05日
  • 蛇にピアス

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    学生時代に映画を観て、数年越しにやっと原作を読んだ。おもしろかった。原作を読むとより一層、映画版むちゃくちゃよかったなあとも思った。シバさん、アマが原作で読んだイメージまんま。初見が映画だったことも手伝っているのかもしれないけれど。この本がデビュー作ってところに更なる魅力を感じる。デビュー作らしい、力というか。文字でぶん殴られてるというか。いやあ、金原ひとみさん好きだ。

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    2026年02月03日
  • ナチュラルボーンチキン

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    一つ一つの言葉がそうだよね、の共感の嵐。おもしろい、というより一緒にいやまじでそうだよね、、と会話しているような本でした。

    孤独じゃなくなるような本。
    こんなに素敵な人たちに作中で出会えてよかったです。

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    2026年01月31日
  • GOAT meets01

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    吉田棒一「インフルエンズ」
    吉田棒一、何となく知っていたけどえぐいっすね。こんなヘンテコな小節が許されるかよ!と怒鳴りながらめちゃくちゃ推してしまう、舞城王太郎、佐川恭一に続く奇人現るーーーーー

    小田雅久仁「魑魅虫」
    独特な語りと雰囲気はものすごく好きなのだけど、悪が集まり結局何が起こったのか、ニュアンスしか分からず……

    冒頭、女性作家陣の全てのエッセイ、小説、ラフ画、対談、全て素晴らしかった。韓国に興味なくてもあっても、国を超えるとはどういうことは、戦争をするとはどういうことか、読み応えしかない。

    全体的に、詩や短歌が挟まっていたり(どれも良い)、目を見張るような絵がページいっぱいに広

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    2026年01月30日
  • ナチュラルボーンチキン

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    「この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です。」ーー金原ひとみ
    この一文で手に取りました。
    自分が歳を重ねるにつれて、この先に光が差し込むことがあるのかな?とか考えることがある。
    主人公は精神的余裕がないから傷つくことを恐れ、それなら平坦な道を選ぶ。その点が自分もとても当てはまる。
    でもきっかけがあれば、思っていたより心構えなくても光が当たるのかな、クスッと笑える瞬間のある人生を歩みたいなと背中を押されました。

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    2026年01月24日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    初めての金原ひとみ作品。面白かった〜!
    ストーリーもさることながら、随所に出てくる、現代の若者が抱きがちな幸せとか生きることに対する価値観に対する提言というか、「もっと気楽に生きたらいいんじゃない」というメッセージのような表現が散りばめられていて素敵だった。

    恋愛経験0の腐女子・由嘉里が数合わせの散々な合コンで飲みすぎて気持ち悪くなったところに、「救急車呼んだほうがいい感じ?」と救いの手を差し伸べたキャバ嬢のライ。それまで交わることのなかった2人が共同生活を始め、心の距離を縮めていく、と思いきやそう単純な話ではない。生に対する価値観が違う人と心の距離を詰めて生活していく楽しさも感じたし、やっ

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    2026年01月23日
  • 蛇にピアス

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    再読とはむかしと今とで、心を持っていかれた場面、目をそむけたくなる場面が変わったことに気づいて、ああ、人生を歩んできたなと思える行為である。私は本書を、その自分の成長具合を測る作品としていて、20代のときに何回か読んでいる。(正直なところ、そこには、芥川賞を受賞した作品を理解できないと私は人間ではないのではという引け目もあったように思う。)30代で読んだのは今回で初めてだ。残念ながら20代のときに読んだ感想が見当たらなかったが、当時は「痛み」がどうのと言っていた気がする。しかし年齢を重ねて今回思ったのは、主人公が「不安定から安定への道」へ行こうとしているな、ということだった。

    主人公は、付き

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    2026年01月23日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    相変わらずの金原ひとみワールドで楽しかったが前回読んだナチュラルボーンチキンと重なる部分がある。この作家は毎回こう言う感じなのだろうか?
    「属性は血の繋がりを越えられない」

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    2026年01月24日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    人と人は完全にわかり合えない。そんなことわかっていながら、いつもどうにかしてわかり合いたいと強く願ってしまう。期待しない、執着もしない、そうやって頭で唱えてみるけど心は応えてくれない。やっぱり求めてしまう。同じだけの愛で、繋がりたいと強く願ってしまう。こんなままいつか歳をさらに重ねて、いつかは死んでしまうんだろうな。いつまでも変わらない自分。いつまでも変われない自分。でもどこかでそんな自分を愛していたりする。この小説を読んでいる時間はずっと何かに守られているようだった。わたしにとってシェルターのような一冊。

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    2026年01月16日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    腐女子の主人公とキャバ嬢っていう設定が面白かった。自分は満たされていないと勝手に思い込んでいるだけで、これまで関わってこなかった世界に入った時にどれだけ充実してたか分かっていくのが面白かったし、何を幸せだと感じるかに一般的な考えなど通用しないと思えた。

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    2026年01月15日
  • デクリネゾン

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    ネタバレ

    モヤモヤがずっと続いていて、こういう時こそ金原ひとみさんの劇薬みたいな小説を摂取するべきだと思って購入。

    とにかくメモが止まらなかった。
    なんで私のこと知ってるんだろう、もしかして私の脳内から着想を得て書いた?と思うような文章が多過ぎた。
    多分金原さんも経験者なんだろうな。じゃなきゃ書けるわけがない。

    不倫が日常に組み込まれていて、忙しい日常の中の「こなすべき予定」になってしまってる感覚とか、
    好きなのはあっちだけど決定的なのはこっちと内心冷静に男を比較していたり、
    普通の不倫小説なら魅力的な既婚者についのめり込んでしまったみたいな作品が多いけど、金原さんの作品は自分だけじゃなく仲良い友達

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    2026年01月10日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    心が軽くなる本。
    いろんな偏見や凝り固まった思考から解放してくれる。そんな本。究極言えば、死にたい。死にたくないそんな発想すら自由。自由を選ばないのも自由。そんなことを肯定してくれる登場人物たちがいて、
    凝り固まった僕らのような思考を持つ普通の主人公の目を通していろんなことを教わることができる。
    好きな話は、死にたいと思っていたけど、生きているだけで死に向かっていると思ってからは楽になったというような雰囲気の話と、知らない権利の話、求められなくとも求める力が自分を地上に繋ぎ止めるという話がよかった。

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    2026年01月08日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    アサヒがめっちゃイイ!
    オシンもイイ!
    ゆかりんも好き。腐女子であることを気にし過ぎだと思う。

    変わらない関係も、変わらない環境もないけれど
    だから、いなくなったり失くすことに不安と恐怖があるなと。
    私はいなくなる人じゃなく『居る』人だから
    ゆかりんの最後の方の気持ちにとても共感した。

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    2026年01月08日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    こういう本と会えるからたくさんの本を読む価値があると思う。
    去年はミステリー多めだったから、今年は選り好みせずに行きたいなあ。

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    2026年01月03日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

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    どれも重い話だけれど、リアル過ぎて笑える表現がしれっと混ざってくる。日常的な動作を丁寧に説明されると主人公たちが滑稽にも思えて妙に面白い。

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    2025年12月31日
  • マザーズ(新潮文庫)

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    たっぷりの読み応え。愛する我が子を憎らしく思ってしまう気持ちなど、母たちの葛藤が痛々しく伝わってくる。すごく良かった。

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    2025年12月30日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    20年分のエッセイと短編集。ごちゃ混ぜな感情で溢れてるのに、美味しいスープが出来上がるのがふしぎです。

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    2025年12月27日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    小説を書くことで生き抜いてきた(生計を立てるの意ではなく)筆者の、まさに「生きた証」が山のように積まれていて、そこから放たれる力強さと繊細さに夢中になってしまったエッセイ+短編集。もし自分が感じたことや経験したこと、考えたことをつぶさにアウトプットしたとしても、こんな純度にはならないでしょう。この本を表現するときに「面白い」とか「赤裸々」とかいった、方向性は間違っていないけど、まったくドンピシャではない言葉しか自分の中から出せないのが非常にもどかしくてならない。。

    有名な「母というペルソナ」はもちろん、他も代弁者のような文章がたくさんあって深く理解できた箇所多数。実は自分は「蛇にピアス」も結

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    2025年12月26日
  • GOAT meets01

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    金原ひとみさん、ゲイと韓国のことの小説良かった。
    朝吹真理子さん、戦争と夫に虐げられる妻のこと沁みた。
    乙一さん、異世界ものが読めるとは。
    小泉綾子さん、サバイバル学校出身の同僚良かった。
    吉田棒一さん、面白過ぎて吹きました。
    小佐野彈さん、彬子女王を思い浮かべて読んじゃいました。
    これらの小説が特に面白かった。
    この本はGOATシリーズだけど2200円する。

    けれどその価値アリアリの読み応えたっぷりで
    しかも面白い本だった。

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    2025年12月25日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    ネタバレ

    『ミーツ・ザ・ワールド』を読んで、世間で「普通じゃない」とされる価値観について考えさせられた。
    死にたいと思うこと、生きるために薬を使うこと、自分はすでに消えているような状態が普通だから消えたいと感じること――ライの価値観は、私にとって簡単に理解できるものではなかった。

    私は生きたがりの人間で、もし「死にたい」と言う人がいたら止めてしまうと思う。けれどそれは正しさではなく、私自身の価値観にすぎないのだと気づいた。私や主人公、そしてライの考え方は、育った環境によって作られたものかもしれないし、生まれ持った性質(ギフト)なのかもしれない。

    人はそれぞれ違う世界を生きていて、どれだけ愛していても

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    2025年12月25日