Teamバンミカスのレビュー一覧

  • 続・資本論(まんがで読破)

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    読書に有する所要時間はおよそ15分、読み進めていて思うのだ。『時代は廻る』と言う言葉のなんと適切な表現な事か。と。物語の背景は19世紀イギリス。そこで行われている事は、オートメーション化に伴う労働力の価値低下。つまり、人間不要の現場。資本家は、労働者が持つ唯一の商品『労働』を自社の製品のため購入しているのだと言う。
     資本家の財力のもと会社を興し従業員の労働環境をなんとか改善しようと願う雇われ社長。その為に進む工場の機械化。結果、従業員達は更なる低賃金で働くか、リストラを余儀なくされる。2010年、同じニュースを見た様ないない様な。不思議な感覚に陥りつつも覚えた感情それは、
    資本主義って怖

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    2011年12月24日
  • 神曲(まんがで読破)

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    「なぜ地獄が存在するのか?」という問いかけに、この『神曲』では二つほど答えがあると思う。
    一つは、耐え難き地獄の苦しみを味わってこそ、天国に行ったときに大きな喜びが得られるということ(最初から天国に行ったのでは大きな喜びがない)。
    二つ目は、天国編でベアトリーチェが、人々が自由の意思を手にした瞬間、神の存在を忘れるから人々は堕落し、やがて神への愛も失われていくということを言っているが、その神への愛を常に忘れないために、地獄が存在しているということ(つまりは神への愛を忘れるな、という脅し?)。
    自分は無信仰なので、神への愛なんていう感覚がないが、その神を「親」に変えて読み替えることは出来ると思っ

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    2012年01月22日
  • 精神分析入門・夢判断 (まんがで読破)

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    専門書では堅苦しくて判りにくい部分を漫画でわかり易くしてあってよい。

    心理学の入口を大きくしてくれる本だと思います。

    多くの子供に読んで欲しいし、心の豊かさやバランスを保つきっかけになって欲しい!!

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    2011年11月05日
  • 白鯨 (まんがで読破)

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    白鯨「モビー・ディック」との戦いを描いた、海洋冒険小説。ワンピースの白ひげが乗る海賊船「モビー・ディック号」の由来でもある。人々の生活を照らすため船に乗る船員たちと、そうではなく、昔対決し、足を引き千切られた怨みを晴らすべく白鯨を探し続け復讐しようとする、船長・エイハブ。最終的には、白鯨を見つけて戦闘するものの、ほとんどの船員が殺されてしまう。船上の志が不一致だと、大海原へ出る資格はおまえらにない、ということなのだろうか。ところでこの小説、主人公・イシュメルの存在が、前半は際立つものの、後半はまるで音沙汰がない。きっと、作者・メルヴィルは、エイハブ船長の、栄光でも賞賛でもない、己の誇りのため、

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    2011年10月28日
  • 死に至る病(まんがで読破)

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    「自分が望む自己であろうとしない経験」や「自分の心にある本音と向き合おうとしない経験」にピンと当てはまれば、本書を読んでみてはいかがでしょうか。現代に生きる、なかなか自分と向き合えないでどうしても逃避してしまう若者に、キルケゴールを読んで欲しくてこのマンガを描いたのでは、と僕は思います。

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    2011年07月26日
  • 舞姫(まんがで読破)

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    登場人物が文字通り、表情豊かに描かれていて、どんどん読み進むことができました。自分が彼・彼女の立場だったらどうするか…思いをめぐらせながら読みました。愛する人を置いて、社会的に成功して生きるか否か…深く考えさせられました。ラストには胸が痛みました。

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    2011年06月28日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    おそらく文章だけだったら「読破」できなかったと思いますが、本当に読んで良かったです。タイトルから想像していたのと中身も違っていたので、さらに驚きました。今の時代でも読むべきものだと思いました。

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    2011年06月28日
  • 斜陽(まんがで読破)

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    一度読んだはずなのに思い出せないストーリーを、もう一度これで読んで思い出しました。女性の描き方が素敵で、胸に迫ります。

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    2011年06月28日
  • 若きウェルテルの悩み(まんがで読破)

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    ゲーテは太宰治だと思う。世間と敵対する、という意味では、太宰の「人間失格」の雰囲気によく似ている。芥川龍之介の「闇中問答」もそうであったが、自問自答を繰り返す主人公には、何故か惹かれる。とにかく、主人公のセリフがいい。「なぜ僕じゃなくて、彼なんだ」、「正論ばかりがきれいに世の中に埋まっていくとは思えなくてね」などの感傷的で心に沁みてくる言葉がこの本には詰まっている。

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    2011年11月04日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    原作は意味がわからなくて上巻でなげたが、漫画版読んだらようやくわかった。

    心理遺伝は信じる方なので。
    てかリンクが上手い。結果的に○○が一郎の母を殺したことにより、皮肉にも心理遺伝が実証されたことを暗に示しているあたりが。

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    2011年02月26日
  • 死に至る病(まんがで読破)

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    キュルケゴールなんて世界史で名前だけ知っていて、一生読まないだろうなって思っていましたが触れる機会がありました。
    このシリーズの良いところは内容をサクッと理解できるというだけでなく、網羅性の高さゆえに絶対に触れないだろうなというジャンルにまで触れることができる点だと思います。

    内容の方は非常に深かったです。果たして絶望とは何なのか?自分とは何であるのか?オリジナルストーリーを用いての説明なので非常に読みやすい。

    作中では本当の自分と向き合うということが課題となっていますが、現代社会こそまさにこれが最重要の課題だと思います。それだけ自分探しというのが難しくなっているということですね。
    本当の

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    2010年12月31日
  • わが闘争(まんがで読破)

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    悪名高いヒトラーの「我が闘争」だが、
    マンガで読む限り、少なくとも日本人にとって、
    禁書という程の危険性は感じなかった。

    むしろ、日本の歴史や現代との比較で勉強になる。
    異民族の混血が進み、国内の多数派を脅かす、
    というヒトラーの主張は、
    「五族協和」を満州で唱えた大日本帝国とは少し違うが、
    現代のネット右翼の言説にはむしろ似ているような気がする。

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    2010年12月14日
  • 失われた時を求めて (まんがで読破)

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    原作は抄訳の第一巻の第一章さえ読み切らなかった作品。
    入門書もあるがやはり読みにくい。

    しかしこのバージョンは、
    大作を一冊(しかもマンガだから字は少ない)にまとめて、
    物語の展開が速くて飽きない。

    それは原作の持つ魅力とは違うのだろうが、
    究極の入門書と言えるだろう。

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    2010年12月13日
  • 共産党宣言 (まんがで読破)

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    まんがで読みやすかったのと、昔の社会があまりにも酷く、現代に生まれてきて本当に良かったと思いました。

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    2010年12月01日
  • 死に至る病(まんがで読破)

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    文学コミック作品。
    作品解説にもあるように、現代の視点に絡めて、解りやすく表現している。思春期の若者には共感する部分があるのではないだろうか。
    また、難しいと感じていた『死に至る病』も、キルケゴールの人生と絡める事で理解しやすい。
    同時に、『エヴァンゲリオン』のサブタイトルにこれが用いられた理由も理解できるのではないだろうか。
    自己と向き合う、内面へと沈み、ありのままの自分を受け入れた上で、変わろうとする自己の姿、その再生への道。
    学生時代、岩波文庫版を読んで感銘を受けつつも、「第三の絶望」部分で挫折した私には補完できた部分でき非常に良かった。

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    2014年05月28日
  • 種の起源 (まんがで読破)

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    なんだかすごくわかりやすかった!!!
    特に人工的じゃなくて自然に種が進化していく理由のあたり。
    「進化」ってのは種をランク付けする意味で使われる言葉じゃないのね。
    ダーウィンが生きていた頃の社会で進化論を唱えることがどれほどリスキーな事か。
    ダーウィンが現代の世界を見たらどう思うかしら。

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    2010年09月30日
  • わが闘争(まんがで読破)

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    今日、ヒトラーについての言説は多々あり、本書の原著については、第二次大戦当時のドイツ人にとっての必読書、そして、青少年にとっても教科書以前に読むべき書のように位置づけられていたように認識している。

    史実が語る稀有の独裁者ヒトラーの人物像と、特にホロコーストというドイツが行った歴史的な虐殺行為への恐怖から、これらの原点とされる『わが闘争』について、興味は引かれていたものの内容に触れようと文献を探すことはためらわれていた。また、それ以前に、この本の内容が現在に残されているとは思ってもいなかった。

    それが、まんがにまとめられて出版されたことには驚いた。まんがであれば敷居も高くない。私はすぐに

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    2010年09月13日
  • 破戒(まんがで読破)

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    土族とか華族とか平民とか、私の知ったことじゃないですよ。
    人々の心情がうまく表現され、とても熱くなった、身分を隠し生きてきた丑松、息子の事を思いひっそりと暮らし死んでいった父、自分でみせていたであろう父の幻覚を消し去り、床に手をつき告白する場面など息をのんだ。

    ラストは身分差別など関係なくその人自身の生きかたに優しい未来がみえる形がえがかれており重い内容でありながらも読後感がさっぱりする作品。

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    2010年08月29日
  • 羅生門(まんがで読破)

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    「こころ」と同様中学時代に教科書で読んだもの、昔の記憶とういうのはどうも
    印象が深いシーンしか覚えてないものだ、手軽にこういった内容だったのかと感心させられる。

    個人的には羅生門の中に入っていた藪の中という話がとてもよかった。

    男を殺した犯人の真相とは食い違う三人の関係者、誰かが嘘をついているという状況、本当の真実はその人自身ではなかろうか、彼らにとってはどれも真実なのだ。

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    2010年08月29日
  • リア王(まんがで読破)

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    真実と裏切り勝利するのはどっちだ。

    怒りや悲しみで真実が見えなくなってしまった者達の衝撃のラストに目が離せません、ラストはけしていい終わり方ではなかったけれど、非常にテンポよくすすみ漫画ならではの面白み、
    王の権限も無くし娘を失った最後のリア王の言葉「わしは今本物だ」熱くさせらせます。

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    2010年08月05日