【感想・ネタバレ】続・資本論(まんがで読破)のレビュー

あらすじ

※本書はTeamバンミカスより配信されていた『続・資本論(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。

資本主義社会のカラクリとは?
さまざまな商品であふれかえる現代社会。経済のバランスが崩れても、なお利益を追求する資本主義社会が抱える矛盾とは?なぜ不況が起こるのか?なぜ失業者が増え、貧富の格差はなくらないのか?革命家・マルクスと盟友・エンゲルスによる名著を漫画化。

まんがで読破シリーズ 第25巻 ※まんがで読破『資本論』と併せてご覧ください

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Posted by ブクログ

資本論の続きですが、続から読んでも差し支えなさそうでした。資本論は経済とは資本論とはの本当に基本的なところしか書かれていませんでしたが、続の方は資本主義の本質が書かれていてわかり易かったです。

成長し続けなければ、利益を生み出さない。逆をいうと成長が止まるとたちまち立ち往生するという弱みが、今の日本だと感じました。
泳ぎ続けなければ死んじゃうサメみたいなものですね。

資本主義を成功させている国として、福祉国家の北欧であることが、改めて納得できました。ようは資本主義で下げられた人材価値を国が保証してくれるんだから。

資本主義には社会保障が基盤にないとダメなんだなと感じました。

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2012年07月07日

Posted by ブクログ

読書に有する所要時間はおよそ15分、読み進めていて思うのだ。『時代は廻る』と言う言葉のなんと適切な表現な事か。と。物語の背景は19世紀イギリス。そこで行われている事は、オートメーション化に伴う労働力の価値低下。つまり、人間不要の現場。資本家は、労働者が持つ唯一の商品『労働』を自社の製品のため購入しているのだと言う。
 資本家の財力のもと会社を興し従業員の労働環境をなんとか改善しようと願う雇われ社長。その為に進む工場の機械化。結果、従業員達は更なる低賃金で働くか、リストラを余儀なくされる。2010年、同じニュースを見た様ないない様な。不思議な感覚に陥りつつも覚えた感情それは、
資本主義って怖い。
そして、金・自由・市場のアンバランス感の中にこそ利益を生み出す仕組みがあるという事。
当然だ、なんてったって本書は共産主義者が書いた“資本主義批判書”なのだから。


 最近良く目にする言葉がある。「真面目は、賃金の低い真面目に淘汰される。」「真面目が真面目を殺す。」いずれも、愚直な労働力はより安価なものが選択され最終的にはタダで一生懸命働く労働力に仕事を奪われるという資本主義の宿命的l課題とされるものだ。なんと目新しい言葉かと目を輝かせつつその言葉の意味を考えていたものだが、よくよく考えると既に19世紀に同様の考えは出ていたのだと言う事が本書を読み判明。
19世紀に不安視されていた労働が、現在も尚そのままの姿で不安視されている・・・と、言う事はだ。それまでずーっと、労働力の価値は低下し続けて来たのだろうか。だとするならば、現代の大工は一体どれだけ低賃金を強いられなければならないか。トヨタの工場で働く派遣社員の月給は一体どれだけ低いのだろうか。否、決してそんなに安くは無い。むしろ、手取りだけで言えば大卒の初任給よりも遥かに高い水準だ。なぜだろう・・・答えは一つじゃない。が、私は思う。“みんな不真面目だから”だと。

マルクスとエンゲルスが思い描いた未来は、今よりももっと悲惨だったに違いない。
が、残念な事に“今”は彼らが生きていた時代と、そう違いは無い。
それは資本主義が普遍的なものだからなのだろうか、それとも我々が進化の術を見いだしていないだけなのだろうか。
自分の頭の中に、問題定義を起こす良いきっかけになってくれた本書に感謝。

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2011年12月24日

Posted by ブクログ

マンガ「資本論」の続編というか、さらに詳しくした感じじゃないかな。

かなり専門的な内容。

印象的な言葉は「余剰価値」
搾取されちゃうんだね~おれたち・・・w

理解を補完させるためにまた読む予定。

おすすめ。

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2010年06月12日

Posted by ブクログ

「そして貨幣はあたかも人間や商品の価値を決定する神のようにふるまい始める」

貨幣の成り立ち、資本主義が生み出す経済的格差、経済発展、商品付加価値の向上および景気サイクル。
このような金と資本主義の原点を見直す事が出来る一冊。
漫画と侮るなかれ、だと思う。

資産バブルとは違う、実態経済の過熱を資本主義が引き起こすということは致し方ないことであり、逆回転後の批判もあるかとは思うが、その競争課程で生まれた商品の高付加価値化を無視しての主張は受け入れがたい。

公平だとか維持だとかそんな「安定」はあり得ないと思う。
参加者は「人間」なのだから。
個性があるかぎりそれを理想として動くのは無理がある。

本書はシンプルなだけに、ポストサブプライムを生きる上で非常に考えさせる一冊。

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2010年01月10日

Posted by ブクログ

前作よりは解説面で一歩踏み込んだ内容に。なんとなく感じてはいたけど、漫画じゃなかったら手に取らなかったと思う。

【概要】
資本主義社会とは、「資本」が利益を生み出すシステムのこと。利益=「剰余価値」、つまり労働力から生み出される付加価値のこと。(10万円で15万円分の価値を生み出したりね。)

本家は剰余価値をより多く得ることを目的とする。

企業はより多くの剰余価値を生むため、技術革新を進めるが、ここに矛盾点が存在する。

剰余価値は機械からは生まれない。不変資本である機械は投資額以上の価値を生み出せない。可変資本である労働力からしか生み出せない。

それでも企業は競争に勝つために機械を増やす→労働者の負担が減る→人件費が減る→(資本家の利益は増す)→更なる技術革新に充てる→労働力の価値は更に減少→…

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2010年01月09日

Posted by ブクログ

期待していなかったけど、中々面白いし勉強にもなる。
結構エグい内容で、ちょっと落ち込むというか、考えさせられた。漫画なので物語性があるから感情移入してしまったのかもしれない。ストーリー性がある方が記憶には定着させやすいのでメリットでもあると思う。

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2025年01月24日

Posted by ブクログ

マンガで読みやすかった。最後の常識を疑えというフレーズが大切だと思った。母の遺言の中間で生きるというのも名言。

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2024年08月20日

Posted by ブクログ

 優しく解説してくれているけれど、それでも少し難しい内容。じゃあどうすればいいのか。100分de名著の番組内でゲストの先生が、「環境に優しいので買ってください、は0kcalなのでダイエットコーラ買ってください、と同じ」と言われていて、ハッとした。SDGsも所詮資本主義社会の枠組みを越えることはないのか、と実感。何事もちょうど良いバランスをどう保つかにかかるのだろうか。
 いつかは原書にも挑戦したい。

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

前作の『まんかで読破 資本論』よりも論理的な解説が増えたおかげで、資本主義のどこに問題があるのかという点が分かりやすくなっている。

正直、前作は何が言いたいのかよく分からなかった。そもそも難解といわれる資本論の第一部なので仕方ないのはわかる。ただ、そこを加味しても前作には漫画化した意味がほとんど見出せずに残念に思っていた。

対して、今作はかなりよく漫画化されている気がしておすすめできる。最後の終わり方には少し無理やり感はあるが、所々で入る解説が漫画では表現出来ていない部分をうまく補足している。これなら資本主義の問題点が誰にでも理解できると思う。

基本的なお金の勉強にもなる本書は、『資本論』や『マルクス&エンゲルス』に興味がない人にもおすすめしたい。『まんがで読破』シリーズはこうであってほしいと思える一冊になっている。

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2021年02月20日

Posted by ブクログ

まんがで読破を読破するシリーズ。
この前読んだ「資本論」の続編。「資本論」はマルクスが書いた第1部中心だったのに対し、この「続」はエンゲルスが続けた第2部と第3部中心。
引き続き、チーズ工場の社長、ロビンの葛藤から資本主義の矛盾を説く。
仮想通貨のニュースを見ながら、金・貨幣・価値って何だろうって思う。

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

産業革命以降、さまざまな商品で溢れかえる現代社会。経済バランスが崩れることが予想されるとしても、なお利益を追求する資本主義社会が抱える矛盾とは?なぜ不況が起こるのか?なぜ失業者が増え、貧富の格差が広がるのか…?『資本論』第1部をベースにした『まんがで読破資本論』の続編として第2部・第3部を漫画化。

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2014年07月24日

Posted by ブクログ

前回に比べて圧倒的に内容が濃くなっている!
しかもわかりやすい。
この勢いで『資本論』を読みだすのはさすがにまだ憚られるが、ごく基本的なところについてはこの漫画でも理解できたんじゃないか、という気がする。
とっかかりには、かなりの良書。

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2012年12月03日

Posted by ブクログ

とても面白い内容だった。

同シリーズの「資本論」の続編にあたるが、
前作よりも資本主義の仕組みについて詳しく述べられていてとてもよかった。
また、資本主義とはこういう解釈もできるのかと、
今まであまり意識してこなかった資本主義に対する見方を知ることができた。

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2012年08月19日

Posted by ブクログ

資本主義の行き着く先が描かれている。前巻よりも内容が詰まっている。

ドラッカーが資本主義では上手くいかないと考えたことがわかるような気がする。

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2011年06月10日

Posted by ブクログ

漫画で読むシリーズの一冊。改めて資本主義、資本家の恐ろしさを再認識しました。また、資本主義に身を置く以上、ゴールのない競争を続けるしかないこと、労働者からどれだけ搾取するかで企業は成り立つことを勉強しました。
資本主義にしても日本型、アメリカ型様々でしょうが、あらたな資本主義を作り直す必要があるときに来ているのかもしれません。
俺は本と音楽と家族がいればそれでいいなぁ〜…はっ!!それを確保するために、働かなきゃいかんのか…はぁ〜。

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2011年03月17日

Posted by ブクログ

あの分厚い元本を読む気にはなれないが、わかりやすく20分ほどではありましたが、よく考えさせられました。
出会ってよかった本です。

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2011年01月19日

Posted by ブクログ

物々交換から、貨幣が信用を獲得していくまでの過程や
資本主義が発展していく様子、それにより落ちぶれていく子会社、銀行の貨幣の増やし方など、
まさに錬金術な方法が丁寧に書かれていてわかりやすかった。

単純に労働力からしか利益を得られないというのは、素人の自分からするとちょっとどうなのよと思ったが(付加価値とか付けられねーの?)入門書としてはきっとこれくらいなんだろう。

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2010年11月27日

Posted by ブクログ

資本論という言葉から難しいイメージがあったが、とてもわかりやすく理解できた。労働者と経営者(資本家)の関係がよくあらわされていたと思う。自分の仕事に対しての考え方も変わってくる気がする。

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2010年11月23日

Posted by ブクログ

資本主義の弊害、まさに過剰供給で不況の今が描かれているようです。
この仕組みである以上、不況や恐慌になるのは必要悪でしょうか。

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2010年09月10日

Posted by ブクログ

資本主義社会とは、資本→利益の仕組み。利益とは剰余価値。剰余価値とは可変資本。可変資本すなわち労働力。労働力を圧縮することが良いことなのか。資本主義社会に終わりはない。ジョーカーとして恐慌がある。短期的に資本論の概要が分かる良いまんが。資本論は一回通らないとかな。

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2010年05月03日

Posted by ブクログ

資本論2部3部を漫画化したもの。前作資本論 (まんがで読破) より、具体的な解説が多い。こちらからの方が得られるものが多かった。

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2010年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

経済ニュースを聞いていて、ふと資本主義について自分がしっかり説明できない状態だと感じたことが動機である。、

この本に関しては、資本論といえばマルクスだという安易な発想で調べたところ、どれも難しい内容ばかりだったのだが、この本はベースが漫画調になっており、架空のキャラクターが資本主義の荒波に巻き込まれながら会社を経営していくストーリーになっており、大変わかりやすかった。

投資家は余剰利益で利益を得ていて、余剰利益=人という考え方が根底にある。つまり機械で効率化させ人を減らした際に売上が増加しても利益率は下がるという考え方になるとの事。

さらには競争社会になるために、もっと良いものをもっと多く売り続けなければ会社が成り立たなくなる、切磋琢磨する中で類似ビジネスの利益率は平均化し、その中でも強者と弱者が生まれてくる。

またそうした競争の渦の中に巻き込まれるのは下請けで、下請けは依頼主が求める生産量に追いつくためにその生産量を補うためだけの増産設備を行い、過度な設備投資を行う(できないなら切られる…)これの事を「不均等的拡大」と呼ぶ。

この不均等的拡大は資本主義社会では往々にあり、もし依頼主のその商品が売れなくなった際には下請けへの発注が減る、下請けはその商品を拡大するために増加した設備なのでなかなか応用が効かずに赤字になる。そうすると工場を守るために人員削減などの手段に出るしかなくなり、職を失う労働者が後を立たなくなり、社会全体的に消費が減ることになるため依頼主の商品も売れなくなり…と負のループに入る。これが恐慌と呼ばれるもの。

本書曰く、資本主義社会ではこのようなリスクもあるが、社会が成長するというメリットもあるので一概に悪いと言えるものではないとのこと。

経済の仕組みさらっと知る上ではとても役に立つ本だった。

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2021年04月30日

Posted by ブクログ

1冊目がマルクスが書いた第一部、こちらはマルクスの草稿をもとにエンゲルスが編集した第二部・第三部とのこと。
原著には多分そこまで言及されてないけど、ここで描かれてる資本主義の問題点から後々、労働者の人権問題とか、特許・商標とか、修正資本主義とかが生まれていくんだろうな、と。

ラスト、自分が預金している100Gさえ戻ってくればいいんだ、と言って200Gもらって逃げるところが、とてもイギリス的な感じ。
曰く、労働者は労働者の地位向上は求めるけど、自身が資本家になることは求めない、というのがイギリス気質らしい。

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2017年04月17日

Posted by ブクログ

本書は機械を作ったり、労働者を増やしたりして生産を増やしても、売れなくなった時は労働者がクビになり生活できなくなる。
売れなくなるのは飽きがあったり、行き渡っていたりいろいろあるが資本主義の弊害であることは言うまでもない。
また単純労働では労働者の価値が変わらないので給料があげられないとある。機械が進む中で労働者の仕事は細分化され誰でもできる仕事も増えている。その分、やりがいがなくなり仕事に意欲が示せない人も増えている。
企業で兵隊の仕事をするより、自分で付加価値を出して仕事できる人が資本主義の奴隷にならなくて済むと考える。
 
需要の流れの仕事をしている人は常にリスクがある。
だから公務員が人気があると言える。


また、銀行の信用創造による貸し倒れのリスクも挙げられており、モノが売れなくなって倒産する銀行のリスクも書かれている。新しい商品が出てくると古い商品は売れなくなり、最悪倒産する企業がある。
 

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2016年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

産業革命以降、さまざまな商品で溢れかえる現代社会。
経済バランスが崩れることが予想されるとしても、
なお利益を追求する資本主義社会が抱える矛盾とは?
なぜ不況が起こるのか?
なぜ失業者が増え、貧富の格差が広がるのか…?
『資本論』第1部をベースにした『まんがで読破資本論』の続編として第2部・第3部を漫画化。

1.限られたリソースのなかで企業が利益を増やすポイントは「剰余価値」
2.「労働の生み出す価値」と「労働力の価値」はイコールではない

マルクスは『資本論』で資本主義では、生産手段の私的所有と、生産の社会的性格が矛盾しているため、
過剰生産恐慌が避けられず、これが資本主義を破綻させると論じている。

マルクス
1818~1883。ドイツの共産主義者であり革命家。
エンゲルスと資本主義に関する考えを共有し、共産主義思想を打ち立てる。
『資本論』第1部の主著はマルクスだが、
第2部および第3部に関してはマルクスの遺稿を元にエンゲルスの手によって編集・出版された

エンゲルス
1820~1895。ドイツの共産主義者であり革命家。
マルクスと資本主義に関する考えを共有し、共産主義思想を打ち立てる。
『資本論』第1部の主著はマルクスだが、
第2部および第3部に関してはマルクスの遺稿を元にエンゲルスの手によって
編集・出版された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2015年12月28日

Posted by ブクログ

Aが規模を拡大し、Bも規模を拡大する。
しかし、その生産が滞った時に、共倒れとなりBは余剰設備を抱えた折れてしまう。

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2013年03月31日

Posted by ブクログ

まんがで読破シリーズの『資本論』の続編として描かれたもの。

資本論よりもさらに経済についてわかる本であり、二つ合わせて資本主義社会の仕組みがさらっと理解できるようになっている。
お金とは何か?なぜ資本主義は儲かるのか?どのように不況が起こるのか?
以前読んだ細野さんのシリーズの漫画版もしくは簡易版と捉えて良いと思います。
なのでそっちを読んだことある人はそっちで十分です。もしこれを読んでさらに詳しく知りたいという人は細野シリーズをお薦めします。
そんな基礎はもういいよって人は読む必要ないと思います。(漫画版は)

2011年は少しビジネス的な思考をしていきたいと考えていたので、こういう本を読めたのは良いきっかけになった。

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2010年12月31日

Posted by ブクログ

ストーリーが終わった後に内容のまとめがしてあったので、前作の『資本論』より若干内容が濃くなったと思う。
マルクスをしっかり理解するにはやはり原書を読む必要があると思います。僕は読んでませんがw

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2010年10月09日

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