Teamバンミカスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2024年に亡くなられた山崎元さんの解説が入った漫画で読破 資本論の2023年改訂版。病気療養中の記事でも、資本論の解説を書いたと聞いていたので改めて拝読。
そもそも、氏は資本論好きではないと思っていたが、氏によると資本論は聖書、コーランとならぶ難解で解釈に幅がある奥深い書物、つまり聖典としてとらえている。
また、”資本論には政府がいない”、”資本自体は意思を持った怪物ではない”など、本編に対する批判も忘れない。本編は単純に描かれているが、解説と併せて、とても分かりやすくまとめられている。感服。
この解説を書いたことで、亡くなられる直前の著書における働き方、カネの稼ぎ方の氏の意見が大きく影響されていると思われる。それまでは社会における搾取構造の話などは、それほど出されていなかったが、”資本主義は、資本を提供する形でリスクをとる資本家が、安定と無リスクを求めて労働力を安く売る労働者から剰余価値を集める仕組み”と喝破。他の働き方でも積極的に株式に基づく報酬を得られるよう、積極的にリスクをとるべき、と彼の意見が収束した。
やはり大著の解説で、考え方にも大きく影響が出たのかも。名著の再読・精読の価値についても考えさせられる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ貧乏だって恥ずかしいことがあるか、どうどうとしていればいいんだ
ひとつのことがわかればそこからどんどん先にいける、学問は面白い
過労の息子にてをだしたら家族にまで罪がおよぶ 上級節には逆らえない
冷静になれつまらないやつなんかあいてにするな、これで蘭学ができなくなるわけじゃない
三ヶ月連続で三角
お前がじぶんで決めたことならおスキニやリナ幸
砲術修行の名目
こうがくのためにえだけでもみたいのですこしのあいだだけかして
学問を続けていたらかってにえどまでいけてしまった
英語習得は日本人のつとめだ、おちこんでなどいられるか
結局今まで学んだことは何一つ無駄ではなかった、人は学んだ分だけ必ず前に進めるんだ
必ず木村さまのお役に立ちます
たいしたねついだおもしろいやつ
きの持ちようですよ、まいにちかたいろうやのなかで大地震にあっていると思えばいいんですよ
ブルックの判断
本人が世の中に何を残したか
そうだせっかくだから一緒に写りませんあ私は金のかからない男です、心配いりません
せかいはいまも前へ前へとすすんでいる
このままに本だけが遅れているわけにはいかんぞ
一新の独立あって一刻の独立あり
慶應義塾ときみたちがいるかぎり日本は世界の文明国だ
責任を忘れたじゆうはただのわがままです
自由とは独立できるということ
人間は自己の独立のために学問が必要
実学は学問をするための手段
知識の応用と経験こそが学問
人生のなかで決断を迫られる場面は多いので石は鍛えておきましょう
体、知恵、情欲、誠実さ、意志
我々は自分の能力を高めることを忘れるな、常に自分の能力の自己点検が必要
自分を課題過小評価してはいないか、生まれてから今まで自分は何をしてきたのか、これから何をすべきなのか
自己管理能力を身につけて計画性を向上させることが大事
見識を高めるためには観察推論、物事を観察して物事の道理を推測し、誰かの受け売りではない自分の考えを作ろう
観察推論読書で知識を蓄積し、人と議論して情報交換し見識を深めよう
見識をふかめれは自ずと自己判断力もたかまる
判断力というメガネは世の中で暮らすために必要
どれを取り入れ何を捨てるのただしく情報を選ぶことができます
自分自身の品格をえるため独立者になるためにしっかりとした見識を持ち判断力を育てましょう
ほしておおくの人たちから人望をえましょう
大切なのは明るい態度とハキハキとし挨拶
人の信用をえるためコミュニケーションにも清潔さが必要
旧友を忘れず新しいともをどんどんもとめ、豊富な人脈で新しい知識とまじりあい心の働きを活発にしよう
品格人望をえてこそ人は誰からも便りにされる人間になります
ひとから期待され信用される人間こそ社会にでた独立しゃのあるべきすがた
せっせと自分達の富を蓄えるだけならアリの生き方と同じ
独立者は社会全体の利益のために働くことが大切
社会貢献こそが独立しゃの義務
我々は社会の一員として自分の立場を理解し
一人ひとりが社会発展に尽くさなければいけません
我々の責務は現代社会に我々の活動の跡を生き生きとのこし人類の財産として遠い後の世代まで伝えようとするところにあります
つまり未来に向けてたねをまくのです
今日よりも明日がよりよいひであるために
あしたのずっとソノサキもより良い社会があり続けるためにさぁみなさん学問と共に前進しましょう
努力は必ず実りますよ
努力は人の運命さえもかえる
努力あれば今日の愚か者も明日の県人になりうるし
努力を忘れれば富める勝者も貧しい弱者にかわるかもしれない
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Posted by ブクログ
「まんがで読破」シリーズはまだ数冊しか読んでいないが、どの作品も素晴らしく感じている。まさに我が国の漫画文化の高さを証明してくれていると思う。本作も同様である。原作は28年前に読んでいるのだが、あまり覚えていない。初読とほとんど変わらない。印象が薄いのは部落問題が身近に感じられなかったせいだろう。私は北海道出身で、被差別部落なる存在を知ったのは社会に出てからだ。ただ結構な長編であったのは記憶しているので、この程度の厚さの漫画で収めきれるのかと初めは思った。しかしそれは杞憂であった。この漫画作品には感情を揺さぶられるものがある。登場人物に絵が与えられ、漫画的手法で情感が表現されると、読者は共感しやすくなる。明治の時代背景と、瀬川丑松の苦悩が直裁に伝わってくる。覚えていないから、原作と比較することはできないが、この作品単体でひとつの名作と言えるのではないか。原作の性質上、トーンは暗いが、救いのない暗さではない。丑松、猪子蓮太郎、土屋銀之助、お志保・・・それぞれがあの時代を必死に生きている。この作品には人間への信頼がある。愛がある。そして立ち止まって考えさせられる。もう一度原作が読みたくなった。
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漫画から読み始めたこの物語ですが、最初の数ページを読んだだけで涙が溢れました。
登場人物であるミリエル司教の慈悲深さ、まっすぐに人を信じる心、暖かい強さがすごく心に響きました。
漫画を読み始めて、こんなに数ページで涙を流すことなど、今まであっただろうかと思うくらいに印象深いものでした。
ジャン・バルジャンの心の葛藤と成長がわかりやすく描かれていました。
ジャン・バルジャンを執念深く追い回す刑事であるジャベールの存在。
ジャベールの最後の言葉である"人を愛することこそが真実なのだと"と言い川に身を投げてしまいますが、これもまたこのジャベールの可哀想だが死ぬ前に聖人になれたのではないかと思った。
漫画を読んで面白かったので今度は小説に挑戦してみたいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ西洋版「鬼灯の冷徹」って感じだった。
主人公(ダンテ)が、
片想いをしていた女性(ベアトリーチェ)が突然死んじゃったので、途方にくれていたら、
死後の世界の案内人(ウェルギリウス)がやってきて、一緒に地獄→煉獄を通って、天国のベアトリーチェに会いに行く話。
地獄7割、煉獄2割、天国1割。
地獄、煉獄で罪の分類が細かい細かいのに、
天国の説明は「愛」と「光」ですって感じでふわっとしてた。
「天国」はざっくりみんなが行きたい「いいとこ」であればなんでもいいんだろうな。
結局、天国地獄設定って、法律が存在する前に、人の悪い行いを抑制するための役割なんだなと思った。
ダンテは、「イタリア文学最高の詩人」とされているらしい。 -
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ネタバレ南無阿弥陀仏
南無(帰依する)
阿弥陀仏(阿弥陀様のところに)
阿弥陀様を信じて念仏を唱えれば
だれでも阿弥陀様が待つ極楽浄土にいける
他力本願
よいことをしたか、悪いことをしたかではなく
自力なのか?他力なのか?が大事
阿弥陀様のお慈悲は、ただあなたにすがりますよという他力の心に向けられる
自力の行いはすべて「善」
みんな煩悩の支配から抜け出せない悪人だというのに、善人は自らの善行を誇って、阿弥陀様の慈悲を遠ざける
要するに、救われるには自分が悪人であることを自覚しろってこと
念仏を心から喜び、急いで浄土にいきたがるものに阿弥陀様の救いは必要ない
どんなに念仏しても心から喜べないという悩み
どんなに教えを受けても往生を喜べないという悩み
これは煩悩、凡夫ゆえの悩み
阿弥陀様のたてた願いは、凡夫救済
他力の悲願は、われらのためにある
往生を喜べない自分の心を嘆くより、
それでも見捨てずお救いくださる阿弥陀様の悲願を頼もしく思いなさい
悪に開き直って自分で罪を犯したつもりでも
実はその罪は前世からの業がつくったもの
その罪を誇らしげに批判する念仏者は、
他力の信心を忘れて自分の正しさをひけらかす偽善者
自分を賢い人間、よい人間と思いこむ「偽善」こそ一番阿弥陀様の慈悲を遠ざけるモノ -
Posted by ブクログ
君主論を漫画で読める!と言う事で読んでみたわけだが、君主論の内容は20%弱という状態です。
が、この本が言いたいのは過去の失敗から学んだことをマキャヴェリが綴ったものであり、そのために80%ほどを割いてマキャヴェリがどのような時代にどのような人生を歩んだのかが情勢と共に描かれます。
結果として生まれた彼の「君主論」。
君主論の内容についてはマキャベリズムと言う言葉からは想像できないほど当たり前のことが記載されています。
こんなリーダー居たら組織が腐るよね、と普通に思う事ばかり。
導入としても、そして何を言わんとして書かれた本なのかを読むための本としてまさしく★5です。
詳しく君主論を学ぶ前にこれを一冊読むことで、理解がしやすくなることは間違いないでしょう。 -
Posted by ブクログ
等差級数的にしか増加しない食糧に対して、等比級数に増加する人口。登場人物のネズミたちには、本国イギリスのお株を奪う痛烈な皮肉が込められている。「人口論」は決して、増え続ける人類を救済する方法論などではない。「人口論」においては、救貧院のような慈善活動や救貧法は明確に否定され、ただただ自然が淘汰するに任せることが最善策であると説かれるのみである。マルサスと同じ時代を生きた人々は、目を背けたくなるような絶望に打ちのめされていたことだろう。現代の価値観では非情に見える「人口論」であるが、本書では「ネズミの国で起こった物語」としてあたかもフィクションであるかのようにサクサクと読み進めることができるため、入門書としてはベストな形と言えるだろう。
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Posted by ブクログ
ネタバレマルサスや人口論は学校で習ったので、ざっとは知っていたが、深くは知らなかった。
漫画なのでわかりやすい。
理屈は、かなり難解だ。
たぶん、僕は、ほとんど理解してなかったように思える。
結論を言うと、とても残酷だった。
なるほどと納得はできるが、なかなか受け入れがたい。
人口が、鼠算式に増え、それに対して、食料は足し算で増える。
故に、貧困は生じる。
悪や悲惨によって、その人口増加は抑制されるというのが基本的な骨子だ。
怖いところは、平等の精神による格差ゼロの社会は、平等に全人類を貧しくさせるというところだ。
この考え方は、今でも新しく。やはり、怖い。
漫画だから、リアルに実感を伴って伝わるのだ。
これは良い本だ。
中学生にだって読めるので、みんなに読んでもらいたい。