あらすじ
※本書はTeamバンミカスより配信されていた『失われた時を求めて(まんがで読破)』と漫画内容に変更はございません。ご購入の際はご注意ください。
今や私は時空を超えた存在となったのだ!
マドレーヌを口した瞬間、少年時代の記憶が甦る奇妙な感覚。「私」の成長とともに描き出される、第一次世界大戦前後のフランス社交界の人間模様。それは「私」の失われた時を探し求める長い旅の始まりだった。貴族とブルジョワ・恋愛と同性愛・芸術と創作論…独自の時間解釈と記憶についての見解を提示し、20世紀の文学・哲学概念を変革させた大長編小説を漫画化。
まんがで読破シリーズ 第31巻
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Posted by ブクログ
面白かったー!さすが名作とだけあって、漫画にしても面白い。
原作は難しくて読めないと評判なようなので、このマンガだけになりそうだけど。
それにしても最終章にはすごく虚しいというか、悲しいというか。
人生はどうなるかわからんというのが、凄く伝わってくる作品でした。
まぁなんにせよ、この作品でもいってることが、子供の頃からの人間関係がすべてを作るような感じだね。
Posted by ブクログ
原作は抄訳の第一巻の第一章さえ読み切らなかった作品。
入門書もあるがやはり読みにくい。
しかしこのバージョンは、
大作を一冊(しかもマンガだから字は少ない)にまとめて、
物語の展開が速くて飽きない。
それは原作の持つ魅力とは違うのだろうが、
究極の入門書と言えるだろう。
Posted by ブクログ
まんがで読破を読破するシリーズ。
なんだかとりとめのない青年のお話だなぁと思って読み進めたけど、本屋で岩波文庫の原著を見つけたけど、太い文庫で14冊になっていた。そりゃとりとめないわ。逆に、それをよくここまでまとめたと感心するくらいかな。
結局自分のスノブのブルジョア気取りのくせにっていう気もする。
ソドムとゴモラって同性愛を書いているけれど、今の時代だと書き方違うのだろうか。
Posted by ブクログ
典型的ギブアップ本。
長すぎて、とても読む気にもなれない『失われた時を求めて』が、マンガ1冊で読みきり、とは、どういうこと?
こんなに短くまとまるはずないよね?
でも、こういうお話なのかー、って、ほんの少し分かっただけでも、読んで良かった。
ゲイとかレズが、出てくるお話なんだー。
Posted by ブクログ
この原作ストーリーは長いこと謎でしたが、本書により解明です。すごい!
ずっと気づかないふりをしてきた本なので(読むのが面倒そうで)プルースト様、コミックではしょる私をお許し下さい!って感じでしたが、なかなかどうして構成が骨太で面白ーい。読み返す事数度。でも原作はやっぱり見ないふりしておこう。理由は上記括弧内と同じと言う事で(笑)それにしても古き良きフランスの上流階級の人間群像ご馳走様でした。
Posted by ブクログ
アニメ≪PSYCHO-PASS サイコパス≫関連で。
あのくっそ長い長編が漫画に纏められるのか(抄訳で心がぼっきり折られました長過ぎ)と読んだら抄訳より遥かにわかりやすっ。
かのプルーストの≪失われた時をもとめて≫は彼の自伝的小説であり晩年まで筆をとりつづけたという。いやそれにしても長くし過ぎですよプルースト。行間詰めすぎですよプルースト。なんで四百字詰めの原稿用紙にほとんど改行をいれず詰め込みまくったんだ……。
分厚く且つ長過ぎるくだんの作品を簡単にまとめているので手始めに是非!
Posted by ブクログ
名作と呼ばれている小説を読んで無いし、この先も読むことがないと思うので漫画で読んでみた(笑)どんな人にも平等に時は流れて年を取っていく。せつない気分になってしまった。
Posted by ブクログ
重たすぎるし、読み切る自信がおきるほど特に興味もわいていない作品だったので、漫画で読んでしまいました。
レビューを書けるほど特にこの作品を知っているわけではないですが、他の方のレビューをみてみるとそんなに悪くはないようです。
絵は表情がまだまだ硬いですが、このシリーズでは割とましな方なのではないかと思いました。
Posted by ブクログ
学生時代、この本を丁寧に読んでいる友達がいた。
まんがで読んで、惹かれたのは最後の部分。
何かをきっかけに失われた時が蘇ってくる錯覚に陥ることがある。
Posted by ブクログ
懐古主義に浸れる本。懐かし初恋を思い出させる内容である。
同性愛が絡んでくる内容であり、複雑な感じにさせる本である。
貴族同士の社交の場での付き合いが大変なのもこの本でもの語っている
Posted by ブクログ
なにか奇跡を見た思いである。
ちくま文庫で10冊分となる『失われた時を求めて』をわずか280ページのコミックとして読んだ気になれる! という画期的な書籍。原文を読んでここまで圧縮してまとめ上げたスタッフの技能賞というか敢闘賞というか。
この「読んだ気になる」という満足感が商売なんだろうなぁ。
真面目にプルーストの研究をしている人からすれば噴飯物なのかもしれないが、アタシのようなミーハーからするとなかなかにありがたいモノなのであった。
Posted by ブクログ
紅茶とマドレーヌをきっかけに過去を想起する場面が特に有名な一節。
ブルジョワジーの中で渦巻く打算や同性愛に戸惑う主人公を通して愛とは何かということを考えるきっかけになった。
原作とは違う楽しみ方ができると思う一作。
Posted by ブクログ
20世紀の2大小説の1つといわれている。
テーマは「無意識的記憶」
内容は、正直、何?って感じでした。
なぜ、この小説が評価されているのか俺にはわかりませんでした。
単なる、自伝というか歴史?
Posted by ブクログ
2010年は「失われた時を求めて」の個人全訳が並行して開始されるという記念すべき年となった。一つは光文社古典新訳文庫から高遠弘美個人全訳、もう一つは岩波文庫から吉川一義個人全訳だ。これまでに個人全訳には2パターンが存在していたので、これで全4パターンの個人統一訳が揃うことになる。評価の高い鈴木道彦訳をどう超えるのか、楽しみな挑戦だ。
それにしても、だ。
仏語原文、英語、日本語(個人全訳含めて6~7種類或る)、そして今回の「まんが」とさまざまな表現形式をとるにもかかわらず、我々がこれらすべてを『失われた時を求めて』という一つの作品として同定する「力」というのはある意味恐ろしい能力だと改めて考え込んでしまう。作者がフランス語に英語に日本語にそしてまんがという絵に付与した「意味」を、(実際には大小の差異はあるにせよ)正しく同じ作品のバリエーションとして僕らは読み取ることができる。
素材も料理人も違うのに、できあがった料理はどれも同じ味がする。
不思議。
本書において「私」は幼年時代から青年期そして老年期と時を重ね、友人や恋人と出会い別れ死別していく。見た目も考え方も周囲の人々との関係性も時々刻々変化し、どれ一つとして同じ状態ではないにもかかわらず、「私」は「私」としての統一性を維持し、同一人物として過去と未来をつなぐ結節点として生き続け、「時」を失いながら「私」を固定し、失ったと思った「時」に再度巡り会う。
同一性と円環。変化を伴う繰り返し。リズム。
いろいろな表現形式で本書を読むという行為そのものが、本書の主題を味わうに好ましいことだと気づくに違いない。