Teamバンミカスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画なんかで「まるで風車に挑むドン・キホーテだな」なんてセリフが出てきたりする有名な物語。
だけど名前は知っているが内容を知らなかった。
内容は、イメージしていたのと大きく違いました。
歳をとったドン・キホーテが、自分の人生で何事も成し遂げていないのに歳を取っていく虚しさから、物語の中に逃げ込めば虚しさを忘れられるのではないかと冒険の旅に出るという内容。
いまだに読まれているだけあり、多くの人がきっと共感する内容なのでしょう。
現代でも、例えば人生が虚しくてゲームにはまって全国ランク上位になってしまう、というドン・キホーテのような人がいることでしょう。
「風車に無謀に挑む物語」ではなく -
Posted by ブクログ
前作の『まんかで読破 資本論』よりも論理的な解説が増えたおかげで、資本主義のどこに問題があるのかという点が分かりやすくなっている。
正直、前作は何が言いたいのかよく分からなかった。そもそも難解といわれる資本論の第一部なので仕方ないのはわかる。ただ、そこを加味しても前作には漫画化した意味がほとんど見出せずに残念に思っていた。
対して、今作はかなりよく漫画化されている気がしておすすめできる。最後の終わり方には少し無理やり感はあるが、所々で入る解説が漫画では表現出来ていない部分をうまく補足している。これなら資本主義の問題点が誰にでも理解できると思う。
基本的なお金の勉強にもなる本書は、『資本論 -
Posted by ブクログ
『破戒』という聴き慣れない言葉に興味が湧いて読んでみたくなった。
イラストの質としてはクセが強めなので、中には受け付けないという人もいるだろうと思う。そんな理由で今回の『破戒』は万人向けにはおすすめしない。
しかし、このイラストだからこそ表現できている部分があると感じてもいる。
なぜなら、原著の古典文学作品はその多くが、非常にリアリティを持って描かれている気がするからだ。
だから、人間のおぞましさや浅はかさ、汚らしさなどをうまく表現してこそ再現性が高いといえる。
その点でこのイラストは最適だと思う。
人間の怖さ、弱さ、儚さ、汚らしさが見事に描かれていて感情を揺さぶってくる。
『破戒』につ