プロフィール

  • 作者名:星新一(ホシシンイチ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1926年09月06日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

東京大学農学部農芸化学科卒。「ショートショートの神様」と呼ばれショートショート集『ボッコちゃん』、『ようこそ地球さん』、『きまぐれロボット』など多数の作品を手がける。ノンフィクションの分野でも『夜明けあと』などの作品を手がける。作品の多くは映像化されている。1998年その功績を称え日本SF大賞特別賞が贈られている。

作品一覧

  • 祖父・小金井良精の記(上)

    祖父・小金井良精の記

    小説・文芸

    5.0
    1~2巻770~814円 (税込)
    森鴎外、野口英世、北里柴三郎……。小金井良精の人生は、華々しい交友と真摯な研究に彩られていた――。良精は幕末の安政5年、越後長岡藩士の家に生まれる。数え15歳で東大医学部の前身に入学。その後、ドイツ留学やヨーロッパ視察を経験し、日本の解剖学の草創期を築いた。私生活では、最初の妻と死別後、鴎外の妹・喜美子と再婚し、二男二女を授かる。星新一が愛した祖父の生涯を見つめ、精緻に描いた軌跡。
  • きまぐれ星のメモ

    きまぐれ星のメモ

    小説・文芸

    4.6
    1巻682円 (税込)
    日本にショート・ショートを定着させ現在SF界の第一人者である著者が、その十年間の作家生活の中で書き綴った、百余点のエッセイを収録。子供の頃の思い出や食べ物の話、映画や旅行の感想等は、星新一の創作の秘密の一端を覗かせるようであり、また、その博識や卓抜した着想に触れて、読者は限りない興趣を覚えるであろう。
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    きまぐれカプセル(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻693円 (税込)
    空飛ぶ円盤に熱中した理由、5000年後に贈るタイムカプセルの中身、江戸川乱歩や小松左京、和田誠らとの親交――星新一が綴った多彩なエッセイから、書籍・文庫に未収録の作品を厳選。幼少期から晩年まで時系列に並んだ91編と未収録ショートショート3編で日本を代表するSF作家の軌跡をたどる。ユーモアと才気あふれる名文を盟友・真鍋博のカバーイラストでお届けする、生誕100年記念作品集。(解説・星マリナ)
  • 気まぐれ指数

    気まぐれ指数

    小説・文芸

    4.3
    1巻737円 (税込)
    ビックリ箱作りのアイディアマン、黒田一郎の企てた奇想天外な完全犯罪とは? 傑出したギャグと警句をもりこんだ長編コメディー。
  • さあ、気ちがいになりなさい

    さあ、気ちがいになりなさい

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    記憶喪失のふりをしていた男の意外な正体と驚異の顛末が衝撃的な表題作、遠い惑星に不時着した宇宙飛行士の真の望みを描く「みどりの星へ」、手品ショーで出会った少年と悪魔の身に起こる奇跡が世界を救う「おそるべき坊や」、ある事件を境に激変した世界の風景が静かな余韻を残す「電獣ヴァヴェリ」など、意外性と洒脱なオチを追求した奇想短篇の名手による傑作12篇を、ショートショートの神様・星新一の軽妙な訳で贈る。
  • ボッコちゃん

    ボッコちゃん

    小説・文芸

    4.2
    1巻781円 (税込)
    スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。
  • きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

    きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

    小説・文芸

    4.1
    1巻781円 (税込)
    料理、かたづけ、へやそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて島の別荘に出かけたエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を……。博士のフシギな発明、発見がさまざまな騒動を巻き起こす!! 【小学中級から ★★】
  • 盗賊会社

    盗賊会社

    小説・文芸

    4.1
    1巻572円 (税込)
    私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」はじめ、斬新かつ奇抜なアイデアで、現代社会を鋭く、しかもユーモラスに風刺する36編のショートショートを収録。
  • 妄想銀行

    妄想銀行

    小説・文芸

    4.1
    1巻781円 (税込)
    人間のさまざまな妄想を取り扱うエフ博士の妄想銀行は連日大繁盛。しかし博士が、彼に思いを寄せる女から吸いとった妄想を自分の愛する女性に利用しようとしたのが誤ちのもとだった――奇想天外なユーモアのあふれる表題作。ほかに、道で拾った風変りな鍵に合う鍵穴を探すことに情熱を傾ける男の物語『鍵』、人生修行に出て説教癖のついたロボットの話『人間的』などS・S32編。
  • 声の網

    声の網

    小説・文芸

    4.1
    1巻440円 (税込)
    ある時代――電話は単なる通話の道具ではなかった。ある番号を回せば、自分の商売に関連した情報が即座に送られてくる。診察器と組み合わせれば、居ながらにして病院の診察もうけられる……。そんなある日――メロン・マンション1階の民芸品店の電話が鳴り、「そちらの店に強盗がはいる」とだけ告げて切れた。そしてそのとおり、店は強盗に襲われた。それを契機に12階までの住人に次々と異様な出来事が。――謎に満ちた12の物語がつくるショッキングな結末とは?
  • 地球から来た男

    地球から来た男

    小説・文芸

    4.1
    1巻528円 (税込)
    小さな調査会社勤務のおれに、ある日、競争相手の会社で開発中の新製品がどんなものかを調べてくれという命令があった。つまり、産業スパイをしろというのだ。会社の研究所にはもぐりこめたものの、たちまち守衛につかまってしまい、その会社の独断で処罰されることになったが、その処罰とは未完成のまま放置されていたテレポーテーション装置を使って、地球外へ追放するというのだ! 産業スパイがバレて、地球外へ〈追放の刑〉になった男の幻惑「地球から来た男」ほか16編。
  • 明治・父・アメリカ

    明治・父・アメリカ

    小説・文芸

    4.1
    1巻649円 (税込)
    星新一の父、星一(はじめ)は、福島の田舎から東京に出て苦学し、20歳で単身アメリカに渡る。いつも貧しかったが、決して挫けず、他人に頼らず住み込みで働きながら小学校で英語を学び、行商や翻訳をして大学の学資を稼いだ。周到な計画と持ち前の克己心で困難を乗り越え、貪欲に異国の新しい文明を吸収していく……夢を抱き、野心に燃えて、星製薬を創業した父の若き日の記録。感動の評伝。
  • あれこれ好奇心

    あれこれ好奇心

    小説・文芸

    4.0
    1巻792円 (税込)
    ショートショート千編記念に休筆なるものをやった著者は、視野がひろがってしまった!? ショートショートの形をとった無類のエッセイの数々。・ホシ式・好奇心のア・ラ・カルト、ご一緒にどうぞ。
  • 竹取物語 かぐや姫のおはなし(角川つばさ文庫)

    竹取物語

    小説・文芸

    4.0
    1巻759円 (税込)
    竹のなかでみつかった女の子、かぐや姫はとても美しく育ちました。 そんな姫をひとめ見ようと、たくさんの人がやってきます。 けれど姫は知らんぷり。熱心に求婚する5人の貴人たちにも、 それぞれにむずかしいお願いをして追いはらってしまいます。 とうとう、うわさを聞いたミカドまでもが訪ねてきて・・・・・・!? 日本でいちばん長く愛されている物語を、星新一がひもときます。 『竹取物語』原文も掲載。【小学中級から ★★】
  • マイ国家

    マイ国家

    小説・文芸

    4.0
    1巻781円 (税込)
    マイホームを“マイ国家”として独立宣言した男がいた。訪れた銀行外勤係は、不法侵入・スパイ容疑で、たちまち逮捕。犯罪か? 狂気か?――世間の常識や通念を、新鮮奇抜な発想でくつがえし、一見平和な文明社会にひそむ恐怖と幻想を、冴えた皮肉とユーモアでとらえたショートショート31編。卓抜なアイディアとプロットを縦横に織りなして、夢の飛翔へと誘う魔法のカーペット。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
  • どこかの事件

    どこかの事件

    小説・文芸

    4.0
    1巻825円 (税込)
    平凡なサラリーマンが、ねごとで妻にもらした見知らぬ男への殺意。ねごとでの殺人計画はしだいに具体化していく。はたして、夢の中の出来事なのか、それとも本当は……。他人には信じてもらえない、不思議な事件はいつもどこかで起きている。日常的な時間や空間を超えて展開する非現実的現実世界をウイットあふれる語り口で描く、夢とサスペンスにみちたショートショート21編。
  • なりそこない王子

    なりそこない王子

    小説・文芸

    4.0
    1巻649円 (税込)
    乞食王子、白雪姫と七人の小人、はだかの王さま、赤頭巾ちゃん、シンデレラ、そしてピーターパン……。おとぎ話の主人公たち総出演の愉快なパロディ「なりそこない王子」をはじめ、深夜の道路を走る霊柩車が拾った死体をめぐるてんやわんやの騒動を描く「死体ばんざい」など、時間と空間を超えて、現実と非現実のはざまでくりひろげられる12編の不思議なショートショートを収録。
  • ノックの音が

    ノックの音が

    小説・文芸

    4.0
    1巻605円 (税込)
    ノックの音とともに、二日酔いの男の部屋にあらわれた見知らぬ美女。親しげにふるまう彼女の正体は? いったい、だれのところへ、どんな人が訪れてきたのか。その目的は。これから部屋の中で、どんなことがおこるのか……。サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まる様々な事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く15のショートショート。
  • かぼちゃの馬車

    かぼちゃの馬車

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    地方から都会に出てきて、ひとりで暮している若い女のもとに届いたダイレクト・メールの内容は? だれもが見すごしてしまいそうな、目立たない家に住んでいる夫婦者の正体は? 熱帯の小さな国の独裁者に捕えられた男の運命は? めまぐるしく移り変る現代社会の裏の裏のからくりを、寓話の世界に仮託して、鋭い風刺と溢れるユーモアで描くショートショート28編。
  • 未来いそっぷ

    未来いそっぷ

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    〈アリとキリギリス〉〈北風と太陽〉〈ウサギとカメ〉など、幼いころから誰もが親しんできた寓話の世界。長年語りつがれてきた物語も星新一の手にかかると、驚きの大革命! 時代が変われば価値観も変わるとはいえ、古典をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気にはなりますが――。愉しい笑いと痛烈な風刺で、あなたを新たな世界へとご案内するショートショート33編!
  • ひとにぎりの未来

    ひとにぎりの未来

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    脳波を調べ、食べたい料理を作る自動調理機、眠っている間に会社に着く人間用コンテナなど、未来社会をのぞくショートショート集。
  • 白い服の男

    白い服の男

    小説・文芸

    4.0
    1巻605円 (税込)
    横領、強盗、殺人……こんなたぐいの犯罪は一般の警察にまかせておけばよい。わが特殊警察の任務はただひとつ――人間が作り出す平和の虚妄性を痛烈な皮肉をこめて描く表題作。男っぽく言葉づかいのぞんざいだった妻が一夜あけるとすっかりしとやかな女になっていた――軽妙なタッチで医学の進歩の盲点を衝いた『月曜日の異変』。ほかに、『老人と孫』『テレビシート加工』など全10編。
  • 宇宙のあいさつ

    宇宙のあいさつ

    小説・文芸

    4.0
    1巻880円 (税込)
    植民地獲得のために地球から派遣されてきた宇宙船はすてきな惑星を占領することができた。温和な気候、豊富な食料、従順な住民たち、200歳の平均寿命――疲れた地球人のための保養地として申し分なかった。しかし、喜びもつかの間、おそるべき事実が……無気味なイロニーのあふれる表題作など、奔放なアイデアと洒脱なエスプリでスマートに描くショート・ショートの傑作35編。
  • 悪魔のいる天国

    悪魔のいる天国

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    ふとした気まぐれや思いつきによって、人間を残酷な運命へ突きおとす“悪魔”の存在を、卓抜なアイデアと透明な文体を駆使して描き出すショート・ショート36編を収録する。人間に代って言葉を交わすロボットインコの話『肩の上の秘書』未来社会で想像力にあふれた人間を待ち受ける恐怖を描く『ピーターパンの島』など、日常社会、SFの世界、夢の空間にくりひろげられるファンタジア。
  • 竹取物語

    竹取物語

    小説・文芸

    4.0
    1巻440円 (税込)
    『竹取物語』の大筋については、ほとんどの日本人が知っている。それほどポピュラーなこの物語が、世界で最も古い「SF」ではないかといわれている。アポロ宇宙船が月に到達するより1000年以上も前の日本に、月からやって来た美しい人がいた――という発想にはあらためて驚かされる。SF界の第一人者が、わかり易い文章で、忠実に「古典」の現代語訳に挑んだ名訳! 章の終わりごとに書き加えられた訳者の“ちょっと、ひと息”が、この物語の味わいをいっそう引き立てている。 ※本電子書籍には、紙版収録の竹取物語の原文は収録されておりません。あらかじめご了承ください。
  • 城のなかの人

    城のなかの人

    小説・文芸

    4.0
    1巻528円 (税込)
    ――城が愛してくれたのは、このわたしだけのはずだ。絢爛たる人工の色彩のなかで育った秀頼にとって、大坂城のなかだけが現実であり、安らぎにみちた世界であった。だが、太閤が逝ったあと、母である淀君がすべてをとりしきり、関白になるためだけの優雅な公卿教育を受けてきた秀頼が、恵まれていたといえるだろうか。旗印(権威の象徴)としてしか生きられない己の青春。異常な人間関係のなかで秀頼の苦悩、滅びの人生を描いた表題作ほか、「はんぱもの維新」など四篇収録。
  • 人民は弱し 官吏は強し

    人民は弱し 官吏は強し

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    明治末、12年間の米国留学から帰った星一(はじめ)は製薬会社を興した。日本で初めてモルヒネの精製に成功するなど事業は飛躍的に発展したが、星の自由な物の考え方は、保身第一の官僚たちの反感を買った。陰湿な政争に巻きこまれ、官憲の執拗きわまる妨害をうけ、会社はしだいに窮地に追いこまれる……。最後まで屈服することなく腐敗した官僚組織と闘い続けた父の姿を愛情をこめて描く。
  • 午後の恐竜

    午後の恐竜

    小説・文芸

    3.9
    1巻605円 (税込)
    現代社会に突然出現した巨大な恐竜の群れ。蜃気楼か? 集団幻覚か? それとも立体テレビの放映でも始まったのか?──地球の運命をシニカルに描く表題作。ティーチング・マシンになった教育ママ、体中に極彩色の模様ができた前衛芸術家、核爆弾になった大臣――偏執と狂気の世界をユーモラスに描く『狂的体質』。ほかに、『戦う人』『契約時代』『理想的販売法』『幸運のベル』など全11編。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
  • 殿さまの日

    殿さまの日

    小説・文芸

    3.9
    1巻759円 (税込)
    ああ、殿さまなんかにはなりたくない。誤解によって義賊になった。泣く子も黙る隠密様のお通りだい。どんなかたきの首でも調達します。お犬さまが吠えればお金が儲かる。医は仁術、毒とハサミは使いよう。時は江戸、そして世界にたぐいなき封建制度。定められた階級の中で生きた殿さまから庶民までの、命を賭けた生活の知恵の数々。――新鮮な眼で綴る、異色時代小説12編を収録。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
  • ご依頼の件

    ご依頼の件

    小説・文芸

    3.9
    1巻825円 (税込)
    若いころの事件をたねに、金をゆすられているあなた! 殺してもあきたらないほど、憎らしい人がいるきみ! おもいきって、“殺し”はいかがですか? ご依頼の件は必ずやりとげ、絶対安全。あなたには決してご迷惑をおかけいたしません。常識的で、ありふれた世界に安住している人々の意識を痛撃し、人間の心の奥にひそむ願望をユーモアと諷刺で描いたショートショート40編。
  • だれかさんの悪夢

    だれかさんの悪夢

    小説・文芸

    3.9
    1巻649円 (税込)
    大金持ちになりたい。魅力的な女と結婚したい。おもしろおかしく毎日をすごしたい。超能力を身につけたい。国家元首になりたい。宇宙を征服したい。早く刑務所から出たい。――平凡なことから途方もないことまで、ああもしたい、こうもしたいと限りなく広がる人間の夢。だが、その夢が実現してみると……。欲望多き人間たちがひきおこす悲劇喜劇を軽妙に描く傑作ショートショート集。
  • ブランコのむこうで

    ブランコのむこうで

    小説・文芸

    3.9
    1巻572円 (税込)
    ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。
  • ボンボンと悪夢

    ボンボンと悪夢

    小説・文芸

    3.9
    1巻781円 (税込)
    ドイツの片田舎で買ったふしぎな魔力をもった椅子……。静かな雪の夜に、老夫婦のもとにあらわれた侵入者……。あくびの出るような平和な地球に、突如出現した、黄金色に輝く奇妙な物体……。宇宙に、未来に、平凡な日常生活の中に、ユニークな想像力と、シャープなインテリジェンスで描き出される、サスペンス、ミステリー、ユーモアあふれるショートショート36編を収録。
  • きまぐれロボット

    きまぐれロボット

    小説・文芸

    3.9
    1巻374円 (税込)
    お金持ちのエヌ氏は、博士が最も優秀と自慢するロボットを買入れた。オールマイティのロボットだが、時々あばれたり逃げたりする。ひどいロボットを買わされたと怒ったエヌ氏は博士に文句を言ったが……。ショート・ショートでは第一級の作者が綴る、大人と子供のための童話。表題作他35編を収録。
  • できそこない博物館

    できそこない博物館

    小説・文芸

    3.9
    1巻737円 (税込)
    ある日、発見された正体不明の物体。ナメクジのような形のこの物体は、一体なんのために作られたのか。――こんなショートショート、あなたは読んだことがありますか?ショートショート1001編を達成した著者が、20年以上にわたって書きためた、誰にも見せたことのない創作メモ155編を公開。スペース・オペラから時代物まで、その発想の秘密を明らかにするエッセイ集。
  • きまぐれ学問所

    きまぐれ学問所

    小説・文芸

    3.8
    1巻792円 (税込)
    本を読むのは楽しい。乱読して、片端から忘れていくのも楽しいけれど、テーマ別に集中して読めば、もっと楽しい。頭の中でまとまって、会話のネタにも不自由しません。ホシ式学問術の成果、ご一緒にどうぞ。
  • 安全のカード

    安全のカード

    小説・文芸

    3.8
    1巻693円 (税込)
    休日に青年の部屋におとずれたセールスマン。その男がカバンからとりだしたのは、名刺くらいの大きさの金属製のカードだった。なんとこのカード、絶対的な安全を保障するという不思議なカードだった……。平凡に過ぎてゆく日々。何となくつまらない毎日。そんな時、ショートショートの扉を開いてみませんか。表題作をはじめ、悪夢とロマンの交錯する奇妙な味の16の物語を収録。
  • 夜のかくれんぼ

    夜のかくれんぼ

    小説・文芸

    3.8
    1巻781円 (税込)
    宇宙からきた意味ありげな電波、壁からはえた人間の手、神からテレポートの能力をさずけられた男etc。信じられないほど、異常な出来事が、次から次へと起るこの世の中。科学もふきとび、理屈も引っこむ摩訶不思議な世界に、あなたもまきこまれるかもしれません。ひと足さきに、活字の世界で奇妙な体験をしてみませんか。ミステリアスな世界にあなたを誘うショートショート28編。
  • エヌ氏の遊園地

    エヌ氏の遊園地

    小説・文芸

    3.8
    1巻649円 (税込)
    エヌ博士の研究室を襲った強盗。金のもうかる薬を盗んだのはよかったけれど……。女性アレルギーの名探偵のもとに届いた大きな箱。その箱の中に入っていたものは……。別荘で休暇を過すエヌ氏のもとに、突然かかってきた電話。なんとその電話は江戸時代の霊魂からだった……。卓抜なアイデアと奇想天外なユーモアで、不思議な世界にあなたを招待するショートショート31編。
  • さまざまな迷路

    さまざまな迷路

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    ある日とつぜん、おとぎ話の主人公になりたいと、とんでもないことを言い出した〈王女〉、なぜか、鬼が見えるという患者で繁盛する〈神経科の医師〉、街頭で通行人相手にキャンディーを売る〈ロボット〉etc.未来・現代・過去を一つの次元にとらえ、迷路のように入り組んだ人間生活のさまざまな世界を32のチャンネルに写し出し、文明社会を痛撃する傑作ショート・ショート。
  • おせっかいな神々

    おせっかいな神々

    小説・文芸

    3.8
    1巻781円 (税込)
    神さまたちはおせっかい。人間どもをからかったり、意地悪をしたり、時にはいたずらをしかけたり。あなたのそばで起る事件もひょっとしたら神さまの仕業かもしれない……。畑で拾った“笑い顔の神”の正体は? ブロンズの“商売の神”のご利益は?――ふとした偶然からまき起される数々の事件を斬新・奇抜なアイデアで描き、異次元の笑いの世界に誘うショート・ショート40編。
  • おのぞみの結末

    おのぞみの結末

    小説・文芸

    3.8
    1巻649円 (税込)
    家事万能のロボットを手に入れたら……。世界平和をめざす秘密組織が実権を握ったら……。安逸と平穏をのぞみながら、退屈な日々にあきたらず、精神と肉体の新たな冒険を求める人間。超現代のなかでも、あいかわらず滑稽で愛すべき、人間らしい心の動きをスマートに描く11編。新鮮な発想、奇想天外なストーリーの展開、そして意外な結末は、あたかもアイディアを凝集した玉手箱。
  • ようこそ地球さん

    ようこそ地球さん

    小説・文芸

    3.8
    1巻935円 (税込)
    文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。
  • ごたごた気流

    ごたごた気流

    小説・文芸

    3.8
    1巻462円 (税込)
    一本の電話をうけたとたんショック状態に陥る人が、青年のまわりに続出しはじめた。わけを聞いても、みんな「なんでもない」の一点ばり。いったいどんな電話なのか? 好奇心をかきたてられた青年に、ついにその電話が。そして……。(「なんでもない」) 表題作「ごたごた気流」ほか、皮肉でユーモラスな短編11編を収録。
  • ちぐはぐな部品

    ちぐはぐな部品

    小説・文芸

    3.8
    1巻528円 (税込)
    宇宙パトロール隊が偶然発見したジフ惑星はすばらしい星に見えた。人口過剰の地球にとって、この上ない植民地であり、別荘地である。かくして、基地の建設が始められたが、次々とその目的は、不思議な幻の出現によって攪乱される……。限りなき人間の欲望を抉る「いじわるな星」の他、29編を収める傑作ショートショート集。
  • 夢魔の標的

    夢魔の標的

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    異変はある日突然起った。腹話術師の人形クルコちゃんが、まるで生きた人間のように勝手に喋りはじめたのだ。人形の反逆!? 叱っても、ご機嫌をとっても一向に効き目はなく、彼女はますます横暴になるばかり。腹話術師の狂気が作り上げた妄想か? それとも、異次元の世界からの秘密の指令によって人形が何かを企んでいるのか? ショート・ショートの名手が贈る、異色の長編SF。
  • 夜明けあと

    夜明けあと

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    天皇、断髪なさる。皇后も少し前にオハグロをおやめになった(明治六年)。時計の国産化に成功。いずれは輸入しなくてもいい時代が来るだろう(明治十六年)。元号の原案に「天興」や「興化」もあったとのこと(明治四十五年)。当時の世相や風俗、ゴシップなどのニュースで、近代化の流れをたどるユニークな編年史。文明開化から始まった明治という時代にタイムスリップできる一冊。
  • 明治の人物誌

    明治の人物誌

    小説・文芸

    3.8
    1巻990円 (税込)
    星新一の父・星一は、苦学しながらアメリカの大学を卒業し、帰国して製薬会社をおこした。事業は成功したが、やがて政争に巻き込まれ衰退していく。それでも常にエネルギッシュで近代人的な生き方を貫いた生涯だった。彼の夢と理想に手をかした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など、近代国家の形成期に活躍した明治人たちとの交流の中から、星一の生涯を辿った異色の伝記。
  • つぎはぎプラネット

    つぎはぎプラネット

    小説・文芸

    3.7
    1巻880円 (税込)
    同人誌、PR誌に書かれて以来、書籍に収録されないままとなっていた知られざる名ショートショート。日本人 火星へ行けば 火星人……「笑兎(ショート)」の雅号で作られた、奇想天外でシニカルなSF川柳・都々逸。子供のために書かれた、理系出身ならではのセンスが光る短編。入手困難な作品や書籍、文庫未収録の作品を集めた、ショートショートの神様のすべてが分かる、幻の作品集。
  • 天国からの道

    天国からの道

    小説・文芸

    3.7
    1巻649円 (税込)
    前人未到のショートショート1001編という偉業を達成した星新一。長い作家生活のなかで単行本に収録していなかった作品を集めた没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。デビュー以前の処女作「狐のためいき」など初期作品と、1001編到達後の「担当員」を収録。さらに、文庫未収録のショートショート6編を加える。「まだ読んでいなかった」作品をそろえた、愛読者必携の一冊。

ユーザーレビュー

  • 未来いそっぷ

    Posted by ブクログ

    ショートショートの巨匠が描く、ちょっと変わったイソップ童話。物語を「ずらして」読む面白さを教えてくれた一冊。

    0
    2026年10月25日
  • 地球から来た男

    Posted by ブクログ

    ある夕方、道を歩いていたらフリーマーケットに遭遇して叩き売りされていたので購入した。
    星新一のショートショートでも屈指の好きな話。
    読んだことはなくて、昔NHKで田中哲司さんが主演でショートドラマとして放送されていたのを覚えていてようやく読めた。

    タイトルでもある『地球から来た男』、本当に面白い。
    テレポートさせられた地球はもとの地球とは違うかもしれない、孤独を抱えて生きる、、、
    わたしはテレポートさせられていないが、この年齢になってじっくり読むと自分が抱えている孤独となんだか少し近い匂いがした。

    ちょっと大人向けでダークな星新一の短編が多かったように思える。
    30代半ばな年齢の主人公たちが多く描かれている。
    わたしの頭の中では、星新一の文章は低くて倍音の少ない男の人の声で再生されるので白黒の昭和の映画みたいに物語を考えている。

    解説がなんと桜庭一樹さま!
    好きな作家さんの解説は嬉しい。

    0
    2026年10月24日
  • 殿さまの日

    Posted by ブクログ

    ショートショートの名手だけに、読み手を離さない引力があります。事物の「裏側」をつぶさに見ているところに興味を惹かれました。7編いずれも江戸時代が舞台というのがまた、現代を投影しやすく面白かったです。
    欲を言えば、もう少し話の路線を増やして結末で全て回収するという妙技も、中・長編としては味わいたかったです。

    0
    2026年10月16日
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    わたしが人生に影響を受けた作家の筆頭に挙げられるのが星新一先生でありまして、小学生時分から色々読んでは意気揚々と読書感想文にしたためては「もうちょっと子どもらしいお話をえらびましょう」と痛恨のダメ出しを喰らって「んだよチキショウ」とくさくさしたものでしたが、小3で『ようこそ地球さん』、小4で『ボンボンと悪夢』、小5で『なりそこない王子』(たしか…)と新潮文庫フリークだった早熟なわたしの選書が先生にはまだ早かったかナ⭐︎てへぺろ⭐︎と気持ちを鎮めて黙々と読書に耽ったのが記憶にあります。
    小6の時は読書感想文の宿題がなかったのか覚えてませんが、ひょっとするとポケモンマスターを目指していて読書がおろそかになっていた可能性はあります。

    それはさておき。

    それなりにたくさん星新一先生のショートショート作品は読んできたつもりでしたがエッセイはすすんで手に取っておらず、実はたぶんほぼ初読みだと思います。

    赤ちゃんの頃の星新一先生の写真(p8)は眉のあたりとか目元や髪の生え際に往年の面影がすでにあらわれており感動。この赤ちゃんが…と感無量。

    内容はもちろん素晴らしいかったです。
    品の良い文章、軽やかな言葉運び、のぞく愛敬。
    確かにこれは生誕100年を寿ぐにふさわしい、メモリアルな一冊だと思いました。
    真鍋博先生の装画も素晴らしい。愛媛県美術館に作品が収められているというのも感想を書くにあたって調べていて初めて知りました。いますぐ行きたい。常設してないのかな?けど行きたい。

    勝手なイメージで、星新一先生って常にスマートにアイデアなんかもそれこそ艶めかしくピカピカとした質感を持った銀色のコンピュータがはじき出す如くスルスルと執筆されるのかなと思っていたが全然そんな事はなく、はるかに熱を持ったメンタルで作品づくりと向き合っておられたのだとわかった。

    「では、容易に作家になれるかというと、そうはいかない。意欲がなければならない。読者の満足するものを書いてみせるぞとの、意気ごみである。その迫力が底にないと、ただの消耗品で、手ごたえのない出来になる。」(p278《創造すること》より)

    あるいは

    「作家にとって最も警戒しなければならぬことは、既成の作との類似である。それを避けるためには、既成の作を記憶していなければならない。」(p172《要約の習慣》より)

    このあたりからは、作家たるものとの人間味を感じられる。

    また、

    「あるアメリカの電子工学者は「機械がいくら人間に迫ろうと脅威ではない。人間が機械と同じになってゆく傾向のほうがずっとおそろしい」と言っている。科学時代になればなるほど、人は幻想を求めるのだろうし、それでいいのだと思う。」(p123《鏡と幻想》より)

    と引用をつけて語っておられるが、これもまた星新一先生の予言のひとつだと思われ、令和のいま空前のホラーブームが来ていると感じるのだが、理屈や根拠で雁字搦めにされがちな生活を送る現代人にとって、非科学領域にあるオカルトや超常に心惹かれるのは一種の安らぎや逃避を求めているからではないだろうか。


    《解説 ーー 星新一って、こんな人》で星マリナ氏が指摘しておられるように、「父は、自分の父親(星一)や祖父(小金井良精)についてはたくさん書きのこし、それぞれ本にまでなっているのに、母親(星せい)について書いているものはほとんどありません。」(p312)とあり、そういう意味で《うきなす》というエッセイは非常に珍しく、なすのみそ汁を作る時になぜうちわで仰ぐのか、という実に生活感滲み出ることについて書かれている異色の文である。こういうギャップもまたたまらない。


    《「花とひみつ」について》の話も面白かった。

    「寓話的なのはわたしの作品の特徴で、現代の小説があまりに時事風俗や生活に密着しすぎているようで、そのバランスをとるべきだ。と寓話的なのを書きつづけているわけです。また、空想的な話は、一般にまとまりがなくなる傾向があり、それを引きしめる意味でも、寓意は必要と思われます。
    しかし、寓意が表面に出てはおもしろくなくなり、読者にきらわれる。前述のねらいも、くみとってくれてもよし、くれなくてもよしです。おもしろさが頭に残ってほしいというのが作者の望み。あとでだれかに話してもらえば、それにこしたことはありません。」(p146、147)

    なんかもう、創作者たるものの真髄を語られているような気がします。また、考察してもしなくてもいいからとにかく面白がってくれ、というこれまた人間味をのぞかせる一節。

    星新一を全く知らないとなるとさすがに勧めにくいけど、好きな方には全力で勧めたい。
    ああ、おもしろかった。


    1刷
    2026.10.16

    0
    2026年10月16日
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    星新一先生の生誕百年を記念した作品集
    書籍・文庫に未収録のエッセイを先生の次女星マリナさんが厳選し、時系列に並べた自伝的一冊です

    いやもう素晴らしいのひと言です

    わいなんかほら、星新一チルドレンのひとりであるわけですから、もう何読んだってびゅうびゅうなわけです(伝わらんね)

    それにしてもあれだよ
    いやほんと素晴らしい一冊なわけだけど、わいはあえて新潮社に苦言を呈したい
    星チルとして

    なにをグズグズしとったんだ!と
    こんな面白いもん百年を待たずにとっとと出しなさいよ

    あ、でもあれか
    星マリナさんが今回星新一先生の遺品の中から見つけてきたやつだから新潮社どうのこうの違うんか
    ごめんねごめんねー

    それにしてもこのエッセイを読んで思うのは、星新一先生の突出した「視る」能力よね
    過去、現在、未来、社会そして人間を「視る」ときに、なんかもうすごーく見通してる感じね

    令和という時代に読み返してみると、ほんともうマジでエグい
    なんでもお見通しマンが過ぎるのがよく分かる

    あ、そう考えるとこの生誕百年という節目にこの作品が世に出たことに意味があるようにも思えてきました

    やるな新潮社

    さっきはなんかグズグズとか言っちゃってごめん
    ごめんて

    0
    2026年10月13日

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