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一本の電話をうけたとたんショック状態に陥る人が、青年のまわりに続出しはじめた。わけを聞いても、みんな「なんでもない」の一点ばり。いったいどんな電話なのか? 好奇心をかきたてられた青年に、ついにその電話が。そして……。(「なんでもない」) 表題作「ごたごた気流」ほか、皮肉でユーモラスな短編11編を収録。
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Posted by ブクログ
初めて星新一の短編を読みましたが、ぞくぞくしました。 「なんでもない」「すなおな性格」「重なった情景」「門のある家」「ごたごた気流」が気に入りました。 読めば読むほど面白いのが星ワールドなんでしょうね。
そこいらにいる中年男性のもののかんじかたや感じたあとの反応について、こうもズバズバとアルアル~と感じながら読み進める自分自身に気付き、これは相当にやけてたんやろなぁと周りを見渡してしまいました。 星新一さんには時間を忘れてしまうくらいの入り込みやすさがあります。パラレル感が大好きです。
「なんとなく天気予報みたいな話ですね」 (なんでもない/見物の人/すなおな性格/命の恩人/重なった情景/追跡/条件/追究する男/まわれ右/品種改良/門のある家/ごたごた気流)
青年の部屋に美女が出現した、となりの女子大生の部屋には死んだはずの父親が。触ることのできない幻があちこちで目撃される。現象は広がり、モナリザやヒットラー、さまざまな動物、怪物、札束も出現。人々の夢が幻となって現れているのだ。みんながみんな、自分の夢を連れて歩き出した。やがて、世界は夢であふれかえり、...続きを読むそして――。 平和な日常にそっと潜む、小さな乱流の種。皮肉でユーモラスな短編12編を収録。
短編集なのに話が薄っぺらくなく、とても濃密な物語だった。 ひとつひとつに存在感があって、すべて読み終わったときには終わってしまったという喪失感があった。 美しく多彩な一冊でした。
著者のショートショートの中では1話あたりのボリュームはそこそこある作品集。 暗めというか大人向けの作品が多い印象でした。 片山若子さんのストーリーに合った人物イラストが好きだったので、そうでない今作は少し残念。 【お気に入り】 門のある家・・・ホラーぽい雰囲気もあって画を想像するとゾッとする ...続きを読む追求する男・・・オチの空虚感がすごい
初めてちゃんと星新一のショートショート読んだ 星も言ってるけど、彼の作品は明快で分かりやすいし面白い 昔は彼の作品は物事の核心ついてくるのが怖くて読めなかった気がする
おもしろさ以上に、文章がうまい、という感じがしました。展開は淡々としていて、盛り上がる箇所があるわけではありませんが、その分内容に集中できる感じです。 ショートショートに興味があるので、また探して読んでいきたいと思います。
言わずとも知れた星新一のショート・ショート。学生時代によく読んでいたが、最近また読みたくなって購入。 星新一作品の真骨頂はそのアイディアにある。背景、設定、切り口の斬新さというアイディアが唯一無二だと思う。 構成やストーリーは平凡、寧ろそこまで練り込まずに読者に想像の余地を与える懐の深さがある。そ...続きを読むのカジュアルさが今もなお多くのファンを持つ魅力だろう。 また意外にメタ的でシニカルな一文が多いことにも気づいた。こうした「冷えた」ワンフレーズが独特な世界観を作っているのかもしれない。 「まことに現代は迷いの多い世の中。複雑にして、危機をはらんだ時代です。本来はそうじゃないんでしょうが、政治家やマスコミが、複雑だ危機だと、くりかえし叫び続けてきたので、本当にそうなっちゃった。」
星新一の、割とSF色の弱いショートショート。他のに比べてやや長めの作品が多い。 特ダネ映像が欲しくて、事件が起こる場所を教えてくれる機械を作ってもらったテレビカメラマン。行く場所行く場所で事故、火事、ひったくりなどが起こり続ける。しかし、起こる事件はどんどんエスカレートしていって…(表題作)。 ...続きを読む夢が現実に出てきたり、事件が周りで起こる機械などは、まあSFではあるんだけど、架空の記述としてのSF要素は抑えめで、人間の混乱部分を描いているため、SFにアレルギーのある人でも読めるだろう。また、読者層は明らかに年齢高めに設定されており、文体なども切れのあるもの。こういう読者層に合わせて書き方(描き方)をダイナミックに買えるのって、手塚治虫や星新一以外では、あまり見ない。 夢の話は、インタビュー(あとがき?)にある、ディックの「宇宙の眼 (虚空の眼)」を意識していたのかどうか。 また、一編一編もそれぞれ短すぎず長すぎず、オチも印象的だけど突然ではなく徐々に印象づけてくるタイプなので(一部除く)、読んだあとに全て覚えているであろう。 電子書籍初心者向けである。
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