となりの宇宙人

となりの宇宙人

小説・文芸
396円 (税込)

1pt

4.0

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真夜中、安アパートの裏庭に異常な衝撃を起こし、UFOが不時着した! 中からはい出てきたのは迷子の宇宙人宙(チュー)さん。彼をマスコミ攻勢から守り、一緒に遭難した宇宙人仲間の救出に一致団結して協力する人々との、心暖まる宇宙的交流を描く表題作。“地球最後の日がきても、お前だけは助けてやろう”という悪魔の囁きにすがったために、とてつもなく高い代償を払わなければならなかった人類の悲劇「悪魔の救済」ほか8編を収録した傑作SF短編集。

カバーイラスト/杉本一文

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  • 映画化

    「となりの宇宙人」

    2025年初夏公開
    出演:宇野祥平、前田旺志郎、吉村優花

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となりの宇宙人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    絶滅危惧種の虹色の半村良。日常にちょい足しのSF短編集なので、世代を問わず楽しむことが出来る1冊。で、半村良というと「なんか途中でダレる」が問題なのですが、本作ではそういうダレる作品が少なくなっています。

    なんでダレるのかと分析しながら読んでいくと、目につくのが「ビー」という作品。ビー玉のルールをひたすら淡々と3ページにわたって解説してくれるんだけど、これをもってダレない人がいたらお目にかかりたい。つまり、風景や状態の描写が過激なのだ。

    他の作品でも、「建物の隣には何があって、その横の道がどんな様子で、その店にこんな女将さんがいて」と非常に事細かく説明があり、紀行文なのかな?と錯覚するような文である反面、どうしてもSFであるという先入観が有るのでそこを追い求めてしまってダレるのである。

    さて、本短篇集で面白いのは、やはり「思考実験」であろうと思う。車社会を破壊してみたり、貨幣を機能させなくしてみたり、表題作では宇宙人とのファーストコンタクトでまったくお互いのことを敵視しなかったら?というもの。オチが弱かったりして、どうしても荒削りに見えてしまうが、非常にリアルで臨場感をもって読むことができる。SFを書く人は、最初はこういうふうに書きましょうという、いい例が詰まった1冊といえる。

    0
    2015年01月28日

となりの宇宙人 の詳細情報

  • 映画化

    「となりの宇宙人」

    2025年初夏公開
    出演:宇野祥平、前田旺志郎、吉村優花

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