さあ、気ちがいになりなさい

さあ、気ちがいになりなさい

記憶喪失のふりをしていた男の意外な正体と驚異の顛末が衝撃的な表題作、遠い惑星に不時着した宇宙飛行士の真の望みを描く「みどりの星へ」、手品ショーで出会った少年と悪魔の身に起こる奇跡が世界を救う「おそるべき坊や」、ある事件を境に激変した世界の風景が静かな余韻を残す「電獣ヴァヴェリ」など、意外性と洒脱なオチを追求した奇想短篇の名手による傑作12篇を、ショートショートの神様・星新一の軽妙な訳で贈る。

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さあ、気ちがいになりなさい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フレドリック・ブラウンの描く12の短編が収録された作品。
    日本の有名なSF作家である星新一が訳した作品という時点で「面白くないわけがない!」と胸を躍らせて読書開始。

    キャッチーな話から陰鬱な雰囲気の漂う話まで多種多様で、表題作に連なり短編集の中には狂気を強く意識した作品が多かった印象。そして何より

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    訳者はSFのショートショートで有名な、星新一。
    この短篇集を読んでいると、不思議と星新一が脳裏に浮かんできて、訳していて楽しかっただろうなと、ほくそ笑んでしまいました。

    11の短篇の後に、タイトルの中篇で終わるのですが、最初の『みどりの星へ』から狂っています。
    他にもサスペンス、ミステリー、SF、

    0
    2023年11月05日

    000

    購入済み

    サンリオ版の出版希望

    ブラウンさんと星さんが組んで作った作品で、日本語読めるなら、
    面白いに決まっています。
    実はこの組み合わせ、
    サンリオ版からも出ていて、長らく絶版になっているので
    版権の問題もあるのでしょうが、是非、切に、
    電子化をお願いしたい。千葉なら、2021時点で
    公立図書館で閲覧可能ですが、紙の

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    それぞれの話はまったく違う展開をみせるのだが、どの話にもちゃんとオチがある。話がうまいとはこういうことかと。とても楽しめました。

    0
    2019年02月17日

    Posted by ブクログ

    さあ、気ちがいになりなさい。フレドリックブラウン先生の著書。奇妙だけれどとても面白くて最後までハラハラドキドキしながら楽しめる短編小説の数々。翻訳はショートショートで有名な星新一先生。星新一先生のファンの皆様には、ぜひ読んでほしい一冊です。

    0
    2018年09月03日

    Posted by ブクログ

    フレドリック・ブラウンを星新一訳で読めるなんて幸せ。

    今回も予想のつかない展開とオチが癖になる。
    自分にはちょっとわかりにくい作品もあったけど、この4作品は特に好きだった。

    『みどりの星へ』
    第三惑星に不時着した男。数年後、ようやく念願の助けが現れる…。
    こういうのがやっぱり好きだわー。

    『お

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    アメリカの作家「フレドリック・ブラウン」の短篇SF作品集『さあ、気ちがいになりなさい(原題:Come and Go Mad and other stories)』を読みました。

    ここのところSF作品が続いていますね。

    -----story-------------
    ショートショートの神様による名

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    フレドリック・ブラウン初めて読んだけど内容と星新一の文章の相性がよすぎる、めちゃくちゃ贅沢だし天才の組み合わせだった。
    特に子どものいたずらが思わぬことに発展する「おそるべき坊や」が好き。

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    “星新一”訳ってだけで、もう読む気満々。
    “村上春樹”訳の“サリンジャー”なんて目じゃない(…ごめんなさい)。

    20世紀を代表するフレドリック・ブラウンの切れ味鋭い短編集を、これまた20世紀日本を代表する「ショートショート」の名手が訳した。

    「狂気」が「滑稽」であるがゆえの「不気味さ」を切り取る

    0
    2022年06月08日

    Posted by ブクログ

    フレデリックブラウンものは実は生涯初めてだった。 星新一や筒井康隆や、SF 関係の文献で本当に度々登場する基本中の基本であるというようなことは認識していた。 感覚としてはショートショート的な切れ味の良い作品を想像していたのだが、設定こそ奇抜なのだが、話のひねり自体は論理的ととは行かず、イメージ的に落

    0
    2022年04月24日

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