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地方から都会に出てきて、ひとりで暮している若い女のもとに届いたダイレクト・メールの内容は? だれもが見すごしてしまいそうな、目立たない家に住んでいる夫婦者の正体は? 熱帯の小さな国の独裁者に捕えられた男の運命は? めまぐるしく移り変る現代社会の裏の裏のからくりを、寓話の世界に仮託して、鋭い風刺と溢れるユーモアで描くショートショート28編。
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Posted by ブクログ
ほかの単行本のあいまあいまに少しずつ読むには、星新一さんの薄い文庫はまことにもってこいです。電車内で単行本を読み終えたその時間のすきまにピッタリはまります。 この文庫も??な作品がたくさんでしたが、中でも、「質問と指示」という妖精のお話が秀逸でした。なんどもエヘヘと笑いをもらしてしまいました。 ...続きを読む 解説に星新一さんのショートショートが1000本を越えたとの記載がありました。まだまだいっぱい面白い作品があることでしょう。大安心です。
通勤時に読んだ本。ナンバー・クラブが現実の世の中になったら良いのにと思い、かぼちゃの馬車導入部では「これ私だ。。。」と思う。
いちばん初めに読んだ星新一の本 小学校の学級文庫にあったぼろぼろのを先生に頼んでもらったのでした それからの私は星新一のショートショートをかたはしから集めはじめて新潮文庫は多分コンプリートしたはずだ
現実離れしているようで、現実の影に存在するような短編集。特に好きなのは「高度な文明」と「かぼちゃの馬車」。 スマホや家電のある便利な世界に生まれ、調べれば何でも出来る一方で、身一つでは料理の一つさえも不安になる自分、そして”思い込み“で意地悪に気づかなかった幼少期の自分に重なった。
再読。 著者のショートショートは本当に 面白い。 いつ読んでも、しっかり驚かされる。 またタイトルが、秀逸。 「常識」とか「疑念」とかそんなタイトルが 読み終わった後は、このタイトルが 1番しっくりくるって思わせてくれるのがすごい。
絶妙にきいた風刺の背景に 不思議と漂う絵本のような可愛らしさ これをショートショートで 届けられる 流石 星新一
ショート・ショート。短編集。 ファンタジー・SF要素のある作品もあるが、現代社会を鋭く風刺した作品が多い。 ラスト二行のセリフが印象的な「新しい遊び」が好き。 表題作も完成度が高い。というか、全作品が十分に面白い。さすが星さん。
28の短編集。 軽くて読みやすく、それでいて、一つ一つが丁寧でわかりやすい作品。現実でありそうな人間のあり方が面白かった。すべてにオチがきちんとついているのも好きです。
これを40年も前に書いた星新一は本当にすごい。 寓話めいていて、いろいろと考えさせられた。 しかしこれだけの設定を短編で終わらせてしまうのはもったいないなあ、などと思ってしまった。
結末がひっくり返るような、さまざまな事柄が裏に裏にいく。今あることが全てではないなと思わされるショートストーリーの連続だった。 特に印象深かったものは、ご要望に振り回されてしまう一寸法師の話「ご要望」、ドッペルゲンガーばかりになってしまう「常識」、共通の話題を簡単に見つけられる倶楽部の話「ナン...続きを読むバー・クラブ」と、取り上げれば切りがない。 「ご要望」では、人の意見を取り入れることは大切だが、そればかりになってしまえば、自分を失ってしまうということを改めて感じた。 「常識」では、今ある“常識”が永遠ではないこと、そして、常識ということで片付けられる惨さを感じた。 「ナンバー・クラブ」は、現在のfacebookのようで、便利で楽しい“だけ”の怖さを感じた。人といいも悪いも実際に関わる深さを無くしてしまうような。とても現代的な話で、この小説が40年も前に書かれたものなのがすごい。 また、短編の本筋とは違うかもしれないが、「虚像の姫」で印象的な文章が。『美人でなくても、心がけがよければそれでいい。また、気位が高くても、美人であればそれでいい。しかし、美人でなく気位だけ高いとなると、これはよろしくない。』という文面。美人というのはもはや才能のようなもので、美人か美人ではないかということが、世の中、想像以上に重視されているんだろうという事実。そして、自分自身がどのような容貌なのか認識した上で、行動しなければいけないという残酷さを感じた。
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