プロフィール

  • 作者名:星新一(ホシシンイチ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1926年09月06日
  • 出身地:日本 / 東京都
  • 職業:作家

東京大学農学部農芸化学科卒。「ショートショートの神様」と呼ばれショートショート集『ボッコちゃん』、『ようこそ地球さん』、『きまぐれロボット』など多数の作品を手がける。ノンフィクションの分野でも『夜明けあと』などの作品を手がける。作品の多くは映像化されている。1998年その功績を称え日本SF大賞特別賞が贈られている。

作品一覧

  • きまぐれ博物誌

    きまぐれ博物誌

    小説・文芸

    -
    1~2巻330~462円 (税込)
    ばか話をきらって“常識”のなかで妙に深刻ぶり、笑顔を見せない国民性。趣味のアメリカのひとこま漫画収集のこぼれ話。コンピューター時代の管理社会のおかしなおかしな矛盾。はては、週刊誌の電話アンケートに応じて、首相のボディーガードやら心臓移植手術をやってみたいと提案する。ちょっとアマノジャクな著者が、SF的発想と鋭い観察眼をとおして書きつづった好エッセイ集。(「きまぐれ博物誌・続」と姉妹編)
  • きまぐれロボット

    きまぐれロボット

    小説・文芸

    3.9
    1巻374円 (税込)
    お金持ちのエヌ氏は、博士が最も優秀と自慢するロボットを買入れた。オールマイティのロボットだが、時々あばれたり逃げたりする。ひどいロボットを買わされたと怒ったエヌ氏は博士に文句を言ったが……。ショート・ショートでは第一級の作者が綴る、大人と子供のための童話。表題作他35編を収録。
  • 生命のふしぎ

    生命のふしぎ

    ビジネス・実用

    -
    1巻385円 (税込)
    星新一が、作家としてデビュー(1957年)した後、初めての本として出版された、少年向け科学解説書。生命について、その考え方の歴史から進化論、生命現象の細部から人類の未来に至るまで、やさしく解き明かしている。刊行されたのが1959年のため、今から見れば内容が古くなっているのは否定できないが、文章の随所に星新一の作家としてのエッセンスを感じ取ることができる。
  • 宇宙の声

    宇宙の声

    小説・文芸

    3.4
    1巻418円 (税込)
    この広い宇宙には、想像もできないような怪事件が待ちうけている。宇宙基地に連れてこられたミノルとハルコは、奇妙な“電波幽霊”の正体をつきとめるため、広大な宇宙空間へ旅立った。ものすごく攻撃的な鳥が支配していたテリラ星、動物だけを食べつくす恐ろしい植物に占領されたオロ星、かぶと虫のような怪虫に滅ぼされてしまった無人の星など、果てしない宇宙で彼らは大活躍! すばらしい空想の世界に読者をさそいこむ傑作宇宙冒険小説、表題作ほか「まぼろしの星」収録。
  • 竹取物語

    竹取物語

    小説・文芸

    4.0
    1巻440円 (税込)
    『竹取物語』の大筋については、ほとんどの日本人が知っている。それほどポピュラーなこの物語が、世界で最も古い「SF」ではないかといわれている。アポロ宇宙船が月に到達するより1000年以上も前の日本に、月からやって来た美しい人がいた――という発想にはあらためて驚かされる。SF界の第一人者が、わかり易い文章で、忠実に「古典」の現代語訳に挑んだ名訳! 章の終わりごとに書き加えられた訳者の“ちょっと、ひと息”が、この物語の味わいをいっそう引き立てている。 ※本電子書籍には、紙版収録の竹取物語の原文は収録されておりません。あらかじめご了承ください。
  • 声の網

    声の網

    小説・文芸

    4.1
    1巻440円 (税込)
    ある時代――電話は単なる通話の道具ではなかった。ある番号を回せば、自分の商売に関連した情報が即座に送られてくる。診察器と組み合わせれば、居ながらにして病院の診察もうけられる……。そんなある日――メロン・マンション1階の民芸品店の電話が鳴り、「そちらの店に強盗がはいる」とだけ告げて切れた。そしてそのとおり、店は強盗に襲われた。それを契機に12階までの住人に次々と異様な出来事が。――謎に満ちた12の物語がつくるショッキングな結末とは?
  • おかしな先祖

    おかしな先祖

    小説・文芸

    3.7
    1巻462円 (税込)
    にぎやかな街のなかに男と女が出現した。彼らは突然そこへ出てきたのである。しかも裸で。ただ腰のあたりだけを葉っぱでおおっていた。警察の取調べに、男はアダム、女はイブと名のった。目立ちたがりやの芸術家かぶれか、すこし頭がおかしいのか? だが二人とも大マジメ。やがてテレビ局が二人に目をつけ、いつのまにか二人は本物のアダムとイブだと決まり、学者がいろんな説をとなえはじめ、そして、事件が発生した――表題作「おかしな先祖」ほか9篇の“SF落語”集。
  • ごたごた気流

    ごたごた気流

    小説・文芸

    3.8
    1巻462円 (税込)
    一本の電話をうけたとたんショック状態に陥る人が、青年のまわりに続出しはじめた。わけを聞いても、みんな「なんでもない」の一点ばり。いったいどんな電話なのか? 好奇心をかきたてられた青年に、ついにその電話が。そして……。(「なんでもない」) 表題作「ごたごた気流」ほか、皮肉でユーモラスな短編11編を収録。
  • きまぐれフレンドシップPART1

    きまぐれフレンドシップ

    小説・文芸

    -
    1~2巻495~605円 (税込)
    SF同人誌『宇宙塵』時代の仲間、柴野拓美。今もなお師と仰ぐ大下宇陀児。著者がデビューして間もない頃の江戸川乱歩との交友。新進作家のグループ「他殺クラブ」の面々との懐かしい日々。数多くの自作にイラストをつけてくれた真鍋博。作家となって三十数年、ショートショートの第一人者でありつづけてきた著者が、少年時代から現在までに出会った人々とその作品を語る。
  • つねならぬ話

    つねならぬ話

    小説・文芸

    3.6
    1巻506円 (税込)
    海の下の、奥の奥で眠っている神の夢。大地をうごめき、すべてを食い尽くす不快なブガン。アステカの怪しげな薬草に酔って義経がみる昔日の幻。満月の夜にとらえた人魚を食べてしまった男たちのゆくえ――。天地の創造、人類の誕生などを語りつがれてきた物語が、いま奇抜な着想で生れかわる。あなたを空想の小宇宙へ誘う、幻想的で奇妙な味わいの52編のワンダーランド。
  • 城のなかの人

    城のなかの人

    小説・文芸

    4.0
    1巻528円 (税込)
    ――城が愛してくれたのは、このわたしだけのはずだ。絢爛たる人工の色彩のなかで育った秀頼にとって、大坂城のなかだけが現実であり、安らぎにみちた世界であった。だが、太閤が逝ったあと、母である淀君がすべてをとりしきり、関白になるためだけの優雅な公卿教育を受けてきた秀頼が、恵まれていたといえるだろうか。旗印(権威の象徴)としてしか生きられない己の青春。異常な人間関係のなかで秀頼の苦悩、滅びの人生を描いた表題作ほか、「はんぱもの維新」など四篇収録。
  • 地球から来た男

    地球から来た男

    小説・文芸

    4.1
    1巻528円 (税込)
    小さな調査会社勤務のおれに、ある日、競争相手の会社で開発中の新製品がどんなものかを調べてくれという命令があった。つまり、産業スパイをしろというのだ。会社の研究所にはもぐりこめたものの、たちまち守衛につかまってしまい、その会社の独断で処罰されることになったが、その処罰とは未完成のまま放置されていたテレポーテーション装置を使って、地球外へ追放するというのだ! 産業スパイがバレて、地球外へ〈追放の刑〉になった男の幻惑「地球から来た男」ほか16編。
  • ちぐはぐな部品

    ちぐはぐな部品

    小説・文芸

    3.8
    1巻528円 (税込)
    宇宙パトロール隊が偶然発見したジフ惑星はすばらしい星に見えた。人口過剰の地球にとって、この上ない植民地であり、別荘地である。かくして、基地の建設が始められたが、次々とその目的は、不思議な幻の出現によって攪乱される……。限りなき人間の欲望を抉る「いじわるな星」の他、29編を収める傑作ショートショート集。
  • これからの出来事

    これからの出来事

    小説・文芸

    3.5
    1巻539円 (税込)
    悪夢だと思いたい、信じられないような出来事。特殊な能力をもった青年の巧妙なビジネス。絶体絶命の危機から目覚めさせてくれる救いの声。満開の桜の季節に出会った秘密好きの美しい女――想像もつかないことが現実となってしまう未来社会を、あなたものぞいてみませんか? 技術と文明がもたらす21世紀社会のゆがみを見通して、痛烈な風刺で描きだしたショートショート21編。
  • どんぐり民話館

    どんぐり民話館

    小説・文芸

    3.5
    1巻539円 (税込)
    引き抜かれたカカシのあとに生えた草の葉っぱ、雲母(うんも)のようにキラキラする竜のウロコ、字の書かれた小さな石ころ――そんな奇妙なものばかりがあるというどんぐり民話館。そのどんぐり民話館を探しに、都会から一人の青年がやってきたが……。いつまでも語りつがれる民話のような味わいで、さまざまな人生の喜怒哀楽を描いた31編。ショートショート1001編を達成した記念の作品集。
  • にぎやかな部屋

    にぎやかな部屋

    小説・文芸

    3.5
    1巻539円 (税込)
    マンションの一室。住んでいるのは高利貸しの亭主と占い師の夫人、そして一人娘。そこに金目当ての妙な男たちがやって来て、大騒動が持ち上がる。さらに、死後に人間にとりついてその出来事を皮肉に見守る霊魂たちもからんで……。詐欺師、強盗、霊魂たち――人間界と別次元が交錯する、軽妙なコメディー。会話主体でテンポよく展開、現代の世相と、人間の内面を映し出した異色作。
  • 盗賊会社

    盗賊会社

    小説・文芸

    4.1
    1巻572円 (税込)
    私は盗賊株式会社の社員。泥棒ごっこのオモチャの製造販売の会社ではない。れっきとした、泥棒を営業とする会社だ。そんな仕事があったのかと内心うらやましがる人も多いかもしれない。平凡な日常のくり返しにあきあきしている人ならば……。表題作の「盗賊会社」はじめ、斬新かつ奇抜なアイデアで、現代社会を鋭く、しかもユーモラスに風刺する36編のショートショートを収録。
  • ブランコのむこうで

    ブランコのむこうで

    小説・文芸

    3.9
    1巻572円 (税込)
    ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。
  • ほら男爵 現代の冒険

    ほら男爵 現代の冒険

    小説・文芸

    3.4
    1巻572円 (税込)
    連作短編集。“ほら男爵”の異名をもつ男の直系、シュテルン・フォン・ミュンヒハウゼン男爵は育ちの良い32歳の独身男性。祖先の執念のせいか、旅に出かけると必ず奇妙な事件が待ちうけている。愛すべきわが男爵の前に出現するのは、人魚、宇宙人、ドラキュラ伯、ミイラ男、美女、魔女etc……。懐かしい童話の世界に現代人の夢と願望を託し、シニカルでユーモラスな新解釈で魅せる傑作冒険記。
  • ふしぎな夢

    ふしぎな夢

    小説・文芸

    3.4
    1巻605円 (税込)
    『ブランコのむこうで』で星新一の世界を知ったあなたにも、ずっと愛読してきたあなたにも、おすすめの11編。没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。『ブランコのむこうで』のような味わいのショートショート「ふしぎな夢」、初期の力作「憎悪の惑星」「黒い光」「謎の星座」「月の裏側基地第1号」などを収録。――まだまだ楽しめる、星新一の異次元ワールド満載の一冊!
  • 午後の恐竜

    午後の恐竜

    小説・文芸

    3.9
    1巻605円 (税込)
    現代社会に突然出現した巨大な恐竜の群れ。蜃気楼か? 集団幻覚か? それとも立体テレビの放映でも始まったのか?──地球の運命をシニカルに描く表題作。ティーチング・マシンになった教育ママ、体中に極彩色の模様ができた前衛芸術家、核爆弾になった大臣――偏執と狂気の世界をユーモラスに描く『狂的体質』。ほかに、『戦う人』『契約時代』『理想的販売法』『幸運のベル』など全11編。※文庫版に掲載の挿画は、電子版には収録しておりません。
  • ノックの音が

    ノックの音が

    小説・文芸

    4.0
    1巻605円 (税込)
    ノックの音とともに、二日酔いの男の部屋にあらわれた見知らぬ美女。親しげにふるまう彼女の正体は? いったい、だれのところへ、どんな人が訪れてきたのか。その目的は。これから部屋の中で、どんなことがおこるのか……。サスペンス、スリラーからコメディーまで、「ノックの音」から始まる様々な事件。意外性あふれるアイデアと洒落たセンスで描く15のショートショート。
  • 白い服の男

    白い服の男

    小説・文芸

    4.0
    1巻605円 (税込)
    横領、強盗、殺人……こんなたぐいの犯罪は一般の警察にまかせておけばよい。わが特殊警察の任務はただひとつ――人間が作り出す平和の虚妄性を痛烈な皮肉をこめて描く表題作。男っぽく言葉づかいのぞんざいだった妻が一夜あけるとすっかりしとやかな女になっていた――軽妙なタッチで医学の進歩の盲点を衝いた『月曜日の異変』。ほかに、『老人と孫』『テレビシート加工』など全10編。
  • 進化した猿たち―The Best―(新潮文庫)

    進化した猿たち―The Best―(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.5
    1巻649円 (税込)
    人間と他の生物とのいちばんの違いは何か。それは、笑いと想像力である――。星新一が長年愛読し、蒐集してきたアメリカのヒトコマ漫画には、われわれ〈進化した猿たち〉の欲望や習性、奇癖が余すところなく描かれていた! 「結婚」「宇宙人」「精神分析」「クリスマス」など、漫画を17のテーマに分け、ブラック・ユーモアと旺盛な想像力で魅せるエッセイ集。幻の名作、待望のリニューアル復刊!
  • 天国からの道

    天国からの道

    小説・文芸

    3.7
    1巻649円 (税込)
    前人未到のショートショート1001編という偉業を達成した星新一。長い作家生活のなかで単行本に収録していなかった作品を集めた没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。デビュー以前の処女作「狐のためいき」など初期作品と、1001編到達後の「担当員」を収録。さらに、文庫未収録のショートショート6編を加える。「まだ読んでいなかった」作品をそろえた、愛読者必携の一冊。
  • なりそこない王子

    なりそこない王子

    小説・文芸

    4.0
    1巻649円 (税込)
    乞食王子、白雪姫と七人の小人、はだかの王さま、赤頭巾ちゃん、シンデレラ、そしてピーターパン……。おとぎ話の主人公たち総出演の愉快なパロディ「なりそこない王子」をはじめ、深夜の道路を走る霊柩車が拾った死体をめぐるてんやわんやの騒動を描く「死体ばんざい」など、時間と空間を超えて、現実と非現実のはざまでくりひろげられる12編の不思議なショートショートを収録。
  • おみそれ社会

    おみそれ社会

    小説・文芸

    3.5
    1巻649円 (税込)
    二号は一見本妻風、模範警官がギャング……。ひと皮むくと、なにがでてくるかわからない複雑な現代社会を鋭く描く表題作など全11編。
  • エヌ氏の遊園地

    エヌ氏の遊園地

    小説・文芸

    3.8
    1巻649円 (税込)
    エヌ博士の研究室を襲った強盗。金のもうかる薬を盗んだのはよかったけれど……。女性アレルギーの名探偵のもとに届いた大きな箱。その箱の中に入っていたものは……。別荘で休暇を過すエヌ氏のもとに、突然かかってきた電話。なんとその電話は江戸時代の霊魂からだった……。卓抜なアイデアと奇想天外なユーモアで、不思議な世界にあなたを招待するショートショート31編。
  • だれかさんの悪夢

    だれかさんの悪夢

    小説・文芸

    3.9
    1巻649円 (税込)
    大金持ちになりたい。魅力的な女と結婚したい。おもしろおかしく毎日をすごしたい。超能力を身につけたい。国家元首になりたい。宇宙を征服したい。早く刑務所から出たい。――平凡なことから途方もないことまで、ああもしたい、こうもしたいと限りなく広がる人間の夢。だが、その夢が実現してみると……。欲望多き人間たちがひきおこす悲劇喜劇を軽妙に描く傑作ショートショート集。
  • おのぞみの結末

    おのぞみの結末

    小説・文芸

    3.8
    1巻649円 (税込)
    家事万能のロボットを手に入れたら……。世界平和をめざす秘密組織が実権を握ったら……。安逸と平穏をのぞみながら、退屈な日々にあきたらず、精神と肉体の新たな冒険を求める人間。超現代のなかでも、あいかわらず滑稽で愛すべき、人間らしい心の動きをスマートに描く11編。新鮮な発想、奇想天外なストーリーの展開、そして意外な結末は、あたかもアイディアを凝集した玉手箱。
  • きまぐれ遊歩道

    きまぐれ遊歩道

    小説・文芸

    -
    1巻649円 (税込)
    空想は、ぽかりとは出てこない。空想を生みだすものは、まず関心。好奇心をもって、ものを見ること。悪魔を題材に話を作り、音楽や酒について語り、昔の東京を懐かしんだ後に、ネパール銀座に思いをはせる。好奇心のおもむくまま奔放に広がる一話一話が、意外性に満ちた新発見をもたらす。「疑うことは美徳である」と考える著者の創作の秘密がかいま見られるカルチャーエッセイ集。
  • きまぐれ暦

    きまぐれ暦

    小説・文芸

    -
    1巻649円 (税込)
    地震対策に東京で原爆を爆発させたらどうか。デノミの際には〈円〉のかわりに〈尺〉を単位にしてはどうか。歴史は現在から過去へと逆に教えたほうがいいのではないか。――旅、ギャンブル、食物、言葉、酒、漫画などの身近な話題をとり上げ、ひとひねり半の考察を加えたウィットあふれるエッセー集。頑固な頭もたちまちもみほぐし、発想の転換をうながす愉快な話のコレクション。
  • 明治・父・アメリカ

    明治・父・アメリカ

    小説・文芸

    4.1
    1巻649円 (税込)
    星新一の父、星一(はじめ)は、福島の田舎から東京に出て苦学し、20歳で単身アメリカに渡る。いつも貧しかったが、決して挫けず、他人に頼らず住み込みで働きながら小学校で英語を学び、行商や翻訳をして大学の学資を稼いだ。周到な計画と持ち前の克己心で困難を乗り越え、貪欲に異国の新しい文明を吸収していく……夢を抱き、野心に燃えて、星製薬を創業した父の若き日の記録。感動の評伝。
  • きまぐれ体験紀行

    きまぐれ体験紀行

    小説・文芸

    3.3
    1巻660円 (税込)
    ソ連旅行中の著者が北杜夫氏とともに体験した恐怖の一夜、「赤い矢号事件」とは?(「ソ連の旅」)メスの類はいっさい使わない外科手術、それがマニラの心霊手術。腕のやっかいな病気に悩む著者は、自分も治療台に乗ってみるが、その結果は?(「東南アジアめぐり」)そのほか、韓国、台湾、香港の、エピソードあふれる旅行記と、10日間の断食トリップまで、好奇心旺盛な作家の眼がとらえた、内的・外的体験記7編を収録。
  • 宇宙の声 星新一ジュブナイル・セレクション

    宇宙の声 星新一ジュブナイル・セレクション

    小説・文芸

    -
    1巻671円 (税込)
    ミノルとハルコは、宇宙特別調査隊として、キダ隊員とロボットのブーボと、特別任務を遂行するために出かける。宇宙では様々な星がそれぞれの事情を抱えていた「宇宙の声」ほか、ショートショート10篇を収録。【小学中級から ★★】
  • きまぐれ星のメモ

    きまぐれ星のメモ

    小説・文芸

    4.6
    1巻682円 (税込)
    日本にショート・ショートを定着させ現在SF界の第一人者である著者が、その十年間の作家生活の中で書き綴った、百余点のエッセイを収録。子供の頃の思い出や食べ物の話、映画や旅行の感想等は、星新一の創作の秘密の一端を覗かせるようであり、また、その博識や卓抜した着想に触れて、読者は限りない興趣を覚えるであろう。
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    きまぐれカプセル(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻693円 (税込)
    空飛ぶ円盤に熱中した理由、5000年後に贈るタイムカプセルの中身、江戸川乱歩や小松左京、和田誠らとの親交――星新一が綴った多彩なエッセイから、書籍・文庫に未収録の作品を厳選。幼少期から晩年まで時系列に並んだ91編と未収録ショートショート3編で日本を代表するSF作家の軌跡をたどる。ユーモアと才気あふれる名文を盟友・真鍋博のカバーイラストでお届けする、生誕100年記念作品集。(解説・星マリナ)
  • ありふれた手法

    ありふれた手法

    小説・文芸

    3.7
    1巻693円 (税込)
    気が弱く、口べたで、ぱっとしない中年の男。ひとりバーで飲んでいた、この男に声をかけてきたのは、アワン開発サービスというよろず相談所の青年だった。この青年が男に提案した、かくされた能力を引き出すための計画。それはよくある、ありふれた手法のものだったが……。ユニークな発想が縦横無尽にかけめぐる、さわやかにして強烈なパンチのショートショート30編を収録。
  • 安全のカード

    安全のカード

    小説・文芸

    3.8
    1巻693円 (税込)
    休日に青年の部屋におとずれたセールスマン。その男がカバンからとりだしたのは、名刺くらいの大きさの金属製のカードだった。なんとこのカード、絶対的な安全を保障するという不思議なカードだった……。平凡に過ぎてゆく日々。何となくつまらない毎日。そんな時、ショートショートの扉を開いてみませんか。表題作をはじめ、悪夢とロマンの交錯する奇妙な味の16の物語を収録。
  • たくさんのタブー

    たくさんのタブー

    小説・文芸

    3.7
    1巻693円 (税込)
    幽霊にささやかれ、自分が自分でなくなって、あの世とこの世がつながった。日常生活の背後にひそむ異次元に誘うショートショート20編。
  • 妖精配給会社

    妖精配給会社

    小説・文芸

    3.7
    1巻693円 (税込)
    他の星から流れ着いた《妖精》は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけとなった時、過去の記録を調べていた老社員の頭を一つの疑念がよぎった……諷刺と戦慄の表題作など、ショート・ショートの傑作35編を収録した夢と笑いの楽しい宝石箱。
  • まぼろしの星

    まぼろしの星

    小説・文芸

    -
    1巻715円 (税込)
    モリ・ノブオのお父さんはガンマ星の基地隊員だが、宇宙の計器が狂い、戻ってこられない。ノブオは愛犬ぺロとミキ隊員と宇宙へ調査に乗りだしたーーー「まぼろしの星」ほか、「花とひみつ」「ネコ」などを収録【小学中級から ★★】
  • きまぐれエトセトラ

    きまぐれエトセトラ

    小説・文芸

    3.3
    1巻737円 (税込)
    このこだわりが、傑作誕生のひみつ。気になることすべてにとことん迫る、きらりと光るエッセイ集。 ショートショートの神様は、一度疑問に思ったら、考え抜かないと気がすまない! 今や国民的作家が、小学生時代、作文がへただった理由とは?(「作文の成績」) UFOは実在するのかしないのか、目撃例がふえても研究は進まず……。(「UFOの警告」) 薬がないと眠れない、でも全くつらくない!?(「不眠症二十五年」) 創作1000篇を目前にした著者が、絶えず世界を観察し、自己と向き合ったエッセイ36篇を収録。
  • 凶夢など 30

    凶夢など 30

    小説・文芸

    3.7
    1巻737円 (税込)
    都会からはなれた小さな入江で出会った老人と新婚の夫婦。その夜、老人が見たのは、新婚の二人が殺しあう夢だった。一年後、老人はまた同じ夢を見た。不思議な夢を気にした老人は、名産品を二人に送って様子をみる。礼状が届き、何事もなかったかと、安心する老人。この繰り返しが、何年も続いたのだが……。夢想と幻想の交錯する不思議な世界にあなたを誘う夢のプリズム30編。
  • かぼちゃの馬車

    かぼちゃの馬車

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    地方から都会に出てきて、ひとりで暮している若い女のもとに届いたダイレクト・メールの内容は? だれもが見すごしてしまいそうな、目立たない家に住んでいる夫婦者の正体は? 熱帯の小さな国の独裁者に捕えられた男の運命は? めまぐるしく移り変る現代社会の裏の裏のからくりを、寓話の世界に仮託して、鋭い風刺と溢れるユーモアで描くショートショート28編。
  • さまざまな迷路

    さまざまな迷路

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    ある日とつぜん、おとぎ話の主人公になりたいと、とんでもないことを言い出した〈王女〉、なぜか、鬼が見えるという患者で繁盛する〈神経科の医師〉、街頭で通行人相手にキャンディーを売る〈ロボット〉etc.未来・現代・過去を一つの次元にとらえ、迷路のように入り組んだ人間生活のさまざまな世界を32のチャンネルに写し出し、文明社会を痛撃する傑作ショート・ショート。
  • 未来いそっぷ

    未来いそっぷ

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    〈アリとキリギリス〉〈北風と太陽〉〈ウサギとカメ〉など、幼いころから誰もが親しんできた寓話の世界。長年語りつがれてきた物語も星新一の手にかかると、驚きの大革命! 時代が変われば価値観も変わるとはいえ、古典をこんなふうに改作してしまっていいものかどうか、ちょっぴり気にはなりますが――。愉しい笑いと痛烈な風刺で、あなたを新たな世界へとご案内するショートショート33編!
  • ひとにぎりの未来

    ひとにぎりの未来

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    脳波を調べ、食べたい料理を作る自動調理機、眠っている間に会社に着く人間用コンテナなど、未来社会をのぞくショートショート集。
  • 悪魔のいる天国

    悪魔のいる天国

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    ふとした気まぐれや思いつきによって、人間を残酷な運命へ突きおとす“悪魔”の存在を、卓抜なアイデアと透明な文体を駆使して描き出すショート・ショート36編を収録する。人間に代って言葉を交わすロボットインコの話『肩の上の秘書』未来社会で想像力にあふれた人間を待ち受ける恐怖を描く『ピーターパンの島』など、日常社会、SFの世界、夢の空間にくりひろげられるファンタジア。
  • 夢魔の標的

    夢魔の標的

    小説・文芸

    3.8
    1巻737円 (税込)
    異変はある日突然起った。腹話術師の人形クルコちゃんが、まるで生きた人間のように勝手に喋りはじめたのだ。人形の反逆!? 叱っても、ご機嫌をとっても一向に効き目はなく、彼女はますます横暴になるばかり。腹話術師の狂気が作り上げた妄想か? それとも、異次元の世界からの秘密の指令によって人形が何かを企んでいるのか? ショート・ショートの名手が贈る、異色の長編SF。

ユーザーレビュー

  • 未来いそっぷ

    Posted by ブクログ

    ショートショートの巨匠が描く、ちょっと変わったイソップ童話。物語を「ずらして」読む面白さを教えてくれた一冊。

    0
    2026年10月25日
  • 地球から来た男

    Posted by ブクログ

    ある夕方、道を歩いていたらフリーマーケットに遭遇して叩き売りされていたので購入した。
    星新一のショートショートでも屈指の好きな話。
    読んだことはなくて、昔NHKで田中哲司さんが主演でショートドラマとして放送されていたのを覚えていてようやく読めた。

    タイトルでもある『地球から来た男』、本当に面白い。
    テレポートさせられた地球はもとの地球とは違うかもしれない、孤独を抱えて生きる、、、
    わたしはテレポートさせられていないが、この年齢になってじっくり読むと自分が抱えている孤独となんだか少し近い匂いがした。

    ちょっと大人向けでダークな星新一の短編が多かったように思える。
    30代半ばな年齢の主人公たちが多く描かれている。
    わたしの頭の中では、星新一の文章は低くて倍音の少ない男の人の声で再生されるので白黒の昭和の映画みたいに物語を考えている。

    解説がなんと桜庭一樹さま!
    好きな作家さんの解説は嬉しい。

    0
    2026年10月24日
  • 殿さまの日

    Posted by ブクログ

    ショートショートの名手だけに、読み手を離さない引力があります。事物の「裏側」をつぶさに見ているところに興味を惹かれました。7編いずれも江戸時代が舞台というのがまた、現代を投影しやすく面白かったです。
    欲を言えば、もう少し話の路線を増やして結末で全て回収するという妙技も、中・長編としては味わいたかったです。

    0
    2026年10月16日
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    わたしが人生に影響を受けた作家の筆頭に挙げられるのが星新一先生でありまして、小学生時分から色々読んでは意気揚々と読書感想文にしたためては「もうちょっと子どもらしいお話をえらびましょう」と痛恨のダメ出しを喰らって「んだよチキショウ」とくさくさしたものでしたが、小3で『ようこそ地球さん』、小4で『ボンボンと悪夢』、小5で『なりそこない王子』(たしか…)と新潮文庫フリークだった早熟なわたしの選書が先生にはまだ早かったかナ⭐︎てへぺろ⭐︎と気持ちを鎮めて黙々と読書に耽ったのが記憶にあります。
    小6の時は読書感想文の宿題がなかったのか覚えてませんが、ひょっとするとポケモンマスターを目指していて読書がおろそかになっていた可能性はあります。

    それはさておき。

    それなりにたくさん星新一先生のショートショート作品は読んできたつもりでしたがエッセイはすすんで手に取っておらず、実はたぶんほぼ初読みだと思います。

    赤ちゃんの頃の星新一先生の写真(p8)は眉のあたりとか目元や髪の生え際に往年の面影がすでにあらわれており感動。この赤ちゃんが…と感無量。

    内容はもちろん素晴らしいかったです。
    品の良い文章、軽やかな言葉運び、のぞく愛敬。
    確かにこれは生誕100年を寿ぐにふさわしい、メモリアルな一冊だと思いました。
    真鍋博先生の装画も素晴らしい。愛媛県美術館に作品が収められているというのも感想を書くにあたって調べていて初めて知りました。いますぐ行きたい。常設してないのかな?けど行きたい。

    勝手なイメージで、星新一先生って常にスマートにアイデアなんかもそれこそ艶めかしくピカピカとした質感を持った銀色のコンピュータがはじき出す如くスルスルと執筆されるのかなと思っていたが全然そんな事はなく、はるかに熱を持ったメンタルで作品づくりと向き合っておられたのだとわかった。

    「では、容易に作家になれるかというと、そうはいかない。意欲がなければならない。読者の満足するものを書いてみせるぞとの、意気ごみである。その迫力が底にないと、ただの消耗品で、手ごたえのない出来になる。」(p278《創造すること》より)

    あるいは

    「作家にとって最も警戒しなければならぬことは、既成の作との類似である。それを避けるためには、既成の作を記憶していなければならない。」(p172《要約の習慣》より)

    このあたりからは、作家たるものとの人間味を感じられる。

    また、

    「あるアメリカの電子工学者は「機械がいくら人間に迫ろうと脅威ではない。人間が機械と同じになってゆく傾向のほうがずっとおそろしい」と言っている。科学時代になればなるほど、人は幻想を求めるのだろうし、それでいいのだと思う。」(p123《鏡と幻想》より)

    と引用をつけて語っておられるが、これもまた星新一先生の予言のひとつだと思われ、令和のいま空前のホラーブームが来ていると感じるのだが、理屈や根拠で雁字搦めにされがちな生活を送る現代人にとって、非科学領域にあるオカルトや超常に心惹かれるのは一種の安らぎや逃避を求めているからではないだろうか。


    《解説 ーー 星新一って、こんな人》で星マリナ氏が指摘しておられるように、「父は、自分の父親(星一)や祖父(小金井良精)についてはたくさん書きのこし、それぞれ本にまでなっているのに、母親(星せい)について書いているものはほとんどありません。」(p312)とあり、そういう意味で《うきなす》というエッセイは非常に珍しく、なすのみそ汁を作る時になぜうちわで仰ぐのか、という実に生活感滲み出ることについて書かれている異色の文である。こういうギャップもまたたまらない。


    《「花とひみつ」について》の話も面白かった。

    「寓話的なのはわたしの作品の特徴で、現代の小説があまりに時事風俗や生活に密着しすぎているようで、そのバランスをとるべきだ。と寓話的なのを書きつづけているわけです。また、空想的な話は、一般にまとまりがなくなる傾向があり、それを引きしめる意味でも、寓意は必要と思われます。
    しかし、寓意が表面に出てはおもしろくなくなり、読者にきらわれる。前述のねらいも、くみとってくれてもよし、くれなくてもよしです。おもしろさが頭に残ってほしいというのが作者の望み。あとでだれかに話してもらえば、それにこしたことはありません。」(p146、147)

    なんかもう、創作者たるものの真髄を語られているような気がします。また、考察してもしなくてもいいからとにかく面白がってくれ、というこれまた人間味をのぞかせる一節。

    星新一を全く知らないとなるとさすがに勧めにくいけど、好きな方には全力で勧めたい。
    ああ、おもしろかった。


    1刷
    2026.10.16

    0
    2026年10月16日
  • きまぐれカプセル(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    星新一先生の生誕百年を記念した作品集
    書籍・文庫に未収録のエッセイを先生の次女星マリナさんが厳選し、時系列に並べた自伝的一冊です

    いやもう素晴らしいのひと言です

    わいなんかほら、星新一チルドレンのひとりであるわけですから、もう何読んだってびゅうびゅうなわけです(伝わらんね)

    それにしてもあれだよ
    いやほんと素晴らしい一冊なわけだけど、わいはあえて新潮社に苦言を呈したい
    星チルとして

    なにをグズグズしとったんだ!と
    こんな面白いもん百年を待たずにとっとと出しなさいよ

    あ、でもあれか
    星マリナさんが今回星新一先生の遺品の中から見つけてきたやつだから新潮社どうのこうの違うんか
    ごめんねごめんねー

    それにしてもこのエッセイを読んで思うのは、星新一先生の突出した「視る」能力よね
    過去、現在、未来、社会そして人間を「視る」ときに、なんかもうすごーく見通してる感じね

    令和という時代に読み返してみると、ほんともうマジでエグい
    なんでもお見通しマンが過ぎるのがよく分かる

    あ、そう考えるとこの生誕百年という節目にこの作品が世に出たことに意味があるようにも思えてきました

    やるな新潮社

    さっきはなんかグズグズとか言っちゃってごめん
    ごめんて

    0
    2026年10月13日

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