星新一のレビュー一覧

  • 地球から来た男

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    SF的、未来的な場面設定だけど、今でもあり得るかもしれないシチュエーション。
    全体的に寂しい気持ちが漂う。

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    2025年11月23日
  • ボッコちゃん

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    最後の1行にすべてのオチが詰まっている。
    一度読み始めると最後まで読まずにいられなくなってしまう。
    ミステリーやSF、ファンタジー等、様々なジャンルの話があるがどれも一貫して最後にすべてが詰まっていると思う。
    一つの話が大体2〜3ページ程度と、本を読むのが苦手だけれど本を読んでみたい人には是非お勧めしたい。

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    2025年11月13日
  • きまぐれロボット

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    「星新一作品登場人物索引」という本を読んだので、「きまぐれロボット」の36作品の主人公と登場人物を調べてみた。

    エフ博士、お隣の主人、お隣の女の子
    エム博士、男の強盗
    アール氏、男
    エス氏、悪魔
    男、ネズミ
    男、九官鳥
    エヌ氏、博士、ロボット
    エフ博士、ロボット
    エス博士、アール氏
    ロボット、キル星人

    青年、医者
    エフ博士、お客
    フロル星人
    エヌ氏、友人
    エス氏、友人
    ケイ氏、男
    エス博士、ケイ博士
    老人、ミーラ星人
    エヌ博士、アール氏
    エフ博士、男

    エフ博士、アール氏
    エヌ博士、ロボット、友人
    ケイ氏、友人
    サーカスの団長、男
    アール氏、エイ博士、夫人
    エヌ博士、青年、ロボット
    アール

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    2025年10月26日
  • ボッコちゃん

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     小学生の時に、国語のテストで出て、テストに関係なく面白くって、その後、作者のショートショートを次々と読んでいった。本好きの端緒になった。ありがとうございました。

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    2025年10月20日
  • ボッコちゃん

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    本というものの概念をぶっ壊してくれた作品。
    一時期、星新一しか読まない時もあったなあ。
    大学の授業で、おーいでてこいを映像化したのは一生の思い出。

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    2025年10月12日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    意外性と洒脱なオチを追求したフレドリック・ブラウン×ショートショートの神様、星新一という最高コンビによるSF短編集。12編収録。

    最後の最後に想像と違う方向に進む読み心地が癖になる。これは面白い〜!!!

    好きな作品は以下5編。

    緑色がない星へと不時着した男が救助を待つ「みどりの星へ」
    宇宙人に侵略された地球の最後の男が聞くノックの音とは?「ノック」
    人類とは?と思わず考え込む「不死鳥への手紙」


    音は誰も聞いていない時にも存在するか否かを考える「沈黙と叫び」(これは「真っ白な嘘」にも収録されている。
    記憶喪失のふりをしていたはずの男は実は……「さあ、気ちがいになりなさい」

    カラリ、

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    2025年10月11日
  • 悪魔のいる天国

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    近い未来ありそうな話や、人間の恐怖を書いた話、実際起こってもおかしくないような話など、好奇心や読みたい欲をくすぐるショートショートが多かった。星新一さんはハズレがない。

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    2025年10月10日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    題名がおもいっきり放送禁止用語なんですが、翻訳者が星新一だなんて絶版にならない欲しい!
    星新一が翻訳したSFに興味をお持ちになりましたら絶版にならないうちに是非お読みください。

    『みどりの星へ』
    5年前に宇宙船の遭難で未開の惑星に不時着したマックガリーは、以前この惑星に不時着したはずの別の宇宙船を探している。その部品でここから脱出するのだ。
    この惑星の動物を相棒に、いや別れた恋人のように連れて話しかける。それがなければ彼は気が狂っていただろう。なんとしても緑の地球に帰るのだ、この惑星にはない緑色に囲まれたい。
    そんな彼の前に、救助の宇宙船が現れ…

    『ぶっそうなやつら』
    異常犯罪者を収容して

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    2025年10月06日
  • ボッコちゃん

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    よくよく考えると、SF小説って初めて読んだかもしれない。未来で起こるかもしれないことに想いを馳せながら読むのがこんなにゾクゾクして面白いなんて、、!
    人間の小賢しいところ、愛おしいところなどが短いエピソードで書かれててクスッと笑ったり、ヒヤヒヤしたりしながら楽しく読んだ。

    中には、今まさに人類が向かってる方向に近いものが描かれてるのもあって、これが書かれたのが50年前というのが驚き。
    星新一さんの作品をもっと読んでみたい!!

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    2025年10月05日
  • ボッコちゃん

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    ネタバレ

    不思議だったりホラーだったり、似たような話もあるけど、飽きるとかつまらないという話はなかった。

    印象的だったのは「冬の蝶」

    生活機器の全てに電気を使って、便利に暮らしている時代。

    突然停電になって、寒さに凍え凍死してしまう夫婦。その後、2人に飼われていたペットの猿は、寒さも気にせず嬉々と遊び回る。

    エネルギーをひとつのものに頼るのは怖い。
    そして生命の維持も、機器に預けてしまうのはもっと怖い。

    もう、人間は原始的な環境では生きていけなくなっている時代。
    なんか、他人事じゃないから、ゾクリとして面白かった。

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    2025年09月23日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    ネタバレ

    フレドリック・ブラウンの短編集で訳者は星新一。
    短編なのでサクッと読み終わりますし、どれもハズレなしの面白さでした。
    中でも好きなのは
    「みどりの星へ」
    孤独の中でずっと生き延びてきた主人公。肩に乗せている相棒と、何より地球の緑の美しさを想うことが彼を生かしていたんだなぁ…。星新一っぽさも感じました。
    「おそるべき坊や」
    風が吹けば桶屋が…的な展開、みんな好きなヤツ。
    「さあ、気ちがいになりなさい」
    何度か、え?今どっち?結局どっち?となりながら読みました。結末がちょっと意外。
    「電獣ヴァヴェリ」
    これが一番好きでした。ある侵略者になすすべもない地球人、と思いきや。スムーズに適応していくところ

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    2025年09月11日
  • だれかさんの悪夢

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    表題作が出てこなくておや? と思ったが、たくさんの「だれかさん」が抱える、たくさんの「悪夢」なのだなぁと納得した。

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    2025年09月07日
  • ボッコちゃん

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    面白かった。
    改めて大人になって読んでみると、この現実とファンタジーのうまいバランスが本当に起こり得そうな感じで面白さと同時に怖さも感じた。
    また、この世を俯瞰し、先まで見据える視座の高さも感じた。

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    2025年08月18日
  • きまぐれロボット

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    小学生の頃に星新一さんが大好きになりたくさん読みましたが、この『きまぐれロボット』だけは何故か特別で久方ぶりに読んでみたくなり近所の本屋さんを探しましたが無く、大型書店さんまで行って手に入れました。
    当時のツルツルした紙や持った時の薄いのに重い印象、独特な匂いはもうそこにはありませんでしたが、昭和47年発行の作品が表紙絵を新たにして現代まで刷られている事に感動しました。

    谷川俊太郎さんの解説にあった、星さんが作家を目指そうと影響を受けたというレイ・ブラッドベリの火星年代記を今度手に取ってみようと思います。

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    2025年08月12日
  • 午後の恐竜

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    表題作、こわい。
    『おーい、でてこーい』に通じるものがある気がする。
    三つの願いの話、さて、あれはどちらが勝ったのかw
    『狂的体質』も好きだなー。
    偏執と狂気の世界、確かに!

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    2025年08月11日
  • 宇宙のあいさつ

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    面白かった。
    一部のSF系のショートショートは、時代の流れを考えると現実に起こりうるんじゃ無いかと思えた。

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    2025年08月05日
  • ノックの音が

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    全編『ノックの音がした』から始まるショートショート集。書き分けが本当にお見事で、最初の一文は決まっていてもこんなにバラエティ豊かな作品が生み出せるんだな〜と、感動する。
    サスペンス、スリラー、コメディー、ミステリーと本当に全作楽しめた。パズルの最後のひとピースを埋めるように、意外な結末を作るのがうますぎる。
    ほとんど全てが部屋の中で完結するのも素晴らしい。

    お気に入りは『現代の人生』『暑い日の客』『夢の大金』『計略と結果』『しなやかな手』『華やかな部屋』。

    『華やかな部屋』の主人公は佐江子。香水ショップを経営し、二十五歳ながら高級マンションに住んでいる。そんな生活を送れているのは、出資者で

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    2025年07月20日
  • ボッコちゃん

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    ショートショートがたくさん詰まった、星新一さんの最も有名な一冊。
    初めて星新一さんを読んだのですが、一つ一つの話を読み終わるごとに、いちいち「おー面白い」と言いながら読みました。
    固定概念覆されまくるし、不気味な話もあるし、笑っちゃうような話もあるしで
    本当に面白かったです。

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    2025年10月16日
  • ボッコちゃん

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    小学校高学年で父から勧められ、初めて活字に触れたのがこの本だった。ショートショートということもあり、隙間時間にサクッと読めるそれでいて一つ一つのオチが爽快で活字への最初の1歩としては最高の本だった。この良さは大学生になり久々に読み返した今でも感じ、なんとなく結末を覚えていてもちゃんと面白い。なかなか時間が取れない期間でも星新一のショートショートは持ち歩こうと思った。

    この本の中で1度読んだ頃から強く印象に残っていたのは「おーい でてこーい」「意気投合」の2話だった。

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    2025年07月15日
  • ノックの音が

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    フレドリック・ブラウンの短編集の中に「ノック」という話がある。
    はじまりは、
    「地球上で最後に残った男が、ただひとり部屋のなかにすわっていた。すると、ドアにノックの音が……」
    先を読みたくなる。
    いったい、だれがと思う。
    じつは、地球で最後に残った女だった。

    週刊誌でショートショートを連載することになり、その通しタイトルを考えることになった。
    その時、頭に浮かんだのが「ノックの音が」であり、それらをまとめて本書にしたらしい。

    本書は15作品からできていて、全ての物語が「ノックの音がした」で始まる。

    ノックとブザーでは感じが違い、ノックには人間的な何かがあると言っている。
    叩き方によって訪

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    2025年06月29日