感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月13日
ノックの音がしたこのシチュエーションだけでストーリーこんなに思いつくなんて天才
ちょっと設定古いしそんなオチかってよめたのもあるけどなんかいい読書時間
Posted by ブクログ 2022年08月28日
これ今まで読んだ星新一作品で1番好きだった
全編ノックの音がした。から始まるショートショート
全て最後のオチになるほど〜、、!ってしてしまう、おすすめの本貸す時にこれも入れたい、ひえっっ、、、てする感じ
Posted by ブクログ 2018年01月08日
最初の一行が「ノックの音がした」で統一された15本のショートショート集。全ての話で、途中から「もしかしてこうなんじゃないか?」と思わせておき、そこから二捻りさせての「うわ、そうきたか!」という驚きが味わえる。ミスリード作劇の教科書のような逸品。
Posted by ブクログ 2023年08月12日
中学生のとき交通事故で入院していて、担任の先生が暇だろうからとくれた本で、これが星新一にどっぷりハマるキッカケとなる。
すべて「ノックの音がした。」からはじまる秀逸なショートショートだと思う。
Posted by ブクログ 2023年08月01日
★3.6
「ノックの音が…」から始まる多様な物語。アイディアとセンスに溢れた15篇。
子どもの頃、短くて読みやすいからか、星新一は好んで読んでいた。一篇数分で読めてしまうくらいだ。
本を整理してたら出てきたので、懐かしんで読んでみたものの、当時感じたような突飛さはあまり感じられなかった。刺激が多...続きを読むい世の中、慣れてしまったせいもあるのかもしれない。
だとしても物語は「新鮮なアイディア」「完全なプロット」「意外な結末」の要素は満たしてるし、結末を想像して答え合わせのように読むのも一興。裏切られたらそれはそれで嬉しい。
Posted by ブクログ 2023年03月21日
これ中学の時めっちゃ読んでたわ~と思い出して再読したんだけど、10年以上たった今でもニヤッとしちゃう。ちょっとブラックな終わり方するのが好き。
Posted by ブクログ 2022年04月14日
「ノックの音」から始まる15のショートショート。短い物語なのに二転三転と転がる様は素晴らしい。「現代の人生」と「夢の大金」が好きだな。あとがきがとても良い。星先生、粋な方だったんだろうなー。
Posted by ブクログ 2022年03月30日
全短編 ノックの音が…で始まるというオシャレっぷり。
時間潰しで何となく買ってみたら、私の知ってる星新一じゃない!(A氏とかじゃなかった)となったけど、呼んだらいつも通りの短編で、すぐオチがあるおしゃれな本だった。
ちょっと古いなと思う描写や言い回しも多いけど。描きはじめがおしゃれで乗り越えられ...続きを読むる。良い。
Posted by ブクログ 2022年03月27日
このショートショート15編はすべて、「ノックの音がした。」という1文から始まり、部屋に入ってくる人々をきっかけに、ストーリーが展開していく1冊です。
「ノックの音がした。」という1文から、全く違う様々なストーリーが生まれているのは、凄いことですよね…。
特に、私は「暑い日の客」が特に印象に残って...続きを読むいます。伏線をきれいに回収し、今後どうなるのか…という想像を掻き立てるストーリーです。
Posted by ブクログ 2022年01月18日
考えることは、今日という一日だけでいい。そのかわり全能力を注ぎこみ、後悔をしないだけ楽しむのだ。
昔に書かれたものとは思えないくらい新鮮に感じる話があった。結末が想像できるものもあったが、それも先が気になりつつ推理しながら読む楽しみもあった。ノックだけで何話も思いつくアイデアの豊富さに感心した。登...続きを読む場人物が少ない中でも意外なストーリーの展開に改めて才能ある著者だなと感じた。
Posted by ブクログ 2020年05月23日
ノックの音がした。で必ず始まる短編集。全てが個室が舞台。様々な立場の人間がその音を聞く。時間もシチュエーションも様々。小説は書き始めがたいへんと聞いた事があるが、この短編集は決まっているのである意味で書きやすく、ただ制限が多いので書きにくい面もあるだろう。ただ、どの作品も一定のクオリティを満たしてお...続きを読むり、氏の才能に感心する。話の終盤まで落としどころが分からず、色々と想像しながら読むのが楽しい。気分転換にいいですね。たまに読みたくなる星新一。
Posted by ブクログ 2019年11月10日
ノックの音がした
から始まる15のショートショート
昭和60年初版とは思えない現代にも通じるセンスとアイディアには驚かされる。
また、基本的に話が1つの室内という1つの舞台で完結する中で、無駄なくテンポよく話が進んでいく様は流石で、ショートショートの神様と言われるだけあると感じた
「現代の生き方...続きを読む」の中の一文が印象に残った。
「考えることは、今日という1日だけでいい。そのかわり、全能力を注ぎこみ、後悔しないだけ楽しむのだ。これ以外に、現代の生き方があるか」
この言葉は今日この現代でも言えるのだろうか。今この現代だからこそ、より言えるのだろうか。
Posted by ブクログ 2019年05月12日
同じ一文から始まりながら、全く違う部屋、シチュエーション、お話が展開されるショートショート。
初版が昭和60年……私が手に取ったものは第30刷版でした。
星新一さん=SFのつもりで手に取ったのでサスペンスやコメディという感じで事件ものがいくつか入っていることには驚きました。勘違いものというか、認識の...続きを読むすれ違いやお互いの隠していることが話の核となっている流れのものもあり楽しく読めます。
Posted by ブクログ 2018年08月09日
かならずひっくり返る。「これってこう来るんじゃ……」とさきを予想すると、「うわーそうきたかー!おもしろい!」納得してしまう。二言、三言で、主人公の立場が逆転。おもしろい。
Posted by ブクログ 2018年07月16日
ショートショートの神様。
ノックの音がの文言から始まる15の短編集。
それぞれの部屋に、ドアノックという非日常の音が鳴り響き、物語がスタート。
落ちはなんだろうなと想像しながら、ストーリーに引きずり込まれる。そして予想していたよりも捻られたオチに驚かされる。
ほかのショートショートとは違い全...続きを読むての話が、その部屋の中だけで完結するというのが、十二人の怒れる男のようで、本当に見事。
Posted by ブクログ 2017年12月07日
寝る前に読むには最適の長さと、いつ読んでも面白いクオリティの高さ。
ショートショートでこんなに物語を美しく、時にはブラックユーモアたっぷりに完結できるのってとってもすごい
わたしは特に、床下の話と、女殺し屋の話と、豚と犬の話がすきでした!
やーすごくいいはなしだった!
2017.12.06
Posted by ブクログ 2017年07月26日
全てのショートショートを「ノックの音が」で始める、このこと自体、作者にとって挑戦だったのだろう。なぜなら状況がすごく限定されるから。
しかしその挑戦に作者は見事打ち克っている。
Posted by ブクログ 2015年10月11日
「ノックの音」から始まる15の物語。いったい、だれのところへ、どんな人が訪ねてきたのか。その目的はー。
本作では登場人物の名前や年齢が明かされ、よりリアルにそれぞれの事件が体感できました。サスペンス、スリラーからコメディーまで。お気に入りは、『和解の神』『財産への道』です。
Posted by ブクログ 2024年03月25日
たまたま目について約25年ぶりに再読。星さんの他のショートショートと比べると数が少なめなのは、状況にバリエーションを持たせるぶん、文字数が必要(長くなってしまう)ということなのかな。物語を動かしている「人間の欲望」はある程度限られた範囲のものだなと思う。シチュエーションの雰囲気が『時をかける少女』に...続きを読む似ているように感じた。あとがきにて、タイトルの由来や、ノックの音から始めると室内で完結できるというメリットになるほどとうなづいた。
Posted by ブクログ 2023年11月06日
全部で15篇のショートショートが納められていて、書き出しは「ノックの音がした。」の一文から始まっています。
解説は、フレドリック・ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』の『ノック』という短篇のネタバレが書かれているので、未読の方は注意。この『ノック』の書き出しに触発されたのが、この短篇集。一作目『...続きを読むなぞの女』は『さあ、気ちがいになりなさい』にインスピレーションを得たかのようで面白いです。
他に良かったのが『計略と結果』と『職務』。裏の裏をかかれた感じ。『金色のピン』と『人形』も良かったです(ちょっとしたホラーですね)。
ところで、星新一にしては珍しく、登場人物の名前が個人名で、エヌ氏やエス氏とかでないのが新鮮でした。
Posted by ブクログ 2021年10月17日
★特長
いずれも「ノックの音」から始まる15話。
本文178ページ
昭和60年に新潮文庫から出版されたものが手に入りますが、もともとは昭和40年に刊行されています。
★感想
小学生くらいの時に読んだ記憶がありますが、再読しても全く覚えていませんでした。
今読むと、さすがに風俗が古く、リアリティーに...続きを読む欠けて、面白くなく感じる部分も多々あり。
しかし、数ページで伏線回収があり、オチがあるというフォーマットが素晴らしい。
★魅力
一つ一つが短くて読みやすい。
★おすすめの人
長編小説が苦手な方。
Posted by ブクログ 2021年05月06日
半分ちょっとで読むのをやめてしまった。
星新一のショートショートは読みやすく面白いが、最上ではないというのが今のところの感想。ファンの方には申し訳ない。
これだけの数を書いていることには感嘆する。
しかし、短すぎるゆえ筋がはっきりしすぎていて、遊びの部分が少ないことがどうも自分には合わないようだ。...続きを読む
オチは面白いが、それでも「落ちた」という感覚だけで、読者側に考えさせる余白や余韻が少ないということなんだと思う。
逆にいうと短い文章での完成度は非常に高いので、そういったものを求めている方にはおすすめしたい。
Posted by ブクログ 2016年05月08日
「ノックの音がした。」という一文から始まるショートショートが十五編。
書き出しは同じでも内容は様々で、作者の発想力の凄さを実感させられます。
短い物語の中に凝縮された面白さを感じる作品集でした。