星新一のレビュー一覧

  • 気まぐれ指数

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大好きな作家の長編!短編が多い作者なので新鮮な気持ちで読んだ。


     一つの話にいくつもの見事な伏線と構成を仕掛ける作者が長編でもその見事な手腕を発揮しているが、これだけ長いと読んでいるだけでも大変だ。あっ!これはこのことか!これはこれとの対比か!と発見の連続で脳が疲れる。しかし本当に楽しい読書だ。仏像と株券の二転三転する真偽と移動していくお金…読んでいて目が回りそうになるほどによく練られている。長編でも物語の構築力が素晴らしい。さらに繰り返し出てくる気になる要素も全て回収されている。とくに黒幕だった三人の関係も面白く、ここからもまた何か生まれそうだ。気まぐれが重なり思いもよらない結果になる作

    0
    2023年03月31日
  • ようこそ地球さん

    Posted by ブクログ

    SFチックなショートショートでとても読みやすい
    星新一特有の世界観とその中にあるブラックな要素がクセになる
    昔の作品なのに今読んでも色褪せない

    0
    2023年03月09日
  • 白い服の男

    Posted by ブクログ

    Instagramでフォローしている方の紹介。星新一が読まず嫌いにならなくなりました!シュール(恐)

    0
    2023年03月18日
  • 声の網

    Posted by ブクログ

    解説に1970年に書かれた本だと記されている。驚くほどの正確さで背筋が寒くなる。おそらく人の営みとその要望に対する深い洞察が為せる技(欲しい物は可能である限り、そのうちにつくられるから)。最近流行りのchatGPTと音声認識を使えば、ほとんどそっくりなことができる。
    ただ一つないのは秘密を保持する情報銀行だけ。プライベートな情報の保存という意味ではdropbox辺りが、プラットフォームという意味ではGAFAM辺りが一番近いだろうが、人々のセキュリティへの関心も相応に高まっていて、この話ほど不用意に秘密を保持させる方法は支持されないように思える。
    シンギュラリティが実現されていそうな、10年後に

    0
    2023年03月03日
  • マイ国家

    Posted by ブクログ

    友情の盃
    雪の女
    服を着たゾウ

    再読を重ねれば 展開の驚きよりも 馴染みの設定からの展開や叙述の品格を味わっているような感覚
    作品数の多さもあって 星新一シリーズは飽きずに読みたいと思える

    0
    2023年03月04日
  • 妄想銀行

    Posted by ブクログ

    「信念」が一番面白かった。人はどうしてもわがままな生き物で、すごい人物になるには、何かを成し遂げるには、世の中のために立つためとかではなく自分の利益のために、という目的でなければやっていけないのかもしれない

    0
    2023年02月23日
  • おせっかいな神々

    Posted by ブクログ

     星新一さん三ヶ条。
     なるほどそれで、エロ系の作品が皆無だったのだ。それにしても相変わらず面白い作品たちでした。でもさすがにこれだけ続けて読むとちょっと食傷気味だけど。

    0
    2023年11月14日
  • マイ国家

    Posted by ブクログ

    裏切らない星新一さん。ただ面白いだけでなく、この世界、社会、生活への皮肉が入っていたり、嘆きが入っていたり、ん?あれ?と思うスパイスが効いている。ショートショートがこんなに多く書かれているのに、どれも視点が違うので飽きずに読めた。

    0
    2023年01月28日
  • 竹取物語

    Posted by ブクログ

    面白い!「ひと息」と、コラムが入るのも面白い。物語の書き手として客観的な感想があるのも面白い。授業で使いたいなぁ。

    0
    2023年01月08日
  • ようこそ地球さん

    Posted by ブクログ

    星新一さん、科学者のような視点から作り出すショートショート。吹き出してしまいそうなオチがあったり、心あたたまるエンディングであったり、とにかく楽しく読める。
    特に気に入ったのは『処刑』。いつ死ぬかわからないのは玉が爆発する時をハラハラ待つのと同じ。いや、元気に生きていても手元にいつ爆発するか分からない玉があるかもしれない。いつも人間は死刑執行を待っているのかも知れない。死を感じながら、死を恐れて、生に執着して生きてるのが人間なんだな。
    『愛の鍵』ドアを開けるための言葉。「楽しかったわ」が「ごめんなさい」に代わり、2人の心が繋がる。他のストーリーにはない微笑ましい話。

    地球が星新一の描くような

    0
    2023年01月04日
  • 妄想銀行

    Posted by ブクログ

    某大手動画サイトを想起させる「住宅問題」、不気味な余韻「陰謀団ミダス」、星新一には珍しく悲しい情感に満ちた「古風な愛」などを経て、表題作「妄想銀行」のどえらいオチで締める。

    0
    2022年10月30日
  • 午後の恐竜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『華やかな三つの願い』華やかさには代償を伴う。
    『エデン改造計画』人間の文明を発展させたいという欲は凄まじい。人間はエデンの住民たちに争いを促させたり、人間の常識を教えようとする。これでは、エデンの住民たちの方がより良く暮らしているのではないかと思えてくる。どの作品も諷刺の利いた短編集。

    0
    2022年09月04日
  • ボンボンと悪夢

    Posted by ブクログ

     星新一さん、またまた本当にお世話になっています。通勤やちょっとした待ち時間にまことによいです。
     ところどころに本当になりそうな未来や本当になりかかっている未来が出てきて、星さんの先見性に驚きます。

    0
    2022年09月03日
  • ノックの音が

    Posted by ブクログ

    これ今まで読んだ星新一作品で1番好きだった
    全編ノックの音がした。から始まるショートショート
    全て最後のオチになるほど〜、、!ってしてしまう、おすすめの本貸す時にこれも入れたい、ひえっっ、、、てする感じ

    0
    2022年08月28日
  • ありふれた手法

    Posted by ブクログ

    星新一らしい、ゾクゾクしたりユーモアを感じられたりするショートショート30編が詰まった1冊。

    私が特に気に入ったのは、「振興策」や「波長」、表題作の「ありふれた手法」。どの話も素晴らしい作品だった。
    世界史の、誰でも知っているあの有名な出来事に関係していくお話もいくつかあり、それらもお気に入りだ。

    0
    2022年07月31日
  • かぼちゃの馬車

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ショートショート、一言でいうと「シュールで先読みの天才(予言者?)」。無機質的な作風なのでスッキリ読める。以前読んだ、余命3000文字とは異なる雰囲気。この差は何だろう?おそらく、登場人物の人間関係やパーソナリティを気にしないで読めるところが、逆にリアリティを助長したのだと思う。先読みの天才というところは「大転換」というタイトル。お隣の某国がミサイルをぶっ放してくるというお話し。これは勿論リアル~。ショートショートへの苦手意識が払拭された。シュールな星さんの本はもっと読みたい。次は「ボッコちゃん」かな。⑤

    0
    2022年07月12日
  • 夜明けあと

    Posted by ブクログ

     たしか高校生になった特、ソクラテスの弁明が読書感想文の宿題で「アテナイ人諸君!」と恐る恐る読み始めた時と同じようなはじめて感がありました。いつもの星さんとは随分違います。
     こんな文庫最後まで読めるのかしら?なんて思いながらの通勤電車での少しずつの読書です。それがだんだんと楽しみになってくるのですから、まさに星新一さん恐るべし…
     明治30年代に生まれた祖母の、彼女たちの夢や将来への期待や面白いことがいっぱいあった時代をなぞることができてとても幸せでした。嫌なこともやせ我慢をしながら笑い飛ばす明治の日本人を見せてもらった気がします。

    0
    2022年06月17日
  • なりそこない王子

    Posted by ブクログ

    表題作「なりそこない王子」のハチャメチャっぷりが凄い。たぶん子供の頃に誰もが思い浮かべたであろう、おとぎ話のクロスオーバーだが、このスピード感のある展開と際限なく拡大するスケールは、星新一にしか書けまいと思わせる。その他には、ネタバレ厳禁な衝撃作「収容」なんかもイカした仕上がり。

    0
    2022年05月10日
  • どこかの事件

    Posted by ブクログ

    どこか暗い印象を持った話が多い。特に「となりの住人」は、星新一ショートショートの中でも異質な作品であるように思う。

    0
    2022年05月03日
  • 未来いそっぷ

    Posted by ブクログ

    1編の話が短く、隙間時間に読む事が出来たので、サクサク読み進めれた。
    書かれた時代などもあるんだろうけど、出てくる女性の登場人物の日本語が美しく、真似したい。

    0
    2022年04月21日