星新一のレビュー一覧

  • 悪魔のいる天国

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    ネタバレ

    ショートショート全36編と、大量である。
    しかし、全部で257ページしかない。
    SFらしい作品もあれば、ミステリーっぽい落ち、案外しょうもない落ちのも混在である。

    知的生命体を求めて長距離飛行した宇宙船の結末を描く”情熱”、本音と建前の”肩の上の秘書”、段々動かなくなる”薄暗い星で”が特にお気に入り。


    合理主義者
    →願いも合理的、合理的完結
    調査
    →正体不明の小型宇宙船
    デラックスな金庫
    →金庫を金庫として儲ける
    天国
    →win-winの死の偽装
    無重力犯罪
    →宇宙で火は起こせない
    宇宙のキツネ
    →七変化するキツネは何に化ける
    誘拐
    →泣かせてください
    情熱
    →長距離飛行した宇宙船の結末

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    2026年01月22日
  • 妖精配給会社

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    福の神
    暗示
    アフターサービス
    沈滞の時代
    ある戦い
    おみやげを持って
    指導
    おそるべき事態
    夏の夜
    三角関係
    マッチ
    妖精配給会社
    恋がたき
    作るべきか
    ハナ研究所
    ひとつの装置
    宝船
    銀色のボンベ
    遠大な計画
    逃走
    すばらしい星
    分工場
    ごきげん保険
    責任者
    遺品
    春の寓話
    輸送中
    幸運への作戦
    友だち
    豪華な生活
    宇宙の関所
    求人難
    ボタン星からの贈り物
    天使と勲章
    終末の日
    著者よりひとこと
    解説:福田淳
    カバー・カット:真鍋博

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    2026年01月28日
  • 悪魔のいる天国

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    『ピーターパンの島』
    •社会不適合の子供を殺す話として読んだ。
    •当初は「本当に妖精が見える子供たち」の話だと思ったが、
    実際は「妖精の存在を信じ込む子供=障がいを持つ、あるいは社会不適合と見なされる存在」として描かれているように感じた。
    •社会適合度が高まるにつれ、そこから外れるものを排除していく構造を描こうとしている作品だと思う。
    •ただし、子供を集めて爆破するという結末は単純で悪趣味に感じた。
    •それまで子供たちの純真さが丁寧に描かれていた分、その落差が強すぎる。



    『殺人者さま』
    •初めての独白形式の作品。
    •オチが弱いと感じた。
    •「知らず知らずのうちに人を殺していたかもしれな

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    2026年01月17日
  • ボッコちゃん

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    世にも奇妙な世界に誘われたようだった。もともとファンタジー小説はあまり読まないが、これくらいのボリュームであればサクサクと読み進められた。

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    2026年01月14日
  • マイ国家

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    「いいわけ幸兵衛」が面白かった。「マイ国家」はフレドリック・ブラウンの味わいだった。

    特賞の男
    うるさい相手
    儀式
    死にたがる男
    いいわけ幸兵衛
    語らい
    調整
    夜の嵐
    刑事と称する男
    安全な味
    ちがい
    応接室
    特殊な症状
    ねむりウサギ
    趣味
    子分たち
    秘密の産物
    商品
    女と金と美
    国家機密
    友情の杯
    逃げる男
    雪の女
    首輪
    宿命
    思わぬ効果
    ひそかなたのしみ
    ガラスの花
    新鮮さの薬
    服を着たゾウ
    マイ国家
    解説  常盤新平
    カット  ヒサクニヒコ

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    2026年01月19日
  • マイ国家

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    「星新一ショ-トショ-ト1001」という3巻から成る本がある。
    その第1巻[1961ー1968]の作品を文庫本で順番に読んできたが、この「マイ国家」が第1巻の最後の作品だ。
    星新一作品の1/3ほどを読んだということか。
    つまらなくなってきたら読むのをやめようと思って読み進めてきたが、相変わらず面白い。

    作品のタイトルをそのまま本のタイトルに使っているものが多いが、それは代表作だと思ってよい。
    本書も最後の作品の「マイ国家」が日本の国家を風刺していて、よく考えられているなあと思った。

    「星新一ショ-トショ-ト1001」の2巻目の最初の文庫本「午後の恐竜」を続けて読みます!

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    2026年01月11日
  • きまぐれロボット

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    今年、生誕100年らしい「ショートショートの神様」の作品は、過去に少ないが読んだことはあった。

    今回はこの作品で、改めて読後の感想を書くとなると、簡単なようで難しい。
    この掌篇小説集はタイトル通りロボットだけでなく、悪魔、宇宙人、薬、機械などなど、たくさん現れる。

    ロボットが現れるからSFとも言えず、童話チックだからほのぼのしていると言えず。時には坊さんの説法や、寓話の超短縮版にも思える。

    ショートショートという特殊な作風、その中での限界まで切り詰めた没個性と普遍性、平易すぎる文章などが、物語を純粋に表現する制約として機能している。これは古びない。

    個人的には文章も楽しみたいので、ここ

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    2026年01月11日
  • おのぞみの結末

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    割と長めの作品を集めた感じ。「空の死神」は落ちは読めるが雰囲気がいい。「要求」はべらんめえの宇宙人が楽しい。

    以下、目次
    一年間
    ひとつの目標
    あの男この病気
    侵入者との会話
    現実
    親しげな悪魔
    わが子のために
    ある占い
    おのぞみの結末
    空の死神
    要求
    解説:中田 耕治

    カバー・カット:真鍋博

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    2026年01月09日
  • ボッコちゃん

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    初めての星新一で、初めてのショートショート。
    Twitterでも似たような文章(まくるめとか)を見たことがあるので、たいした違和感なく、むしろ読みやすかった。数十年前からこんな文章があったことにびっくり。
    具体的な地名とか名前とかは出てこないので全体として何だかツルッとした感じもある。村上春樹とかもなんかツルッとしてる。
    面白かった話は、
    ・おーい でてこーい
    ・殺し屋ですのよ
    ・来訪者
    ・包囲
    ・肩の上の秘書
    あたり。

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    2026年01月05日
  • 宇宙のあいさつ

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    おすすめ作品

    小さくて大きな事故
    宇宙の男たち
    悪人と善良な市民
    治療
    タイムボックス
    運の悪い男

    治療
    が個人的ベスト!

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    2026年01月04日
  • 妄想銀行

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    おすすめ作品

    住宅問題
    信念
    美味の秘密
    陰謀団ミダス
    味ラジオ
    小さな世界
    妄想銀行

    陰謀団ミダス
    が個人的に一番好き。

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    2025年12月31日
  • ボッコちゃん

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    小学生の時に読んで、すごく面白い!!!とわくわくしながら読み進めた本。ショートショートな物語には必ずオチがあって、そのオチが何なのかを子供ながらに一生懸命理解しようと読んでいたなあ。
    久々にボッコちゃんの存在を思い出し、また読んでみたいと手に取った。
    星先生は宇宙とか未来とか強盗が好きなのかな?
    この作品が発表された頃には、世界的な人口爆発が問題視されていたんだろう。今となっては日本は少子化となり、真逆な未来を歩んでいる。とはいえ、世界はいまだに人口爆発が懸念されているんだよなあ。
    この時代に描く未来にはまだ届いていないけれど、星先生の発想力とか頭のキレの良さは流石だよなあ。

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    2025年12月26日
  • 明治・父・アメリカ

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    私が中学3年の頃、高校受験対策のラジオ講座を聴いて本作と出会いました。
    本作を取り上げた講師の方も、受験勉強に留まることなく、星一のような生き方を受験生に紹介したいという思いがあったのだと思います。
    実際、私も星一のアメリカで挑戦する姿や人柄に惹かれ、文庫本を買って全文を読みました。
    そして、還暦を過ぎた今、再読しましたが、星一の魅力は色あせることはありませんでした。

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    2025年12月25日
  • きまぐれロボット

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    ネタバレ

    1話当たり4ページ程ととても短いのに、起承転結がしっかりしていて作者の凄さを感じます。読者を惹きつけるアイディアに溢れていて、玉手箱のような楽しさに満ちた短編集だと思いました。お話から教訓が感じられる点はイソップ童話にも似ているようにも感じられます。主人の運動不足やボケを避けるために時々狂った動きをするロボットの話「きまぐれロボット」、宇宙人を限られた言葉で撃退する遊園地のロボットの話「夜の事件」、宇宙人がネコがこの星を支配していると勘違いする話「ネコ」がお気に入りです。

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    2025年12月21日
  • 未来いそっぷ

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    こんなに昔から現代に近い話もなされていて面白かった。
    まだ実現していないものもあるが、それは果たして実現するんだろうか…

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    2025年12月20日
  • マイ国家

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    とくに好きな作品

    死にたがる男
    刑事と称する男
    ちがい
    友情の杯
    マイ国家

    刑事と称する男 が個人的ベスト!

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    2025年12月30日
  • 未来いそっぷ

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    序盤のイソップ物語現代版のような装い、とてもよかった。なんというか、未来を見ているかのような小説で、昔に書かれたとは思えない部分すらあってこれはすごいなあ。

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    2025年12月13日
  • 午後の恐竜

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    久しぶりに星新一読んだけど、めっちゃ面白かった。
    世の中や社会に対する皮肉たっぷり。
    今読んでも全くふるくないのね、ってわかった。

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    2025年12月12日
  • 悪魔のいる天国

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    ボッコちゃんを読んだ後の2冊目 同じ短編が何個もあって少々ガッカリ でもあとがきにご了承くださいと書いてありました 立て続けに読んだので少し時間を置いてまた手にとってみようかな

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    2025年12月07日
  • おのぞみの結末

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    1976年初版の、ブラックユーモアに溢れるショートショートを11編集めた短編集。

    星新一さんの短編集をしっかり読むのは初めて。
    読んでいる途中で巻末から初版の年を確認し、約50年前に書かれている作品であることに驚かされた。
    書かれた当時の時代を感じさせるような描写は、セリフのやたら古めかしい口調と現代ではあまり使われない言葉(易者など)くらい。
    物語自体の設定や展開、テーマ等は現代の作品で描かれても違和感のないようなものばかりで、改めて星さんの凄さを感じた。
    特に、現代にも通ずるような風刺の効いた展開のショートショートが好みだった。
    全体的に読みやすく、他の短編集も読んでみたいと思った。

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    2025年12月07日