星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書の前に「午後の恐竜」「白い服の男」と1作品20ページほどのショートショートを続けて読んだ。
星新一さんの1作品20ページは長い。
隙間時間や暇つぶしに軽い気持ちで読みたいのだ。
本書は、1作品6ページくらいなので、これが星新一という感じ。
内容と言えば、50年前に書かれた近未来のSF。
人間は働かず、ロボットだけが働く社会。
その他、科学技術の発展で人間が楽できる(はずだった)社会。
現在、ロボットに関しては人間の姿そのままでないにせよ、多くの製造現場に入り込み、もはやロボットなしの社会は考えられない。
生成AIを誰でも使えるようになった今、ニュースの原稿作成だけでなく人間の声で読み上 -
Posted by ブクログ
星新一のショートショートは小学生の時分に何度も読み返していたが、大人になってから読んでみると、当時とは違った見え方になっていた。
短いストーリーの中にたくさんの彩られた表現がある。結末が一つの面白さではあるが、ただあらすじだけを抜き出してしまうと、星新一の作品の持つ魅力は失われてしまう。ショートショートで、文学作品であるべき理由が確かに存在している。
幼少期に読んでいたときと感想は違っていたが、それでも、感じる魅力は変わっていない。便利なロボット、不思議な薬、夢を持つ青年、金持ちの老人。登場するすべてに心がときめき、次々と姿を変えて現れる世界に飛び込まされる。
特に印象に残ったのは『友情の杯』 -
Posted by ブクログ
「ようこそ地球さん」に続き2冊目の星新一さんのショートショート集でした。
結論から言うとミステリー以外には疎い私ですが
ショートショートという読みやすくまた展開がわかりやすいという良さと
星新一さんの独特な世界観にすぐに引き込まれました。
あとがきにも書かれていましたがSF系のものやファンタジー系のもの、童話めいたものなど幅広い分野のお話が入っているので
きっとお気に入りの1話が見つかると思います。
さいごにこの本の魅力は数ページで満足感のある構成と予想のつかないドンデン返しだけではなく
社会への皮肉や風刺などがおもしろく不思議な雰囲気で書かれているところだと私は思います。
その -
Posted by ブクログ
本書もショートショートとしては長く、全部で10作品しかない。
星新一の20ページは馴染めない。
もっと短い5ページくらいの話が好きだ。
星新一さんの作品は、設定が面白い。
アイデアが気に入った2作品を紹介しておく。
・テレビシート加工
テレビの技術が進歩して、画面がシート状になった。
すると生活用品のすべてにシートが貼られるようになり、なんらかの画像が動いている。
壁や床、冷蔵庫や食器、シートが貼られていないものはない。
ある時、車のボディのシートに不具合が起き画像が動かなくなる。
不謹慎だということで警察に捕まってしまう。
ただ白いだけの壁や天井の独房に入れられ、画像が動かない世界のつら