星新一のレビュー一覧

  • ちぐはぐな部品

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    30編の様々なショートショートを収録した短編集。

    星新一さんの作品を読むのは2 冊目であるが、今作も時代を感じさせない短編集で、現代にも通ずる風刺的な物語を楽しむことができた。 
    それぞれの物語はスパッと終わるものから展開が広がっていくものまで、ページ数に差があり緩急があったように思う。
    今回特に印象的だったのは、桃太郎やシャーロックホームズのオマージュのようなショートショートや、SFとは真逆である時代物のショートショートがあったこと。
    星さんの遊び心や、SF作品にとどまらない作品の幅の広さを感じることができた一冊だった。

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    2026年03月20日
  • ボッコちゃん

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    カズレーザーさん絶賛の帯が目に止まり、
    なんとなく手に取った一冊。
    短編小説だから物語自体は短いのだけど、
    オチが毎回斬新で新鮮で予想外で、物語は終わっているのになんだか続いているような、そんな余韻を感じさせてくれた。
    今までに読んだことのないジャンルだったけど、こんな未来もあるのかな楽しそうだなあ、でもやっぱり嫌だなと色々な感情になりながら最後まで楽しみながら読んでいる自分がいた。
    本屋さんでなんとなく手に取った一冊だったけど、これからもなんとなくの感覚は大切にたくさんの作品を読んでいきたいと思う。

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    2026年03月20日
  • ボッコちゃん

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    ネタバレ

    ​設定を一つ捻った社会での人間模様を描く「思考実験」として非常に面白い。

    例えば現代のミニマリストに通じる「所有しない社会」の描写だ。オンデマンドで何でも手に入る生活は便利だが、インフラ停止というリスクと隣り合わせであることが鋭く指摘されている。
    ​執筆当時に、現代のサブスクリプションやミニマリズムを予見したかのような文明批評を行っていた星新一の視点には、改めて感服させられる。

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    2026年03月16日
  • マイ国家

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    星新一のショートショートは小学生の時分に何度も読み返していたが、大人になってから読んでみると、当時とは違った見え方になっていた。
    短いストーリーの中にたくさんの彩られた表現がある。結末が一つの面白さではあるが、ただあらすじだけを抜き出してしまうと、星新一の作品の持つ魅力は失われてしまう。ショートショートで、文学作品であるべき理由が確かに存在している。
    幼少期に読んでいたときと感想は違っていたが、それでも、感じる魅力は変わっていない。便利なロボット、不思議な薬、夢を持つ青年、金持ちの老人。登場するすべてに心がときめき、次々と姿を変えて現れる世界に飛び込まされる。
    特に印象に残ったのは『友情の杯』

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    2026年03月16日
  • ボッコちゃん

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    久しぶりに星新一の本を読んでみました。
    1話が短く読み進めやすい文体で、風刺や(ブラック)ユーモアで〆る展開に懐かしさを感じました。
    ただ、あまり心には響かなかったかな。子供の頃は面白いと感じたのだけど・・・。
    色々な人生経験を得たことで内容に目新しさを感じなくなってしまったのかも。
    ただ、日本昔ばなしと同じくらい今後の日本に残って欲しいと思いました。

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    2026年03月10日
  • かぼちゃの馬車

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    目次
    秘密結社
    なるほど
    虚像の姫
    ご要望
    厳粛な儀式
    外見

    七人の犯罪者
    大洪水
    高度な文明
    確認
    疑念
    常識
    ナンバー・クラブ
    若がえり
    大転換
    新しい遊び
    子供の部屋
    処刑場
    超能力
    現在
    質問と指示
    悪魔の椅子
    治療後の経過
    交代制
    事実
    かぼちゃの馬車
    墓標
    解説 かんべむさし
    カバー・カット 真鍋 博

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    2026年03月14日
  • ボッコちゃん

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    「ようこそ地球さん」に続き2冊目の星新一さんのショートショート集でした。


    結論から言うとミステリー以外には疎い私ですが

    ショートショートという読みやすくまた展開がわかりやすいという良さと
    星新一さんの独特な世界観にすぐに引き込まれました。

    あとがきにも書かれていましたがSF系のものやファンタジー系のもの、童話めいたものなど幅広い分野のお話が入っているので
    きっとお気に入りの1話が見つかると思います。


    さいごにこの本の魅力は数ページで満足感のある構成と予想のつかないドンデン返しだけではなく
    社会への皮肉や風刺などがおもしろく不思議な雰囲気で書かれているところだと私は思います。

    その

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    2026年03月05日
  • きまぐれロボット

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    小学生の時にはじめて読み、成人してから再度読みました
    シンプルで平和を感じるストーリーばかりの短編集です
    小学生の時に なんて面白い本なんだろう!と思って読みましたが、大人になった今は、こういうところが当時の私にとっては面白かったのだろうという視点で読みました
    絵柄も好きです。かわいくて何となく無機質な雰囲気のイラストに心を惹かれました
    読んでいて心が落ち着きます

    私のいない小さな星、別世界で起きていることのように思えました

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    2026年02月26日
  • ブランコのむこうで

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    退屈せずに読めた お母さんの話が好きやったな
    あと皇帝の終わりも 最後にピロ王子でてしたんもよかった じいさんはアレからどうしたんやろ
    初めて星新一読んだけど面白かった

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    2026年02月26日
  • 白い服の男

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    本書もショートショートとしては長く、全部で10作品しかない。
    星新一の20ページは馴染めない。
    もっと短い5ページくらいの話が好きだ。

    星新一さんの作品は、設定が面白い。
    アイデアが気に入った2作品を紹介しておく。

    ・テレビシート加工
    テレビの技術が進歩して、画面がシート状になった。
    すると生活用品のすべてにシートが貼られるようになり、なんらかの画像が動いている。
    壁や床、冷蔵庫や食器、シートが貼られていないものはない。
    ある時、車のボディのシートに不具合が起き画像が動かなくなる。
    不謹慎だということで警察に捕まってしまう。
    ただ白いだけの壁や天井の独房に入れられ、画像が動かない世界のつら

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    2026年02月23日
  • ボッコちゃん

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    初めての星新一作品です。
    多彩なジャンルを扱った短めの話が50程収録されている。
    個人的には前半のお話は大体自分の好みで読んでいてかなり楽しかった。ミステリーチックなものや皮肉の効いた痛快なものなど本当に面白かった。

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    2026年02月16日
  • 白い服の男

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    SF味が強い作品が多く収録されていますね。

    白い服の男
    月曜日の異変
    悪への挑戦
    老人と孫
    テレビシート加工
    矛盾の凶器
    興信所
    特殊大量殺人機
    ねぼけロボット
    時の渦
    解説:生島治郎

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    2026年02月14日
  • 明治・父・アメリカ

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    星 新一さんの伝記小説ですね。
    星 新一さんのお父さん一(はじめ)さんの伝記です。
     星家のルーツから書き始められています。
     星 新一さんの伝記小説は『祖父・小金井良精の記』という名著がある。
     『明治・父・アメリカ』の続篇の『人民は弱し
     官史は強し』があります。
     他に中村正直、野口英世、岩下清周、新渡戸稲造、エジソン、花井卓蔵、後藤新平、杉山茂丸、伊藤博文、後藤猛太郎を主人公としたすぐれた伝記小説があります。
     ショートショートやSF小説でお馴染みですが、伝記小説も名作揃いですので、一読されてはいかがでしょうか(=゚ω゚=)

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    2026年02月09日
  • ボッコちゃん

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    母親から勧められた本として最初に読んだ本で面白かった。本が短編で内容がわからなくなってしまってもすぐ読み返しせる本。

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    2026年02月08日
  • マイ国家

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    ネタバレ

    ダークな終わり方が多いのに癖になって何度も読み返してしまう。

    「刑事と称する男」が特に好き。
    数行単位で起こるどんでん返しの連続。
    目まぐるしくハイテンポに物語の構造が変化していく様に繰り返し驚かされた。

    切ない気持ちになったのは「宿命」。
    社会をシニカルに切り取った結末だった。
    ロボットの健気さがより強調されて胸がぎゅっとなる。
    ロボットからしたらそんな人間の傲慢すらもただの情報に過ぎないのかもしれないけれど。

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    2026年02月07日
  • ノックの音が

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    おすすめの作品
    和解の神
    計略と結果
    職務
    財産への道
    唯一の証人
    盗難品

    個人的にベストは
    計略と結果

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    2026年01月26日
  • 妖精配給会社

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    福の神
    暗示
    アフターサービス
    沈滞の時代
    ある戦い
    おみやげを持って
    指導
    おそるべき事態
    夏の夜
    三角関係
    マッチ
    妖精配給会社
    恋がたき
    作るべきか
    ハナ研究所
    ひとつの装置
    宝船
    銀色のボンベ
    遠大な計画
    逃走
    すばらしい星
    分工場
    ごきげん保険
    責任者
    遺品
    春の寓話
    輸送中
    幸運への作戦
    友だち
    豪華な生活
    宇宙の関所
    求人難
    ボタン星からの贈り物
    天使と勲章
    終末の日
    著者よりひとこと
    解説:福田淳
    カバー・カット:真鍋博

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    2026年01月28日
  • 悪魔のいる天国

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    『ピーターパンの島』
    •社会不適合の子供を殺す話として読んだ。
    •当初は「本当に妖精が見える子供たち」の話だと思ったが、
    実際は「妖精の存在を信じ込む子供=障がいを持つ、あるいは社会不適合と見なされる存在」として描かれているように感じた。
    •社会適合度が高まるにつれ、そこから外れるものを排除していく構造を描こうとしている作品だと思う。
    •ただし、子供を集めて爆破するという結末は単純で悪趣味に感じた。
    •それまで子供たちの純真さが丁寧に描かれていた分、その落差が強すぎる。



    『殺人者さま』
    •初めての独白形式の作品。
    •オチが弱いと感じた。
    •「知らず知らずのうちに人を殺していたかもしれな

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    2026年01月17日
  • ボッコちゃん

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    世にも奇妙な世界に誘われたようだった。もともとファンタジー小説はあまり読まないが、これくらいのボリュームであればサクサクと読み進められた。

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    2026年01月14日
  • マイ国家

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    「いいわけ幸兵衛」が面白かった。「マイ国家」はフレドリック・ブラウンの味わいだった。

    特賞の男
    うるさい相手
    儀式
    死にたがる男
    いいわけ幸兵衛
    語らい
    調整
    夜の嵐
    刑事と称する男
    安全な味
    ちがい
    応接室
    特殊な症状
    ねむりウサギ
    趣味
    子分たち
    秘密の産物
    商品
    女と金と美
    国家機密
    友情の杯
    逃げる男
    雪の女
    首輪
    宿命
    思わぬ効果
    ひそかなたのしみ
    ガラスの花
    新鮮さの薬
    服を着たゾウ
    マイ国家
    解説  常盤新平
    カット  ヒサクニヒコ

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    2026年01月19日