星新一のレビュー一覧

  • できそこない博物館

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    ネタバレ

    天才のメモ

    星新一さんの創作メモを基に、星さんの頭の中を覗いているような気持ちになれるエッセイ。あんなに面白いSFのSSを生み出した人の頭の中が気になって、借りた。
    メモは基本的にボツになったアイデアやSS。それでも解説込みで面白い!

    「正義と公平のため」のコンピューターの発展は、犯罪を大幅に削減した結果、スリルとサスペンスの消失につながる?そうなったら、どんな小説を書けばいいのか?という想像。面白い。やっぱり、この世にスリルとサスペンスが必要なのか?スリルとサスペンスが消失したら、それこそ想像して書くしかない。

    小説に書いたことが現実に起こるのは、SF作家としては困る、とのこと。
    一読者からすると、「こんな前に書かれたSF小説に出てきたことが、いま、実現しているよ!」と、うれしくなるところなんだけどな~!
    誰かが、人間に想像できることは実現するとか言ってたような、言ってなかったような?とすると、やはりタイムマシンはすでに未来で完成している?

    熱いお湯に浸して絞った蒸しタオルを顎に乗せ、ひげを柔らかくしてから剃るという、ひげそりの方法について正しくないかもしれないと不安になる星さん。熱いタオルを絞るのは大変だとタオルしぼり機の商品化を希望する星さん。微笑ましくて一番好き。

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    2026年08月23日
  • 宇宙のあいさつ

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    SFやわホラーやらミステリーやらごった煮が星新一らしく色々な種類の物語が楽しめる。
    厭世的な話が多いが、結末の意外さ、所々挟み込まれるユーモアな感覚で、嫌な気分より、一つの物語を読み切った感覚で満足させた。

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    2026年08月13日
  • 午後の恐竜

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    久しぶりに、星新一さんの小説を読んでいます。ユーモアたっぷりで、実に面白いです。星新一さんの頭のなかは、どうなっているのだろうか……空想や妄想で満ち溢れているのだろうか……。地球の運命や、いかに!

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    2026年08月10日
  • なりそこない王子

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    死体ばんざいがおもしろかった、、
    一体の死体だけが今欲しいんだっていう人たちが周りに多く良すぎて、たらい回しになるへんてこな死体。
    だけどハッピーエンドになってくれちゃうの良いリズム感で面白かった〜
    こんな話が続いていく短編集。
    ショートショートといえば星新一っていえるくらい代表的な作品がたくさんあるみたいなので追い続けたい。
    おとぎ話のような世にも奇妙な物語のような不思議な世界観でした。

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    2026年08月10日
  • 宇宙のあいさつ

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    星新一氏のショートショート35編。人間(一部宇宙人も含むが)のほんの少しの狡猾さにスポットライトを当てた作品が多いような印象で、シンプルで分かりやすさはありつつもエスプリの効いた作品。

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    2026年08月10日
  • ようこそ地球さん

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    ブラックユーモアなSFのSSが多数収録されている。個人的に「セキストラ」と「テレビ・ショー」が印象に残った。今でも通じる皮肉かも。
    全体的に古さを感じないのがすごい

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    2026年08月10日
  • つねならぬ話

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    星新一さんの作品を久しぶりに読みました。
    亡くなる3年くらい前に出されたこともあり、かなり星さんの作品としてはわ角が取れた感じを受けました。
    それでも、全体的に星さん独特の作風は感じられ、不思議と心地よい読後感がありました。

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    2026年08月09日
  • マイ国家

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    ネタバレ

    うるさい相手、安全な味、ちがい、宿命が好き。

    特に宿命がお気に入り。
    なぜか分からないが仲間を増やしたくなり
    なぜか分からないが宇宙船を作らなければならない。

    安全な味は、食事が美味しすぎる星でもてなしを受けるが、我々自身が向こうにとっては新しい食材にもなりえるし、我々の方としてもそんな美味しいものを食べている星の者たち自体の味を知りたくなる。
    食べられないことはないが退屈な味というのは、それはそれで安全なのだ。

    服を着たゾウも印象深い。
    催眠術師に「お前は人間だ」と暗示をかけられたゾウの話だが、そこらの人間よりも人間とはなんなのか考えて人生を歩み、順風満帆な人生を送っている皮肉。


    特賞の男
    →運の良さの虜
    うるさい相手
    →ロボットのストーカー営業
    儀式
    →壊すための基地
    死にたがる男
    →時効
    いいわけ幸兵衛
    →言い訳の楽しさ
    語らい
    →話し相手の犬
    調整
    →はあ……
    夜の嵐
    →娯楽用の悪夢
    刑事と称する男
    →刑事か悪党か
    安全な味
    →つまらない味こそ安全
    ちがい
    →派遣会社のアンドロイド
    応接室
    →借金取り撃退装置
    特殊な症状
    →庇い合う精神障害
    ねむりウサギ
    →人生を全うしたうさぎ、つまらない長寿の亀
    趣味
    →室内装飾、行き過ぎた趣味
    子分たち
    →もっと痛めつけてやろう
    秘密の産物
    →5つの願いの最後
    商品
    →他の星で地球のものを営業販売
    女と金と美
    →結婚詐欺と美女
    国家機密
    →一流の料理人
    友情の杯
    →酒の毒
    逃げる男
    →盗んだ相手
    雪の女
    →愛に狂うか春が来るか
    首輪
    →懲役3年の刑
    宿命
    →世紀のゲーム
    思わぬ効果
    →アレルギー治療器
    ひそかなたのしみ
    →夢を見せる枕
    ガラスの花
    →不幸に襲われるガラスの花
    新鮮さの薬
    →薬ごとに色んな新鮮さ
    服を着たゾウ
    →人間とはなにか
    マイ国家
    →国外追放で建国

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    2026年08月02日
  • ボッコちゃん

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    ブラックユーモアが好きならぜひ^ ^
    短編集になってるので読みやすい。
    【殺し屋ですのよ】【暑さ】【雄大な計画】【妖精】【肩の上の秘書】が特に好き!
    意味が分かると怖い話が沢山あって、特に【暑さ】はゾワっときた。

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    2026年07月27日
  • 宇宙のあいさつ

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    読み始めてすぐは独特の世界観に慣れない部分がありましたが、だんだんとこの不思議な世界に引き込まれるような感覚で、最後は読み終えるのが惜しいとさえ思いました。
    こんなに短い物語でしっかりとオチがあるというのが新鮮で、星新一さんの他の作品もぜひ読んでみたいです。
    2024プレミアムカバーに惹かれて購入していたのに読み終えたのは2年後になってしまった。。
    もっと早く読めばよかった!

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    2026年07月26日
  • ボッコちゃん

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    SFショートショートの古典。一話あたり数分で読めるので、隙間時間に読むのに最適です。現代でも「にやり」としてしまうお話が多いので感心しました。

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    2026年07月25日
  • 未来いそっぷ

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     初めてショートショートに触れたけど、YouTubeのショート動画を見る感じでスイスイ読めた。著者が1001編も書いたことを知り驚愕。解説も読んで、その凄さがさらに分かった。素材勝負と判りやすい文体との掛け算は、決して簡単ではない。

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    2026年07月24日
  • 午後の恐竜

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    娘が星新一にハマってからどれくらい経っただろうか。けっこうな数、300篇ほど読んだらしいが面白かったベスト3は?と聞いた

    1位 午後の恐竜
    2位 おーいでてこーい
    3位 妖精配給会社  らしい
    なかなかやるじゃねえかと抱きしめたくなった
    午後の恐竜、僕も好きだったなぁと読み直しました。やっぱり面白いです

    尚、僕の星先生ベスト3は
    1位 殉教
    2位 生活維持省
    3位 味ラジオ かな。その時の環境、感情で変動はしそうですけどこの3つは味わい深いですね
    あぁ、盆休みに入ったら星先生持ってキャンプにでも行こう。たのしみだ
    (ただ表紙絵のように過ごしたいだけです)

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    2026年07月23日
  • エヌ氏の遊園地

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    星新一氏のショートショート31篇収録。よくもまあこれほど面白い話を次から次へと思いつくものだ。基本はブラックユーモアに勧善懲悪のテイストが加わり、基本構成としては会話形式で進行する軽やかで柔らかい文体や語り口が刺々しさを中和させている。著者はあとがきで具体性を排して普遍性を意識していると述べていものの、昭和の戦後から高度経済成長期の混沌とした時代の雰囲気も感じられ、なんだかレトロな懐かしさを感じる(モノによってはえぐい内容もあるが)優しい作品。少し抜けていておっちょこちょいな憎めないふたりの犯罪者が織りなす物語、「夕ぐれの車」がお気に入り。

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    2026年07月26日
  • ボッコちゃん

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    中学のころに読んでいるはずなのだが、記憶があるのは50編中数編。さすがの老人力である。
    で、覚えていなかった話のうち「肩の上の秘書」がすごい。

    この時代、人の肩にはインコ型ロボットがとまっている。
    主人が失礼な事を言っても、肩にとまったインコロボは、瞬時に耳ざわりの良い台詞に翻訳して話してくれる。
    「これを買え」「いらない」という会話が、お互に美辞麗句に変換されて会話している世界。

    最近、社外に出すメールは必ずAIで添削することにしているのだけど、まさにこれだなー。
    時代が星新一に追いついたのである。

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    2026年07月21日
  • ボッコちゃん

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    「ミステリー的なものもあり、SF的なものもある。ファンタジーもあれば、寓話がかったものもあり、童話めいたものもある。いずれも私が関心を抱いている分野である。だからこの一冊は、私、星新一というあやしげな作家そのものを、ショートショートに仕上げた形だといえるかもしれない。」
    (あとがき)

    星新一のショートショートには、「人間ってまあそういうとこあるよね」的な少し冷めた視点が根底にあって、普段は疑うことのない価値観や思い込みとかを、少し離れたところから眺め直す面白さがあると思った。

    彼が今の社会を見たら、「お、自分が書いた通りになってきてるんじゃね?」とか思ったりするのかしら。

    『最後の地球人』『おーい でてこーい』『肩の上の秘書』『冬の蝶』が個人的な好み。

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    2026年07月19日
  • ボッコちゃん

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    最後の1行でゾクッとくる話が多くて満足感がすごい
    短編集だから読みやすい
    理解できなかった話もあるので
    再読したい

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    2026年07月18日
  • ボッコちゃん

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    まず星新一さんの物語に最近ハマり始めました。短いお話でこんなにも面白い文章を書いていてすごいなと感じました。また、登場人物がロボットという点も面白いです。そして最後の一つのミスで全てが終わってしまうという点にゾッとしました。

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    2026年07月03日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    すごい題名だなと読んでみました。気のきいたSF短編集で、「ぶっそうな奴ら」「おそるべき坊や」とずいぶん星新一みたいな話が続くなと思ったら星新一訳だった。だいぶ影響を受けているんでしょうね。「沈黙と叫び」は読んだことがあり、この並びで読むと印象が違った。

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    2026年06月30日
  • 宇宙のあいさつ

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    星新一のショートショートの文庫。書かれたのが昭和30年から40年代のため、60〜70年で技術がすごい進歩しており、若干違和感を感じる場面もあります。テレビばブラウン管でした。電話は線が無くなり、ほぼどこでも通じるようになりました。コンピュータは持ち運べるようになりました。車で人を轢いたりもしてます。それでも物語の意外性が感じられるのはすごい事だと思います。

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    2026年06月27日