星新一のレビュー一覧

  • 人民は弱し 官吏は強し
    出身大学の創始者の話だったので読んでみました。
    作者の父親の話ということもあるので、父親よりに偏りがあると思うため、どこまでが本当の事実なのか分かりませんが、読み物としてはとても面白かったです。
    野口英世やエジソンなど、歴史上の人物も出てきて、何故かわくわくしました。
  • おのぞみの結末
    電子書籍のセールで見かけ、購入した。

    もう何回読んだのだろうか?

    メロンライスにガムライス

    また、星新一にはまってしまった。
  • 悪魔のいる天国

    ショートの神

    学生時代を懐かしんで購入。
    10冊以上はあったけど、いずれも紛失しました。
    何度でも楽しめる、やっぱり神様だわ…
    悪魔は存在するよね?
  • 人民は弱し 官吏は強し
    読んでて昔の官僚や警察のあり方に唖然としてしまう

    星一という人の生き方考え方に感銘をうけた

    真似したいけど出来ない自分の甘さを反省
  • 明治の人物誌
    著者の父を巡る人々を描いた好著。著者の父の青年期を描いた「明治・父・アメリカ」本著に出てくる後藤新平絡みで攻撃される「人民は弱し官吏は強し」を合わせて読むとなおいいでしょう。
  • ひとにぎりの未来
    星新一の本は学生時代から読んでいた。同じ短編を読んでもその時に感じていた事、経験した事、思った事によって物語への感想が変わってくる。この本は、以前読んだ時は特に何も印象が残らなかったが今回は大変面白いと感じた。
  • にぎやかな部屋
    久しぶりに読んだ、星新一作品。

    読みやすくて、場面の状況がすぐにわかるから作品に入り込めます( ´ ▽ ` )


    戯曲ということなので、いつかこの作品の舞台を観て観たい☆
  • ひとにぎりの未来
    やっぱり、星新一はすごい。
    そう思った作品でした。
    いま読んでも新しいし、世相とあってるのが怖い。
  • 明治・父・アメリカ
    ふと自分を振り返りたい時、じわっとヤル気がでる本。高校生の時は感じなかったいわきの気質、著者の年齢に近くなり父への想いを馳せる。
  • きまぐれ星のメモ
    いい味出しているなぁ。
    さすが、ショートショートの名手だけあり
    その文章は短いながらもしっかりと
    読者である私に響くものがあります。

    作家ならではの裏側も知ることができたり。
    やはり一から創作するのには
    とてつもない苦労がある様で…

    それと食の方では
    貴重なかたがたとの出会いが数多く。
    親交があ...続きを読む
  • ひとにぎりの未来
    もしもこんな未来がきたら、というショートショート集。星新一さんならではの最後のどんでん返しや、じわりと不気味な読後感も味わえます。「涙の雨」が特に好きです。
  • 人民は弱し 官吏は強し
    華麗なる一族を読んでいるような気分だった。
    しかも一方の視点からしか書かれていないから余計に国の権力の強さを思わされてしまった。

    体裁体裁、その内体裁も取れなりそう。
  • 盗賊会社
    自分の生まれた年の本なのに、
    全然古く感じない。
    皮肉のきいた、強烈な話が淡々と並んでいる。

    すききらいがあると思うけど、
    私は、かなり、すきだと思います。
    また探しに行こう!
  • かぼちゃの馬車
    通勤時に読んだ本。ナンバー・クラブが現実の世の中になったら良いのにと思い、かぼちゃの馬車導入部では「これ私だ。。。」と思う。
  • どんぐり民話館
    「どんぐり民話館」5

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p118より引用
    “タブーを犯したことへの決算は、どこかの段階で帳消しとなり、
    そのおつりがつきまとっている。
    そんなことは、まあ、夢にも考えないだろうな。”

     ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    短編寓話作品集。
    お寺のお話から刑...続きを読む
  • きまぐれ星のメモ
    ショートショートで有名な星新一のエッセイ集。出版は約40年前だが、執筆期を考えると50年前のものも・・・

    一つ一つのエッセイは簡潔で、すぐに読める。昔の漢字・言葉などよくわからないものもいくつかあるが(ルビふってないので)文脈で大抵なんとかなる。

    いくつか近未来の姿を予想している文章があり、現代...続きを読む
  • 天国からの道
    星新一のショート・ショート集。

    前にも書いたかもしれませんが、随分と昔にこんなことを既に書いていたんだ、というのがちらほらあって面白かったです。

    果たして星新一が卓越した眼を持っていたのか、それとも人間が変わらないだけなのか……なんて考えるだけ野暮ですね(^_^;)
  • エヌ氏の遊園地
    初めての星進一さんでした。
    ショートショート集。
    これは凄い。素直に凄いです。
    どの作品も期待を裏切らない、会心作のようでした。

    最低限に抑えたストーリー展開。
    秀逸な落ち。
    心地良いリズムの文章とお洒落で愉快な世界。
    隅々まで堪能しました。
    シンプルだからこそ求められる技量がふんだんに味わえた気...続きを読む
  • 明治・父・アメリカ
    SFの巨匠 星新一による実父の伝記。
    文章は読みやすく、明治を代表する実業家である父 星一の偉大さが良く描かれ、
    星新一の父への深い愛情が感じられる。
    絶版という噂を聞いたが、まだ買えるようなので、
    購入できるうちに是非買うべき一冊。
  • 宇宙のあいさつ
    一つ一つ読むだけなら、こんな物語もあるんだね、で終わってしまうかもしれないけれど、それがこれだけ集まって目の前に現れた瞬間に、作者・星新一の才能を感じさせられる。

    似たような舞台を設定しても、これだけの数の意外な結末を用意できるのは凄い。

    ちなみに星新一は東京大学農学部卒業の、1001編を超える...続きを読む