星新一のレビュー一覧

  • きまぐれ博物誌・続

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    「きまぐれ博物誌・続」5

    著者 星新一
    出版 角川文庫

    p125より引用
    “批評家がいかにほめ、
    世の多くの読者がさわいだ作品であっても、
    私の好みにあわなければ、
    それは確実につまらない作品なのだ。”

    SF作家でショートショートの代名詞とも言える著者による、
    エッセイ集。
    著者の子どもの頃の思い出から未来の予測まで、
    ピリリと辛辣な意見を交えて書かれています。

    上記の引用は、
    著者若かりし頃に貸し雑誌を読み倒した時、
    つまらない作品をよんでの確認の一文。
    世の中のあらゆるものに関して、
    この一言で片付けてしまうことが出来るような気がします。
    しかし、
    好みの物ばかり自分の中に取り入れていては、
    あまりにも偏った自分が出来上がってしましそうです。
    つまらないものでもあえて取り入れることによって、
    自分の好みの物をより楽しく、
    面白く味わえるのではないでしょうか。

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    2012年07月15日
  • ごたごた気流

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    「なんとなく天気予報みたいな話ですね」

    (なんでもない/見物の人/すなおな性格/命の恩人/重なった情景/追跡/条件/追究する男/まわれ右/品種改良/門のある家/ごたごた気流)

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    2011年05月05日
  • なりそこない王子

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    相変わらず星新一は鋭い。。
    盲点を突いてきます。
    私たちが日常どれだけ思い込みで生活してるか改めて感じました。

    とくに「エスカレーション」では、
    たしかに、私たちでどうしようもないことに全神経傾けて、科学を発達させてきたんだな(苦笑)と思う。
    下らないものの中にこそ大切なものを見出せると思うか、くだらんものはくだらんと思うかは、個人の自由であるとは思う。

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    下らないことに一生懸命になれるのも悪くないと感じる今日この頃。

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    2011年05月04日
  • なりそこない王子

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    読んだことのある作品もあったが、やはり、星新一の作品は面白い。何度読んでもそう思わせるのはすごいと思う。

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    2011年04月23日
  • 明治・父・アメリカ

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    今読んでる
    日本に帰ってきて、アメリカに行った人の話を知りたくなるのは人情。それと、星新一のノンフィクション(というか随筆)は今まで挫折しているので、長編のノンフィクションなら読めるかなと。

    2010/12/16
    読み終わった
    いわずと知れたショートショートの王様、星新一の、自らの父親の波乱と人情に満ちた半生を綴った他伝記。

    海外という舞台で立身出世を目指した日本人の話というのは、誰の話でも心を奮い立たせてくれるもの。例えば「翔ぶが如く」、川路利長のエピソード、或いは「舞姫」、豊太郎がエリスと出会うまでの話、枚挙に暇がない。
    この作品も、一生をひとつの事に捧げた主人公を軸に、元気を与えてくれる、がんばろうという気にさせてくれる、一旗あげてやるという気にさせてくれる、男好みな作品で。最近お疲れのお父さんや人生に迷ったモラトリアム学生たちに読んでほしい一冊。
    かくいう自分も、アメリカでなにを学んできたのやら… ?痛いところを突かれながらも星新一の文のタッチだったら耐えられる。主人公星一(はじめ)を応援したくなってしまう。

    そんな風についつい応援したくなるような作品の主人公星一。実の父に向ける星新一の視線は客観的で、身内だからといって謙遜したり、逆にことさらに強調したりするところがない。それでいて父親を語る息子の、どこか恥ずかしそうで突っ張った新一にも微笑がこぼれます。父子っていいもんですよ。

    久々いい本を読みました。

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    2024年06月07日
  • ご依頼の件

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    順調とも言える進み具合が最終的には逆転する。しかも一様に救いようのない結果になる。

    「皮肉にも」そんな言葉が似合うような気がする。

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    2010年11月10日
  • たくさんのタブー

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    彼の短編集はほんとにハズレがない。中学の頃買って、過去5回は読んだ気がする。後に残る恐怖や不思議な感覚がなんとも言えない。読みやすいしおすすめ。

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    2010年10月21日
  • さまざまな迷路

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    中学の時に読んでいた物。本棚の整理をしていてちょっと読んでしまったのが、引き金。短いからすぐに終わる。と、思うのが中毒の第一歩目。
    どこからどう読んでも面白いし、あの物語の構成の仕方は流石としか言えない。

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    2010年10月06日
  • 城のなかの人

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    2010年09月 03/73
    ショートショートの星さんの歴史小説。
    期待以上の傑作ぞろい。特に豊臣秀頼を描いた「城のなかの人」は必読。

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    2010年09月28日
  • これからの出来事

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    一般的な小説がフルコースなら、星先生のSSは骨格とスパイスのみ、という印象を受ける。それは昔話や童話に近い面白さを持っているなぁと思う。昔話の多くが構造のみのシンプルなものに洗練されるのは、語り継がれていく過程で枝葉末節が脱落していく為かな。

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    2010年06月15日
  • だれかさんの悪夢

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    47編。
    ショートショートの中でも、短めのが詰まっている。
    「歳月」1頁にも満たないが、余韻があって好きです。
    「便利なカバン」まさしくケータイではないか!と思った。連れ歩かれてる感はないけど。

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    2010年05月11日
  • どこかの事件

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    昔読んだかもしれない星新一氏の作品を改めて読み返そうと思ったのは、ショートショートを創作したいと思った初心を忘れてしまいかけたからでした。

    しかし、読めば読むほど、ショートショートを書こうと思ったのが間違いだったのではないか、と思えてきてしまうほど、星氏が到達していた境地までの距離の遠さに気を失いそうになります。

    いやいやはなから追いつこうというのが間違いなのです。

    かたやSF界の一翼を担い、ショートショートというジャンルを築き上げた歴史的な大作家、かたや名も知れず作家になる資質をもっているかどうかも怪しい素人。テクニックを盗もうという浅はかな思いは、テクニックじゃどうにもならないと知ることで早々と打ち砕かれました。

    この四半世紀以上前に書かれた、究極的に抽象化された物語郡は、時代を映すあらゆる要素を全て締め出すことで、時代を超越しています。

    今読んでも少しも古びたところがありません。
    それ自体が既にあたかもひとつの謎であるかのように、燦然と魅惑的に輝いて見えます。

    ~収録作品~
    上役の家
    入会
    公園の男
    消えた大金
    あいつが来る
    味覚
    となりの住人
    カード
    ポケットの妖精
    職業
    うるさい上役
    ビジネス
    運命
    お願い
    企業の秘密
    特殊な能力
    先輩にならって
    その女
    どこかの事件
    林の人かげ

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    2010年01月26日
  • 城のなかの人

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    豊臣秀頼とか名もなき藩とか、史実創作どちらも読めます。そしてどれも面白い…!!! この人の時代小説も凄く好きです。本当にショートショートって技術ないと書けないジャンルなんだなぁと普通の小説読むと痛感させられますね。星新一さん大好きですvvv

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    2009年11月20日
  • 夜のかくれんぼ

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    ショートショート。
    星さんの作品らしくて構成がしっかりしている。

    オチがしっかりしていて面白い。
    オススメ。

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    2009年11月07日
  • 気まぐれ指数

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    基本的に星さんの長編って苦手なんですが、これは読みやすいです! 一つ一つの章が凄く独立してるのに、なんでもないような設定が次に生かされてるっていうのがさすが星さん!!って感じがします。

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    2009年10月10日
  • おせっかいな神々

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    星新一で一番初めに読んだ本。
    こんなにも短い簡単な話でこんなにも面白いしかも深い話があるのかと衝撃を受けた。
    以来、ファン。
    どの本読んでもはずれがない。

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    2009年10月04日
  • なりそこない王子

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    実家に持ってるのについ買っちゃいました。表題作のなりそこない王子が好きです。童話つなげるのは星先生のパターンだけど、本当にいつも綺麗にまとめるなぁと感嘆するばかりです

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    2009年10月07日
  • 明治・父・アメリカ

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    高校生の時読んで感動した本です。全く右も左もわからないアメリカへ行き、相手を感動させるくらい働いて、動いて、たくさんの経験を積んで帰ってきた星一。
    相手からの問いに、それでは○分後。とビジネスライクに受け答えする場面は今でも覚えています。
    身体的な逆境をものともせず、がんばっていく姿には誰しも感動を覚えるはずです。星新一さんの文章は読みやすいので、ぜひ読んで下さい。

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    2009年10月04日
  • 夢魔の標的

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    長編SFスリラー。
    最初ホラー、中盤SF、後半タイムリミットサスペンス。
    忍び寄る正体不明の恐怖。
    珍しくハッピーエンド。
    こんな面白いのが絶版?!モッタイナイ!

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    2009年10月04日
  • 白い服の男

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    白い服の男は、正義の味方?
    次から次へとあばかれる悪とたたかうはずが、とんでもないことに。
    過去からよみがえったり、他人の不幸を公共電波で楽しんだり。
    ちょっとブラックでふしぎな物語。
    社会の悪とはこんなにスパイスのきいたものであったとは。思いもよらない展開にすすむ。

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    2009年10月04日