星新一のレビュー一覧

  • 天国からの道

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    星新一のショート・ショート集。

    前にも書いたかもしれませんが、随分と昔にこんなことを既に書いていたんだ、というのがちらほらあって面白かったです。

    果たして星新一が卓越した眼を持っていたのか、それとも人間が変わらないだけなのか……なんて考えるだけ野暮ですね(^_^;)

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    2011年12月08日
  • エヌ氏の遊園地

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    初めての星進一さんでした。
    ショートショート集。
    これは凄い。素直に凄いです。
    どの作品も期待を裏切らない、会心作のようでした。

    最低限に抑えたストーリー展開。
    秀逸な落ち。
    心地良いリズムの文章とお洒落で愉快な世界。
    隅々まで堪能しました。
    シンプルだからこそ求められる技量がふんだんに味わえた気分です。
    簡単だから難しい境地を見せてもらった気分です。
    普段小説を読まない人にも安心しておススメできます!

    僕は「夕ぐれの車」が、かなりお気に入りです。

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    2011年12月02日
  • 明治・父・アメリカ

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    SFの巨匠 星新一による実父の伝記。
    文章は読みやすく、明治を代表する実業家である父 星一の偉大さが良く描かれ、
    星新一の父への深い愛情が感じられる。
    絶版という噂を聞いたが、まだ買えるようなので、
    購入できるうちに是非買うべき一冊。

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    2011年10月09日
  • 人民は弱し 官吏は強し

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    大正期の経済・医薬界を駆け抜けた星一。官やそれと結託した企業に足を引っ張られ、泥沼であがくような企業人人生ではあったが、その生涯は颯爽とした印象を受ける。彼の屈託のない、未来への希望を失わない姿勢が、そう感じさせるのだろう。ここで語られる物語は、現代への批判性を失わない。星新一というストーリーテラーを持つことによって完成した物語ではあるが、読後感は苦い。

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    2011年09月22日
  • 明治・父・アメリカ

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    ネタバレ

    もう何度再読したか判らない。
    それでもときおり無性に読みたくなる1冊。
    星新一の作品の中では、この本は売れ行きが良くなかったらしいけど、個人的にはいちばん好きだし、ことによると星新一自身、いちばん書きたかったのは父親のこと ―― 不当な扱いで失脚した父親の復権をしたかったのではないかと思う。
    野口英世とか後藤新平といった歴史に名を残す人物がものすごく普通に登場して、その辺の仰々しさがまるっきりないところがまた面白い。
    きっとまた読むだろう。

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    2011年09月07日
  • どこかの事件

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    記念すべき最初のレビューです!
    この本は私が小学一年生かそこらの時に母の本棚から出してきて読みました。自分が読んだ人生初の文庫本だったはずです。
    まだ漢字も満足に読めるかどうかという年頃でしたが、ぐいぐい引き込まれてしまい、気がつけば星さんのショートショートはあらかた読んでしまいました。
    自分がぐだぐだと長い文章を書いてしまう癖があるというのもあるのですが、本当に彼の2、3ページで起承転結をしっかり盛り込み、かつウィットにとんだ読みごたえのある話に仕上げる技量には感服です。
    シニカルであり喜劇的であり…
    どの作品も素晴らしいです。
    特に私は近未来ものが好きでした。
    (この本に収録されているもの

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    2011年08月13日
  • 明治・父・アメリカ

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    「粗食でもいいから十分に食え,十二分に食うな。栄養をとったら,くたびれるまで十分に働け,十二分に働くな。くたびれたら十分に眠れ,十二分に眠るな。」ショートショート作家の「星新一」の父「星一」の生涯を綴った一冊である。無計画な野心は身を滅ぼすだけだが,向学心を失わず計画と行動力と才能があれば人生なんとでもなるらしい。意味もなく「国際国際!」という意識の高さは早々に打ち砕き,自分が本当に学びたいことは何か,そこに人生を賭すことができるのか今のうちに真剣に考えたほうが良さそうである。そこに生まれる「意識の高さ」は人を惹きつけ,自分を高める助けになるのかもしれない。

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    2011年08月13日
  • きまぐれ博物誌・続

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    「きまぐれ博物誌・続」5

    著者 星新一
    出版 角川文庫

    p125より引用
    “批評家がいかにほめ、
    世の多くの読者がさわいだ作品であっても、
    私の好みにあわなければ、
    それは確実につまらない作品なのだ。”

    SF作家でショートショートの代名詞とも言える著者による、
    エッセイ集。
    著者の子どもの頃の思い出から未来の予測まで、
    ピリリと辛辣な意見を交えて書かれています。

    上記の引用は、
    著者若かりし頃に貸し雑誌を読み倒した時、
    つまらない作品をよんでの確認の一文。
    世の中のあらゆるものに関して、
    この一言で片付けてしまうことが出来るような気がします。
    しかし、
    好みの物ばかり自分の中に取り入れ

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    2012年07月15日
  • ごたごた気流

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    「なんとなく天気予報みたいな話ですね」

    (なんでもない/見物の人/すなおな性格/命の恩人/重なった情景/追跡/条件/追究する男/まわれ右/品種改良/門のある家/ごたごた気流)

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    2011年05月05日
  • なりそこない王子

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    相変わらず星新一は鋭い。。
    盲点を突いてきます。
    私たちが日常どれだけ思い込みで生活してるか改めて感じました。

    とくに「エスカレーション」では、
    たしかに、私たちでどうしようもないことに全神経傾けて、科学を発達させてきたんだな(苦笑)と思う。
    下らないものの中にこそ大切なものを見出せると思うか、くだらんものはくだらんと思うかは、個人の自由であるとは思う。

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    下らないことに一生懸命になれるのも悪くないと感じる今日この頃。

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    2011年05月04日
  • なりそこない王子

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    読んだことのある作品もあったが、やはり、星新一の作品は面白い。何度読んでもそう思わせるのはすごいと思う。

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    2011年04月23日
  • 明治・父・アメリカ

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    今読んでる
    日本に帰ってきて、アメリカに行った人の話を知りたくなるのは人情。それと、星新一のノンフィクション(というか随筆)は今まで挫折しているので、長編のノンフィクションなら読めるかなと。

    2010/12/16
    読み終わった
    いわずと知れたショートショートの王様、星新一の、自らの父親の波乱と人情に満ちた半生を綴った他伝記。

    海外という舞台で立身出世を目指した日本人の話というのは、誰の話でも心を奮い立たせてくれるもの。例えば「翔ぶが如く」、川路利長のエピソード、或いは「舞姫」、豊太郎がエリスと出会うまでの話、枚挙に暇がない。
    この作品も、一生をひとつの事に捧げた主人公を軸に、元気を与えてく

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    2010年12月17日
  • ご依頼の件

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    順調とも言える進み具合が最終的には逆転する。しかも一様に救いようのない結果になる。

    「皮肉にも」そんな言葉が似合うような気がする。

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    2010年11月10日
  • たくさんのタブー

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    彼の短編集はほんとにハズレがない。中学の頃買って、過去5回は読んだ気がする。後に残る恐怖や不思議な感覚がなんとも言えない。読みやすいしおすすめ。

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    2010年10月21日
  • さまざまな迷路

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    中学の時に読んでいた物。本棚の整理をしていてちょっと読んでしまったのが、引き金。短いからすぐに終わる。と、思うのが中毒の第一歩目。
    どこからどう読んでも面白いし、あの物語の構成の仕方は流石としか言えない。

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    2010年10月06日
  • 城のなかの人

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    2010年09月 03/73
    ショートショートの星さんの歴史小説。
    期待以上の傑作ぞろい。特に豊臣秀頼を描いた「城のなかの人」は必読。

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    2010年09月28日
  • これからの出来事

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    一般的な小説がフルコースなら、星先生のSSは骨格とスパイスのみ、という印象を受ける。それは昔話や童話に近い面白さを持っているなぁと思う。昔話の多くが構造のみのシンプルなものに洗練されるのは、語り継がれていく過程で枝葉末節が脱落していく為かな。

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    2010年06月15日
  • だれかさんの悪夢

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    47編。
    ショートショートの中でも、短めのが詰まっている。
    「歳月」1頁にも満たないが、余韻があって好きです。
    「便利なカバン」まさしくケータイではないか!と思った。連れ歩かれてる感はないけど。

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    2010年05月11日
  • どこかの事件

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    昔読んだかもしれない星新一氏の作品を改めて読み返そうと思ったのは、ショートショートを創作したいと思った初心を忘れてしまいかけたからでした。

    しかし、読めば読むほど、ショートショートを書こうと思ったのが間違いだったのではないか、と思えてきてしまうほど、星氏が到達していた境地までの距離の遠さに気を失いそうになります。

    いやいやはなから追いつこうというのが間違いなのです。

    かたやSF界の一翼を担い、ショートショートというジャンルを築き上げた歴史的な大作家、かたや名も知れず作家になる資質をもっているかどうかも怪しい素人。テクニックを盗もうという浅はかな思いは、テクニックじゃどうにもならないと知る

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    2010年01月26日
  • 城のなかの人

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    豊臣秀頼とか名もなき藩とか、史実創作どちらも読めます。そしてどれも面白い…!!! この人の時代小説も凄く好きです。本当にショートショートって技術ないと書けないジャンルなんだなぁと普通の小説読むと痛感させられますね。星新一さん大好きですvvv

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    2009年11月20日