星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ星新一翻訳のSF掌編小説
随所星新一や筒井康隆が影響受けたであろう話が多いが、両者と違ってわかりやすく結論が明白なオチが少なく結論を読者に委ねるような余韻を残す話が多い印象
また随所ロジカルな要素を含んだ話も多くウィットに富んだインテリな印象も見受けられる
ただしそういった部分が要因である事からか翻訳に苦労した部分もあるようで星氏が創作した作品より読みづらい箇所も多くそこが難点と言える
各作品の感想
みどりの星へ
表題に便乗してる事もあってなのか主人公は正気か狂気か曖昧な話であった
叶えられぬ夢がある故に希望を望み続けたいと思うのは狂気か正気か
ぶっそうなやつら
日本の掌編小説にもありそ -
Posted by ブクログ
著名な作家さんと知りながら、今まで読んだことだありませんでした。
バッドエンドのストーリーが多い「デラックスな拳銃」から始まり「殉教」まで42編の短編ストーリ
巻末に昭和47年に著者による解説があり、これを読むと、当時の時代や風俗を感じました。
当時は米ソの時代で核戦争の恐怖が色濃く残っていた時代。
人の残酷性や残忍性が色濃く残っていた時代。
時代と共に、矯正されてきた倫理観。
特に宇宙人から見た当時の人の愚かさなどは、現代の分断されつつある世界にも通じる所がある気がします。
分かりやすい残酷なストーリーだからこそ、普遍的な人の姿を長く語り続けているのではと思います。 -
Posted by ブクログ
星新一のショートショート作品集『妖精配給会社』を読みました。
星新一の作品は、昨年11月に読んだアンソロジー作品『日本SF短篇50 1 ―日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー―』に収録されていた『鍵』以来ですね。
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天から降下した、翼を持った小動物。天使か、悪魔か?
善と悪、益と害との区別がつかないまま、人びとは「妖精」を肩に乗せた――。
他の星から流れ着いた《妖精》は従順で遠慮深く、なぐさめ上手でほめ上手、ペットとしては最適だった。
半官半民の配給会社もでき、たちまち普及した。
しかし、会社がその使命を終え、社史編集の仕事を残すだけ -
Posted by ブクログ
昭和36年頃に執筆した作品とのこと。
本書は、遠い遠い太陽系にある地球とかいう星の住人に化けて、生活実態の調査を行ったアルファ博士がまとめた報告書らしい。
読めばわかるとおり、地球という星の住民は、雑然としていて、あきれるほど統一がなく、浮ついていて、あきっぽいようだ。
令和7年になって読んでも違和感がないのは、地球とかいう星の住民の実態が60年間ほとんど変化がないからなのだろう。
星新一さんのアイデアの豊富さには感心するが、その源は本をたくさん読んで知識の断片を増やすことで、
断片を組み合わせることで新鮮なアイデアを生みだしている。
断片が、幽霊、催眠術、動物園、だと「幽霊と催眠術」「