星新一のレビュー一覧

  • さあ、気ちがいになりなさい

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    フレドリックブラウンはSFでもミステリでも一流な人だが私はエドハンターシリーズが好きだ。こちら、彼の代表的な短編集は奇妙な味の短編であり、星新一訳となると読みたくなる。自分がナポレオンだと思い込んだ男の話。何が真実で何が虚構なのか、この応用がどれだけ多くのパターンを作って小説や映画で展開されていることか。胡蝶の夢。わからないものだよね。

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    2020年12月24日
  • 人民は弱し 官吏は強し

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    潔癖で実直な素晴らしいアイデアマンであり実業家の主人公にこんな理不尽なことが起こるなんて、全くやるせない、憤りを感じる。このようなことが起こらない世の中であることを強く望む。

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    2020年12月12日
  • 夜のかくれんぼ

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    初期作品群の「ボッコちゃん」が50編350ページであるのと比べて、後期の「夜のかくれんぼ」は28編310ページと、チョット長めのショートショートになっています。

    主人公の名前が出てきたので珍しいと思ったら、同姓同名の人物と遭遇する話だったり、オチの意味が解らないものやオチがないものもありました。
    そもそも鋭いオチにはこだわっていない作風に変わってきています。
    少し長めの話にすることで、言わんとすることをじわじわと伝えようという感じです。

    昭和49年の発行なのに、コンピュータの判断に振り回されている社会を風刺した作品があるなど、先見性の高さや人の心と行動を読み取る能力は健在です。
    ファンタジ

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    2020年12月12日
  • あれこれ好奇心

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    一千編近くのショートショートを執筆し終わった後のエッセイ。
    解説にある通りリラックスして書かれているように感じます。エッセイの導入としてショートショート(敢えて未完のもある)がある章が斬新。未発表作品というか萌芽状態の作品が読めるのが嬉しかったです。

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    2020年12月04日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    火星人ゴーホームの作家、フレドリック・ブラウンの短編集。
    星新一の名訳で読まずにいられない。

    面白いと、メガネが落ちるんです(笑)

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    2020年11月29日
  • きまぐれ学問所

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    ネタバレ

    当時からみた未来を予想する本の書評が、いま現代からみると、その構造の相似になっている、30年とはそれくらいの年月と実感する。

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    2020年10月17日
  • きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

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    気軽にすぐ読める◎

    この物語の世界って・・実は 実在してるんじゃないかって 密かに思ってる

    宇宙は広くて‥そして この物語の世界に住んでる小説家さんが 私たちの暮らしを おもしろおかしく描いてたりなんかしたら おもしろいナ

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    2020年09月28日
  • 未来いそっぷ

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    イソップ童話をアレンジした今作。
    ショートショートでしっかり楽しませてくれる
    著者に脱帽。

    特にオススメは「ある夜の物語」。

    私の中で、著者の数あるショートショートで
    1番素敵で1番好きな話です!

    是非読んでほしいですね。

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    2020年07月23日
  • きまぐれ学問所

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    創作の源泉が博識にあることを教えてくれる。SF 小説のレジェンドのテーマ別集中読書勉強法。

    学歴だけで判断してはいけないが星新一は東大、小松左京は京大の出身。SF 小説にこそ学が求められるのだろう。

    本書は星新一がテーマ別に似たような内容の本を評するもの。未来予測の本、ジプシー、文章読本、ファシスト、人生論、エスキモー、老荘の思想、発想法、李白など。

    時に創作に苦しみ藁にもすがるような思いで手に取った本もあるようだ。

    本書の書評は結構辛口、読書するにあたり一定の雑学がないと正しく本を読めないように思えてきて、読んでいて恥ずかしくなる部分もある。

    星新一はSF 、ショートショートの大家

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    2020年07月13日
  • ブランコのむこうで

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    読み始めは、わくわくしましたが
    主人公の置かれている状況を冷静に
    考えると、すごい怖いなぁと感じました。
    他人の夢の中から抜け出せないなんて
    怖すぎます。
    こども時代に読んでたらどんな感想を
    持つのだろう。

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    2020年06月13日
  • 声の網

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    冒頭、冬の風の描写が美しく一気に引き込まれた。
    まさかインターネットが普及する前に書かれたとは思えないほど、人と情報のつきあい方がリアルだった。

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    2020年06月07日
  • つねならぬ話

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    私は好きだ。著者の他の本と比べるとどんでん返しや少し未来の話とは異なるがたんたんと読み進められる感じが良い。
    特にラストの”話”で、あーーーここまで読んでよかったーーーーとなった。

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    2020年06月04日
  • 悪魔のいる天国

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    初めての星新一でした。

     たしか、小説「間宮兄弟」の弟が星新一好きだったなぁ、と思い出し、新型コロナウイル感染拡大の予防対策である「ステイホーム」を実施すべく、古本屋で購入しました。

    すきま時間に最適
    ぞわぞわする感覚
    ニヤッとするオチ
    切なくなる物語

    いい意味で「最高の60点」です。

    休校中の小三の娘に、他の4冊も別に購入して自宅に(私は単身赴任中)送ってあげました。

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    2022年02月16日
  • きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

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    小学校の頃、友達に勧められて読んだ本。思えばこの本が読書好きの習慣を作ってくれたと思う。ショートショート集だが、人間の感情も豊かに描かれていて、未来を色々予想しているが現実になっていることも多いのに驚かされる。もう一度読みたいと思う。

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    2020年04月29日
  • なりそこない王子

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    久しぶりに星先生の本を読みました。ショートストーリー。25年ぶりに読んでも変わらない世界観。安心します。

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    2020年03月23日
  • ブランコのむこうで

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    素直な心を持ったまま、これまでの出会いを振り返ってみませんか?

    だれもがこどもの頃には素直な心を持って、身近な人に接していたと思うんです。

    でも、大人になって社会に出て、それこそいろいろな人に出会うことで、素直な心でいることは、時に自分自身が傷ついてしまうことに気づくのでしょうか。そのまま他者を受け入れることができなくなってしまうんですね。

    作中では、主人公がちょっとしたきっかけで、いろいろな人に出会い、素直な心のままに大人の世界を覗き込んでいます。

    彼と同じ目線に立って、これまでの出会いを振り返ってみるのも、悪くないかもしれませんね。

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    2020年01月12日
  • 盗賊会社

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    星新一氏による36篇のショートショート集。風変わりな近未来描写とニヤッとするスパイスの効いたオチ。あとがきの「現実感があるから非常識な物語が書ける」というのはその通り。

    星新一氏は人間らしさを喪失しつつあった昭和真っ只中の価値観への皮肉として本作を書いたが、一周回ってAIやコンピュータ花盛りの現代感覚で読むと妙に説得力ある未来予測に思えるから不思議だ。

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    2019年11月28日
  • ひとにぎりの未来

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    忘れた頃にふと手にしてしまう星新一のSFショートショート集。
    あいも変わらず登場人物はN氏がメイン、そして現在のライフスタイルを予言するかの様な鉄板ぶりの内容にホッとしてしまう。
    出版されたのは1968年。約50年前といえば
    音楽の世界ではザ・ビートルズが一世を風靡していたが、同じように忘れた頃にふと聴きたくなってしまう。そして何度も聴いたはずなのに常に新しい発見がある。この感覚は星新一のショートショートも同じであり、常に新しい発見があるのが不思議でならない。

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    2019年11月25日
  • マイ国家

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    ネタバレ

    ショートショートいろいろ。

    面白かった編
    ・「女と金と美」
    アカサギ喰いだー。クロサギにこんなのあったなーと思いながら、女が何を考えて金を盗り、男の元へ戻ったのかなあとつらつら考える。
    詐欺師から盗むから罪悪感はなかったのか。
    彼につりあうよう美しくなりたいと思ったのか。
    美貌と自由を得た後も彼を選んだのはなぜか。
    今後母親似の子供ができたらどうするのか。
    そもそも彼女は幸せなのか。
    …短いけども、業の深そうな話だなあと思う。

    ・「服を着たゾウ」
    哲学!

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    2019年11月23日
  • 声の網

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     星新一の長編作品。「声」=電話回線を通じた「網」=ネットワークの形成とコンピューターによる支配を描いた物語。
     1961年にはパケット通信の技術は理論的には知られていたし、1966年にはDARPAによるARPANET計画も始まっていた。しかし、まさにその1966年に、ネットワーク社会の未来を予見するような作品を書いてしまうのだから、やはりこの作者はただ者ではない。
     誰もがコンピューターに情報を託し、コンピューターに生活を管理してもらい、コンピューターに自分の記憶を外部化してもらう時代。そして、個人の私秘的な情報こそが商品として、権力の資源としてやりとりされる時代。最後には、まるで映画『マト

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    2019年09月07日