星新一のレビュー一覧

  • どこかの事件

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    突然起こりそうで普通は起こらない不思議な事件ばかりのショートショート集。

    「消えた大金」や表題作の「どこかの事件」がお気に入りです。

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    2022年06月26日
  • にぎやかな部屋

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    初めて星さんの長編を読んだかもしれない
    もうぐんぐん話の中に取り込まれていく感覚、
    おもしろいなあ、どうやったらこんなにネタが尽きず新しいことが湧き出てたんだろう

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    2022年06月16日
  • できそこない博物館

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    星新一の、小説にならなかったアイデアのメモの山から、半作品を紹介して、それらが書かれた時代背景や小説のアイデアを綴るエッセイ。

    ショートショートとはいえ、SFのアイデアであるので、異星人の形から性格、殺人の方法、社会構造の実験的なアイデアが数多く書かれているため、SFに限らず応用に使えそうな話が多い。創作をやるようになった人にはおすすめの1冊である。

    テレパシーを使う宇宙人に色々と教わるが、立場が逆になったら何も伝わってこないなどという、ほぼ出来ている話まで惜しげもなく公開しており、ショートショートをちょっと読みたい人にも楽しめる。

    一方で、最初の頃は「もう原稿が書けない」と泣き言を書い

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    2022年06月11日
  • おのぞみの結末

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    ネタバレ

    ロボットも宇宙人もあんまりでないショートショート集。

    面白かった編
    ・「親しげな悪魔」
    嘘はつかないけど肝心なことを言ってない、ザ・悪魔の契約って感じ。でもこんなあからさまに理不尽な形でなくても、無から有は生まれない、誰かが奪えば誰かの手には入らないってことくらい、いい大人なら知ってる。(知ってるけど眼前に突き付けられると楽しめなくなるからある程度知らんぷりする。)そう考えるともう皆十分悪魔色に染まってるんじゃね?と思わせる所が一番のホラーかなあと思ってしまった。

    ・「空の死神」
    墜落する飛行機に乗り合わせたことはないけど、この一致団結した乗客らの「は?何言ってるのお前?」な視線は知ってい

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    2022年06月12日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    “星新一”訳ってだけで、もう読む気満々。
    “村上春樹”訳の“サリンジャー”なんて目じゃない(…ごめんなさい)。

    20世紀を代表するフレドリック・ブラウンの切れ味鋭い短編集を、これまた20世紀日本を代表する「ショートショート」の名手が訳した。

    「狂気」が「滑稽」であるがゆえの「不気味さ」を切り取る。

    地面に書いた円を示して「どちらが内側、外側?」と問いかける。
    〇の中と思いきや、地球規模で見れば内・外の区別はない(森博嗣「笑わない数学者」)。
    早い話、赤道で区切られた北と南に内と外はないということ。
    表題作「さあ気ちがいになりなさい」は、そんな「ヒトの勝手な思い込み」を覆す。

    「おそるべ

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    2022年06月08日
  • 地球から来た男

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    よく読書をしない人におすすめする本として星新一の短編があがるけど、実際どんなものだったっけ?と思って読んだ。
    読みすすめやすくてオチもわかりやすくて、確かにこれはピッタリだなぁと思った。

    私は「包み」が好きだった。
    始まり方も、そこからオチまでの感じも、オチも、わかりやすくてすっきりしてる。

    ハラハラドキドキします!とか感動します!とかそういうことじゃなく、なるほどなぁとかへぇとかうんうんとかそういう小さな気持ちを感じるための本だと思う。
    ページをめくりやすい本というのが一番しっくりくる。

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    2022年05月27日
  • 城のなかの人

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    星新一氏の歴史物は初めて。本人の自伝的要素もあるという表題作については、星新一氏のことをよく知らないのでなんともいえないが、秀頼の考えとして、あり得る話だし、面白いと思った。由井正雪と文左衛門の想像力などはさすが。

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    2022年05月22日
  • おせっかいな神々

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    星新一のショートショートは、昔アニメも好きで見ていた作品。
    一つ一つのお話の中に不思議なエッセンスが詰め込まれている。
    もちろん、不思議さやのめり込みやすさの程度にはムラあれど、お気に入りのショートショートを集めて、自分なりの作品集を作ってもいいだろう。
    そんなカスタマイズができるほどの作品数には頭が上がらない。

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    2022年05月18日
  • なりそこない王子

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    北山さんが主演でドラマ化する(した)と聞いたので北山さん帯のものを探して購入しました。
    ドラマ前に読みたかったけど、間に合わず…。

    これは映像化されたらこわいなー!とおもったのがいくつかありましたが、そのうちの一つが北山さん主演でドラマ化したので、今から録画をみるのが少し怖いです…。

    星新一は小学生の頃とてもすきで小学校にあったショートショートストーリーはほぼ制覇しました。
    あのころ大人になったら星新一集めたいと夢に描いていたことを思い出して懐かしくなりました

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    2022年05月14日
  • 妖精配給会社

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    ネタバレ

    “ショートショートの神様”と言われる星さん。小中学生の頃、その読みやすさからよく読んでいた。近未来的な世界観の中でクスッと笑えるようなブラックユーモアや諷刺の効いた作品が多いけれど、一番記憶に残っているのが「ひとつの装置」。久々に読みたくなって再読。

    ある高名な博士が巨額の国家予算と私財のすべてを投げ打って作ったひとつの装置。中央にあるボタンを押すと胴体についた一本の腕が動きボタンを元に戻す、ただそれだけ。博士曰く何もしないけれど人間的な装置だという。
    ネタバレになってしまうけれど、この装置は、核ミサイルを伴う戦争によって人類が滅亡する可能性を危惧した博士が、その葬送のためだけに作ったもの。

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    2022年05月04日
  • つぎはぎプラネット

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    ネタバレ

    これは単行本未収録集らしい!
    やはりとても面白かった〜
    するするって読めてしまう
    やや似ているような作品があったけど、やっぱり発想が面白い
    2000年って出てくる作品があって、実現していることもあったけど、まだそこまで科学が発展してないところもあった。
    星さんやドラえもんのような世界が実現したら本当に面白いんだろうなぁとどこかで思ってしまう


    ミラー・ボール
    書簡で書かれてて、面白かった!
    『恋文の技術』や、『桐島部活やめるってよ』的な新しい感じを受けた

    狐の嫁入り
    その発想は無かった!本当にショートショートだけど面白い

    ビデオコーダーがいっぱい
    どんどん犯人に近づいていくのが面白い!

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    2022年04月30日
  • 妄想銀行

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    ネタバレ

    安定の面白さ。
    これだから定期的に買って読んでしまう。


    ・住宅問題
    無料のアパート。宣伝がひたすら流れる。
    うーん。こういうアパートできそうだな。
    いまの世の中は特に。
    それを何十年も前に思いついてるっていうところが本当にすごい。

    ・信念
    こういう、悪いこと考えてるけど辛抱して辛抱して、
    結局いい人みたいな星さんの話大好き。
    おそらくこの人は一生悪事を働けないんだろうな。

    ・陰謀団ミダス
    これも本当にありそうな話。
    敵対させておいて、本当は仲間。
    テレビドラマ一本できそうなシリーズ。

    ・味ラジオ
    ラジオで味を流して、無味無臭の食べ物を口に入れて、
    ラジオから発せられる味を楽しむという

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    2022年04月29日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    フレデリックブラウンものは実は生涯初めてだった。 星新一や筒井康隆や、SF 関係の文献で本当に度々登場する基本中の基本であるというようなことは認識していた。 感覚としてはショートショート的な切れ味の良い作品を想像していたのだが、設定こそ奇抜なのだが、話のひねり自体は論理的ととは行かず、イメージ的に落としたり馬鹿馬鹿しい方向に持っていくというような手法が多く見られた。 そういう意味ではカッティングエッジ感に乏しかったものの、 SF として楽しむことができた。 でもかと言ってこれが古典にして最高峰とは思えない。 感心して感動して思わず読後に声が出てしまうような作品は今まででも沢山あったが、本作の中

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    2022年04月24日
  • マイ国家

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    友人から、同じく星新一さんの『ボッコちゃん』と共に勧められた作品。
    宇宙人や発明など、星新一さんらしいSFの話も魅力的だったが、個人的に一番のお気に入りは、『いいわけ幸兵衛』である。
    なんと、『いいわけ幸兵衛』の中にSF要素は一切登場しない。タイトルの通り、とにかく幸兵衛が巧みな話術で物事を切り抜けるだけのお話。聞き手も、読者である私も、デタラメな内容を聞かされていることはもちろん理解している。しかし、ストーリー性豊かで、非日常感溢れる「いいわけ」に、つい引き込まれてしまうのだ。

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    2022年04月17日
  • ノックの音が

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    「ノックの音がした。」で始まるショートショートが沢山収録されている。短くて無駄がないところが好きかもしれない。

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    2022年04月15日
  • ノックの音が

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    「ノックの音」から始まる15のショートショート。短い物語なのに二転三転と転がる様は素晴らしい。「現代の人生」と「夢の大金」が好きだな。あとがきがとても良い。星先生、粋な方だったんだろうなー。

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    2022年04月14日
  • ノックの音が

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    全短編 ノックの音が…で始まるというオシャレっぷり。

    時間潰しで何となく買ってみたら、私の知ってる星新一じゃない!(A氏とかじゃなかった)となったけど、呼んだらいつも通りの短編で、すぐオチがあるおしゃれな本だった。

    ちょっと古いなと思う描写や言い回しも多いけど。描きはじめがおしゃれで乗り越えられる。良い。

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    2022年03月30日
  • ノックの音が

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    このショートショート15編はすべて、「ノックの音がした。」という1文から始まり、部屋に入ってくる人々をきっかけに、ストーリーが展開していく1冊です。

    「ノックの音がした。」という1文から、全く違う様々なストーリーが生まれているのは、凄いことですよね…。

    特に、私は「暑い日の客」が特に印象に残っています。伏線をきれいに回収し、今後どうなるのか…という想像を掻き立てるストーリーです。

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    2022年03月27日
  • かぼちゃの馬車

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    再読。

    著者のショートショートは本当に
    面白い。

    いつ読んでも、しっかり驚かされる。

    またタイトルが、秀逸。
    「常識」とか「疑念」とかそんなタイトルが
    読み終わった後は、このタイトルが
    1番しっくりくるって思わせてくれるのがすごい。

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    2022年03月09日
  • 城のなかの人

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    星新一のショートショートはかなり読んでるが、時代小説は初めて読んだ。
    「城の中の人」城の中が全世界だった秀頼を、秀頼視点で描く。
    「周りの者が自分を見る眼は"旗印"を見る眼だ」という秀頼の思いは、星製薬の御曹司だった星新一(浅場通明「星新一の思想」)の思いとも通ずるのだろう。

    「はんぱもの維新」司馬遼太郎の歴史小説の維新とはまったく異なる維新像。対局的な見方をすればこうだったのかな。

    面白い。読んでよかったです。

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    2022年03月06日