星新一のレビュー一覧

  • 白い服の男

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    白い服の男 ★★★★★

    月曜日の異変 ★★★☆☆
    → 妻が脳の一部を入れ替えおしとやかになるが、入れ替えた人の過去の恋愛の記憶も受け継いでしまう。

    悪への挑戦 ★★★★☆
    → 犯罪増加をとめるために、極刑とその公開をテレビで始めた社会。処刑は視聴者からの電話数が一定数入るとスイッチが自動でオンになり行われる。視聴者参加型。悪意を憎むことが万事優先の世の中。
    結果、犯罪は激減した。しかし、処刑自体はテレビ局が本人そっくりな人形を使って行っていたフェイクだった。過激な処刑をすればスポンサーからお金が入る。

    老人と孫 ★★★★☆
    → テレビから流れてくることは自分とは関係ないという無関心さの怖

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    2022年02月21日
  • 声の網

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    ネタバレ

    1970年に書かれたというひとつのマンションで起こる12の物語で構成された本。おかしな電話にまつわる物語だが、人が作ったコンピュータが人を支配し、調整し、人はそのおかげで、多少の波を起こしつつも絶望には至らず、適度な刺激を与えつつ、平穏にすごせるようにしている。特に印象的だってのは、電気が通じなくなって、今みであらわにならなかった様々な人の一面が表れるという話。あと、電話が混線しまくり、人の秘密が漏れたり、嘘の情報が出たり、何一つ確かな情報がなく、確かな情報を求めるがやはり出てこないという話。自分の今の身に置き換えて考えるとヒヤヒヤするような事が多い話だった。

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    2022年01月30日
  • ノックの音が

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    考えることは、今日という一日だけでいい。そのかわり全能力を注ぎこみ、後悔をしないだけ楽しむのだ。

    昔に書かれたものとは思えないくらい新鮮に感じる話があった。結末が想像できるものもあったが、それも先が気になりつつ推理しながら読む楽しみもあった。ノックだけで何話も思いつくアイデアの豊富さに感心した。登場人物が少ない中でも意外なストーリーの展開に改めて才能ある著者だなと感じた。

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    2022年01月18日
  • 妄想銀行

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    「住宅問題」「信念」「鍵」「黄金の惑星」「とんでもないやつ」が特にお気に入り。おもしろくないのは一作もないなあ。さすが、、。
    どうしたらこの時代にこんな展開を思いつくんだろう!
    すごすぎて、短編であることがもったいないと思う。
    もっと詳しく知りたい、もっと読みたい。

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    2022年01月12日
  • あれこれ好奇心

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    本書はショートショート1001編到達後に書かれた、高尚&ユーモラスなエッセイ。文学、歴史、人体など、様々な分野に関する疑問やアイデアが書き綴られている。思考の範囲を広げてくれる一冊。

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    2021年12月30日
  • きまぐれエトセトラ

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    思考・想像・好奇心が広がる本。星新一が読んだ本がたくさん紹介されている。ブルーバックスシリーズを読み漁りたくなった。
    印象に残っている言葉はこれ→「宇宙船地球号などと言われているが、こと日本に関しては、全国民ハードスケジュールのセット旅行中なのである。」
    今は、昔よりはブラック企業は減っているだろうから、2〜3割の方はのんびりスケジュール旅行をしているのではなかろうか。

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    2021年12月24日
  • 悪魔のいる天国

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    星新一さん、2冊目。
    こちらもブラック要素・SF多め。
    短い作品がこんなにたくさんつまってるのに、おもしろくない話が一つもないってすごい!どの話も映画やドラマになりそう。
    「殺人者さま」「ゆきとどいた生活」「愛の通信」「帰郷」が好き。

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    2021年12月22日
  • 妄想銀行

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    星新一氏のショート・ショート集。32作品を収録。どの作品も短編ながらスパイスとウィット、そして少しのシニカルが含まれており面白い。個人的なお気に入りは「鍵」と「古風な愛」だが、あとがきで都築道夫氏が自分と同じ作品を挙げておりなんだかちょっとだけ嬉しい。

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    2021年12月12日
  • マイ国家

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    初めての星新一さん。
    世にも奇妙な物語が好きなので、ブラック要素が多そうなこちらの作品を最初の一冊に。今更ながら、この短さでこのクオリティのものを何冊も出版してるなんてすごすぎる、、!と変な感想を持った。笑
    お気に入りは「儀式」「宿命」「マイ国家」。
    さすが今でも重版され続けているだけあって、まったく色褪せない話ばかり。

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    2021年12月22日
  • マイ国家

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    思わずニヤリとしてしまう結末、今から50年以上前に出版されたとは思えないショートショートの数々。巻末で解説の方も書かれているがいい小説か悪い小説かは時間が選別してくれるとはまさに星新一先生のこととあらためて感じました。

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    2021年12月07日
  • あれこれ好奇心

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    ネタバレ

    ショートショートの名手、星新一さんのエッセイ集。書かれたのはショートショート1001篇を書き上げた後とのこと。

    自由に定めたテーマを元に、奔放に気の向くままに自分のアイデアや想いを文章に綴っているという感じで、時折、「どう思いますかね」などと読者に呼びかけているようなところもある。文体がすべて口語調ということもあり、まるで本を介して著者と会話しているような錯覚を覚える。

    星新一さんは、もう20年以上前に亡くなっているわけだが、こういう「普段の口調」の作品が遺されていると、時間と空間を超えて著者と交歓することができて、本好きとしてはとても楽しい。エッセイであればどんな作品でも著者と話している

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    2021年12月03日
  • 妄想銀行

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    星新一2冊目。ほぼ親が生まれた年ぐらいに刊行されてるけど全く古臭さがない。女神とか特にそう。こんな昔に整形を題材にした話があったことにびっくり。
    好きな話は以下3つ。
    信念…「善良であっては、たいした人生をすごすことができない。」って本当にそうだと思う、例え汚くても野望や欲があったほうが計画を綿密に経てたりするし人生が豊かになるよね。
    半人前…ポンコツ死神と老人の話。ハッピーエンドなんだろうけどバットエンドとも言いきれない、でもちょっとほっこりした。
    古風な愛…皆良いって言うのも納得。ここまで真っ直ぐ過ぎる愛だと逆に歪んでるって捉えられそう。残酷だけど美しい愛の話。

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    2021年11月28日
  • ふしぎな夢

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    本作では正に星新一氏の原点とも云うべき、宇宙や仮想科学趣向のショートショートが満載で、星作品に初めて触れたときの事を思い出せてくれた。

    前に読んだ『天国からの道』が玉石混交の作品集であったのに対し、今回は外れが無く、いずれも水準作であるのが特に嬉しい。つまり非常に解りやすいのだ。

    いつも夢に出てくる謎の少年の正体を語る表題作。
    謎の青い光を放つ宇宙船の謎を追うスペースジュヴナイル「謎の星座」。
    催眠術で男を異次元に送る実験を行う「新しい実験」、街中に突然現れた複数の突起物が生えた球体の正体を探る「奇妙な機械」。
    自らを宇宙人と語る精神病院での話「病院にて」。
    世にはびこるヒズミという得体の

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    2021年11月26日
  • ブランコのむこうで

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    どんな夢を見ようが自由であること、どんな夢も現実世界があってこそ成り立つことを教えてくれる。優しい文体だからこそ大人により刺さるような。

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    2021年11月19日
  • ご依頼の件

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    度々鳥肌感じる作品があった、あったというより理解できたのが少ししかなかった。自分の状況把握と読解能力不足だねー、不思議にストンと終わっていく物語と世界観で、読んでて楽しかった。
    言葉ひとつ一つもあまり難しい単語は出てこなく、スラスラ頭に入る。だけど、言葉遣いは丁寧で基調されてる、流石でした、、

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    2021年10月28日
  • ノックの音が

    購入済み

    あっという間に読み終わる

    普段は本を読まない自分があっという間に読み終えてしまいました。それほど面白い。

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    2021年10月20日
  • マイ国家

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    儀式
    安全な味
    服を着たゾウ
    マイ国家

    ありえない設定なのにハッとさせられる星新一ワールド最高でした。

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    2021年10月20日
  • 妄想銀行

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    食べ物に味がなく、代わりにラジオで流れt食べ物がそのまま味になる「味ラジオ」。この話は鯵に集中しているが、味をスマホやSNSに変えたらまさに現代のことだと思った。

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    2021年10月10日
  • 気まぐれ指数

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    ネタバレ

    星新一が好き。何も考えず読める軽さがあり(褒めてます)シンプルで短い話にうなるようなオチがある。今回長編だということで手に取ったけれど、やはり面白かった。えええー!が楽しい。

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    2021年10月08日
  • おかしな先祖

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    ネタバレ

    久しぶりに星新一を読みましたが、どの掌編も社会への批判や皮肉に満ちていて、楽しんで読むことができました。
    なにより、どの話も(結末がスッキリとしたものであるにせよ、何らかの「含み」があるものにせよ)読後感が良く、後に尾を引かないところが、この作家の魅力だと改めて感じます。

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    2021年09月07日