星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「夜のかくれんぼ」4
著者 星新一
出版 新潮社
p109より引用
“もっともらしく仕上げるのは、新聞にまかせなさい。
読者も喜ぶだろうな」”
ショートショートの代名詞とも言える著者による、
短編作品集。
ロボットが普及した時代の話からオカルトっぽい話まで、
バラエティに富んだ短編が盛り沢山です。
上記の引用は、
死人を連れて街を歩き回った男に対し、
新聞記者が言った一言。
確かにゴシップはそれなりに面白いものですが、
ほどほどにしておいてほしいものです。
あまり感心しないと思うのであれば、
読まなければいいのでしょうけれども、
センセーショナルな見出しを見つけると、
ついつい読ん -
Posted by ブクログ
思い込み、偏見、善悪、それらをストーリーの前半と後半でくるっと変えてしまう。それが星新一の物語で、癖になる。
本当、「高低差ありすぎて、耳キーーンなるわ」って感じ。笑。高低差のギャップが、本質を浮き彫りにするんだなぁっと思った。
この世に絶対的に正しいものはない、「万物流転」が星さんの物語の基本的哲学な気がする。正しい!間違ってる!気違いだ!偉い!醜い・・・そういうことは時間が経てば変わるし、国、立場、空間が変われば、一変しうる。
すべての価値は必ず変わっていく。また、変わっていいんだって思える。
このメッセージは、すべての人間への警鐘にも思えるし、すべての悩める人間の解放ともとれる。読む -
Posted by ブクログ
「神」が秀作、ぐっとくる
「意地悪な星」はそこまででもない
「壁の穴」は時代を見通す先見の明というより、純粋に人間に対する鋭い洞察を感じる傑作
宇宙、未来、新発明を扱うシンプルで正に星新一に求めるショートショートという作品から、現代の寓話、昔話の再解釈、短編まで、星新一を一通り楽しめるお得な一冊。これは買って損はない。
どうでもいいけど、SFでしばしば強調される「古さ」なんて個人的にどうでもいい。古さを感じないからいい作品なの?。
「電子頭脳」のどこが古いのか。「コンピュータ」よりも電子頭脳の方が圧倒的に味わいがある。コンピュータが古臭くなる時も遠くないだろうに -
Posted by ブクログ
[2011.10.15]
“ムントは、なるべく人通りの少ない細い通りを選び、こそこそと、あの殺風景な地下室へと急ぐのだった。”
(凍った時間)
星新一を初めて知ったのは高校1・2年生のときで、「どんな本が好きなの?」という問いに対するこたえでした。何系の話を書くひとなのかを尋ねたらちょっと困ってた覚えがあります。次に会ったのは高校3年生くらいのとき、NHKのショートアニメで。一筋縄ではいかない、すこしブラックなストーリー展開にとても引き込まれました。
大学1年の夏、文庫本フェアですこしどきどきしながら購入、しかしすぐに読むことはなく、2年後のきょう、ようやく読み終えました。
解説にも書