星新一のレビュー一覧

  • エヌ氏の遊園地

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    とても読みやすい文章だった。
    淡々とした文が続くなか、結末はそれまでの物語のすべてをひっくり返してしまうようなもので、毎回の意外な結果に私もひっくり返っていた。

    今度こそ、予想を的中させてやるぞと思いながら読んでも、ほとんど当てることはできなかった。悔しい。

    星新一の作品は、一度小学生の頃に友達のお母さんから薦められたけど読まず、今回が初めてだった。
    たしかに面白いけど、子どもに薦める割には結構さっくりと人が死ぬんだなと思った。本当に淡々としている。

    面白かったので、そのとき友達のお母さんから薦められた『きまぐれロボット』も、そのうち読みたい。

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    2024年04月22日
  • ひとにぎりの未来

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    このところ隙間時間に読んでました。
    星新一先生は本当に凄い。未来がまるで見えているかのようなストーリーに本当ドキドキする。見れば発行は昭和55年ですってよ。ブラックユーモア溢れる作品たちは永久ですね。

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    2024年04月10日
  • ボンボンと悪夢

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    最近リアルが忙しく読書をする機会が減っていたが、どの作品もサクッと読めるうえに星氏の紡ぎだす独特の世界観へどっぷり浸かることができ、ひさしぶりに純粋な読書の楽しさを味わうことができた。
    SFショートショート作品を多く手がけているイメージの星新一氏だが、意外にもブラックなユーモアに富んだ作品や背筋がゾッとするホラー作品も多数収録されており、張り巡らされた伏線を鮮やかに回収する手腕もさすがの一言。

    どれも舌を巻く作品ばかりで楽しめたが、特に印象に残った作品は『上流階級』。
    夫と夫人。どちらも互いの私利私欲のため相手を暗殺するべく殺し屋を雇うといったものだが、予想外の展開とオチに放心してしまった。

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    2024年12月09日
  • 宇宙の声

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    大きく2つのストーリーからなり、どちらも宇宙探検がテーマ。
    さくっと読めるが私はバラエティに富んだショートショートの方が好みかも。
    想像上の惑星の設定に筆者らしさを感じました。

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    2024年04月03日
  • 悪魔のいる天国

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    全体的に宇宙とかロボットの話が多め。

    「合理主義者」せっかくお願いができるのに、思想が一貫してると幸福にもならない分、取り立てて不幸にもならないんだな、と思った。

    「情熱」家族経営とかで、二代目・三代目に継いでほしいと思うけど、子どもたちの方は全く別のことを望んでるのに似ている。

    「シンデレラ」この話は「財産への道」と近いなと思った。作者が一緒だから当たり前といえば当たり前だが。

    「肩の上の秘書」インコが全部良いように言い換えてくれる世界、羨ましい。星さんの話はインコやオウムがよく出てくる。

    「殺人者さま」メタ的な話。そもそも電話を取る機会が減った現代では、自分のことかもしれない、と

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    2024年04月01日
  • ノックの音が

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    収録されている全話が、タイトルにある言葉から始まる不思議な形式。
    不思議系が多い星さんの話の中でも、ホラーめの話が割とあった。

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    2024年04月01日
  • ノックの音が

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    たまたま目について約25年ぶりに再読。星さんの他のショートショートと比べると数が少なめなのは、状況にバリエーションを持たせるぶん、文字数が必要(長くなってしまう)ということなのかな。物語を動かしている「人間の欲望」はある程度限られた範囲のものだなと思う。シチュエーションの雰囲気が『時をかける少女』に似ているように感じた。あとがきにて、タイトルの由来や、ノックの音から始めると室内で完結できるというメリットになるほどとうなづいた。

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    2024年03月25日
  • 夜のかくれんぼ

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    ショートショートなので、サクサク読めて、面白かったです。
    星新一の皮肉の効いたストーリーや考えさせられるストーリーが短くまとめられており、とても満足感の高い本でした。

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    2024年03月11日
  • 未来いそっぷ

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    SF!!皮肉!! という感じ
    1982年にこのクオリティのSFが描かれているのに圧倒です。星新一さん天才!

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    2024年03月03日
  • きまぐれロボット

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    こども向けでもわかるように書かれているが、おとなが読んでもおもしろい 短編だから深く心に残るほどではないが、世の中ラクしようとおもったってそうはいかないよなと改めて気づかされる

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    2024年02月07日
  • おせっかいな神々

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    隙間時間に挟み込むショートショート。
    不思議なストーリーだらけです。
    ただ、印象に残った作品が今回は少なかったかなぁ。

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    2024年02月03日
  • 妄想銀行

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    星新一は学生の時に読み漁ったからおそらく読んでいるでしょうが、まったく初見の状態。
    あらためて読みますと、一番印象に残るのは上品さですな。だからか古いようで古くなく、新しいようで新しくないという独特の空気を纏ってます。
    いつどのショートショートを読んでもokという意外にないです、こういうのは。教科書には載らないかもしれないけれども、中学生・高校生とかにお薦めします。

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    2024年01月29日
  • きまぐれロボット

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    読み進めるうちに、次はどんな「人生そう簡単に上手くいかないよ」というオチが来るのか楽しみになっていた。好きな話は「失敗」と「火の用心」

    一つのお話が短く読むのも疲れない、小難しい表現や固有名詞も使われていないのでお子さんも楽しめます

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    2024年01月23日
  • おみそれ社会

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    不思議な夢を見ているような、パラレルワールドに迷い込んだような、ちょっとズレたら日常が非日常になる怖さ面白さおかしさに満ちた11編。
    楽しく読んだ。

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    2024年01月09日
  • マイ国家

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    ホシヅル忌 
    ショートショート31編

    ラストは、タイトルの「マイ国家」
    自宅を一国家として暮らす男。国境は玄関。
    国家への皮肉をジョークとしてぼかす。
    そして、そこに何も知らずに足を踏み入れた銀行員の非喜劇。
    宇宙題材の作品も数点あるけど、世俗的なショート集かなと思う。
    その中で一番短い「語らい」が好きでした。
    SF恋愛ショート。事故で死んで帰ってこない男を待つ女。女の側には一匹の犬。男は犬に転生していた。気が付かない女の悲しみを聞き続ける。
    これを1ページでまとめ上げてるからすごい。
    どの作品もそうだけど、数行で異世界へ導いてしまう。そして多作で読みきれない。

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    2023年12月30日
  • ようこそ地球さん

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    ◆雨 : バカバカしさNo. 1
    ◆不満 : 人間の勝手さを考えさせられる。
    ◆西部に生きる男 : ギャグっぽくて面白い。
    ◆ずれ : 少しのずれが繋がらない様でいて、全て繋がっている面白さ。

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    2023年12月25日
  • できそこない博物館

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    採用されなかったアイディアやメモを採用して本にするというのが、すでに秀逸なアイディア。
    ショートショートを書くのにこんなに考えてこだわり抜いていたのかと驚きだった。なんとなく、行き当たりばったりで出来上がったようなノリのショートショートが多かったような印象を持っていたけど、そんなわけないし、それこそが筆者の計算でありテクニックだったのだろう。

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    2023年12月21日
  • 進化した猿たち―The Best―(新潮文庫)

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    アメリカで娯楽的読み物として浸透している「ひとコマ漫画」。
    言わずとも知れたショート・ショートの名手・星新一はこのマニアとしての一面も持つ。本作はそんな星新一のコレクションから傑作を紹介・解説する本である。

    単純にコンテンツとしても面白いが、それ以上に「この漫画の何が面白いのか?」を淡々と解説する星新一の言語化力に感嘆した。
    膨大なインプットの量と、それを体系化してロジカルに自分の中に取り込む力があるからこそ、星新一はショート・ショートの傑作を出し続けることができたのだろう。

    クリエイティビティとは偶発的な瞬間のひらめきではない。むしろ、長期的に自分の中に蓄積した知識・知見を組み合わせて新

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    2023年12月07日
  • 悪魔のいる天国

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    確か中学生の時に古本屋でタイトルに惹かれて購入したのが最初。読書の習慣が無かった私にショートショートはありがたかった。夜寝る前に1作ずつ読めたから。
    そんなわけで、再購入した上での再読。やっぱり面白い。全体の時代背景が古いのにSFっていうのがまた良い。残念ながら、昔読んだ記憶は飛んでましたね笑

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    2023年11月28日
  • ちぐはぐな部品

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    裏表紙にあらすじが紹介されてる作品を読んだ、が、期待していた星新一作品独自のセンスと言うような部分が発想!というより、後味悪っ…系だったので、これはこれで…といえばそうなんだけどそこだけ、やや読後にモヤっとした。

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    2023年11月20日