星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
星新一氏の短編集のうちの1冊。
大学時代に星さん大好きな子から薦められました。
わたしはこの「なりそこない王子」に収録されている「ミドンさん」というお話に、なぜか強烈に引き込まれました。
ショート・ショート…SSと表記されることが多いようですが、短いお話だと、見開き1ページ分程度で終わってしまうものもあります。
それでもちゃんとお話としておもしろい。
基本的にブラック・ユーモアの利いた作品が多いです。
最後に思わずぞくっ、としてしまったり、
「あーあ、そういうことか」と苦笑いしてしまったり、
終始どこか淡々とした流れの中で、小さな笑いや恐怖を覚える感覚でした。
ちょっと時間が余ったとき、気楽に読める手軽さも好きです。
「午後の恐竜」というタイトルで、漫画も出てましたね。
漫画版と文庫版、少し内容が変わっているお話もありますが、基本的には忠実です。
文章だけではわかりにくいこと、漫画だけでは伝わりにくいことを互いに補えるので、両方読み比べるのも、個人的にはお勧めです。 -
Posted by ブクログ
○2010/06/22
この内容にして、表題に「おせっかいな神々」を持ってくる皮肉のセンスがたまらない。マイ国家よりライトで、内容的にも軽くて読みやすくて笑いやすいものが多かった。
神様なんて都合のいいもの存在しないって分かってるだろ?ってニヤニヤしながら言われてる感じ(笑)完全に救われないって話ばかりじゃなかったし、マイ国家より好きだなあ。というかどうしてポンポンとこういう話が浮かぶか。この本だけでも数にしてみると相当では。
そういう、星さんがすごいってのも突拍子がないのに頷ける筋の通った話が書ける人だってのも十分すぎるほどに分かるから、あとがきは星星SFSFってうるさく連呼するのを抑えるべき。