星新一のレビュー一覧
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子供の頃に読みふけった星新一ショートショート。
大人になってもこんなに楽しいなんて!
むしろ、今になるとより皮肉を感じられて楽しめた。
古くささの全くない、短いながらも世界観が確立されていて一つ一つとても没入して楽しめた。
オチをどうつけるのか予想しながら読むのが楽しい。
宇宙がらみ多めで、星新一の良さが存分に発揮されていてとても良かった。
特に好きだったもの↓
すばらしい天体(オチが斜め上すぎた)
殉教(星新一にしては長め。人間の原動力は死への恐れだと言うの、すごく深い。)
愛の鍵(短いながらに美しく纏まっていて作品として素晴らしい)
最後の事業(ぶっ飛んでるんだけどなんか納得してしまっ -
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星新一のショートショート作品集『ちぐはぐな部品』を読みました。
星新一の作品は、6月に読んだ『きまぐれ星のメモ』以来ですね。
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事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。
訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。
ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じない。
しかたなく外に出ることにしたムント氏。
そこは動くものがなにひとつない世界だった。
「凍った時間」ほか、29篇。
SFからミステリ、時代物まで、星作品中とりわけバラエティ豊かなショートショート集。
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Posted by ブクログ
ショートショート小説集。この人の本を読むのは2冊目だ。以前読んだ「マイ国家」と比べて1話ずつはやや長め。それでも短くスパッとまとまっている。
題材は超常現象的なものが多い。そしてオチは相変わらず予想しているのとは違うところに着地するが、やや分かりづらい。
そんな中で「業務命令」という作品は現代の仕事に置き換えてみると、「あながち大げさな話でもない」と思えた。全く意味のない仕事を命じられて日々こなす主人公。しかし上司はそれを「確実に役に立っている」といって評価する話。実際の企業の仕事でも、周囲や他社から見たらこんな感じに映る仕事があるのかもしれない。 -
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再読
星新一はかなり前にひと通り読んだので、本棚にあるはず
…と思ったらなかったので、新潮文庫の100冊プレミアムカバーのものを買ってみた
行方不明の方は、たぶんどこかのカバンに入っていると思われる
待ち時間に読みやすい短編なので
昔読んだときよりも、ちょっと時代を感じるな…と思ったら、どれも60年以上前の作らしい(あとがきより)
少し昔のSFは、当時の生活や技術や、そこから延長して想像されたものが出てくることがあって、そういう面も面白い
電話が特に、電話といえばダイヤル式固定電話なんだなと妙にしみじみしてしまった
以前読んだときでさえ極稀に見かける骨董品だったものだけど、今はもう極稀にも見 -
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レジャークラブ
指
空白の行動
とりひき
コレクター
観光地
問題の装置
気力発生機
眠る前のひととき
夜の乗客
収支
安全装置
宣伝の時代
一本の刀
たのしい毎日
敬遠
反政府省
見習いの第一日
女とふたりの男
こわいおじさん
一年の計
ある初夢
ごねどく屋
利益の確保
きっかけ
クーデター
おせっかい
不快な人物
けじめ
誓い
会員の特典
亡命者
出所の日
平均的反応
テレビの神
小さな社会
宝への道
夢の女
一日の仕事
便利なカバン
ある犯行
宇宙をわが手に
装置一一〇番
歳月
だまされ保険
ある旅行
飛躍への法則
解説:川又千秋
カット:真鍋博 -
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ネタバレこの世の出来事は、全て神様の仕業?
わけの分からない事が起こり、理由を説明できないと、人は神様を登場させて物語をでっち上げてきた。
タイトルに「神々」とあるが、神様はあまり出てこない。
でも、予想もできない結末は神様の仕業なんでしょう。
40程の話があるのですが、印象に残ったものを2つネタバレします。
風刺が効いていた話は以下。
大きな食品会社の経営者が豪華な食事会を開いた。
長生きの種族がいるということで、その秘法をさぐり発表するというセレモニーもあった。
夜もふけ、時間も遅くなったが、皆遠慮なく料理を味わい乾杯し合って盛り上がっていた。
いよいよ長生きの秘法の発表となった。
その内容