星新一のレビュー一覧
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地球人と異星人、宇宙と地球をモチーフとしたSF短編42遍が収録されている。短いストーリーにオチをつけるショートショートを楽しむのが苦手であったのだが、印象に残ったのは、「天使考」である。
「天国はずっと独占事業だったので、天使たちは、しだいに役人臭をおびてきた」という最初の一文から、登場してくる天使たちが可愛かった。天国は一つしかないので、放っておいても、地上で死んだ魂はやってくる。そのため、天使たちは、真面目に働かなくても職を失うことがない。次第に天使たちは、「雑談やふざけっこをしながら、いばりちらしてい」るだけになり、「太陽のかけらで作った勲章がほしい、ほかの星の天国に出張したい」などと -
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星新一のショート・ショート。
本著は「星新一の単行本未掲載作品を集める」ことを目指したものであり、故に星新一が生前に請け負った広告やPRのための作品も多く収録されている。
広告であるからにはその題材やテーマが縛られているということである。それは一見、自由度が狭まるように思えるが、題材が縛られているからこそ彼の独創的な発想や切り口がむしろ際立つ。「ここからこの広告につながるのか」という新鮮な驚きがあった。
「デザイン思考」に関する本を読んでいると、完全に自由な条件よりも多少の制約があった方が良いものが生まれるということはよく言われることだが、これは実は簡単ではない。
その点、星新一は題材をS -
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いつ読んでも、古くても新しさがある星新一。
読んでは、忘れ、忘れては、読みの数十年。
と、作品数が多い中で、一作目の「雄大な計画」は、忘れた事が無い大好きな作品です。
ある会社が、優秀な新人社員をライバル会社に入社させて、企業スパイとして活動をしてもらい、その報酬に相応の地位を与えようという、一人の男の一生を左右する雄大計画。男はひたすら努力して、すくすく出世して、遂にはライバル会社の社長となる。いよいよトップシークレットが思いのまま。ふと、男は考える。なんたって、こっちのライバル会社の方が大企業。何の為のスパイか?
これは、企業物ですが、時折見かける、相対する組織への潜入ドラマやコミックに出 -
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星新一氏の文庫本39冊のショートショート作品の38冊目のようで、初期の作品群とは趣が異なっている。
この作品群には『ボッコちゃん』のような分かり易いオチはなく、どの話も何を言いたかったのか分からないまま唐突に終わるのでモヤモヤが残る。
唯一タイトル名にもなっている「これからの出来事」だけは具体的にイメージが湧いて、手塚治虫の医学マンガを読んでいるようで良かった。
「小さなバーでの会話」という話の最後に、「…人生も社会も、錯覚の連続の上に存在しているのかもしれませんな…」というセリフがあった。
これが、本書の作品群全体に共通するテーマを言い表しているように思えた。
本書で後期作品の雰囲気 -
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初作家 星 新一でショートショート全32作品。
気軽に隙間時間に読みやすいのがいい
2021年の新潮文庫のプレミアムカバー版であることを購入後に知る
1話の【保証】は衝撃的‥契約書はサインする前に読むべし
他でお気入り作品は【信念】【古風な愛】【鍵】
特に残ったのは【味のラジオ】
口にある電子機器が放送局から電波を受信して味を再現し楽しめるという
恐らく放送局がいくつもあって趣向にはそえそうだけど
常に無差別に流れて嫌いな味だったらどうするんだろう‥
寝る間にも休む暇がなさそう
故障からのレストランへの駆け込みは通勤時の車両故障に通じると思ったりした
不満点は頭のおかしな人は精神科の流 -
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う~ん、まぁまぁですかね…星新一さんが相当頭のイイ人だと言うことは何となく分かりましたが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
しかし、結構な昔に書かれた本だというのに(それこそ”古き良き時代に書かれた本だというのに”)星さんの問題意識というかね、危機感みたいのが令和である現代にまで繋がっているような感じがして…恐れ入りました!
ヽ(・ω・)/ズコー
人間関係が希薄というか、バラバラというか…スマホが連絡手段の主流になった今の世の中はまさに人間関係がバラバラな世の中と言えましょう!
一人一人個々の世界に閉じこもっているように思え、何しているんだか分かりませんね…
現代を舞台に星さ -
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星新一ショート11編。すこーしだけ、長めの印象。
もしかしたら、午後の紅茶の発売の後かしらと思い、調べたら、午後の紅茶の発売は昭和61年。午後の恐竜は昭和52年。恐竜が先だわ。shukawabestさんは、15歳で読んだそうだけど、私は、もう少しあとです。
この一冊はN氏少なめでした。季節事情風俗扱わずのSF、きちんとオチも練られてます。
「契約時代」
あらゆる事象に契約が必要となり、弁護士と、契約書の印刷屋が景気が良くなるという感じ。ペーパーレス化の未来は読めなかったのか、そう言いながら紙ベース大好き日本の未来なのか。私も契約書と通帳は紙派です。
「午後の恐竜」
地球全体、全人類的、消滅