星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
俺が生まれる前の本。
それなのにこの世界観凄いな。
宇宙や未来のことがごく普通に書かれている。
まるで自分が未来に行って見て来たかのように。
あんまり人類への皮肉めいたものはなかったけどことわざやフレーズを一つのストーリーにして書かれているのが多かった気がする。
ストーリー
事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。ある日、外の世界に繋がるテレビと電話が通じない。しかたなく外に出ることにしたムント氏。そこは動くものがなにひとつない世界だった。「凍った時間」ほか、29篇。SFからミステリ、時代物まで、星作品中とりわけバラエティ豊かなショートショート集。 -
Posted by ブクログ
読書録「おせっかいな神々」3
著者 星新一
出版 新潮社
P92より引用
“例によって高い値段をつけ、売りつけてし
まったのだ。どうも妙な時代になったもの
だ。幸運のマスコットなら、簡単に手ばなさ
なければいいだろう。また、買うほうも買う
ほうだ。そんなことに少しも不審を抱かず、
言い値どおり支払った。”
目次から抜粋引用
“笑い顔の神
死の舞台
保護色
歴史の論文
伴奏者”
ショートショートの代名詞とも言える著者
による、短編小説集。
あるところの平凡な村の平凡な男が、木の
像を拾ったのだが…。(笑い顔の神)
上記の引用は、幸運のマスコットの心情を
表した一文。貴方だけに教えますとか、貴方
は選ばれた幸運な人ですなどといって、人に
何か商品を勧める宣伝文句には、よくよく気
をつけなければいけませんね。
本当に美味しい思いをすることが出来る物は、
誰も人に教えずに独り占めしようとするのが、
本音なのではないでしょうか。
皮肉で意地悪な感じのする話がありますが、
それだけに示唆に富んでいると思います。
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